レンさん
得票数：1
プロフィール：
最近まで映画離れしていたが復活。アクションとサスペンス中心にどんどん観ていこう。
前の50件
| 題名 | レビュー | 星の数 |
| 人狼 JIN-ROH | 徹底した集団主義に走る社会を主人公とし、それに順応してしまった人々を淡々と描く。原作漫画、実写映画から続くこのストイックさ渋さが好き。 | ★★★★★★★ |
| メメント |  | ★★★★★★★ |
| CUBE | この建造物の中にあるものは全てトラップなのだろう。人間もトラップのない部屋も含めて。ただ謎を解いただけで脱出できるものではない。無駄な話や説明は一切なく、この世界を仮想体験させることのみに的を絞ったミニマルアートのような映画。 | ★★★★★★★ |
| GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 | 原作の偉大さは書ききれない程あるがこのアニメではその要点をうまく引き出し押井監督の作品として完成している。情報量は最低限だし考える余裕もある邦画的親切設計。画風は原作より好きだ。 | ★★★★★★★ |
| クロウ 飛翔伝説 | ロックのスタイルと死、夜の闇、反抗というキーワードが相まってズバ抜けた格好良さがある。ダークヒーローを描いたものでは最高の作品。敵など他の出演陣も最高。全体にネガティブな雰囲気が充満するだけにあのレコードの歌詞がとてつもなく尊いものに感じた。ブランドン・リ−の遺作と後で知った時はかなりショックだった。 | ★★★★★★★ |
| 天空の城ラピュタ | 宮崎駿監督のアニメと言えばこの作品に限る。壮大な舞台、人間味のあるキャラ、素朴だが説得力のある乗り物や機械の設定。想像の世界ながら肝心の部分はとことんリアルに描いている。起承転結や感情の高まるポイントの作りも秀逸でアニメ史上には欠かせない作品だと思う。 | ★★★★★★★ |
| レッド・ドラゴン | 過去に縛られた悲しい男の物語。推理ものとしても観客に真相を気付かせていくタイミングが絶妙で観ていて気持ちがいい。前作、前々作と上手くリンクしていて、ファンを楽しませるような演出がいくつも用意されているのが嬉しかった。そしてハンニバルにはなかったレクタ−博士への敬意のようなものを感じた。 | ★★★★★★ |
| スパイダーマン | 原作ファンからしてみると良くやったと拍手したい。普通のアメコミとは一線を画すこの作品の良いところを100％描ききったと思う。ただゴブリンの格好悪さと尻つぼみな展開が痛い。 | ★★★★★★ |
| アメリ | 素晴らしい映像。テンポの良い展開。孤独な妄想好きの気持ちを１００％再現したキャラクター。後に残る言葉の数々。確実に映画史に残る作品ではないだろうか。自分的には、たまに見せるアメリのカメラ目線だけはどうもダメだ。 | ★★★★★★ |
| ブレア・ウィッチ・プロジェクト | 前半に引かれた伏線が繋がっていくこの恐怖。単純に恐かった。山で野宿した経験があるのでさらに生々しく感じた。この作品の流れについていけない人が多いのは作り手側が映画好きであってプロでないからだろう。親切さがないので受け身の姿勢で観たのでは無論理解などできない。 | ★★★★★★ |
| 奇蹟の輝き | 死後の世界は多くの映画で描かれているようで曖昧なものが多く、これほど美しい映像で観せてくれたものは他になかった。何も考えず感動して泣いた。考えてしまうと気になる点がどんどん出てくる。 | ★★★★★★ |
| リング | ビデオテープの謎とそれを積極的に推理する展開。ラストの衝撃シーンを除いても革命的なホラー映画だ。呪いのビデオ映像を観客も観ることができるというのが特に良い。小説・２時間ドラマ版とは別物と考えるべきか。 | ★★★★★★ |
| ドーベルマン | スタイリッシュで派手なアクション、濃くてキレたキャラ達とツボにハマった。ブラックな笑いもあり好みの作品だった。周りが濃過ぎるのか少し主人公の影が薄くなってしまっているのが残念なところ。 | ★★★★★★ |
| フェノミナン | | ★★★★★★ |
| 12モンキーズ | 監督がこの人というだけで大まかなストーリーは読める訳だが、伏線が効いているので飽きずにラストを向かえられる。この余韻に浸れる長さときたら流石ギリアム。 | ★★★★★★ |
| 未来世紀ブラジル | | ★★★★★★ |
| ランボー | 圧倒的なゲリラ戦術の描写に興奮し、ランボーの悲しみと孤独さに泣く。熱い本格アクション映画だ。 | ★★★★★★ |
| タクシードライバー | 雨がゴミを流してくれるのはいつなのか。自分の価値観と現実社会との違いから少しづつ狂人に変貌していく様が何とも言えず、最後の修羅場も結果的には良かったのだが狂気はまだ潜んでいるように思えた。主人公の微妙な精神状態が伝わるあの演技はさすが。 | ★★★★★★ |
| ターミネーター３ | 重量感のあるサイボーグ戦、街を壊しまくるケタ違いのカーアクション。始終続く戦闘シーンは今までに観たことがないくらい凄い。それに比べてストーリーは２のままにしてもらった方が良かった。ファンタジーだと思って観てるのにそんな所でリアルにされても…。 | ★★★★★ |
