題名 | レビュー | 星の数 |
ノッティングヒルの恋人 | 現実的に考えてしまえば冷めてしまう作品だが、普通に見れば最高の作品である。全編に流れる音楽の美しさやリス・アイファンズが面白い。H・グラントは悩める男の内面を好演している。ラストの記者会見では思わず涙した。 | ★★★★★★★ |
ゴッドファーザー | この作品は今まで見てきた中で指折りの傑作です。なんていっても、アル・パチーノとマーロン・ブランドの演技の重さ。特にアル・パチーノはファミリーを守れば守るほど嫌っていた道に進んでいく様子を体現して見せた。この年代のの中では格別に面白いです。 | ★★★★★★★ |
陽のあたる場所 | 今までみた作品の中で完成度はトップクラス。脚本も今までに感じたことのない出来だった。J・スティーブンスが悲しいアメリカンドリームを見事に描いた。M・クリフトは複雑な主人公の気持ちを熱演している。衝撃的な作品でした。 | ★★★★★★★ |
サンセット大通り | かなり面白かった。すごくシリアスな作品だけど、そこは何でも出来ちゃうB・ワイルダーがテンポ良くまとめてくれました。役者の演技も良かった。とくに、G・スワンソンの圧倒的な存在感。すごいですねぇ。完成度も高いですよ。 | ★★★★★★★ |
たそがれ清兵衛 | 巨匠山田監督の手腕が冴え渡る作品ですね。ユーモアを交えた描写の仕方はさすが。さらに、ラストの殺陣の迫力はすごい。真田の演技と映画の出演は初めてという、田中の演技が際立った。 | ★★★★★★ |
マン・オン・ザ・ムーン | おもしろかった。ジム・キャリーがアンディ・カフマンの表と裏を見事に演じきり、ラストで感動させてくれる。偏屈でありながら自分の笑いのスタイルで更なる笑いを追及しているカフマンには理解不能の部分があったが、全体的には良い。 | ★★★★★★ |
ベイブ | 最初見たとき動物たちの口の動きが視覚効果によりすごく人間に近づいていて驚いた。内容はとにかく可愛かった。ベイブが試練を乗り越えて頑張るのを見ていると勇気が出てくる。終わった後も嫌味に残らず後味がよかった。 | ★★★★★★ |
陽のあたる教室 | いい話ですね。R・ドレイファスが復活の演技を見せてくれた。奏でる音楽も美しく、のめりこんでしまう作品。ラストでは一人の人間の偉大さがわかって感動でした。 | ★★★★★★ |
ブラック・レイン | 渋くてかなりかっこいい作品に仕上がっていた。テンポのよさや、役者たちの演技に楽しませてもらった。でも、日本以外の国では評価されにくいかな。日本人が見れば面白いけど。 | ★★★★★★ |
クレイマー、クレイマー | いい話だった。脚本や演技、演出などすべてよかった。特に、ダスティン・ホフマンの抑えた演技は等身大の会社人間を好演。話のテンポが良く違和感を感じさせないのもうまい。ホームドラマの傑作。 | ★★★★★★ |
麗しのサブリナ | ビリー・ワイルダーはほんとに多才で鬼才です。彼の作品をたくさん見ましたが、どれを見てもおもしろい。特にこの作品のようなラブコメは十八番。「アパートの鍵貸します」や「お熱いのが好き」などの作品を見ればビリー・ワイルダーの魅力に気づきます。見てない人は絶対必見です。 | ★★★★★★ |
シェーン | クールなシェ−ンが大好き。今、思い出すだけでもハーモニカの音が聞こえてきそう。ストーリーはありがちだが、内容は非常に濃い印象を受けた。そこは、完璧主義者と言われたジョージ・スティーブスン監督のこだわりなのだろう。 | ★★★★★★ |
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン | おもしろかった。テンポもよかったし、脚本の練り方もうまかった。レオは前の「ギャング・オブ・ニューヨーク」では、ダニエルさんに食われてたので今作は生き生きしていますね。ドラマの方もC・ウォーケンがいるお陰で濃厚なものになってます。 | ★★★★★ |
マイノリティ・リポート | ストーリーが好きです。追うものが追われるものになり、繰り広げられる逃亡。逃亡するトムを追うコリン・ファレルがいい演技をしている。前半のテンポのよさに比べて後半は少しのろけてしまった気がしたが、そこはスピルバーグの映像でカバー。 | ★★★★★ |
