題名 | レビュー | 星の数 |
戦場のピアニスト | 正当性の無い虐殺が行われていく内、何故にウワディクは生き残ったのか、ただ運が良かったから?周りの人々に支えられたから?様々な理由があり、そしてそのどれもが間違いではないだろう。が、やはりすべての根底にあるのは、彼がピアニストだったから、という事だと思う。戦時下の立場の違いを越え、人の心をも揺さぶった彼の演奏によるエンディングスクロールが終わった後、貴方は拍手をせずにはいられなくなるはずだ。 | ★★★★★★★ |
マトリックス | くーたまらん!!一般的に?の評価もある作品ですが、絶対に7つ星です。シナリオが秀逸!「自分は本当に存在しているのか」「自分以外の人間は本当に存在しているのか」と、誰もが1度は考えた事がある事を巧みなシナリオで完成させて、CGアクションを加える事により、超1級のエンターテイメント作品に仕上がっています。僕は本当に存在しているのか?今でも疑問です。 | ★★★★★★★ |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング ・・ | ・・・はっきりいって嫉妬しました。別に映画を撮りたいと思っている訳ではないのに、このシナリオを書けるガイ・リッチー監督の才能に心底嫉妬しました。映画を観てこんな感情を持ったのは初めてでした。これを観たブラピが次回作(スナッチ)に出演したいと思ったのも当然だろうと納得!僕の好きな映画、上位5本の内には必ず入っています。 | ★★★★★★★ |
セブン | サスペンスNo.1はこれでしょ!あのラストを自分で用意して自分で演出しているサイコ野郎(ジョン・ドゥ)には正直、感動さえ覚えました。この映画を初めて観たのはTVだったけれど、当時の僕はもちろんあんなラストになるものとは思いもよらず、観終わった直後は「心地の良い後味の悪さ」と「映画の面白さ」に浸っていました。これを観てぜったいデビッド・フィンチャーは来る!と思ったのに・・・・・・・ | ★★★★★★★ |
スクール・オブ・ロック | ロックに詳しくないから、あの授業受けてみたい!と思ったし、更には何か楽器が弾ける様になりたいなぁ、というのが、見終った直後の、あまりにストレートな(笑)自分の感想。始終、激しいテンションで話が進む中、目立ちはしてなかったけど、ネッドがナイスキャラだった。最後ああなって、ホント水を得た魚って感じで幸せそうだったよ。ただ、最初で最後の彼女だったのにねぇ・・・まぁこの際OKなのか? | ★★★★★★ |
遠い空の向こうに | 久々にノンフィクションもののいい映画を観たな、といった感想です。当時の宇宙事情をベースに、夢見る自分の熱い想い・それを受け入れる事が出来ない父親との葛藤を織り交ぜて、幾度と挫折しそうになるところを周囲の助力と自分達の努力で切り開いていく話が清々しく感じました。個人的に、こういった若い頃、苦労・努力をして成功を手に入れるという話には弱いです。「夢見るだけじゃ道はひらけない」のセリフにジーン!! | ★★★★★★ |
ファイトクラブ | 序盤から要所要所に散りばめられていた、この作品からのメッセージは、自分は実行出来そうにはないとは思いながらも、なかなか共感できるものでした。ただ、後半にかけての主張は、何となく観ていると気付かないけれども、よーく考えてみると、なんでそうなるの?と誰かに聞きたくなる程、理解に苦しむものでした。観ていると自分も今日から体を鍛えるぞ!と、その気になるけれど僕がクラブに入会してたら、マジ速攻死ぬな・・。 | ★★★★★★ |
エネミー・オブ・アメリカ | こういった、個人が国家のような大きな組織を最後に追い詰める様な構成は単純だけれど面白く、好きです。NSAというのは今回初めて知ったのですが本当にあんなに情報収集能力がある組織なのでしょうか?テクノロジー系に強くなりたいと思っている僕は怖いなと思うより凄いなと興味津々でした。ラスト近くの銃撃戦に至る過程が、かなり「ロック・ストック〜」っぽかったのが僕をニヤリとさせました。 | ★★★★★★ |
