題名 | レビュー | 星の数 |
ゴッドファーザー | | ★★★★★★★ |
砂の器 | 映像が原作を超えられないのは何故だろう?と思う時があります。特に清張物のドラマ化はその最たるものです。しかし、この作品だけは清張作品唯一と言っていいほど原作を超えています。やはり原作ではさらりとしかなかったラストの親子遍路の旅のシーンが映画では出色の出来映えだからでしょう。この遍路場面の風景の美しさとその旅の悲しさは鮮やかな対比となっていつまでも記憶に残ります。 | ★★★★★★ |
ノッティングヒルの恋人 | 評価別れる作品ですが私以外と好きです。他の板では辛い評価の代表はジュリアがグラントを好きになる過程が描けていないとの事。これが映画の時間制約のあるつらいところか?TV連続ドラマなら充分時間はとれるんだろうけど。例えば1973年の石立ドラマ「雑居時代」のように。大原麗子のプロセスは完璧過ぎる。・・・(知る人ぞ知る、・・・汗)脱線しました。 | ★★★★★ |
パルプ・フィクション | 構成とセリフが全ての映画です。特に大きなドラマ性ののないエピソードをわざとちりばめ、この二つでぐいぐい引っ張る革新性はすばらしい。しかし、自身おもしろかったのは、トラボルタのツィストシーン。十数年前の「サタデーナイトフィーバー」ダンスコンテストを思い起こさせ、皮肉る演出。世間はトラボルタを忘れていたし、彼はこの作品で復活。非凡なるタランティーノに乾杯。 | ★★★★★ |