題名 | レビュー | 星の数 |
チェンジング・レーン | ひさびさのヒット映画!ハリウッドは勧善懲悪な内容がおおいけど、この映画は違う!パッケージどうり善悪の境界線は曖昧なものです。行為によって人間の善悪を決定するのが当然みたいに思われてるけど、それは違うのでは?と感じられる映画です。人間を善悪又は白黒に別ける困難さ、むしろ不可能性みたいなものを感じました。ラストも後味良く、短いけど良い〜映画です。 | ★★★★★★★ |
シッピング・ニュース | それぞれに過去の負を背負い、溺れそうになりながら生きている。そして家が壊れ、溺死者が生き返るように過去の負は清算される、このあたりの流れは良いですね。ただ複数人の過去のストーリーがあるため、それぞれの描き方がやや浅いと思いつつも、飽きなかったし、好きなストーリーなので高得点。それにしてもケビン・スペイシーのダメ人間はハマり役ですね。 | ★★★★★★★ |
ダンサー・イン・ザ・ダーク | 強く生きようとするあまり頑なになる、その一方で強くはなりきれない弱さのために現実逃避してしまう。ラストで「最後から2番目」と考えることで、現実の恐怖から逃避するあたりに彼女の弱さが出てました。そんな強くなれない不器用なセルマに共感。彼女は懸命にそして真摯に生きたんです!それを認めてあげたい。 | ★★★★★★★ |
サイダーハウス・ルール | この監督の音楽と映像はやはり美しい!ストーリーも中盤までゆったり流れ、ラストで一気に加速させるというギャップを設けることで、映画に力強さを与え、映画に引き込まれますね。「性」を通して人間の生死、特に正しいことの難しさを再度を考えさせられ、観賞後は「性」をテーマに据えているのに爽やかな印象を与えるめずらしい作品、素晴らしいです! | ★★★★★★★ |
アメリカン・ビューティー | 重い映画になってもおかしくないのに、ユーモアがあるので深刻になりすぎず、笑いつつも哀しくなれ、そして考えさせられるという素晴らしい映画でした。欧州なら哀しさだけが強調され、日本ならお涙映画になってしまいそうで、このユーモアセンスはアメリカにしかないかもしれないな。アメリカもこういうの作れるんじゃないとちょっと感心したし、アカデミー賞を与えたのは賞賛ものですね。 | ★★★★★★★ |
グリーンマイル | ダラボン・キングは最強タッグ!「ショーンシャンク」は良かったけど、これはどうなの?と思いつつ見たら、いいじゃない!泣けました。非現実的と言われようと、それがスティーブンキングの世界、「ショーンシャンク」よりキングらしい作品です、日本で言えば筒井康隆かな、まあキングの方が上ですけど。それにしても素晴らしい作品でした、ダラボン・キングのコンビでまた見たい! | ★★★★★★★ |
アルマゲドン | あら…評価低い、7点の私の立場は?狙いすぎのヒーローものですが、人類万歳的なところがいいですね。人によってはアメリカ万歳に見えるようだけど。 | ★★★★★★★ |
π | リンチ監督の「イレイザーヘッド」を連想させる不快な機械音と鳴り響く電話・ガサガサ動く虫・人間の脳みそをいじるシーン・白黒画像、それに加えて音楽、カメラワーク、こういういっちゃてる感じの映画は好きですね〜。内容も現代は何でも法則、法則、人の心理まで法則。けど、すべての法則は見つからないと思いつつも、もし発見したらその先にあるのはなんだろう…そんなことをちょっと思った作品でした。 | ★★★★★★★ |
フェイス/オフ | 妻の顔を撫でるシーン…思わず涙。顔が変わっても解るのが夫婦ってもんでしょ。アクションシーンもすばらしい。そして、なによりニコラス・ケイジ、ふたつの人格を演じきってます。 | ★★★★★★★ |