アメリカン・ヒストリーX | 演技力や筋肉質の肉体も目をみはるものがありますが、僕はノートンとファーロングのWエドワードの目の強さ(目の演技力)にやられました。内容に関しては色々と考えさせられるところではありますが、デレクが改心するキッカケとなったシーンでの「怒りは君を幸せにしたか?」の一言が、重いテーマを扱ったこの作品の核心を雄弁に語っていると思いました。デレクはあの後、どういう行動をとるだろうかと少し気になります。 | ★★★★★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | いい映画である事は間違いありません。全体を支配する喜劇的雰囲気がちょっと気になるけれども、後半の息子を怖がらせない為に嘘をつくのに必要だと思うし、なぞなぞ好きなドイツ人医師のキャラが自分にはツボだったりと、実はあの雰囲気が好きだったりもします。でも、どうしても解らないのが、あの時逃げなきゃ死なずに済んだんじゃないか?という疑問です。悲劇的ラストの演出の為の強引さを感じました。 | ★★★★★★ |
ガタカ | 「人生は初めから決められたものではない、いくらでも自分で変えていく事が出来るんだ!!」という感じの普通にやるとちょっとクサい内容になるところをイーサン・ホーク&ジュード・ロウ&ユマ・サーマンの3人のかっこ良さとCOOLな映像・音楽が全体の印象を爽やかな感動作に仕上げている。自分も頑張ろう!と思わせる。 | ★★★★★★ |
CUBE | 誰が?いつ?何処に?どうやって?何のために?といった、映画を観ていれば、冒頭などに状況説明として挿入されるであろう基本的内容が、この映画からは欠落しています。それが観る者それぞれの創造力を掻き立てる事により、閉鎖された空間を描いたこの作品を豊かなものとしているのでしょう。構成や登場人物達のセリフなどから感じられる哲学的雰囲気が、またこの作品をより味わい深いものとしています。 | ★★★★★★ |
ユージュアル・サスペクツ | 僕も「フッ」ってやりたいよー!と言いたい位、ラストでの締めの演出のカッコ良さにしびれました。映画を観ている限り、キントは正体を上手く隠したなと思えるけど、でも結局はバレちゃったんだから捕まるのも時間の問題か?それと、小便が上手く火にかからなかったらどうするんだ?ヤツは絶対に外さない自信があったのか?(笑)、はっ!いかん、いかん、また重箱の隅を突付く様な、つまらない事に突っ込んでしまった!! | ★★★★★★ |
ショーシャンクの空に | 僕は刑務所モノ好きなのでその点だけで、高得点です(笑)。しかし、「芸が身を助ける」を地でいくとはまさにこの事ですね。とても良い作品だと思うのですが、個人的にちょっと引っ掛かった部分が。それは、レッドはアンディと再会して良かったですが、他の仲間は?といった事です。映画ではそこまで描かていませんが、他の皆がシャバに出て来た時は、どうなるのかな?凄く気になる。個人的には皆で一緒にホテル経営希望。 | ★★★★★★ |
レザボア・ドッグス | 強盗モノをこういう切り口から撮る発想に脱帽です。個人的には、プロの強盗としての腕が1番いいのはピンクだと思う。情に流されないで冷静・合理的だし、お宝持って逃げ切った?(実はこの辺はちょっと微妙)しね。ラストでホワイトはオレンジを撃ったのか?警官に撃たれたのか?自殺したのか?当の本人達には最悪の結末だろうけど、観る側としては良い余韻が残る作品でした。それと耳って手でもちぎれるらしい。あー痛っ! | ★★★★★★ |
レナードの朝 | この手の作品は「パッチアダムス」でもそう思っていた様に、ハッピーエンドで終わるものだと無意識的に感じていましたがああいうラストで、しかも実話とは、現実とは厳しいですね。30年の眠りから覚めてなお自己犠牲と社会貢献の精神を持つレナードから自分もこの作品を通じて多くのメッセージを受け取った気がします。一時的に目覚めたレナードの「眠っていたのはどっちだ?」のセリフの意味はあまりに重く我々の心に響きます。 | ★★★★★★ |
