題名 | レビュー | 星の数 |
リトル・ダンサー | 最近イギリス映画っていいですよね。派手さはありませんが、最後まで飽きさせません。重要な場面でいつもはおとなしい子供が踊りだすのですが、それがバレーっぽくなく、感情をそのままダンスにしたようでとてもよかったです。映像のカットもこれみよがしではありませんが、印象的です。地味目な作品かもしれませんが、かなり考えられているというか、内容が濃い作品です。おすすめです。 | ★★★★★★★ |
レオン | これは素晴らしいでしょう!監督、配役も素晴らしいです。うとい私としてはこの映画でベッソンを知ったのと、ジャン・レノ ナタリー・ポートマン ゲイリー・オールドマンを知った映画として感謝しています。特にオールドマンの演技はとかくアクションばかりの最近の映画では、ちょっとしたしぐさで役のキャラクターを演じる稀有な役者だと思います。 | ★★★★★★★ |
羊たちの沈黙 | もう何回も見ましたが最高です(そんなにFBI捜査官が単独捜査するか!とか矛盾も見えますが)。その後の猟奇殺人ブームの先駆け&決定版的な映画ですがこういう映画はジャンルは関係ないです。原作がよく、俳優、脚本、映像がよいからいい映画なんです。ショッキングな題材は重要ではないと思います。次作ではレクターがあまりにも前面に出すぎですがこの映画のフォスターはさすがです(ムーアは役不足)。 | ★★★★★★★ |
ゴッドファーザー PART II | Part2難しです。ブランドもソニーもいないままこの映画は作られました。その当時のアメリカの人間不信をマイケルが体現していると言われていますが、前作とくらべどっと重いストーリーはその状況を反映していると思います。正直Part1のファンの私は2はいまいちですが、それは1に比べてのことなのでこのPart2がおとってるとは思っていません。 | ★★★★★★★ |
ゴッドファーザー | 私の生涯No1ムービー。映像、セリフ、音楽どれも最高水準で、芸術性が高く娯楽映画としても楽しめるという素晴らしい映画です。マフィア映画ですが主要メンバのほとんどが暴力的でなく、内省的な性格なのが面白いです。そのなかで超暴力男ソニーには思わず感情輸入してしまいます。全編名セリフ、名場面の連続なので、見てない方には絶対見てほしい映画です。ブランドの存在感は圧巻。あーーーとても書ききれない! | ★★★★★★★ |
めまい | 今見ても前衛的かつ十分な娯楽作品です。これはヒッチコックならではのものです。「サイコ」もそうですがヒッチコックの時代でぎりぎりの現在でいう「サイコスリラー」「猟奇殺人」などの先取りといえます。キム・ノヴァクなどを見ると最近のハリウッド女優は正直安っぽく見えます。あまりに同世代の我々が知り過ぎれいるのかもしれませんが。 | ★★★★★★★ |
裏窓 | 普通の監督なら代表作といわれる作品を撮るのも大変なのに、ヒッチコックの場合代表作が多数あり、あまり知られていない作品も面白いという凄い人。そのヒッチコック映画の中でもこれは最高の1本だと思います。室内からの視点で物語が進行するのもヒッチコックならではの設定で、これを飽きさせずに最後まで見させます。グレース・ケリーも美しさの絶頂。昔の女優さんは綺麗だったなあああ。 | ★★★★★★★ |
インサイダー | この映画のがCBSの60ミニッツをネタにしている事に驚きました。60ミニッツはTV界の良心的番組で世界的な模範だと思っていたので、TVメディアの模範的番組でも妥協せざるおえないのかという事に驚きました。TVでも放映が難しし事を映画にする事は勇気がいる事ではないでしょうか?この映画を見ているとタバコ企業およびCBSがクレームを付けなかった事が不思議です。各俳優の演技よりこの映画を作った全スタッフに拍手。 | ★★★★★★ |
シックス・センス | 映画のねたばれ部分はいいえません。ただこの映画を見てもし自分がそうだったら、もし自分がそれに関わっていたらという事を考えると個々人が抱える不安を極端に表現しているともいえます。ネタが分かったても2度見ても十分鑑賞に値する作品と思います。 | ★★★★★★ |
プライベート・ライアン | 前半の先頭シーンは圧巻。バタバタ人が死ぬのを見て何でこんな無理な上陸作戦をするのかと疑問に思いましたが乾いた銃声音がリアルで痛いです。ただ構成がはっきり分かれているため、前半の衝撃は前編に行き渡らない部分はあります。「フルメタルジャケット」の印象に近いかもしれません。タイトルのライアン救出作戦より前半に圧倒された映画でした。 | ★★★★★★ |
