題名 | レビュー | 星の数 |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! ・・ | ネットでの多くの人の好意的な評判を聞きつけビデオ鑑賞。半信半疑で見てみたものの、途中から物語に引き込まれ・・・最後には号泣・・・っていう人が多かったのではないでしょうか?ちなみに自分もそのパターンで「クレしん」映画にハマりました。「オトナ帝国」と並んでアニメ映画の傑作かと。 | ★★★★★★★ |
ピンポン | この映画は敗れていった者たちの姿にこそ妙味があると思う。誰しもが敗北や挫折を経験することにより、自分を知っていくのだろう。 | ★★★★★★★ |
少林サッカー | ジャッキー・チェンに憧れ、少年ジャンプの漫画に熱中した世代の自分にとってはツボに入りまくりの作品でした。登場人物たちの貧しくも逞しく生きている姿の描写や、ヒロイン(ムイ)と主人公の絡みも、単なるコメディではない深みを作品に与えている。チャウ・シンチーのその遊び心と、弱者への愛情あふれた感性に出会えた少林サッカーに感謝!!すっかり彼のファンになりました。 | ★★★★★★★ |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! ・・ | こんなに繰り返し観ても、感動が薄れない映画は他に無い。きっと自分が30になっても40になっても、この映画の感動だけは色褪せることはないと思う。一生モノの映画を作ってくれた原監督と、「クレしん」に偏見を持っていたボクに、この映画との出会いをもたらしてくれたネット上の名も無き人々に感謝。(03,4/24修正) | ★★★★★★★ |
トラフィック | 日本人には少し縁遠いテーマではありますが、それでもリアルな設定のストーリーに引き込まれました。麻薬問題のあまりの根の深さに、麻薬を取り締まる現場の人々の無力感のようなものが伝わってきます。ベネチオ・デルトロが好演でした。 | ★★★★★★★ |
ナビィの恋 | ナビィの恋よりも、恵達おじいの無償の愛が心に響く。「弁当は奈々子に届けさせなさい」。おじいは何もかもわかっていたんだなぁ。観ていて泣きました。思い出しただけでも泣きそうになる。 | ★★★★★★★ |
遠い空の向こうに | 人間って自分の好きなことは、どんなに失敗しようが他人にバカにされようが、どうしてもやらずにはいられないもんだよね。観ている側からするとたくさんの挫折や苦労をしているように見えるけど、ホーマー自身はそういうことも全て楽しんでいたのではないだろうか。大人になってしまったボクも、また夢をみたくなったぞ!名作です。 | ★★★★★★★ |
ショーシャンクの空に | 仕事での成功も収め、美人な妻がいたのに不幸だったアンディ。思わぬ冤罪を着せられて地獄のような刑務所暮らしをくぐり抜けた先に待っていたのは、本当の安らぎと幸せだったのではないだろうか。それはアンディだけでなくレッドにも言える。人生、何がきっかけで変わるものかわからない。 | ★★★★★★★ |
魔女の宅急便 | キキと同年代の子供よりも、親元を離れ働き出そうとしている若い人達や、そういう時期を通り過ぎた大人の方が共感できる物語かもしれません。新しい生活のワクワク感・慣れない人間関係の中での居心地の悪さ・仕事の失敗や挫折・自信を失くした時に人のやさしさに元気付けられたこと・・・。キキを昔の自分と重ね合わせて見てしまうのはボクだけではないはずです(たぶん)。 | ★★★★★★★ |
バグダッド・カフェ | 黄色くフィルターのかかった乾燥した感じの画像と、ホリーコールが歌う「コーリング・ユー」のメロディが忘れられない。ちょっとした人と人との出会いを描いただけの話でも、見せ方がうまければこんなにも心に響く。 | ★★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャー | 最高の娯楽映画。もう20回以上は観てますね。マイケル・J・フォックスのコミカルな演技が良いです。この映画で彼のファンになった人も多いんではないだろうか。劇中に使われているヒューイルイス・アンド・ザニュースの歌が好きで、ベストアルバム買っちゃいました。 | ★★★★★★★ |