アンタッチャブル | 全編、ダンディズムがムンムンの映画です。ケビン・コスナーもショーン・コネリーもロバート・デ・ニーロもカッコ良かったですが、1番カッコ良かったのは「階段落ち」のシーンで、寝そべって乳母車を片手で支えながら銃を構えていたアンディ・ガルシアでしょう。モリコーネの音楽とカメラ・ワークが緊張感を演出して、次は何が起こるのか?とハラハラしっぱなしでした。 | ★★★★★★ |
十二人の怒れる男 | 全く古さを感じさせないストーリー。それは何故か?それは、この映画の根底に流れる「他人への無関心」といった、現代に大いに通ずる問題を提起している事にある。この世にはなんと「社会の憎悪に満ちたサディスト」が多いことか!・・・しかし、それを完全に否定しきれない自分であることも事実。それでも、あの部屋、そしてこの映画を観ていた僕の心の中には、確かに民主主義が存在した。 | ★★★★★★ |
ラブ・アクチュアリー | あんまりラブストーリーモノは観ないし、好きじゃないんだけど、この作品は良かったなー。僕はこういう、登場人物が多くてそれぞれのストーリーが関係しあっている作品って、あとから関係を相関図にまとめて納得するんだけど、この作品を観てそういう作業をしている自分に気付いた時、「あっこういうのがモテない原因かも!」って思ったね(哀)。こうなりゃ、俺もアメリカに行くか?・・・ハァ。 | ★★★★★ |
インソムニア | みるみるやつれるパチーノは良いが、やはりロビン・ウィリアムズの配役はちょっと引っ掛かる。彼は知能犯ならハマると思うが殺人犯となるとちょっと違和感が・・(製作側もそう思ったのか、設定が作家というのが笑える)。パチーノは善と悪(そう単純に区別出来るものではなかったが)に苛まれ、最後にはスワンク扮する新人女性警官をも巻き込みそうになるが、彼の「道を見失うな」の言葉にホッ。 | ★★★★★ |
ブラックホーク・ダウン | 観ていて、多数の民兵に囲まれていく兵士達の緊迫した空気が十分すぎるほど伝わってきます。この作品でよく言われている、演出面での問題について、僕はそんなに、というか全然気になりませんでした。死亡者数:米兵19人に対し、ソマリア民兵1000人。観る限り、戦闘ヘリ以外に火器能力の差はそれほど無かった様に見えたが、それほどの差とは・・・。 | ★★★★★ |
トレーニング デイ | 多かれ少なかれ、世の中にはこういった正論だけじゃやっていけない事があるんでしょうね。序盤、アロンゾの言う事に従ったり、拒否したり、戸惑いながらも仕事をするジェイクを見て、自分が同じ立場に立ったら、いったいどういう判断をするだろうか?と考えた時、僕だったら、確かに最初は疑問を持つとは思うが結局は、どっぷりとアロンゾ側の思想の元に捜査をする刑事になりそうだなと思った。そんな僕に幻滅。 | ★★★★★ |
ブロウ | ズバリこの映画で描かれている事は、ヤクにかかわると待っているのは破滅しかない、という事。最終的に金も友達も家族も、そして身の自由をも失うという事に、それがよく表れています。ただ、それは後から冷静になって考えてみると思う事であって、怖いと思ったのは、実際に観ている時は、後半にかけては主人公に同情さえしかけている自分に気づいたという事。縁の無い人間にっとっては「自業自得じゃん?」と思うだけ。 | ★★★★★ |
JSA | 個人と国家、双方の立場の差によって起きた悲しい事件の話。北と南の各2名づつの国境警備員の交友とそれが元で起きた事件を描いています。そこに中立国監督委員会の調査員が加わるのですが、その人物が僕はちょっと引っかかりました。なんで?と言われてもちゃんと説明出来ないのですが、女性だったからでしょうか?明らかに朝鮮系顔立ちのスイス人だったからでしょうか?なにか設定の作り込み過ぎて違和感を感じました。 | ★★★★★ |
リプリー | 元ネタの「太陽がいっぱい」は観ていないので、比較してどうこうとは言えないのですが、常にハラハラしながら観る事が出来ました。嘘が嘘を呼び、嘘が嘘を生む、の繰り返しに陥った主人公に少し同情しながらも、嘘をつくのが下手な僕は、「やっぱり、嘘はいけないな」とつくづく思いました。ストーリーは男と男の交友関係を強く強調した構成に感じたのですが、「あっちの気」があるのか?とちょっと疑ってしまいました。 | ★★★★★ |
