題名 | レビュー | 星の数 |
オー・ブラザー! | ジョージ・クルーニーが若き日のクラーク・ゲーブルにそっくり!だて男や、蛙のエピソードに爆笑した。何より、全編を通して流れるカントリー音楽がいい。特にずぶ濡れボーイズ最高!あのレコーディングシーンとステージシーンを繰り返し見まくった。初めて映画のサントラ欲しいと思う作品。ただ、あの歌は吹き替えらしい。DVDにはジョージが歌っている映像が入っているが、吹き替えにして正解・・・だそうです。でも見てみたい。 | ★★★★★★★ |
シンドラーのリスト | 単純によかった、悪かったという評価はできない作品だと思う。ボロボロ泣いてしまった。見終わった後、しばらく席を立てなかったほど衝撃的だった。ベン・キングスレーの演技が素晴らしかった。 | ★★★★★★★ |
レナードの朝 | 30年もの昏睡状態から奇跡的に蘇った、喜びと戸惑いを演じるデニーロが本当にうまい。でもやはり奇跡は奇跡であって・・・見終わった後、やるせない気持ちになり、生とは何なのかと考えさせられた。これが実話だとは。心にずっしりくる。 | ★★★★★★★ |
火垂るの墓 | 節子のドロップ缶、一夜の蛍、無邪気な節子、そしてその節子にできるだけ辛い思いをさせないよう一生懸命な清太・・・なんでこんな子供がこんな辛い目にあわなければいけないのか?戦争はあまりにも不条理。何度見ても、涙なしには見ることができない。あまりに悲しすぎる。 | ★★★★★★★ |
天空の城ラピュタ | 宮崎作品でダントツに好きな作品。何度見てもハラハラして泣けて、爽快な気分になる。幻のラピュタを探し求めるパズーとシータ、そんな二人の手助けをするドーラ一家、蘇ってしまったロボットはあまりに切なくて・・・全てが素晴らしい! | ★★★★★★★ |
東京物語 | 日本人なら必ず一度は見て欲しい作品。大きな事件が起こるわけでもなく日常を淡々と描いているが、その静謐感がとても心地良い。原節子の有名なセリフは、心に染み入って泣けた。他人行儀なやりとりにお互いを気遣う気持ちがあふれている。CGや大げさな会話がなくてもちゃんと私たちの心に訴えてくる。本当にいいものを見た。 | ★★★★★★★ |
ローマの休日 | とにかく名場面が多い!ローマに行った時にジェラートを食べ、真実の口に手をつっこんできた。オードリーのかわいさはもちろんだが、グレゴリ―も魅力あふれていてため息が出る。最後のシーンは切なくて涙が出た。 | ★★★★★★★ |
欲望という名の電車 | ブランチのような繊細な心の持ち主は、ああなる事でしか自分を守れなかったのだろう。ただただ悲しかった。でもスタンレーが悪いとは思えない。確かに野蛮で最後にした事は本当に最低だが、あんな事ばかり言われたら誰でもキレる。別人のように変わり果てたヴィヴィアン・リーに驚いた。当時の彼女自身とブランチが重なって、やるせない気分になった。ヴィヴィアンも、世間に立ち向かうにはあまりに神経が繊細だったんだろうね。 | ★★★★★★★ |
素晴らしき哉、人生! | 見た後、ものすごく幸福な気分になった。町の人のジョージへの好意がちょっと大げさな感じもしたけど、そんな細かい事はどうでもいい!ところで、ドナ・リードはオリビア・デ・ハヴィランドにそっくりじゃないですか?? | ★★★★★★★ |
レベッカ | 主人公に名前がないというのはかなり珍しいのでは(公開当時はジョーン・フォーティンがレベッカだという、誤った情報が錯綜したらしい)。ダンヴァース夫人、あの能面のような表情で非常に不気味さが出ている。ジョーンはもちろんきれいだったが、野暮ったさもちゃんと表れていて期待を裏切らなかった。原作にはない、マキシムが新婚旅行のフィルムを見せるシーンは、妻に対する愛情が伺われて非常に好きな場面。 | ★★★★★★★ |
或る夜の出来事 | 二人の間を仕切る「ジェリコの壁」、ドーナツの食べ方、スカートをまくりあげてのヒッチハイクの場面など見所満載でとにかくおもしろい。そしてクラーク・ゲーブルの恰好良いこと!胡散臭さと優しさを上手く出している。ことにヒッチハイクの場面はユーモラスで、なかなか芸達者であるところも見せてくれる。クローデット・コルベールも世間知らずなお嬢様役を上手く演じててかわいい。 | ★★★★★★★ |