プロジェクトA | ジャッキーの映画には言葉なんていらない。想像力豊かでスピード感溢れるカンフーアクション、命を張った常識破りなスタントシーン、サービス精神に富んだそのコメディアンっぷり。少年時代、ジャッキーはボクのアイドルだった・・・。(テレビでいつも声をあてていた声優、石丸博也さんの演技も大好きでした。) | ★★★★★★★ |
シャイニング | 今までいろんなホラー映画を観たけど、これがベスト。映像や音による脅かしじゃなく、雰囲気や状況で心理的恐怖をかきたてられる。キューブリックらしいハイセンスな映像表現が、単なるホラー映画じゃなく格調高い作品にしていると思う。 | ★★★★★★★ |
クレイマー、クレイマー | 現在「僕と彼女と彼女の生きる道」にハマッてて、久しぶりにこの作品が観たくなりました。初めが嫌な父親だけに、だんだん子供のことを好きになっていく変わりようがいいなって思います。仕事が忙しい父親が主人公っていうのが妙に感情移入しちゃうんですよね。 | ★★★★★★★ |
ゴッドファーザー | マフィアの表面的なイメージでなく、その裏側にあるファミリーの絆や時の流れに移りゆく人間の姿といった普遍的に共感できる感情を描いているのが、この映画を傑作にしていると思う。ドン・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドの演技が素晴らしい。あのしゃがれ声が忘れられません。 | ★★★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | 暴力やセッ○スの表現が過激だけど、不思議と嫌な気分にはなりませんでした。そんなことより、ハイセンスな映像表現とぐいぐい観せてくれるシナリオが良い!アレックスが良い人間になるための治療シーンが傑作です。今回はじめて観たけど、久しぶりに衝撃を受けた映画でした。 | ★★★★★★★ |
七人の侍 | 日本映画・黒澤映画のみならず、世界の映画史に残る傑作。スピルバーグやコッポラ等々、現代の大物監督へ与えた影響も計りしれない。自分が日本人じゃ無かったとしても、映画ファンなら見ておくべき作品です。 | ★★★★★★★ |
東京物語 | よくありそうな家族の姿を淡々とありのままに描いている。親の気持ちがわからない子供たちと、年老いた夫婦の孤独な姿が現実的。それでも親が子供を想う気持ちや、家族でない他人のやさしさが涙を誘います。世界的に評価された作品ですが、それだけ時代や国の違いを越えて人の心に響く普遍的なテーマなのでしょう。 | ★★★★★★★ |
ビッグ・フィッシュ | つくり話と思っていた父の回想が物語りの後半にかけて、現実と繋がり合わさっていく展開がよかった。美しい映像と音楽も癒されました。感動系の映画が好きな方ならぜひ一度観て欲しい作品です。 | ★★★★★★ |
ミスティック・リバー | 冒頭からの抑えめの演出と静かなカメラワークが印象的。事件の真相が気になって話にぐいぐいと引き込まれるが、意外な結末とお互いの複雑な胸のうちを言葉を使わずに感じさせるラストシーンは印象的だった。サスペンスとドラマが融合した、久しぶりの傑作映画だと思う。 | ★★★★★★ |
マルホランド・ドライブ | 後半の展開には「なんじゃこりゃ!?」ってなりました。でも、観る者を話に引き込む力のある映画です。話が理解できないくらい難解でも、面白かった。ナオミ・ワッツかわいいぞ! | ★★★★★★ |
ムーラン・ルージュ | ユアン歌うまい!「Your song」ってこんなに良い歌だったんだなぁ。お馴染みの洋楽ヒット曲も、映画に使われるだけで新鮮に聞けてより感動できました。映画館で観たかった・・・(後悔)。 | ★★★★★★ |
千と千尋の神隠し | 宮崎アニメにありがちな優等生キャラじゃない、等身大の千尋にまず好感を持ちました。どこか懐かしさを感じさせる、日本的色彩あふれる世界観も良い!初見の時は良さがわからずボロクソの感想を書いたのですが、テレビ放送を観て感想が変わりました。自分の鑑賞眼の無さに反省です。 | ★★★★★★ |
リトル・ダンサー | お母さんの手紙に涙。お父さんの行動に涙。お兄ちゃんの「I miss you !」にも涙。最初ビリーが不幸な子供に見えたけど、家族にいっぱい愛を貰っていたんだなぁ。人を想う気持ちは、いつも美しい。 | ★★★★★★ |
