題名 | レビュー | 星の数 |
遠い空の向こうに | ひさびさに期待と出来がマッチングしたいい映画でした。BOYS4人組もいいし、また脇役が目立ちもせず地味だけど、それでいて印象に残る「彼・彼女がいないと!」っていう役柄でとても良かったです。特に父と教師の人柄と関係。客観的には★6つですが、個人的に主人公たちと同じような気持ちをもっているので★1つプラスです。彼らほど憧れてはいなかったけれど、そんな羨望の意味もこめて、です。 | ★★★★★★★ |
ユージュアル・サスペクツ | 最後に、「あ、そうか」「えっ」と自分があっと驚かされる映画とラストが「う〜ん」と納得させられる映画は好きですね。その点、カイザーソゼにはやられました。ケビン・スペイシーの語り調がまたはまっていて、そのしゃべりに引き込まれました。この評価は、熟考した上でのものではなく、終わった瞬間にあげたくなる評価です。脚本が本当にうまい!! | ★★★★★★★ |
レオン | これも何回も見た映画の一つ!!レオンの生き方、マチルダの生き方・・・・それぞれに自分の経験を痛ましいほどにつきつめて、そして自分の生きる道を見つけていく。そんな彼女らに妙に元気付けられる気がします。ラストは悲しさが胸をつきますが、そのちょっと後には、何故か観る者の肩を”ぽん”と叩いて自分の生きる道を教えてくれる、そんな映画です。 | ★★★★★★★ |
ショーシャンクの空に | 個人的には『グリーン・マイル』よりも断然いい映画だと思う。落ち着きある雰囲気の中に、ティム・ロビンスのちょっとワクワクさせるような子供っぽい行動がなんともいえず、観る者に勇気をくれる。自分の道は自分で切り開く!ただし、決して自分の周りの人のやさしさを忘れないこと。自身と謙虚さは決して矛盾しない。『レオン』と同じような気持ちにさせてくれる映画でした。 | ★★★★★★★ |
ジュラシック・パーク | この作品のCGは、ほんとに印象に残ってます。とにかく違和感がない!!興奮しながら観ましたね。CGということも忘れて、本当に現代に蘇った恐竜をスクリーンを通して見ていた自分がいました。音楽も、ついサウンド・トラックを買ってしまうほど良かった!その興奮に決して負けることのないキャストとストーリーにも拍手です。 | ★★★★★★★ |
紅の豚 | 宮崎映画で一番好きです。と言うと、「いやラピュタでしょ」とか「う〜ん」とかよく言われます。どうしてでえしょう?・・・「おとなのおとぎ話」とはよく言われるけれど、本当にそんな気分にさせてくれる映画。賞金稼ぎや決闘、対決はするけれど、あの雰囲気としゃれた空賊たちがとってもいい!「海と空の両方が彼らの心を洗う・・・」いいセリフですね。 | ★★★★★★★ |
バックドラフト | ジャンル別できないくらいのいろいろな要素が絡んでますけど、上手くまとまっていてよかったです。棺を見守るウィリアム・ホールドウィンの表情がとても印象的でした。また、脇を占める俳優陣がバッチリですし、”炎”の映像表現の仕方と音楽の絡め方も最高でした。 | ★★★★★★★ |
羊たちの沈黙 | レクター、クラリス共に考えられる限りの知識を動員して犯人を分析していくちょっとした師弟関係の話の軸が魅力的でした。二人の容姿も、雰囲気も、話し方も、間の置き方も、etc、etc。「この二人のためにある作品」と言わずにはいられない映画っていうのも珍しいですけど、この映画に関してはそう言いたくなってしまいます。 | ★★★★★★★ |
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 | 小さい頃に、家のビデオで何度も見ました。それは、もう次のシーンやセリフが分かってしまうくらいに。幼心に「考古学者」に憧れました。子供でも大人でも見入ってしまう最高に完成されたエンターテイメント作品!★7つの評価基準が他の作品とはちょっとちがってしまいますけど、やっぱり個人的に★7つあげたい映画。そんな気持ちにさせてくれる小さい頃に(いや今でもかな)自分に映画の面白さを教えてくれた映画です。 | ★★★★★★★ |