(ハル) | ラブストーリー苦手な私が楽しめた珍しい映画。「運命的出会いから情熱的恋愛」というパターンではなく、二人の心の動きが感じられる良い映画です!個人的には洋画にない邦画の良さはこういうものだと思った作品でもあります。森田監督と言うと怖〜い映画をよく作りますが、こういうのも作って欲しい。 | ★★★★★★★ |
デッドマン・ウォーキング | この種類の映画を見ていつも思うことですが、被害者側の心情を考えるとは、加害者を罰することではなく、憎しみから救済することだと思う。マシューは死刑になったが被害者側は救済されておらず、憎悪だけが残ってしまい、処罰=仇討ちのような発想では解決できない複雑な問題だと改めて痛感させられました。「法による処罰と被害者の心情」という普遍のテーマを専門的でなく扱った傑作です。 | ★★★★★★★ |
ユージュアル・サスペクツ | サスペンス映画の傑作!すばらしい構想力です。1回見ただけだと全てを理解するのは不可能、もう1回見たいです。最近のただ長いだけの映画は間延びしてしまうけど、この映画はまったく客を飽きさせず、短い時間で最大限に楽しませてくれました。 | ★★★★★★★ |
パルプ・フィクション | 「世の中が悪で利己的、俺は羊飼いだ。そう思いたい」このセリフ好きだなー。間違った世の中に復讐するために社会に反逆する、反逆者は羊飼いでないことは解っているけど、そうせずにはいられない。反逆した男達、かっこいい〜!音楽もまたいい!まさにタンティーノ的ダンディズム!!蛇足だけど、時間軸を前後させる構成はキューブリックの「現金に体を張れ」でも採用、見る価値ありなので、機会があれば是非! | ★★★★★★★ |
ショーシャンクの空に | 素晴らしい!結構御託を並べる方だけど、この映画については語る言葉はありません。記憶に残る映画になること間違いなし、映画界の金字塔だ! | ★★★★★★★ |
7月4日に生まれて | 社会派監督らしい素晴らしい作品だと思う。戦争映画といえば戦場を描くものがほとんどだけど、この作品は戦場の裏・戦争の裏を見事に捉えてました。戦争を行うのは国家だけど、それによって現実に影響を受けるのは個人であると改めて思わされたのと同時に、愛国心=戦争肯定に傾いていいものではないと思わされました。ちょっと前の米国人に見て欲しい映画です。 | ★★★★★★★ |
ニュー・シネマ・パラダイス | 映画館に象徴される閉鎖された場所である「故郷」と「時間の流れ」が丁寧に描かれてましたね。「田舎から出ていく若者」というありふれた話なのに、アルフレードが存在することで深い映画になってました。ただ東京出身の僕が言っても説得力ないかも…「故郷」があるっていいよなー、こんなことを感じさせてくれたこの映画は傑作ですね! | ★★★★★★★ |
アマデウス | 凡人にはつらい映画でした…世の中はなんて不合理なんでしょう。一方、半狂乱になりつつ作曲、指揮するモーツアルトのシーンは圧巻でした、天才とはああいうもんなんでしょうかね。 | ★★★★★★★ |
タクシードライバー | 現実に妥協できない、又は折り合いをつけられないために社会から弾き飛ばされたトラヴィスの耳を傾けてもらえない怒りの叫びは、共感できるけど、共感してはいけない気もしました。なんか複雑…単純なストーリーで、タクシードライバーという身近な職業の人間を主人公にしながらこれだけ重厚な仕上がりになったこの映画はやはり傑作ですね。それにキレたデ・ニーロはいい!怖さと悲哀がビシビシ伝わってきました。 | ★★★★★★★ |
カッコーの巣の上で | 人間にとって重要なことは「自由な選択」をすることだと感じました。「自由な選択」を放棄又は奪われた人間は『生きている』のではなく『生かされてる』のであって、人間というより家畜です。そのことを患者達に身をもって解らせたマクマーフィと、家畜状態から抜け出そうとする患者達に涙涙です。ちなみに「時計じかけのオレンジ」でも同じようなことを感じました。 | ★★★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | キューブリックは時代の預言者か?とにかく新鮮だったことに驚きです。人間の善悪の判断基準を壊してしまうようなこの作品、見た後に固まってしまいました。人間は考える、それに意味があり、何を考えるかは誰かに強制されても意味がないかもしれないです。 | ★★★★★★★ |