初恋のきた道 | 息子が里帰りした冒頭のシーンからすでに、この物語に引き込まれている自分に気が付きました。個人的には初恋を描いたカラーシーンよりモノクロの親子の会話シーンの方が印象的だった。最後の思い出と現在のオーバーラップするシーンで涙。 | ★★★★★★ |
200本のたばこ | こーゆー映画って大好き。恋愛の綺麗ごとを見せるんじゃなくって、不満とか不安とか、正直に本音を漏らしちゃう登場人物たちが良い。恋する人間の本質を言い当てた印象的なセリフも多し。何回観ても飽きなさそうな映画でした。 | ★★★★★★ |
ウェディング・シンガー | あまり目立たない作品だけど、なかなかの佳作だと思う。誰しもが共感できそうな、等身大の人生を送っている主役とヒロインが良い。大げさな設定に頼ることなく、二人の心の動きに焦点をあてたシナリオも好感が持てました。 | ★★★★★★ |
ガタカ | ストーリーの根底にある”人間とは何か?人生とは何か?”という普遍的なテーマが、SF作品らしからぬ深みをこの作品にもたらしていると思う。いろんな欠点や弱さを持っている人間の方が、共感できて良い。あと、レトロフューチャーな世界観と静かに美しい映像がツボにハマリました。 | ★★★★★★ |
L.A.コンフィデンシャル | 暇つぶしのつもりで映画館で何の期待もせず観たら、当たりだった映画です。観た当時は知らなかったけど、今振り返るとキャストが豪華ですね。ちょっと屈折した人間関係と先を読ませない話が面白かった。 | ★★★★★★ |
恋愛小説家 | こういう人情喜劇は個人的に大好き。主人公が偏屈で人嫌いだという設定も良い。恋する主人公の素直で飾らない言葉が心に響きました。 | ★★★★★★ |
ベイブ | 動物好きなので、かなりツボに入りました。自分が何者であろうと本当にやりたいことをあきらめてはいけない、ってことですよね。 | ★★★★★★ |
トイ・ストーリー | ディズニーアニメはどうも苦手なボクですが、ピクサーのCGアニメだけは別。変に感動路線じゃなく、娯楽に徹したストーリーがとにかく楽しい。2も良い作品だったし、このままシリーズ化して欲しいものです。 | ★★★★★★ |
セブン | 重厚なストーリーと、陰鬱な雰囲気がなんともたまりません。主演の2人も最高にカッコイイ。ブラピにとっては出世作になりましたね。年に1度ぐらい、むしょうに観返したくなる映画です。 | ★★★★★★ |
告発 | 実話を基にしている映画ってハズレが少ない気がしますね。実在した人の話って本で読んだりしただけだと、「フ〜ン」で終わっちゃいそうですけど、こうして映像化した物語で見せられると、その人の痛みや悲しみを分かち合えるのが映画の良さではないかと。一度観たらなかなか忘れられない1本です。 | ★★★★★★ |
パルプ・フィクション | 最後に映画の冒頭に戻る時間軸のいじり方が新鮮だったし、音楽の選曲や使い方がかっこいい。聖書の文句を引用したり、ブルースウィルスに日本刀を持たせたり、映画を引き立たせる小さな演出も凝っていてセンスが良い。サミュエル・L・ジャクソンの最後のセリフが鳥肌もの。 | ★★★★★★ |
打ち上げ花火、下から見るか?横から見る ・・ | 自分の子供時代に同じような経験をした訳じゃないのに、こんなにも懐かしいのは何故だろう?友達とのバカな遊びや、ちょっと大人びたクラスの気になる女のコとか、夏が終わる時の切ない感じとか、「あぁ、こういう感じわかるなぁ〜」っていうのがたくさんありました。劇中とラストに流れる曲も、物語にマッチしていて良い。 | ★★★★★★ |
ギルバート・グレイプ | こういうやさしい雰囲気の映画は大好きです。知的障害の弟役のディカプリオの演技が素晴らしい。爽やかなラストも良い感じ。癒されたい時に観ると、いい映画です。 | ★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 | テレビの放送で久々に観ました。やっぱり面白いなぁ。おなじみのドタバタ劇が控えめだったものの、ドクのピュアな恋愛が微笑ましいです。シリーズ完結編としても上手くまとめてありました。 | ★★★★★★ |
