題名 | レビュー | 星の数 |
リトル・ダンサー | | ★★★★★★★ |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング ・・ | モー最高。キャスト脚本映像音楽すべてスキが全く無い完璧娯楽映画。イギリス人の底力を垣間見れる一本。やっぱシェイクスピアの国じゃからのう......違うトコ感心してるカモだけどマー僕の中で心のベストテン一生1位確定です。しかしガイリッチーはこれがベストになるのか?やっぱ奥さんとは別れた方が.....余計なお世話か? | ★★★★★★★ |
燃えよドラゴン | 我々オリエンタルが背負った十字架。リーが亡くなってもう30年になりますが未だ彼を超える世界的オリエンタルスターは存在していないという事実を我々東洋人は深く認識すべきでしょう。映画的にはたいした作品ではありません。が。しかしこの1本が世界に与えた影響と僕が当時ハマリにハマったという事実はやはりこの評価にならざるを得ないでしょうね。マーしかしヌンチャクはあんなに使える武器か?という疑問は残りますが... | ★★★★★★★ |
七人の侍 | やはりこの作品はねぇ....。下手に批評できません。しかし敗戦10年たたずにこれだけの大作を作れるその当時の日本のバイタリティーも結構すごいすね。今度の『男たちの大和』もこの頃のクロサワにディレクションしてほしいなぁ。キャストもこのまんまで希望します。もっと当時の感じが出たでしょうにね。反町は無いわ。 | ★★★★★★★ |
鮫肌男と桃尻女 | 我修院達也に尽きる。山田の映画。無線の山田もトイレの山田も待ち伏せで待ち疲れて寝ちゃう山田もみーんな好き。冒頭からラストまでダレるトコ一切無く一気に見れました。レザボアへの日本からの回答のひとつって感じで。90年代末に登場した日本映画の新しい地平。 | ★★★★★★ |
グラン・ブルー | 僕に沖縄行きを決心させた1本。そういう意味では愛憎半ばするんですがマーしかし客観的に見ていい映画ですね。やっぱ。ちなみにこの評価は完全版です。一応。J・M・バールかっこいいしね。このヒトこれ1本でいなくなっちゃったけど。しかしJ・マイヨールなんで自殺しちゃうかなぁ。ホントに。ちなみに沖縄ではダイビング部にいました。そのまんまで悪いけど。 | ★★★★★★ |
風の谷のナウシカ | 80年代の邦画ってジブリ作品以外何も残らないのでは無いか。あの時代の日本映画ってホントゲテかキワかどっちかしかないから。80年代のジブリ作品ってどれも傑作でどれ見てもハズレ無いんだけど代表作としてコレ挙げてみました。マーどれでも良かったんだけど。しかし80年代ってハリウッドは大豊作なんだけど邦画はカスばっかですね。あの時代の日本映画人は一体何をしておったのか? | ★★★★★★ |
ラブ・アクチュアリー | アンチ9.11<Xピリットで製作されたであろう1本。いろいろなエピソードが並行で進んでいく今ありがちな感じ。すべてのエピソードを無理からハッピーエンドにする演出は若干あざといけどマーこんな時代やさかい....って感じでしょうがないですね。群像劇がある程度それぞれリンクしていけばもっと評価高かったけどマー130分でそれを求めるのは酷かなぁ。登場人物が多い割に話散漫になってないしよくまとまってます。 | ★★★★★ |
マトリックス リローデッド | 世紀末大作の2作目。1作目より明らかにスケールダウンの感あり。謎はすべて次へ保留してとにかくアクションとギャグに徹した1本。思ってた方向と違うけどマー楽しいからいいやって感じ。僕はコレ見てスミスファンになりました。スミスがんばれもっと笑かしてくれと思いました。あとこの後のアクション映画はなんかしらポン刀振り回す様になった気がします。そういう意味でも後世の影響大なのかなぁ。よく分かんないけど。 | ★★★★★ |
めぐりあう時間たち | 評価低いすねこの映画。僕は好きでしたけど。ずれてる時間軸もそんなついてくの大変でもないし。お互いリンクしていく感じが中盤以降ゾクゾクしていきます。マーでも家で見ちゃうと魅力半減かも知らんけど。やっぱ映画は映画館で見にゃいけんですわ。 | ★★★★★ |
インファナル・アフェア | スタイリッシュ!イカす香港映画の登場です。全てがいい塩梅。くど過ぎずうす過ぎずベストバランス。トニーレオンがカッコイイすね。ヤバい。日本の役者であ−いうタイプいないから余計にカッコ良く思えます。アンディラウは哀川翔でいいやと思ったけど。ケリ−チャンも綺麗だしね。やっぱ役者面では日本は香港と比べると落ちますね。長渕剛に見て欲しい1本。意味わかんないけど。 | ★★★★★ |