自転車泥棒 | いったい何が悪いことなのか…あえて言えば「貧乏は罪」となるんでしょうか?この言葉は現実かもしれないけど、嫌いな言葉ですね。見た後は、あの親子が幸福であることを祈るだけ、そうでなければやりきれません。それに自転車すら買えない貧困のため泥棒になった父、それに対してフォーク・ナイフを器用に使う豊かな家庭の子供、この差、というか矛盾もなんかやりきれないものがありましたね。 | ★★★★★★★ |
市民ケーン | 大事な人を失った穴埋めとしていろんな「物」を蒐集するけど、「物」で補填はできない…しかしそうするしか方法を知らないケーン、哀しい…映画ではケーンがそうなってしまった原因を幼児期にあるように描いているけど、物質主義の象徴のように感じました。とにかく印象に残り、考えさせられる映画です。傑作! | ★★★★★★★ |
街の灯 | すべてはラストのチャップリンの表情のためにある、そう思えるくらいラストシーンは素晴らしい!あの表情だけで泣けました。チャップリンはあのワンシーンだけでも歴史に残れる、それくらい素晴らしい演技をしてます。個人的にはチャップリンの最高傑作です! | ★★★★★★★ |
バーバー | 些細なことで狂う人生、打ち砕かれる希望、自分と関係ない所で進んでいく現実、不可解な裁判…個人の主体性や決断に意味はあるんでしょうか?おそらくエドの人生で初めてした決断がこんな結果になるなんて…にもかかわらず、ニヒルな態度でやり過ごすエドは「ただ、一さいは過ぎて行きます」といった心境なのかな。厭世的・哲学的雰囲気漂う映画で、しみじみと楽しめました。 | ★★★★★★ |
ビューティフル・マインド | 前半は素晴らしい!観ている側も現実と幻覚の境界線があいまいになってくるだけに、彼の苦しみが伝わってきます。逆に後半はいまいちですね、夢と現実を区別するのは心だと言われても、自意識過剰の彼は頭ではなく肝心な心が病んでるわけで、解決にならないと思ったんですけどね。ただノンフィクションなだけに説得力は充分な作品です。 | ★★★★★★ |
マルホランド・ドライブ | 難解映画ベスト3に入るの間違いなし。後半部分だけでも、前半との違いによるショックが残ってるし、回想形式になってるし、映像も衝撃的で、後半を理解するので精一杯…前半との関連を考えはじめたときには、脳がエラー信号?他のサイトなどを見て、ようやく「あーなるほどねー」という位に難解でした。それにしても、金髪の彼女は哀れ、現実は厳しいですね…。 | ★★★★★★ |
スコア | 晩年を迎え安泰の生活を望みながらも、仕事を引き受け、立ち向かっていくデ・ニーロが演じるニック、かっこいい〜。内容は単純なんですけど、結構楽しめました。デ・ニーロとマーロン・ブランドの二人のシーンは哀愁漂っていて、二人の存在だけで成立してました。この映画に監督はいるのか?なんてことまで思ってしまう存在感がありました。 | ★★★★★★ |
はつ恋 | 邦画も捨てたもんじゃないと感じさせてくれた映画です。こういうほのぼの・しみじみした映画なら邦画ですよね〜。ストーリーもいいけどなんといっても平田満がいい!ラストではダメ親父から良い親父に印象が変わってました。それにラストは映像も綺麗で感動させてもらいました。こういう邦画に期待してます。 | ★★★★★★ |