シックス・センス | 今回が2度目の観賞でした。こういった、最後に「ネタばらし」・「どんでん返し」がある作品というのは、それが度を過ぎて複雑でグチャグチャしていると2回目を観ようという気も失せてしまうものですが、そういった点ではこの作品は良いバランスで、最初に観た時などには気が付かなかった所を発見する事が出来たりして、違う視点から面白く観れました。しかし、2度が限度かな? | ★★★★★ |
隣人は静かに笑う | けっこう序盤で犯人ばらしをしてしまうので、そう期待もせずに観ていた感じだったのですが、僕を含めて、事前の情報が無い状況で、この作品を観た人は確実にラストでヤラれてしまうでしょう。マイケルが疑惑を持ち初めて行動に移す過程などは、確かに強引な展開だったりもしますが、そんな事は忘れさせてしまう程の衝撃的なラストです(なんとなくセブンっぽい)。個人的には、最後のラング夫婦のシーンは無いほうが良かった。 | ★★★★★ |
パッチ・アダムス | 悪くは無い、悪くは無いんだけれどラストに不満が。というのも、この手のノンフィクションものは、あらすじを読めばある程度、ラストの感動シーンの予想が出来るので一応、涙の準備など(笑)もしていたわけで・・。で、ラストはそこですか!画的には感動のラストで終わっていますが、冷静に観てみるとそこはラストには相応しくない気がします。もっとその後の活躍なども描いて欲しかった。でも、いい映画。 | ★★★★★ |
交渉人 | 主演の2人はもちろん良かったのですが、良い意味でも悪い意味でも僕の記憶に残ったのはデビッド・モースです。序盤でのシーンからサミュエルとの仲が悪いのは分かりますが、観ている側としては、その発言や行動にイライラさせられました。ただ、終盤でのデビッド・モースの「死のうなんて甘いんだよ」のセリフにズキューーーン!!。あれで、オイシイ所を全部持ってっちゃったって感じ。良い引き立て役でした。 | ★★★★★ |
スタンド・バイ・ミー | 実はこの映画最近になってやっと観ました。名作である世間的評価は知っていたのですが、なかなか機会に恵まれず今に至ってしまいました。で、内容はというと、好きなんですよーこういう少年時代を描いた映画。ああいう泥臭い雰囲気の冒険に今でも憧れます。クリスが「自分たちといつまでも一緒にいてはダメだ」と諭しているシーンが1番好きです。欲を言うと、ちょっと時間が短すぎたかな?あと1時間位長くても平気でした。 | ★★★★★ |
バタリアン | 今ではコメディ・ホラーとして、認知されてる作品ですが、幼い頃は、本当に怖くて、頭から布団を被って、その隙間から観ていました。だって脳みそ喰うって言うんだもん、ガキはビビリますって!「タールマン」「オバンバ」「半切れ犬」「フレッシュな標本死体」皆大好き!!テーマソングもカッコいいし、なにより「バタリアン」という、原題からどうすればこういった邦題になるのか分からないタイトルセンスはホント奇跡的!! | ★★★★★ |
トリプルX | 監督が「トイレに行く暇を与えない作品にしたかった」と言っていた通り、次から次へと繰り出されるアクションシーンは超ド派手!この手の作品は、アクションシーンに過剰な力を入れ過ぎて、作品全体のバランスを悪くさせたりするものですが、この作品は、あれだけのシーンがあるにも関わらず、とてもいいバランスで収まっています。編集者の苦労が垣間見えてくる作品でした。 | ★★★★ |
スパイダーマン | ゴブリンがスパイダーマンを拉致って、ビルの屋上で自分と手を組まないかと誘っているシーンが面白かったです。何が面白いって、あれが悪と正義の「普通の人間」同士のシーンならまだしも、2人で(特殊な能力を持って居るとはいえ)あんなコスチュームを着て、しかも、ゴブリンなんか、背中をもたれてくつろぎながら話してるし・・・やっぱりああいう被りモノ系?は(中身がいくらそうでも)人間臭さを感じさせちゃダメだよね。 | ★★★★ |