Stereo Future | 淡々と見れて飽きさせない。こういうの好きです。映像も美しいし。映画にストーリー性を求めるヒトが見ると何コレ?って感じになるのは正直否めないけどだらだら見る分にはいいですよこういうの。中野さん最近映画撮ってないけどまたやってくれんかな....... | ★★★★★ |
ムーラン・ルージュ | ミュージカル映画としては上出来。キチっと映画のメリットデメリットを把握した上でのディレクション。バズラーマンってやるなって思いました。シカゴとは大違い。ただ映画館で見ないと腑抜けになる類の作品。家で見るのはあまり勧められません。この監督はおそらくゲイなんでしょうね。ソレ的な美意識がスクリーンのあちこちに見受けられ。監督の感性と作品のベクトルがガッチリ一致した一本です。 | ★★★★★ |
GO | クドカン脚本映画の今んトコ最高作品だと思います。柴崎登場シーンの落語絡ませるトコなんかは唸りましたね。カッコ良すぎ。葬式の新井君に窪塚君が逆ギレするトコなんかは正直鳥肌立ちました。行定勲才能あるねあのヒト。 | ★★★★★ |
ダンサー・イン・ザ・ダーク | 評価低いすねこの映画。普通の映画目線で見ちゃうからそうなるんであってなんか別モノ扱いで見た方がいいすよこれは。僕は劇場で見たけど皆が言う程悪く無かったです。マーパルムドールは行き過ぎかも知らんけどでもここまで評価低いとねぇ。アンチハリウッドとしてのヨーロッパからの1つの提案というかなんと言うか。しかしこういう内容の映画を商業ベースで製作してしまうデンマークって言う国もすげぇなぁと思いました。 | ★★★★★ |
アメリカン・ビューティー | 現代アメリカチューサン階級のリアル危機的状況回避バトルをシニカルに淡々と描いた傑作。ブサカワイイバーチちゃんの演技にも魅かれますがやはりケビン・スペイシーに尽きますね。こういう映画アカデミー評価するんだと思える意外な作品。 | ★★★★★ |
マトリックス | リアルタイムで見ました。ホント興奮しましたね。時期的にちょうど世紀末だったのでやっぱ時代々々でリンクした映画ができるもんなんだなぁと思った1本。ジャパニメーションの影響うんぬんといろいろ言われてたけど僕的にはナウシカの世界観と似てるなぁと思いました。この監督ナウシカ原作読んで全部わかった上でこの映画作ったのかもしれないと思うとアメリカのオタク恐るべしと思いましたね。 | ★★★★★ |
バッファロー'66 | 普通のアメリカ映画の空気ではない作品。ダメ人間がおりなすダメ珍道中。イントロからダメダメ感があふれてます。ションベン我慢してウロウロするギャロ。もうタチションしちゃえばいいのにと思うけどしないギャロが繊細。このクダリを開始30分程延々と引っ張ります。そんな映画です。よって好き嫌い別れそうではあるけどマー俺的には好きな作品ですね。全編通じてシニカルでリリカル。こういうアメリカ映画も珍しい。 | ★★★★★ |
リービング・ラスベガス | シミジミリいい作品。陳腐な表現で悪いけどアダルトな純愛映画。オトナな二人が織り成す切な過ぎるラヴストヲリィ。いやぁオトナの階段登るといろいろありますなぁご同輩!とコレ見て思えるヒトはマー少数派なんでしょうがアメリカ映画らしくない諸行無常系ラストは評価したいです。関係無いけどコレ見た後にワイルドアットハート見ちゃうとニコラスケイジって馬鹿じゃねぇのかと思いますね。 | ★★★★★ |
恋する惑星 | スタイリッシュ。クリストファードイルのカメラが秀逸。ヤバい香港映画。センス一発で撮りきっちゃった1本ですね。若さゆえ〜って感じも若干するけど。マーフェイウォンが超カワイイですね。しかし90年代以降の監督って往々にして処女作が最高傑作というパターンに陥りがちなのにウォンカーウァイは多作だしクオリティーは下がらないしアイツやるなぁ。ちなみに僕は花様年華が一番好きです。 | ★★★★★ |
シコふんじゃった。 | 90年代初頭を代表する邦画の1本。モックンがめちゃくちゃカッコEです。周防さんのおそらく最高傑作になるんでしょうね。もうちょっと撮ってもらいたかったけどなぁ周防さんには。これの後がシャルウィーダンスだけって言うのはちょっと寡作過ぎますよねやっぱ。もう彼的にはプロデューサー方面に向かってるっぽいけどもうちょっと現役でいて欲しいですよね。まだまだ老け込むには早いですよ周防さん。 | ★★★★★ |