メメント | 時間を遡っていく構成にはビックリ!単純なストーリー?なはずなんですが、こういう構成にされると複雑ですねー。見ているこっちの方が記憶障害…そしてあのラスト、嘘つきは誰だ!と思って見ていたので衝撃的でした。謎のままの部分があるのは残念ですが、それでも素晴らしい作品、「新型サスペンスここに誕生!」そんな感じです。 | ★★★★★★ |
マレーナ | ラブストーリーの要素が薄く、人間ドラマの色彩が強い映画ですね。マレーナが村を出ていく前と帰ってきた後のマレーナの変化、それに対する周囲の人の変化、少年の成長による変化、これらすべての「人の変化」が印象的でした。あとマレーナがリンチされる場面は「嫉妬による憎悪」を巧く映像化したと思うけど、怖かった…。 | ★★★★★★ |
誘拐犯 | | ★★★★★★ |
スナッチ | ストーリーとして?という箇所もあるけど、それを上回る展開の良さと音楽で、かなり楽しめました。ただブラッド・ピットは無駄に豪華、もったいないですねー。全体としては「パルプフィクション」を軽くしたような雰囲気で、「パルプ〜」の方が上かな。 | ★★★★★★ |
遠い空の向こうに | 「人間は境遇の動物だ」とかいう言葉を聞いたことがあるけど、その「境遇」を打ち破った彼等に感動!それと愛情とプライドに悩める頑固親父の存在が話に深みを持たしてました。 | ★★★★★★ |
エニイ・ギブン・サンデー | 社会派オリバーストーンが娯楽系の映画はどうかと思って見たら、かなりよかったです。時代に乗り遅れ、アメフトの他何もないアメフト馬鹿のアルパチーノ、かっこよすぎ、男が惚れる男です。ただ女性にとっては家庭を犠牲にする馬鹿亭主かも…けど男性(全員じゃないけど)はこういうのに憧れます。 | ★★★★★★ |
アメリカン・ヒストリーX | 白人にも言い分はあり、同じだけの言い分が黒人にもある。ただ相手方の言い分を理解するより憎悪した方が楽なため、相手を憎悪し否定してしまう。しかし、それでは人は救われない、憎悪してはいけないと思っているところで、あのラスト…酷です。デレクに救いはないのか?キリストの「汝の敵を愛せ」の言葉が頭に浮かぶ…そんな映画でした。 | ★★★★★★ |
恋愛小説家 | ラブストーリーは苦手なんですが楽しくみれました。やさしさ、愛情をうまく表現できない、そういうことってありますね。そんな不器用で人間嫌いの主人公をジャック・ニコルソンが好演、見ていて笑いとせつなさがこみ上げました。 | ★★★★★★ |
フランケンシュタイン | 「人間が死ぬのは間違ってるー」と絶叫する科学者ヴィクター、天才て怖い…何を思いつくんだか。人間には踏み込んではならない場所があるのかもしれないです、現代で言えばクローン人間なんかがそうかも。創りだされた怪物は哀れすぎました。それにしてもこの映画は、主演デ・ニーロ、脚本にダラボン、製作にコッポラまで顔を出しちゃったりして、面子は揃ってますね。結構楽しめました。 | ★★★★★★ |
バートン・フィンク | | ★★★★★★ |
ケープ・フィアー | デニーロ怖い、不気味、そして何故かシビレタ!復讐に燃え超人?となったデニーロが、鬼の顔を知性の仮面で隠して迫ってくる恐怖、いやーデニーロ最高!ストーリーとしては単純だけど面白い。スコセッシ=デニーロのコンビは好きな作品が多いですね、デニーロの使い方が上手なのかなー。 | ★★★★★★ |
レザボア・ドッグス | それぞれに別の個性があるのに、みんなかっこいい!特にタランティーノのダンスシーンは印象に残ってます。全力で駆け抜けた男達、自分にないもには憧れます。 | ★★★★★★ |
エレファント・マン | まず現実に存在したことに驚き、人間の醜悪さを見物客に見ました。けど、この映画を見てるとき「袋を取ったら中から何が出てくるの」という強い好奇心を持っていた自分もあの見物客と大差ないかも…この映画が見世物小屋で、その観客は映画のなかの『醜悪な見物客』ではないのか?そんなことを思って暗くなった作品です。Dリンチ監督の観客への強烈な皮肉でしょうかね。 | ★★★★★★ |