ルパン三世 カリオストロの城 | 友人との会話の中でよくある「〜の中で一番好きなのって何?」という質問。〜に『ルパン』が入ると決まって「カリオストロ」という解答が帰ってきます。そんな決まった解答があるとあまのじゃくになりたくなるというのが心情だけど、ことこれに関してはやっぱ「カリオストロ」ですねぇ。 | ★★★★★★★ |
ゴッドファーザー | これって1、2、3の評価でいいんでしょうか?オールスター・キャストですが、私が印象的だったのは、若かりし頃のロバート・デ・ニーロ!! 若いけど、静かな雰囲気を醸し出していて、すごくよかった。あと、本当の最後までファミリーに尽くす顧問弁護士ロバート・デュバルの役柄もいいですよね。 | ★★★★★★★ |
大脱走 | ちょっと昔の映画にしては比較的長編にもかかわらず、まったく飽きる事なく観ることのできる映画です。ナチスからの脱走という、脚本次第でいくらでもダークにできる本筋にもかかわらず、口笛で口ずさんでしまうような音楽と共にテンポよく展開する脚本が素晴らしい。オールスターキャストですけど、特にマックィーンのちょっとぬけてるやんちゃ役が好きですね。 | ★★★★★★★ |
インファナル・アフェア | 出だしは、こういった映画らしく、ちょっとシャドーの入った感じの映像で、「あ、見疲れる映画なのかなぁ・・・」とちょっと心配してしまったのですが、、、びっくり、ぜんぜんそんなことなかったです。先の読めないストーリーと、しつこくない辛気&男臭さ!絶妙なバランスのとれた映画だと思いました。 | ★★★★★★ |
ブラックホーク・ダウン | 「アメリカのエゴイズム」だとかいろんな批判は出やすい作品だとは思いますけど、紛争のリアリズムを伝えるという点では、見ごたえがありました。この失敗以後、アメリカは自国民の傷つかないゲームの戦争をやってきたわけですけど・・・・・「飢餓」を武器として使っていた、という事実を改めて思い知りました。兵士1人1人の個性も上手く描写されてて、局地的なシーンがよくわかります。 | ★★★★★★ |
ビューティフル・マインド | ラッセル・クロウとジェニファー・コネリーが本当に素晴らしかったです。観ている最中に、後半の幻想がちょっとしつこいなぁ・・・とも思いましたが、観終わった後は、ストーリーに納得です。私の好きなエド・ハリスも脇を固めてたし満足です。 | ★★★★★★ |
アメリ | ねらってこの作品をつくったとは思うけれど・・・それでもやっぱり不思議に面白かった。アメリみたいにどっぷり空想壁に浸りたくはないけれど、ちょっとの空想は必要ですよね。彼女の生き方を少し欲しいかも。 | ★★★★★★ |
トレーニング デイ | アロンソ(デンゼル・ワシントン)の意味深な役柄がすごく魅力的だった。「本当はいい奴なのでは?」と、見る者にところどころで思わせてしまう演技と、ストーリーはさすが。周りを固める配役も、ラストもよかったです。 | ★★★★★★ |
トラフィック | 面白かったです。異なるストーリーが並行して進んでいくってのはよくあるものですが、この作品はその手法をうまく使いきっていたと思います。とにかく、脚本がよかったです。 | ★★★★★★ |
JSA | 伝えようとしている内容はしっかりしているし、またサスペンスとしても楽しめました。南北分断の現実提起として、いかに映画としてつくるかがすごく難しいことだと思いますが、とてもよくまとまっていたと思います。ただ、ここに描かれていることだけが真実ではないでしょうし、自分の判断体系の中の一材料として楽しく観れればいいんじゃないでしょうか。 | ★★★★★★ |
ショコラ | 伯爵も、頑固なお婆さんも、素直な男の子も、更正しようとする夫も、登場人物全員にどことなく愛着を持ちました。チョコレートがあんなに食べたくなったのは久しぶりです。 | ★★★★★★ |
スターリングラード | 脚本にこれといった個性はなかったですけど、緊迫観が伝わってきました。それにエド・ハリスがまたハマリ役ですね。ジュード・ロウやジョセフ・ジョセフ・ファインズもウソっぽさを感じるようなところがなくて、よかったです。ストーリーとしてはありがちでも、彼等の演技にこの評価。特に二人の心理戦。 | ★★★★★★ |