ロード・トゥ・パーディション | 二組の父親と息子の構図に魅せられる。映像も絵画的で普通のマフィア映画とは一味違う。重厚的な雰囲気がよかった。 | ★★★★★★ |
理想の結婚 | 18.9世紀の上流階級の華びやかな雰囲気の映画が好きなので、楽しめた。主人公夫妻が微笑ましかった。周りの人たちもいいスパイスを加えていたと思う。 | ★★★★★★ |
エリザベス | ケイトの持つ高貴で凛とした美しさ、そして存在感に圧倒された。私も彼女がオスカーを受賞しなかったのが納得できない!そのぶん、ジョセフが必要以上に情けなく見えてしまった。ヴァンサンの有様は異様だが、「王妃マルゴ」を見ると、そりゃああなるのも無理もない・・・と納得。 | ★★★★★★ |
奇人たちの晩餐会 | 元々舞台劇だということで、ほとんどの場面がピエールの部屋。予想とは違い晩餐会が中心ではなかったけど、久々にこんなおもろい映画見た!特に中盤最高!この親父わざとじゃないか!?って位かきまわしてて、査察までさせるし・・・友人の笑いが一番笑える。この友人役の人が50歳って事にめちゃめちゃ驚いた!どう見ても20代後半にしか見えない私の目が変なんだろうか・・・それにしてもフランスではマニアな人を「バカ」と呼ぶのね。 | ★★★★★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | 始めは少し退屈だった(戦争映画のはずなのに前フリ長いぞ!と)。しかし収容所での、あくまでこれをゲームと思わせる父親の愛に胸を打たれる。ジョズエが思わず「グラッツェ」と言ってしまた時のとっさの機転がいい。放送での呼びかけは、感動的。子を思う親の愛の強さに圧倒された。 | ★★★★★★ |
ポネット | とにかく子供達が愛くるしい。子供ものに弱い私はまさしくドツボ。主役の子が史上最年少で主演女優賞取ったのもわかる。役と自分を混同してるんじゃないかと思うほど、なりきっていた。4歳なのにものすごい色気あるし。母親のシーンは、変にCGなどを使用してなくてよかった(始め叔母かと思ったが)。あと、子供独特の残酷さもリアルだった。 | ★★★★★★ |
ミッション:インポッシブル | あの音楽を聴くと血が騒いでくる。トムの任務を飄々とこなしていく様(もちろん障害がいくつもあるのだけれど)が、見てて痛快。舞台となる、夜のプラハもいい感じ。 | ★★★★★★ |
ベイブ | 不自然な個所がところどころあるが(ベイブが家出した事をフライはどうやって主人に伝えたのかなど)、楽しんで見れた。無邪気な奥さんがとてもかわいい!最後は不覚にも涙腺を刺激された。この映画で感動しながら、その一方で豚を普通に食べている人間は矛盾しているんだろうが・・・何も考えず気楽に見るべき映画。 | ★★★★★★ |
ブレイブハート | 壮大なスケールの戦闘シーンに圧倒された。目を背けたくなるような残虐なシーンもあったが、最後にウォレスが叫ぶ一言はズシンと胸に響く。ブルースの、父親と己の良心との間で揺れ動く葛藤もよく伝わってきた。それにしてもメル・ギブソンはおいしい役してるなあ。 | ★★★★★★ |
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア | 耽美な雰囲気あふれる映像にうっとりさせられた。そしてトム・クルーズの妖艶な美しさ!ブラピはあまり存在感が・・・ヴァンパイアの苦悩が幻想的に描かれており、今までのドラキュラ映画とは一味違う。永遠の命を持つ者の哀しさがひしひしと伝わってきた。 | ★★★★★★ |
フランケンシュタイン | フランケンシュタインの、人間と同じようになりたいのになれない苦しみと悲しみがよく伝わってきた。なんとなくエレファントマンと重なって見えた。博士とフランケンシュタインとの交流もすごく切ない。ラストは胸を打たれた。 | ★★★★★★ |