セブン | 最初見たときはプラピも知らなかった...今見ると豪華キャストですね。ラストがすごく衝撃的だったので、逆に繰り返し見ても面白いかな?と思ってたら、今まで3回見て全て面白く見れました。ラストまでの過程もきちんと作りこまれている映画です。 | ★★★★★★ |
氷の微笑 | 色気で売る映画と思われているかもしれませんが、確かにそういう部分もありますが、サスペンス、エンターテイメント映画としてとてもよくできた映画と思います。シャロン・ストーンがこの映画以降いまいちなのが残念です。女、車、豪邸、サスペンスそれだけでもうまくバランスが取れて完成度が高ければいい映画だと思います。 | ★★★★★★ |
スカーフェイス | 「カリートの道」との比較で、「カリートの道」に軍配を上げる人が多いんですね。私はこちらの方が好きです。後半のパチーノはキレテキレテもう大変です。「カリートの道」のラストは限りなく切ないですが、この映画は見終わった後、分厚いステーキを食べたような気分にさせます。 | ★★★★★★ |
ブリジットジョーンズの日記 | 原作をゲラゲラ笑いながら読んだので、映画化されて心配していたのですが思ったよりよかったです。主人公のレニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラントもイメージに合っていました。ヒュー・グラントが初めて出てくる時の表情が最高でした。セリフがなくても顔だけで演技できてしまっているので、上手な役者だなーと再確認しました。 | ★★★★★ |
ザ・セル | この映画を見ているとハリウッドは映画をつくる段階で、あまりに発達した映像技術にただ追いつこうとしているだけのような気さえしています。「羊たちの沈黙」の映像としてはすごいけど、映画としてはイマイチ版のような気がします。 | ★★★★ |
ボーン・コレクター | 原作を読んでから映画を見たので、やっぱりなーーという映画でした。ディーヴァーやF・フォーサイスのようなディテールを緻密に積み重ねて、全編を飽きさせずに読ませるような作家の作品を映画化するのは無理。ベストセラーだからって無理に映画化する必要なし。あとリンカーン・ライムをデンゼル・ワシントンがやっていて驚いた。白人の偏屈おやじだと勝手に思っていました。 | ★★★ |
ショーシャンクの空に | | ★★★ |
M:I-2 | まーしょうがないかなー。脚本に凝った前作がヒットしたんで、クルーズも勘違いしたとしか思えません。ただ腹がたつのは期待以上の前作をビデオで見て、その延長線で2を劇場で見てしまった事です。ジョン・ウーのナルシスはウンザリ。エンターエイメントならナルじゃなく観客に快感を与えてほしい。なんでPart2は駄作なの? | ★★ |
アイズ ワイド シャット | 見ててキューブリックファンでもつらかったです。どうしてしまったのでしょう?映像も緊張感はありますが、単調な緊張感は単に退屈なだけです。キューブリックでなかったらみなかった.... | ★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | かなり期待してましたが、それほどいい映画でしょうか?ここの映画評を見ても途中から白けてしまったと言うのも分かります。個人的に受け取り方がかなり違う映画と思いますが、あまりに無理な悲喜劇は感動を呼ばないと思います。 | ★★ |
グラディエーター | 見る前から何でアカデミー賞を取ったのかと思ったのですが、見た後ではますます不思議です。昔のベンハー的なスペクタクル的な映画が現代のランボー的な映画か、どちらにせよありがちすぎて楽しめませんでした。ラッセル・クロウは役を選ばないのが好感もてますが、これが代表作ならかわいそう。 | ★ |
インデペンデンス・デイ | 米大統領が戦闘機に乗って宇宙人と戦いにいく馬鹿らしさは、「アルマゲドン」の油田(?)掘ってた親父が宇宙に派遣される馬鹿馬鹿しさに通じるものがあります。でもあほらしさはこっちの方が上。つまらなさも上。これを見てからウィル・スミスが出てる映画は娯楽にもならない娯楽映画っていう偏見が出来てしまった(結構的外れじゃないと思うけど)。 | ★ |
ルパン三世 カリオストロの城 | 宮崎駿の女性の描き方って苦手です、男性の勘違いした思い込みのかたまりみたいで。クラリスの事ですけど。クラリスがセリフをしゃべるたびに、いやになってしまいました。 | ★ |