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フランコさん
Update:2004/11/10
http://www.tvz.com/opera/franco
得票数:1
プロフィール:
オペラ、映画、推理小説、格闘技、テニスを愛する
ロマンチストです。ユマ・サーマンのファン。
「音楽現代」というクラシック音楽専門誌で
「フランコ酒井のオペラ徒然草」というコラム
を連載していますので読んで下さい!
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題名レビュー星の数
ガタカ映画全体を包むブルーのイメージが遺伝子をテーマとしたこの作品を象徴する。これは「現代版太陽がいっぱい」といってもいい。ホークはドロンほど大胆ではないが、こわれそうな繊細さが魅力。ジュード・ロウは屈折した感じがむしろドロン的。ユマ・サーマンの美しさは女神のようで、スーツ姿とロングドレス姿の対比がまた絶妙。彼女の表情にはホークへの真実の愛が感じられる。★★★★★★★
七人の侍リアリズム重視の撮影で、すべてのシーンに無駄がない素晴らしさ。7人の侍の性格をこれだけしっかりと描き分けた脚本も立派。脇を固める藤原釜足、土屋嘉男、左卜全らもいきいきとしている。特筆すべきは宮口精二演じるニヒルな凄腕剣士のカッコ良さで、泥濘にのたうつ三船敏郎の凄みも素晴らしい。あのシーンを何十回も駄目出しした黒澤監督の執念が感じられる。★★★★★★★
カサブランカこの映画はボギーの魅力もさることながら、脇を固める警察署長役のクロード・レインズ(「透明人間」「アラビアのロレンス」などでも好演)とコンラット・ファイト(「会議は踊る」のメッテルニヒ役や「カリガリ博士」で有名)の渋い演技が作品の幅を広げている。名セリフの邦訳「君の瞳に乾杯」の連発は少々くどく鼻につく。バーグマンも最も綺麗だった頃で輝いている。★★★★★
街の灯「おもしろうて、やがて悲しき鵜舟かな」のごとく、チャップリンの映画は散々笑わせて、最後にホロリとさせるパターンがあるが、その路線で最も成功したものではないだろうか。ラストシーンでのチャーリーの泣き笑いの表情は一世一代の名演技。ヴァージニア・チェリルもエドナ・パーヴィアンスと並びチャップリンと共演したヒロインでは美しさで印象に残る。★★★★★
ボディガードヒロインのレイチェルはあまり魅力的ではなく、ヒューストンの首振り演技も品がないが、音楽はさすがにタイミング良く挿入されて効果的。コスナーもストイックさが滲み出るいい演技をしているが、ヒールがマルコヴィッチやオールドマン当たりだったら、もう少し緊張感が生まれたかもしれない。★★★★

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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