12人の優しい日本人 | 三谷映画のおそらく最高傑作。90年代初頭を代表する邦画の1本ですね。中盤の中弛み感はあるけどそっからラストまでの疾走感はまさにカタルシス。もう何回もみてます。僕的には早く家に帰らせろオヤジが一番好き。あいついいよね。あと相島さんがほんとウザい奴を好演してます。身近にいたらまずぶっ殺してる類の人間だけど。でもマー家で見てもいいよね、って感じ。わざわざ映画館で見なくてもいいかな。 | ★★★★★ |
戦国自衛隊 | 角川映画のアダ花。時代だよなぁ....と思います。陳腐な映画なんだけど小学生の頃テレビで見てその晩興奮して一晩寝付けなかった思い出が......。あまり評価したくないけど。でも普通の映画ではないですよねあらゆる意味で。キムタクも大好きらしいし。しかしこの頃の薬師丸ひろ子は可愛かったなぁ。 | ★★★★★ |
スター・ウォーズ | ヒーローとヒロインに全くカリスマが感じられない割にスケール壮大なアンバランス映画。ルークはただの青二才だしレイア姫は神経症的な白人女にしか見えない。ハンソロとチューバッカとダースベイダーとC3POとR2D2と白い兵隊〈こんだけいりゃ十分か〉の映画。しかしこのシリーズはこれと2作目だけでしたね。マー後世の影響を考えると絶対避けて通れない1本ではありますが。しかしレイア姫は絶対納得いかねぇ。 | ★★★★★ |
仁義なき戦い | 昭和のエネルギッシュな感じが味わえる1本。あの頃の俳優のギラギラした感じは今の我々団塊ジュニア世代以降では決して出せんでしょう。みんなHowManyいい顔してます。今これ作っちゃうと腑抜けになっちゃうでしょう(阪本順治がやってたけど....)。マー今現在の松方さんとか梅宮さんとかも腑抜けた顔してますけど。ただこのシリーズって共通して中盤まで盛り上げるだけ盛り上げといて超尻すぼみラストなのが減点パパですね。 | ★★★★★ |
秋刀魚の味 | 小津作品では一番好きな1本。理由をいろいろ考えたんですがやはり岩下志麻に尽きると思います。小津作品って異論はあるだろうけどワンアンドオンリーだと思うんですがヒロインに感情移入できないと若干つらい部分はどうしたってありますよね。で、今の目線で見ると原節子にあまり魅力を感じないんですよね。なんかバタ臭いだけに見えちゃって。岩下志麻は今の目線で見ても十分イケてるからね。マーそれだけなんだけど。 | ★★★★★ |
用心棒 | クロサワ映画では一番好きな1本。痛快娯楽時代劇。おそらくミフネが一番カッチョいい作品ですね。オンナのヒトがあまり出てこないのが若干減点ですが。マーカット割とストーリー展開の速さに慣れてる今の映画ウォッチャー目線から見ても全く中弛みしない脚本はやはり評価しないといけないでしょうね。この作品の殺陣をメリケンのジャパニムービーメーカーは参考にしなさい。こないだのイントゥザサン酷かった... | ★★★★★ |
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル | 普通。可も無く不可もない感じ。3人娘のテンションの高さについてける人はいいんでしょうね。ドリューのガンバりは認めるけど。同時期にブルークラッシュ配給されててさんざ迷ってこっち選んだのかなり後悔しました。あっち見ときゃ良かったなぁ俺って奴ぁ.....と思ったのも有り評価は辛めです。普通の映画としてはもうちょい点あげてもいいかもだけど。 | ★★★★ |
HERO 英雄 | 悪くはなかったんですが。映像は綺麗し役者もいいの揃ってますしね。ただ淡々としすぎの感はやはりあります。こういう話ってどっか笑いがないとつらいんだけどそれが一切無いしみんないいヒトでした終わりチャンチャンみたいな感じが若干つらいです。トニーとマギーがあんだけ動けんだってのがちょっとびっくりでしたけど。あとジェットリーナイナイ岡村に似て蝶ですねやっぱ。肌の荒れ具合とかも含めて。 | ★★★★ |
猟奇的な彼女 | 評判良かった割に普通。つまらなくはなかったけど中盤の中だるみはちょっといただけない。マー悪くないけどそんなに面白くもない。韓国映画ってテンションの高さが鼻についてあまり見れないものが多いけどこれはマー普通に見れた。女の子も可愛かったんでそんないろいろコミコミでこんなもんでしょう。 | ★★★★ |