ロード・オブ・ザ・リング | 正統派ロールプレイングゲームをプレイしている様な感覚です。目的が序盤でハッキリしていただけに、話が今後、単純に進んで面白みが無いんじゃないかと心配しましたが、そんな心配は無用でした。敵・味方を含め、多数のキャラが登場して楽しめるし、今作は続編に向けての様々な伏線が張られている様で、続編を観るのがとても楽しみです。それにしても、アルゴルンは男から見てもカッコよすぎ!! | ★★★★ |
ビューティフル・マインド | んーー、こういうノンフィクションものは嫌いじゃないんだけれど、この作品は描かれているシナリオが単純すぎて後半に飽きがくる。まあ、数学者の話だからしょうがないんだけれど、「フォレスト・ガンプ」のような、人生いろいろありました系の方が人生を描く映画としては僕は楽しめたかな?でもそれなりに面白く観れました。あと、エド・ハリスいい味だしてます。 | ★★★★ |
ブリジットジョーンズの日記 | アメリカモノのドラマっぽい雰囲気ですね。僕は好きです。あんな感じで、映像に観客の笑い声が入り込んできてても、違和感は無くていいんじゃないかと思いました。実は、知っている人で、ジョーンズに似た感じの人がいるので、ちょっとイメージをダブらせて観ていました(あの人もこんな事、言ってそう!とかね)。あっ!よくよく気づけば、僕もあと数年すれば同じような境遇に陥るじゃん!人の事言えない・・・ | ★★★★ |
オー・ブラザー! | コーエン兄弟のは何本か観てるけれどその中ではまあまあ観れる作品だったと思う。全作品を観ているわけではないから何とも言えないんだけれど、オーブラザーとファーゴ以外は全然面白くない!多分、自分とコーエン兄弟の作品とは相性が悪いのだと思う。とは言っても、この作品のようなほのぼのした雰囲気は嫌いじゃないしキャラの濃い3人組にも感情移入して楽しめた。でも、どーしてもずぶ濡れボーイズの歌は好きになれないな。 | ★★★★ |
ショコラ | 伝統・規律を重んじてきた村民が、初めは避けながらもヴィアンヌの作る魅惑のチョコによって次第に束縛の殻を脱ぎ捨て、幸せを手に入れていく。今回もハルストレム監督の独特の世界観が表現されてます。何故、チョコを題材にしたのかは知りませんが、チョコ好きとしてはやはり猛烈に食べたくなりました(伯爵のように)。チョコによって最後は皆が幸せになるのに、一人、村を追放されたジョルジュはオチ的な扱いでした。 | ★★★★ |
13デイズ | 不謹慎な発言と分かった上で言いますが、お互いけん制しあって結局、戦争は回避された、めでたしめでたし的な作品は正直、見飽きました。(キューバ危機は歴史的事実なのでしょうがありませんが)そこで、お互いが報復の連鎖で核爆弾を連発しまくる映画はどうでしょう。勿論、作品としては抑止的メッセージを持ったものですが、観てみたいです。(既にそういった作品は在るのかな?)でも現実は平和が1番だね。 | ★★★★ |
ホワイトアウト | 久々に邦画を観ました。全編を通じての雪景色は圧巻です。ちなみに観ていた僕の部屋は寒くて臨場感抜群でした(笑)なかなか良かったと思うのですが、ただ、あのシナリオには少々、強引さを感じます。おそらく気合いが入りすぎて、詰め込みすぎたのでは?あと、それは佐藤浩市扮するテログループのボスにも表れています。洋画の観過ぎじゃない?と、言いたくなる程の造り過ぎたキャラ設定。あれは邦画には似合わないって。 | ★★★★ |
コン・エアー | 評価点としては一応この点数にしましたが、ハリウッド系痛快アクションのジャンルの中での点数ならば、満点に近いレベルの作品です。演技は正義よりも悪役の方が好きなので、あんなに個性的な悪役が沢山でてくるこの映画は個人的にツボでした。その中でも特に好きな(というよりは崇拝してる)ブシェーミは1番のハマリ役でした。やっぱり彼に、イッちゃってるサイコ野郎の役をやらせたら右に出る奴はいないね。 | ★★★★ |
TAXi | 内容は、これといって可も無く不可もなくといった感じだったけれど、出てくる登場キャラクターが皆、個性的で楽しめました。ダニエルとエミリアンの2人は愛すべき凸凹コンビだったし、警部のジベールは勝手に自分の世界に入っちゃって、作戦名などを変に何かに形容したりするし、エロいリリーと天然キャラ入ってるエミリアンのママは意気投合しちゃってるし、やっぱり、多くの仲間がいるって事は楽しいなと思いました。 | ★★★★ |