シャイニング | キューブリックのカメラワークは絶妙、たいしたことないはずなのに、子供の三輪車に乗ってるシーンで恐怖を感じてしまいました。あとジャックニコルソンは怖いです…彼の存在自体がひとつの恐怖になってました。けどそんなジャックニコルソン、大好きです。 | ★★★★★★ |
8 1/2 | 理想を求めすぎて現実を見失う人間の悲哀、これはフェリーニの一貫したテーマのようです。これ以前の作品は人間の退廃、挫折だけを描いていたけど、この作品は、不完全な人間でもそれでいい、みんなで手を取り合って頑張ろうというような再生、希望を描いているのが素晴らしい!感動しました。ちなみに、この作品はかなり複雑な構成になってるけど、「道」「甘い生活」などを観た後なら楽しめるかな。 | ★★★★★★ |
道 | 見ているうちに、美人ではないジェルソミーナを好きになってしまいました。そんな役に立たないと思える小石も役に立ってる、しかしそれが解るのは失ったとき…ザンパノに共感してしまうのは男のエゴイズムですかね。それにしても美人でないジェルソミーナを好きにさせたフェリーニ監督、ジュリエッタ・マシーナは素晴らしい! | ★★★★★★ |
チョコレート | レティシアかハンクのどちらかの視点で見てしまいそうな映画で、私の場合はハンクでした。自分の殻を破れないと嘆く彼が人種差別をするのは、父親への従属で出来ればしたくないはず。そんな彼にとってレティシアとの出会いは殻を破るきっかけのようなもので愛しているとは違うように思いました。ハンクではなくレティシアの視点から見たハンク・人種問題はまた違でしょうね。 | ★★★★★ |
陽だまりのグラウンド | お手軽に感動できる映画という印象ですかね、観賞後もさわやかな気分になれました。ただお手軽だけにストーリーが薄い。コナー・オニールと少年野球チームが、衝突しながら前向きになっていく過程をもっとしっかり描かれていれば、評価は上がったのになー。それに、弱いという設定のはずの少年野球チームはあっさり強くなりすぎ…つまらなくはないけど、あと一歩が足りない映画ですねー。 | ★★★★★ |
オーシャンズ11 | この出演者・監督だと、どうしても期待してしまいますよねー。確かにスピード感あるし、ラストもちょっと驚かされました。ただ他のみなさんが言うように、ジュリアロバーツはどうなの?もっと言えば無理やりラブストーリーを挿入した印象で、一本の映画に詰め込みすぎかな。 | ★★★★★ |
息子の部屋 | 最近のカンヌの傾向なのか、結論やまとめがなく、ただひたすら現実をつきつけられた印象ですね。家族の一人が亡くなっても、周囲の世界は何も変わらずいままでと同じ状況がある。家族や観客が期待するような劇的な出来事は何も発生しない、そんなどうしよもない現実がひたすら続き、感動も癒しも悲劇も何もない映画で、哀しい、虚しい気持ちになりました。それにしても彼女のアリアンヌは無神経で、何か腹が立ちました。 | ★★★★★ |
エボリューション | おバカなSF映画で、真剣に見てはいけません、ラストもおいおいな感じで生命体をやっつけてました。どことなくメンインブラックと雰囲気が似てる印象かな。 | ★★★★★ |
39・刑法第三十九条 | 「心神喪失者の行為は罰しない」それは解るけど、心神喪失か否かは誰が判断するだ?裁判官が判断?彼らは法律の専門家だけど精神の専門家ではないから判断するのは難しい。ならば精神分析医が判断?その場合、裁判所や裁判官はなんのために存在し、もっと言えば裁判をする意味自体が無くなってしまう。どっちにしても問題が多い39条の難しさ、六法全書だけでは解決できない現実の事件の困難がうまく表現されている映画です。 | ★★★★★ |