題名 | レビュー | 星の数 |
七人の侍 | この映画と「赤ひげ」が私のフェイバリットムービーです。別格で、ちゃんとした評価ができない。全編にリアリズムとリリシズムが貫かれている。コメディの感覚もとても粋でいい。喜怒哀楽。人間という生きものについて考えちゃいました。その上痛快すぎる娯楽大作。完璧です。 | ★★★★★★★ |
雨あがる | ボロ宿のセット。あの感じを出せるのは黒澤組スタッフだけでしょう。長雨で猛り狂う川、穏やかに流れる川のいずれも印象に残ります。 寺尾聰の殺陣。特に試合のときがよかった。いわゆる剣豪ものと違った趣の、無駄な動きのない(突きのかわし方など)、不思議な殺陣でした。 | ★★★★★★ |
羅生門 | 映画全般の中で観れば、すごく斬新でエポックメイキングな名作です。ただ、黒澤明のフィルモグラフィーの中では普通。キャメラ、音楽、脚本に彼の遊び心があふれている。異色作。 | ★★★★★★ |
ニュー・シネマ・パラダイス | 完全版観ました。映画好きの人ほど入れこんで観られる名作だと感じました。ちなみにパラダイス座の上映作品の内で私が観たことあるのは「駅馬車」のみ。お恥ずかしい話で。 | ★★★★★ |
A.I. | 世間の評価は低いようですが。スピルバーグの華麗な映像テクニックを堪能できる佳作だと思います。「オマエの愛てのは、親に甘えることかい!」とかツッコミたくなりますが。まぁ、「真実の愛」などという難解で観念的なテーマでは無理もないかとも思いますが。 | ★★★★ |
俺たちに明日はない | | ★★★ |