L.A.コンフィデンシャル | 何と感想を言えばいいのか?ビミョ−な作品です。丁寧に造られているなとは思うけど僕から言わせるとパッとしない。それは、そもそもの事件が、それ程大した事ではない(映画の事件としては)のと、それよりむしろ3人の警官のやり取りに重きを置いた構成となっていると感じたからだと思う。色々な要素が入っているので映像より文章としての方が面白く感じる作品じゃないかな?えっ!アカデミー賞・脚色賞受賞作品?・・・納得。 | ★★★★ |
真実の行方 | 二重人格・精神分裂などの症状によって起きた犯罪の場合、刑の軽減あるいは無罪になる事があるという。もし容疑者が、本当に「クロ」なのに、そう演技したら、ちゃんと分かるのかな?と思っていたけど、まさにその可能性に対しての警告ともとれる作品でした。あれだけ「弁護士が求める真実」を語っていたリチャード・ギアも、ラストでの背中が寂しかったこと・・。自分がもしこんな立場になったら弁護士辞めたくなりますね。 | ★★★★ |
レオン | バッド・エンディングものは個人的にはOKな方なんですが、この作品はあんまり好きではないです。なぜって、ナタリー可愛くないし、はっきり言って、やっぱりロリコン色を感じずにはいられないので、エンディングまでで、ちょっと冷めちゃうんです。一般的に、ナタリー・ポートマンとゲイリー・オールドマンの演技が評価を得ている様ですが、どちらも「特に・・」といった感想です。あと、エンディングの曲がとても良かったです。 | ★★★★ |
星の王子ニューヨークへ行く | 小さい頃から好きな映画の1つ。エディ・マーフィーは勿論好きだけど、その中でもコレが1番好きかも。見直したら、サミュエルがチョイ役で出てて、新たな発見!個人的に残念なのは、DVDに収録されているエディの吹き替えが山ちゃんの声じゃないって事!僕の中では完全にエディ・マーフィー=山寺宏一になってるから、それ以外の人はありえない!収録し直して再発されないかなー。 | ★★★★ |
ラストエンペラー | 序盤の1時間程で描かれていた、紫禁城内での溥儀の生活は優雅・壮大で圧巻の一言です。まさか当時、溥儀自身、自分が皇帝という身分から最後には庭師になるなんて夢の夢にも思わなかった事でしょう。城を追われて、日本軍などが関係してきてからは個人的にはちょっとダレましたが、今までの事が、まるで全て夢だったような印象を与えるあのラストシーンはとても好きです。ところであのコオロギはずーっと生きてたの? | ★★★★ |
コマンドー | 小さい頃テレビでよくやっていて毎回観てるからストーリーは全部分かっているんだけど、何故かいつも観ちゃってた作品。最近DVDを買って又観てみたんだけど、やっぱり面白い!正直、今観ると大味な感じは否めないけれど最初から最後まで観る者を引き付けて離さないストーリー展開はお見事!!なかでも好きなのはロケットランチャーの逆向き発射シーンとラストの敵ボスの手の指の怪しい動き(分る人だけ笑) | ★★★★ |
ビッグ・フィッシュ | ティム・バートン作品は(その特有な演出で)苦手な方なんですが、こういった人生の回想で構成された作品は好き系です。やっぱり、これぞ!というような演出はありましたけど・・・。後半にかけて父親の話に出てきたウソのような人物達が現実に登場してきたりと、当初完全なおとぎ話かと思われてた事と現実とがすり合わさっていくシーンは、驚きと共に爽やかな感動を観る者に与えてくれます。 | ★★★ |
ホーンテッドマンション | 来るぞ!出るぞ!、そこだ!、ほらキタ━━(゚∀゚)━━!!!、という感じの、想像通りの展開です。が、別にそれを飽き飽きして観ていた訳では無く、むしろ「退屈の一歩手前の期待」の部分を絶妙に突いているなと感じました。しかしそれは、単に複数人で観た今回の環境がそうさせたとも考えられ、一人で見た場合は確実に評価を下げるでしょう。どの作品でもそうですが、特にディズニー作品は誰かと観たいものですね。 | ★★★ |