恋人たちの予感 | 中学生ぐらいの頃、退屈してた時にふと観た深夜のテレビ放送で出会ってからずっっとお気に入りの映画です。互いに素直になれない、じれったくもくすぐったい二人の関係が良い。背景に映るニューヨークの四季が綺麗だし。個人的には、こういう低予算(たぶん)でも作り手のセンスが感じられる映画が好きです。 | ★★★★★★ |
となりのトトロ | この映画を観ると、自分の子供時代を思い出さずにはいられません。ボクも子供の頃は、母親と離ればなれになるのがすごく不安なものでした。最後のトウモロコシのシーンはいつも涙。いつか自分が親になった時に、また観返したい。 | ★★★★★★ |
ラストエンペラー | 「どんな人であれ、その人をよく知れば憎めないものだ」というセリフを外国の小説で読んだのを、この映画を観て思い出しました。時代に翻弄される溥儀の姿に、どこか哀れみと共感を覚えるのは、彼の人生が我々の人生と同じように挫折や苦労がたくさんあったからでしょうか。坂本龍一の美しい音楽も印象的でした。 | ★★★★★★ |
スタンド・バイ・ミー | 単に少年時代の美しい思い出話に終わっていない所が良い。映画の終盤に、あんなに仲が良かった仲間たちとも大人になっていくうちに次第に疎遠になっていく様が共感できる。ボクにも少年時代の大事な仲間がいたけど、今は懐かしく思い出すだけだもの。 | ★★★★★★ |
天空の城ラピュタ | いいオッサンに見えるドーラ一家の息子たちが、どう見ても小学生ぐらいのシータに恋心を抱く場面はちょっと気持ち悪い。子供の頃は気が付きませんでしたが、大人になった今観ると所々に顔を覗かせる宮崎監督の○○○ン趣味が少し引っかかってしまいます。映画そのものは、大空への夢や憧れが詰まった最高の冒険活劇だと思います。子供の頃はビデオで何度も何度も観てました。 | ★★★★★★ |
レイジング・ブル | ドキュメンタリー風のオープニング映像から引き込まれました。ラモッタって実在の人物だったんですねぇ。前半の観ていて気分が悪くなるほどの傍若無人ぶりから、一転して後半の落ちぶれた人生模様の対照的な様子が印象的。人生の儚さを感じました。 | ★★★★★★ |
ドラえもん のび太の恐竜 | 子供の頃に観たっきりだけど、ドラえもんの映画って大人になっても忘れることが出来ないんだなぁ。自分のことは何やってもダメなのび太が、ピー助の為には一生懸命になる姿が良い。この作品に限らず、ドラえもん全体に流れる、そーゆーやさしさが好き。 | ★★★★★★ |
太陽を盗んだ男 | 冒頭の原爆のシーンから既に衝撃的。学校の先生をやっているとはいえ、孤独な都市生活者である主人公が反社会的な行動に突っ走ってしまう様は本当にありえそうで怖い。無茶な設定の話をとことんリアルに見せてくれた映像表現はとにかく衝撃的で、邦画にもこんな作品があったのかと驚かされっぱなしでした。 | ★★★★★★ |
ゴッドファーザー PART II | 前作に比べて娯楽性が薄くなったものの、ドラマ性がより深いものになっている。ビトーが力をつけて大物になっていく過程と、マイケルが苦悩し失い続ける過程のコントラストが印象的。ビトーは人間的魅力のある人物だったが、息子のマイケルにはそれが欠けていたということか。 | ★★★★★★ |
2001年宇宙の旅 | 静かで綺麗な宇宙空間のリアルな表現が印象的。CGに頼って子供だましな映像を乱発した近年のハリウッド映画が安っぽく見えるくらい。いろんな解釈が生まれそうな映画終盤の展開ですが、やっぱりボクもわかりませんでした。 | ★★★★★★ |
博士の異常な愛情 または私は如何にして ・・ | 本当は戦争を避けようとしているのに、大きなシステムの前に踊らされてしまう政治家・軍人たちの姿がおかしくて物悲しいものがある。ピーター・セラーズが3役もこなしていたことを後から知ってビックリ。また会いましょう〜♪と甘いラブソングの中に映し出される核爆発の映像は、恐くもあり美しくもありました。 | ★★★★★★ |
椿三十郎 | 個人的には前作「用心棒」よりもこっちの方が好き。ストーリーがわかり易く、それでいて先が気になる展開で一気に観れる。三船敏郎の浪人キャラも健在。ユーモアのある気の利いたセリフが、なんともたまりません。話が短くまとめられているのも好感が持てました。 | ★★★★★★ |