題名 | レビュー | 星の数 |
ベニスに死す | この感動!嗚呼、この感動が映画なのか。マーラーの交響曲第5番が更に涙を誘う。 | ★★★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | リアルタイムに見たかった。そう思わせるキューブリックは素晴らしい、感服。ビズムニーなシアターにホラーショー。コロバ・ミルク・バーでラズードックス。 | ★★★★★★★ |
東京物語 | 制作されてからほぼ50年後に見た。古い映画、と思ってみたのだが、内容が全く古くない。このテーマは、現代の家族間でも通じるテーマであった。唯一、血が繋がっていない次男の嫁・紀子(原節子)だけが老夫婦に優しく接する度に、胸が痛くなった。切なく、考えさせられる映画。日本の心を見た気がした。今、小津監督の映画がフランスで人気らしいですね。 | ★★★★★★★ |
素晴らしき哉、人生! | もし自分が絶望し、自殺しようと思ったらこの作品を見て考えを転換させようと思う。考えのしかたで不幸が幸福に変わる映画。個人的には最初の部分、宇宙のかなたでヨハネと天使が相談しあっている部分が好きだったりする。 | ★★★★★★★ |
勝手にしやがれ | 映画は総合芸術だということを認識できた映画。映像と音楽とスピード感と文学を融合させて詩的に出来あがっている映画だと思う。文学チック。ミッシェル自体、人生に意味なんて見出していなかった、ゴダールも然り。基本的なことは飛ばしたかったゴダールの気持ちも分かるかも。タイトルからしてそう。「勝手にしやがれ」ええ、勝手に解釈させていただきます。 | ★★★★★★ |
市民ケーン | 無駄が無い映画。凝縮されていて、最後に投げかける疑問でさえ深い意味を持つ。それがたまらない。 | ★★★★★★ |
リトル・ダンサー | なんだかんだいってここに出てくる人たち、皆良い人たちばかり。父親も最後は納得してくれたし。こっちまで踊りたくなるような嬉しさが込み上げてくる映画。炭坑の問題が出てくるところが、しっかりとイギリスっぽかった。 | ★★★★★ |
GO | 残念だったのが事件の一つ一つが大きく描かれ過ぎて、一番大事なシーンが曖昧だった事。ハラハラする部分が多すぎて、最後にはハラハラに適応してしまった。主人公クルパー、語りすぎだった。映画は表情を見れば感情は伝わるんだから、そこまで云わなくても分ると感じたのは私だけだったでしょうか。恋愛部分も不自然だった。リアルに書いているんだろうけど、違和感が多すぎました。 | ★★★ |
タイタニック | 無駄な場面が多い。ローズの老後のシーンは省いた方が良い。沈没船を調べているシーンも要らない。そういうのを省いたら凝縮されてgoodかも。この映画ね、なんか、こう、すごく疲れる。 | ★ |