| CUBE２ | 大きな流れとしては前作と全く変わらず第２ステージといった感じで楽しめる。ただキューブ自体は前作でトラップを出し尽してしまったのか現実離れしたパワーアップを見せ賛否両論あるのが良く分かる。僕としては立方体を越える「ハイパーキューブ」の謎を見せる為だけに描かれるエピソードの数々も素直に楽しめた。 | ★★★★★ |
| マイノリティ・リポート | スピルバーグ監督ということと派手なＣＧの前宣伝を見て期待し過ぎたのか、見終わってからの満足感はもう一つだった。後半から前半と比べて不自然に未来描写が無くなるのも気になった。予知によって犯罪を取り締まるという設定はすごく好き。 | ★★★★★ |
| サイン | このもっていき方をジェットコースター的に見れば好きな落差だ。一見馬鹿らしい逆転劇だが唖然とし、不安に思ううち必然について考えさせられる。余韻を楽しむにはいいがやはり広告が悪かった。 | ★★★★★ |
| 修羅雪姫 | 意外に良かった。クールな演技と演出、俳優陣の渋さが好みだ。この中にあって釈由美子の演技はアイドルらしからぬ違和感ないものだった。攻殻、マトリックスっぽい流行りに乗った感がある。 | ★★★★★ |
| トレーニング デイ | 何が正義で何が悪なのか。自分のいる社会の常識も本当に正しいのかと考えさせられる作品。はじめ見せられるアロンソのカリスマ性と説得力ある言葉に見ているこっちまでも既成概念が揺さぶられる。この配役もそれを引き起こす為に必要だったのかもしれない。 | ★★★★★ |
| ラスベガスをやっつけろ | 薬をやりながら映画撮ったのか？好奇心旺盛な若者なら一度は味わっただろうこのイメージを大っぴらに商品にするとは…ジョニーデップのスタイルについ許してしまったのか。退廃的でチープ。脱力しっぱなし。 | ★★★★★ |
| 風の谷のナウシカ | 考え抜かれた世界観などの設定はさすが。しかしこの作品を描くには時間が短か過ぎた。強い母性とカリスマ性を備えるナウシカのドラマに重点が置かれているのだと思うが、どうももう１つ感情移入しきれない。空中戦には興奮する。このスピード感にも関わらず安定して見せられるのはアニメの良さなのだろうか。 | ★★★★★ |
| タイムマシン | 原作当時の背景を考えると凄い作品だったようだが読んでいないのでハリウッド映画としての感想。テンポの早い前半とまったりした後半の差がはっきりし過ぎて観ていて気持ちが悪い。しかしアクシデントでぶっ飛んだ超未来に飛ばされる展開とそれを違和感なく表現した映像は良かった。 | ★★★★ |
| YAMAKASI ヤマカシ | 体１つでビルを飛び回るアクションは手に汗握る。このリアルさが良かった。ストリート系のスポーツ好きにはたまらないだろう。普通のスポーツじゃもの足りないという若者の楽しさと危うさが表現されていていいのだけど、いかんせん平凡なストーリーだった。 | ★★★★ |
| ジェヴォーダンの獣 | 宣伝のイメージから派手なアクション映画だと思い観てしまったので後半からがっかりした。時代物サスペンスとして観るとインディアンの存在がどうにも不自然に思えてくる。映像の雰囲気はダークで好きなのだが。 | ★★★★ |
| アンブレイカブル | ヒーロー物のセオリーをリアルな構図で描いたという感じ。イライジャの助言によって主人公が才能に目覚めていく展開は面白かったけど際立った波が無いので後半飽きてくる。最後に感じる“原因と必然”というテーマに運命とは何かと少し考えさせられた。 | ★★★★ |
| M：I-2 | ジョン・ウ−監督らしいカンフーとガンアクションの数々が凄い。しかし工作員としての見せ場が少なく打算的でスパイ映画という印象は全くなくなった。 | ★★★★ |
| 奇人たちの晩餐会 | 他には無いハートフルなストーリーで、確かに当時ヒットした理由がわかる。ピニョンのような人物は自分も敬遠してしまいそうだが、それがどれだけ稚拙なことか気付かされ恥ずかしくなった。 | ★★★★ |
| 死霊のはらわた | 当時のＳＦＸ作家の度胆を抜き、ホラーマニアを歓喜させたという評判通り特殊撮影を駆使したシーンが休むことなく迫りくる。しかし今の映画にはない生々しいホラーを求めるならこれはチープに見え物足りないかも。 | ★★★★ |
| キャリー | ホラーとしては満足できなかった。今観るといじめの描写も軽くそこまで怒るなと思えてしまう。向上心に目覚めたキャリーの望みとラストが重なり、なお切ない。 | ★★★★ |
| イノセンス | 最新ＣＧを使いたかったんだろうが画面に統一感がない。前作の戦車や街並が同じように描かれていたらと思うと鳥肌が立つ。ストーリーもこれなら前作で完結してくれた方が良かった。どうも蛇足なウケ狙いの気がしてならない。 | ★★★ |
| ボーン・コレクター | 推理ゲームの展開、主人公の職人技と面白い部分はあるが恐怖を煽る演出に欠け、犯人像が見えてきたあたりではガックリきてしまった。あんな猟奇殺人を犯した理由がこれでは納得しきれない。 | ★★★ |
| ダンジョン&ドラゴン | 対象年齢外であることは承知していたが久々に映画を観ながら眠気と闘った。ファンタジックな舞台や衣装がきれい。 | ★★ |
| ルパン三世 カリオストロの城 | 初めて怒りを覚えたアニメ作品。モンキーパンチならではのタバコの臭いのしそうなニヒルでクールなイメージとブラックユーモアは消え去り、その後のルパン三世を普通の子供向けアニメへとおとしめた。ファン層は広がったかもしれないが僕的には面白く無い。 | ★ |