ショーシャンクの空に | 見終わった後、静かな感動が胸いっぱいに広がった。エンドクレジットはたいてい早送りするのだけれど、この映画は最後まで画面を見つめてました。 | ★★★★★★ |
パーフェクト・ワールド | | ★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 | ドク好きなので、彼が主人公というだけでわくわくしながら見た。あの歳での恋というのもドクらしくていいね。西部開拓時代の雰囲気もよかった。 | ★★★★★★ |
ラストエンペラー | 歴史に翻弄されていく彼の哀しくて孤独な人生が非常に上手く描かれていると思う。荘厳で圧倒的な壮大さに魅せられる大作。紫禁城で、ズラーッと並ぶ家来に傅かれる幼い皇帝のシーンはまさに圧巻。 | ★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャー | 子供の頃に見て非常にわくわくした。タイムマシンと言えば、ドラえもんのあのイメージだったのだが、この映画のタイムマシンは非常にスマートで近未来的でかっこいい!博士がめちゃめちゃいい味だしていて大好き。 | ★★★★★★ |
エレファント・マン | 非常に深く考えさせられた。ジョンに感情移入して涙を流している私も、あの貴族達と同じ「偽善」の持ち主なんだろう。自分の中にある負の心をズバッと指摘された感じ。モノクロにしたことによって、ジョンの外見に必要以上に目を奪われる事なく、内面の純真さや苦悩に集中させていたと思う。ただ、最後のシーンは入れずにその手前で終わった方がよかった気が。 | ★★★★★★ |
エクソシスト | 良かったというより、とにかく恐かった。腹に文字が浮き上がるシーン、突然白目をむいて暴れだすシーン・・・そして神父と母親の関係、それを利用する悪魔。どんどん追い詰められていく神父の葛藤がすさまじかった。しかし、やはり何より、恐いというのが感想。 | ★★★★★★ |
マイ・フェア・レディ | オードリーがかわいい!彼女にだんだん心惹かれていくヒギンズ教授もいい味を出していて、見終わった後幸せな気分になった。何よりストーリーが大好き。 | ★★★★★★ |
博士の異常な愛情 または私は如何にして ・・ | | ★★★★★★ |
風と共に去りぬ | 昭和14年にこんな壮大な作品が作られた事が驚き。ハリウッドはすごい!私にはスカーレットがどうしてもわがまま女に思えてしまうけれど、それでも話にぐいぐい引き込まれて全く長いと感じさせないどころか、もっと続きを見たくなった。(続編も借りてしまった。本作とはえらく違うものだった・・・)そしてそして!クラーク・ゲーブルのレットがかっこよすぎる!!あの渋い魅力にノックアウト。 | ★★★★★★ |
下妻物語 | フカキョンのロリータっぷりと、アンナのツッパリっぷりがはまってて、予想以上に面白かった。映像もカラフルで、オシャレ感満載でした。 | ★★★★★ |
アイ・アム・サム | もう、初めから終わりまでずっと泣きっぱなし。映画館で見たのだけれど、化粧がぼろぼろになってしまい、直後に急いでトイレへと走った。ルーシーが非常に愛らしい。サムの友達もみんないい奴ら・・・で、死にそうに泣けたのだが、なぜだか後には残らなかった。「泣ける=よい映画」は違うのだと改めて実感。 | ★★★★★ |
ニューヨークの恋人 | 細かい疑問点を言い出したら次々に出てくるけど、コスチュームもの好きな私はヒュー・ジャックマンに思いっきしやられたので5点。あのブリティッシュアクセントと優雅な立ち振る舞いにクラクラ。かっこいい〜〜!でもこの映画、男が見ても面白くないんでは・・・^^; | ★★★★★ |
ブロウ | 7、80年代ってこういう麻薬が横行してたんだねえ。彼が登りつめてゆく栄光と破滅が上手い具合に描けていたと思う。お腹だけじゃなく、顔もメーキャップで老けさせたらもっとよかったのにと思った。 | ★★★★★ |