キャスト・アウェイ | 無人島で孤独に、悪戦苦闘しながらの生活に、本当にリアリティがあってよかった。一歩間違えば、すぐに飽きてしまいそうな筋ですが、トム・ハンクスの演技とストーリー展開でそれを見事に吹っ飛ばしていますね。 | ★★★★★★ |
リトル・ダンサー | こういう雰囲気の町って好きですね。ほのぼのしていて、それでいて少しべとっとしている街並み。その中で自分を探し続ける少年と彼を取り巻く人たち。彼等は皆理解者たちなんですよね。 | ★★★★★★ |
スペース カウボーイ | 素直にスッキリと気持のいい映画でした。深く考えることもなく後味もスッキリ。 | ★★★★★★ |
インサイダー | 見ごたえのあるいい映画だった。ラッセル・クロウのあの太り具合もいかにも重役って感じでハマリ役。インタビュー・シーンのあの顔もいかにもと感じさせる演技だった。とにかくおじさん2人の演技が良かった。 | ★★★★★★ |
マトリックス | SPEEDと並んで、キアヌ・リーブスがベスト・マッチしてましたね。ローレンス・フィッシュバーンやキャリー・アン・モスなど周囲のキャスティングも、脚本から想像する人物像とぴったりです。唯一、カンフーのアクション・シーンがマイナス・ポイントですけど、この★です。 | ★★★★★★ |
エネミー・オブ・アメリカ | エシュロン?!最近話題になっているやつですが、そんなことを彷彿とさせるような内容でした。実際、ありそうだから恐い・・・・音楽が合っていて、緊迫感があって良かったです。 | ★★★★★★ |
プライベート・ライアン | 戦争を実体験したことのない私には、「これが戦争」と思わせるようなオープニングの上陸作戦。さらに、俳優がそれぞれいい味出してる。トム・ハンクスを筆頭に、脇役までがみんなハマリ役。とはいえ、最初と最後の老人の回想シーンがこの映画のミスかなぁ。 | ★★★★★★ |
Shall we ダンス? | おしゃれで、ちょっとふざけたところもあるけれど、ところどころで見入ってしまう、またじーんときてしまう不思議な映画。こんな映画をつくれる感性ってすごいと思う。サラリーマンを主役に配した映画ってだけで、なんとなく親近感が沸いてきて、そこに良い脚本なんかが組み合わさるとやっぱりなんとなく見入ってしまいます。(大学生ですけど・・) | ★★★★★★ |
アポロ13 | 船内という限定された舞台であるにもかかわらず、飽きることなく最後まで緊張感をもって見る事が出来ました。見ごたえもあり、とくにエド・ハリス。軍服も似合いますが、こういう役もハマリ役ですねぇ。 | ★★★★★★ |
今そこにある危機 | ハリソン・フォードはこういう役いいですよね。JFKみたいにケヴィン・コスナーがやっても良かったかな。ただ、CIA臭さという点ではハリソン・フォードですね。ウィレム・デフォーや提督など脇役陣も濃くて、いい味出してます。 | ★★★★★★ |
スピード | かなり楽しめた娯楽大作です。髪の短いキアヌ・リーブスと行動力のありそうなサンドラ・ブロックがいいですね。 | ★★★★★★ |
パルプ・フィクション | 初めて見た時はけっこう衝撃的。あたらしい映画ジャンルを切り開いたのでは?と思いたくなるような・・・テンポがそれまでの映画になかった独特で、とにかく全体的に個性的! | ★★★★★★ |
フィラデルフィア | エイズに体を犯されていくゲイ(トム・ハンクス)と、かつてのライバルでありながら、弁護を引き受けるデンゼル・ワシントン。この二人の交流の描き方と、そしてもちろん演技がすごくよかったです。音楽とのマッチングもGOODで、この社会派作品にはひきつけられました。 | ★★★★★★ |
逃亡者 | 脚本と音楽のテンポがマッチしててすごくよかったです。全体的なバランスがとてもとれてるなぁ、と感じた映画でした。 | ★★★★★★ |
ギルバート・グレイプ | ラッセ・ハルストレム監督と、俳優陣が見事に調和したように観てとれた映画でした。個々人の人柄が役にはまっててとても良かったです。 | ★★★★★★ |
