題名 | レビュー | 星の数 |
ガタカ | 胸が痛い…。イーサンとジュード・ロウの役がそれぞれ違う立場で違う苦難を抱えつつ自らの人生を生きて行く姿が切なく痛々しいです。全体的に冷たい感じの雰囲気で私は大好きですが、知人は眠くなるそうです(笑)映像が美しくクレジットの文字のセンスも良く、控えめな音楽も素晴らしいです。イーサン、ジュード、ユマの3人の無機質な感じも映像とマッチしていました。ジュードのラストにはめちゃ泣かされます。 | ★★★★★★★ |
いまを生きる | 高校生の時に見ました。だから感情移入せずにはいられないお話でした。エンディングロールが終わっても涙が止まらなかった数少ない映画です。映画って見るタイミングという物があると思うのですが、この映画は思春期に見ておくべき映画だと私は思っています。ちなみに、原作は更に素晴らしいです。かなり胸が痛くなるけどね。カーペディエム! | ★★★★★★★ |
キッズ・リターン | 台詞が非常に少ない構成なのだが、それが逆に数少ない台詞を輝かせている。人間の弱さやダメさ加減、救いようのない人生をきちんと描きつつも後味が爽やかな仕上がりは北野武の感性の細やかさ故か。頂点をのぼり詰めての再会を誓ったはずが、互いに挫折して再会を果たす2人のラストの台詞に、残酷さと一筋の光の両方を感じる。素晴らしい音楽も含めて良作。出来れば若いうちに見て欲しい作品。 | ★★★★★★ |
デッドマン・ウォーキング | ショーン・ペンとスーザン・サランドンの演技力が発揮されていてそれだけでもう十分素晴らしい。アップばかり多用しても、引き画だけで攻めても、どちらでも演技力があればいい作品になるのね。ストーリーは暗くて難しいテーマだけど、人間を描く事に終始していてそこが良いです。何度も見たくなる映画じゃないけど、一度は見ておきたい映画ってやつだと思います。 | ★★★★★★ |
ソードフィッシュ | オープニングの10分間が素晴らしく面白い!あの爆破カットまでの勢いが最後まで続けば6点献上出来るのに……。トラボルタはいい役なのだが、描き切れてない感じがしてしまう。ヒュー・ジャックマンのかっこ良さとハル・ベリーの美貌は十分堪能出来る。(乳も見られるし)ただ、エンディングが最悪。別バージョンはもっと最悪。監督のコメンタリーをDVDで聞いて彼の思想に嫌悪感を感じた。 | ★★★ |
CASSHERN | PVの寄せ集めみたいな映像はCGに実写を寄せようとして失敗している気がしてならない。見ていて目が疲れる…。あと、ひらひらと何かが舞う映像多すぎ…。ストーリーはあってないような酷い物ですが、紀里谷さんのやりたい事をやった作品として存在意義はあると思う。映画としては人を描けてなさ過ぎるので別の方法にすれば良かったのに。映像的に寺尾&小日向両氏は浮いていた。ミッチ−や伊勢谷くんは無機質だから合う。 | ★★ |