ギャング・オブ・ニューヨーク | 賛否両論となった作品ですが、僕は好きです。なんといっても、ダニエル・デイ・ルイスの圧倒的な存在感。ブランクを微塵も感じさせなかったです。スコセッシ監督がニューヨークという都市の歴史を暴力描写たくさんに描いた大作。 | ★★★★★ |
アリ | モハメド・アリを描いた映画の中で一番好きです。メダルのエピソードは描いてなかったが、迫力のアクションシーンを満喫した。ストーリーを理解するには、少し知識も必要。W・スミスの熱演もすごかった。テンポは少し悪いです。 | ★★★★★ |
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち | この映画でマット・デイモンが好きになりました。嫌味がない爽やかな仕上がりで、見終わっても印象に残る。R・ウィリアムズは抑えた演技で、精神科医のおじさんになりきってる。なかなかの青春映画でした。 | ★★★★★ |
パルプ・フィクション | かなりカッコイイ映画でした。カッコイイだけではなく、話の展開の斬新さにも驚いた。ユマ・サーマンとジョン・トラボルタが二人で踊るシーンが好きです。 | ★★★★★ |
顔のない天使 | メル・ギブソンがでしゃばり過ぎてないからよい。主人公はあくまでも少年でいて、M・ギブソンは少年を支える脇役。この、バランスが非常に良い。子役が達者だったこともあるが、少年の気持ちに共感できる。いい映画だった。 | ★★★★★ |
カイロの紫のバラ | おもしろかった。作品にウディ・アレンは出てきませんが十分に楽しませてもらえる。脚本の素晴らしさや役者の演技。映画に恋していたミア・ファローが可愛かった。夢と楽しみに満ちた作品。でも、ちょっと早く終わりすぎ。 | ★★★★★ |
荒野の決闘 | 西部劇が好きな僕はおもしろかった。死んだ弟のために命をかける兄弟愛がいい。でも、楽しめたといってもJ・フォードの作品群では平均点かな。 | ★★★★★ |
ダンサー・イン・ザ・ダーク | つまんなくないけど見終わると面白かったとは思えない。暗すぎるかなあ。セルマが痛々しくて見ていて憂鬱になってくるし、あの衝撃的なラストには言葉をなくしてしまう。賛否に割れそうな作品。 | ★★★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | かの名作「シンドラーのリスト」と比べてしまうと、あまりのギャップで驚いてしまうので全く別物と考えるのがいい。この作品では、R・ベニーニが最後まで道化を演じきり家族に希望を忘れさせない。でも、話はいいんだが「シンドラーのリスト」がちらついてしまい感動できなかった。 | ★★★★ |
ワンス・アンド・フォーエバー | 今までの戦争映画とは違い、敵のことも詳しく描いてあると聞いて楽しみにしていたが、がっかりだった。やっぱり全体から見るとアメリカ中心で、敵はほんのわずか。これでは逆に中途半端で後味が悪い。戦場での迫力もいまいち。 | ★★★ |
スリーピー・ホロウ | あんまり怖くなかった。T・バートンとJ・デップが再び組んだということで見ましたが、あまり魅力がなかったです。T・バートンはお気に入りの監督の一人なんですが、この作品にはがっかり。雰囲気だけはよかった。 | ★★★ |
ショーシャンクの空に | あまり印象に残らない映画でした。全体的にゆったりとしたリズムで進んでいくが、その中で起きる事件にも大して関心もわかず、あっという間に終わった。終わってから、何に感動してどこが泣けるのか探してしまった。この作品は僕には合わなかった。 | ★★★ |
普通の人々 | きつかった。見てるだけでしんどくなった。この作品、とにかく暗い。最初から最後までずーっと。アカデミー賞は納得できない。が、そのなかでも自分のアイデンティティい苦しむ次男をT・ハットンが好演してる。 | ★★★ |
クイック&デッド | 豪華キャストが揃ってたのに、こうも期待を大きく裏切るとは。話の展開がつまらなく、魅力を感じる役者もいなく退屈だった。 | ★★ |
市民ケーン | 前評判のわりにはたいした事のない作品だった。当時、斬新な技法で役者の演技、画期的な映像で世界から絶賛されたのだが時が経てばこの作品より面白いものはたくさんある。ぼくにとっては退屈な作品でした。 | ★★ |
バトルフィールド・アース | ひどすぎる。何にもいいと思えなかった。脚本段階からダメ。この作品では誰にも魅力を感じなかった。もうちっとがんばって欲しかった。 | ★ |