がんばっていきまっしょい | 普通。可も無く不可も無く。麗奈で見ました。麗奈がそんなでも無かったんだよねー。やっぱ長澤まさみって相当可愛いんだなぁと思いました。ちょっと違うかもだけど。あとこの感じシコ踏んじゃったに似てるなぁと思って見てたら案の定プロデュースに周防さんの名前が。やっぱなぁと思いました。映画館で見たら印象変わるのかもだけど無いと思います。 | ★★★★ |
楢山節考 | 僕が思うダサい日本映画の一典型。濃いい面々が次から次へと現われテンション高く濃いい日常を演じていきます。エロくてグロくてキモい映像です。評価はあえて4です。しかしコレパルムドール獲ってんだ。すっげーな。審査員あき竹城にビビったのかな。わかんないけど。しかし今このキャスト集めてコメディー映画作ったら面白くなりそうだと思うんだけどどうでしょう。監督は石井克人で我修院さん入れて。 | ★★★★ |
幸福の黄色いハンカチ | 鉄矢と桃井の映画。健さんはほぼ印象に残らず。前半は鉄矢パート後半は桃井パートと区切れば綺麗に分割される映画。しかしこれは映画館で見たくないですね。たぶん胸焼けするでしょう。憧れの山田映画に出れた鉄矢の痛快ウキウキ通り感が疾走してます。やっぱりコネも何もない一地方出身青年がハナの都ダーイ東京で一旗挙げるには常人離れしたバイタリティが必要なんだなぁとシミジミリ思う1本。 | ★★★ |
シカゴ | 駄目。舞台のメソッドをそのまんま映画にしてます。映画でやる意味ないです。これだったらムーランルージュの方が映画のミュージカルって感じで全然評価的には上ですね。マーゴージャスではあったけど。それだけ。もっとサクサク進めよ!って感じでした。あと主演女優2人。メスじゃん!ワキガ臭そうだなぁと思いました。 | ★★ |
ピンポン | 松本大洋原作クドカン脚本という事で見る前かなりテンション騰がった1本。やはり期待しすぎたゆえのこの評価です。監督がクドカンの良さをキッチリ殺しちゃった感がありあり。クドカン脚本で笑いが無いってどういう事?と思いました。普通の邦画目線でいくともう少し評価上がるかもしんないけど。曽利!てめぇコラ!!って感じでした。がっかりの1本。 | ★★ |
青い春 | 良くなかったですね。つまらない。原作のソリッドな感じが全く反映されていなかった。ただのガラスの10代青春ムービーになっちゃってます。完全に原作に力負けしてますね。もっとこうヤサグレたウラブレたドン詰まりの10代を原作では描いていたハズなのに。キャスト的には申し分なかった様に思いますが........ | ★★ |
アイ・アム・サム | 駄目。全員ガンバりすぎ。すべてがカラ回りしてます。ショーンペンのテンション高い演技も痛々しい薄ら寒いヒューマニズム映画。こういうの好きなヒトはいいんだろうけど。こういう上っ面取り繕っただけの映画作っちゃうような人たちが変な風になっちゃってアフガンだイラクだ民主化とか言って空爆だ何だしちゃうんだよなぁとシミジミリ思いました。アメリカ共和党シンパにはお勧めの1本。 | ★★ |
犬神家の一族 | 70年代って感じの1本。やっぱ今の映画で慣れちゃってるからカット割とかストーリー展開のテンポの遅さはどうにもならない。チンタラやってんじゃねーよって思います。誰か書いてたけど今の映画目線で見ちゃうとどうしたって火サスか土ワイレベル。しかも今の火サスの方がまだ見れちゃう。おばはん刑事とかのが面白いもんやっぱ。マーでも今の目線で見るからそうであってリアルタイムで見たらまた評価全然違うんでしょうね。 | ★★ |
キル・ビル Vol.1 | 大失望した作品。タラだけにショック大きかった。この後しばらく映画館から足が遠ざかった1本。やっぱメリケンが撮ったジャパニムービーはピントずれてていちいちイラっとするから基本的にあまりよくないのだがタラでもこれか........と思っちゃいました。もし海原雄山がみたら国辱物だ!と大激怒すると思われ。実際いないけど。公開時劇場の客のほとんどが女のヒトだった事だけがやたら印象に残ってます。 | ★ |
シックス・センス | 僕の中のアメリカ映画幻想が崩れてきた1本。やたらめったら衝撃のラスト!とか強調してたんでまさかこんな結末じゃねーだろうなぁオイとか思って見てたらホントそのまんまの結末だったのに愕然。これだったらまだ蛇拳とか酔拳とかあっちの方が可愛げあっていいじゃんと思いました。ハリウッド映画もう駄目かもしんねぇなぁとシミジミリ思った作品。 | ★ |