陰陽師 | 漫画のファンなので、まさにイメージ通りの野村萬斎の妖艶な美に感服。彼の手の美しさ、そして小泉今日子とのシーンでは思わず見とれた。しかし、それ以外は・・・特に今井絵理子は続編では外すべき!わざとらしいCGを使うよりも、もっと幻想的な映像を作ってほしかった。野村萬斎でもっている映画。 | ★★★★★ |
ムーラン・ルージュ | 何といってもニコールが美しい!ストーリーはこれといって特徴ないが、豪華絢爛な映像と全編を通して流れる音楽にやられた。特に「フレンチカンカン」・タンゴ版「ロクサーヌ」には背筋ぞくぞく!そして主役の二人とも歌が上手い。 | ★★★★★ |
A.I. | あまり評価は良くないみたいだが、個人的には良くできていると思う。処刑ショー(?)での女ロボットのシーンなどは、ぐっときた。デイビッドの少々行き過ぎている愛情表現は、ロボットゆえの哀しさがあふれている。ジュード・ロウが非常に印象的。 | ★★★★★ |
あの頃ペニー・レインと | | ★★★★★ |
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS | いかにも「泣かせてやるぞ」という映画だったが、その思惑通りぼろぼろ泣いてしまった。八千草薫が素晴らしい!脇役もそれぞれがいい味出している。ただ、無人島に一緒に行くほど小松のことを好きになっていたのに、帰ってきてからは、そんな事は忘れたかのように進行していくのが気になった。まあ、おばあちゃんの病気でいっぱいいっぱいだったんだろうが。 | ★★★★★ |
バトル・ロワイアル | リアリティに欠ける部分も多いが、島の中という限られた範囲で、殺すか殺されるかという極限状態での人間関係がうまく描かれていた。山本太郎の役どころは一番よかったと思う。個人的には塚本高史がかっこよかった・・・ | ★★★★★ |
スペーストラベラーズ | 深津絵里と安藤が見ててかわいらしかった。あの、いかにも犯人らしくない犯人達は微笑ましいし、随所に笑うツボもあって楽しめた。最後は意外だったけど、よい映画でした。 | ★★★★★ |
アナライズ・ミー | マフィアが実はパニック症候群に・・・っていう設定がおもしろい。あのデニーロがコミカルな役を!というので更におもしろかった。もし彼ではなかったらダレてたかも。ジミーがいいキャラしてて笑えた。 | ★★★★★ |
マトリックス | 食わず嫌いしてたのだが、予想よりかなりよかった。仮想現実の世界をあそこまで描けるなんて、CGってすごい。かっこいい映像で、思わず必死に見てしまった。 | ★★★★★ |
グリーンマイル | まさかSFが入るとは思わなかった。でも場面場面がちゃんと作られていて、素直に感情移入できる。あのネズミの死刑囚があまりにも哀れで泣けた。マイケル・クラーク・ダンカンの演技は良い。 | ★★★★★ |
リング | 今まで見た邦画で一番恐かった(耐えられないほど怖いという「女優霊」は、いつも始めで断念してしまう)。井戸や最後のシーンはもちろんだが、鏡に向かって髪をとかすところや指を差すシーンも不気味でぞくぞくしまくり。決して一人では見ることできない、恐すぎて。この映画の真田はかっこよく見えた。 | ★★★★★ |
トゥルーマン・ショー | 途中まで見る機会があって、続きが気になったので借りて最後まで見た。しかし、そのわりに結末は期待外れと言った感じ。まあ、発想がとても斬新なので5。ジムキャリーの新たな面が見れたが、もっとシリアスに徹底した方がよかったと思う。普段の生活では、周りよりも彼自身が演技臭く思えるときがあった。見終わった後、私もずっと見られてるのでは・・・とふと考えてしまった。 | ★★★★★ |
ライアー ライアー | 夜中に爆笑してしまった。ジム・キャリーの才能全開という感じ。メイキングを見ると、ほとんど彼の演技はアドリブでやっていた。すごい・・・秘書のグレタがいい味出していた。 | ★★★★★ |
運動靴と赤い金魚 | 二人がかわいらしい。妹の泣き出しそうな表情とか、思わず抱きしめてあげたくなった。二人とも本当に働き者。ほのぼのした家族愛もよかった。境遇は違えど、子供の頃私も妹と二人だけの秘密が色々あったなあ・・・ | ★★★★★ |