カリートの道 | 同じブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演の『スカーフェイス』より断然良かったです。最後の夕日をバックにして踊っている子供とベネローブ・アン・ミラーの影の映像がとてもきれいで感動しました。 | ★★★★★★ |
シンドラーのリスト | スピルバーグがオスカー狙いでこの作品を撮ったという批判をよく耳にするけれど、やっぱりスピルバーグはすごいですよ。百歩譲って、オスカー狙いだったとしても、その通りに作っちゃうってのは誰にでもできる事じゃないでしょう。多くのことが学べた作品でした。 | ★★★★★★ |
天使にラブ・ソングを… | エネルギーのかたまりのようなウーピー・ゴールトバーグがぴったりのハマリ役。また、彼女の少しかすれたあの声が魅力的でした。警部とのちょっと心温まるエピソードもよかったです。 | ★★★★★★ |
JFK | 観る者をどんどん引き込んでいく脚本がよかったです。これだけの長時間にもかかわらず、まったく飽きることなく一気に観てしまいました。ケビン・コスナーはこのJFKやアンタッチャブルのような役柄がすごく合ってますね。 | ★★★★★★ |
美女と野獣 | この後に、「アラジン」、「etc etc」と続く作品群の先陣役となった作品のような気がします。初めて見たときは、ダンスシーンのシャングリラの映像や、音楽、ミュージカル風なシーンに惹かれた。そして、それらバック・グランドだけでなく、キャラクター設定やストーリーも「アニメーション」という特性を生かして絶妙。ディズニーの中でもベスト5に入ると思います。 | ★★★★★★ |
魔女の宅急便 | 元気にさせられる映画ですね。ユーミンの歌がまたしっくり合っていてGOOD。あの後、ジジがどうなったのか気になりますけど・・・・ | ★★★★★★ |
ミッドナイト・ラン | ストーリーとして、すごくうまく、まとまってますね。いろいろなエピソードが絡み合って、それでいて、しっくりきてる。脚本がいいってこういうのを言うんでしょう。出てくるキャラも、悪い役でもどことなく憎めないヤツだし。 | ★★★★★★ |
ダイ・ハード | もっと小さかった頃、ビデオで何回も見ました。と言っても、今も大学生ですが・・・とにかく、娯楽映画としては最高。最後まで、気を抜かないで脚本できてるし。兄貴が最後の力を振り絞って出てくるところとか。しかもトラうまのある黒人警官が仕留める!! 細かなところまで手の行き届いていた脚本でした。 | ★★★★★★ |
アンタッチャブル | バランスのとれたかっこよさという点で、この時が最高だと思うケビン・コスナー・・・。カポネなりきりロバート・デ・ニーロ。その他もろもろ。キャスティングで決まった作品かな。 | ★★★★★★ |
プラトーン | 世に出ている批評家の方々には賛否両論のようですが・・・むしろ批判のほうが多い気もしますけど・・・私はこの評価点。そんなに堅苦しく批評しなくてもいいんじゃないですか? | ★★★★★★ |
スタンド・バイ・ミー | 誰にでも、この4人のような仲間が子供の頃にいたんじゃないでしょうか?私も高速道路の高架下や海沿いの探検をした憶えがあります。そこでは、『スタンド・バイ・ミー』のような音楽は似合わないけれど、大人になったゴーディが感じるのと同じ懐かしさがあります。この映画はそんなことを思い出させてくれるし、小気味いいストーリ展開が良かったです。 | ★★★★★★ |
天空の城ラピュタ | ほんとにスジがしっかりしている。脚本がいい。音楽もしっくり合う。ラストも素直にまとまっていて、ほんとに何度も見てしまう映画です。 | ★★★★★★ |
コクーン | 宇宙人ものは数多いけれど、納得のいく演出はごくわずかです。しかし、この映画はバツグンでした。 | ★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャー | 何度見てもいいですね。テレビでやってるのを見ると、つい見てしまう映画の一つです。もう何回見たかなぁ。 | ★★★★★★ |