題名 | レビュー | 星の数 |
ファーゴ | あたり一面の雪景色。白白白の世界。そして、真っ赤な血しぶき。スタイリッシュな映画です。音楽も最高!出だしはツインピークスを思い出させるような音と不思議なトーテムポール。キャストも絶妙。滑稽さの中の悲しみ・・。この映画でコーエン兄弟にはまりました。それゆえアドレス名も・・・? | ★★★★★★★ |
パルプ・フィクション | 良くも悪くも、その後のフィルムノワールに多大な影響を与えた作品だと思います。音楽の使われ方や、カメラアングルなど斬新でした。また、トラボルタを再起させたし、SLジャクソンのその後の活躍ぶりをみても、エポックな作品でした。それにしてもHカイテルは素敵でした。タクシードライバーの用心棒役とは、あとになって気がつきました。 | ★★★★★★ |
レザボア・ドッグス | とにかくキャスティングが最高にいかしています。マイケルマドセンも最高!ティムロスもこういった役柄のほうが生き生きしています。「・・ピアニスト」はどうも?パルプといい、過去・現在・未来の時間の遣い方が絶妙。スタイリッシュな映画です | ★★★★★★ |
タクシードライバー | ケープフィアでの筋トレもすごかったが、やはりこの時期の肉体美には脱帽。しかし、デニーロはくる役柄に精神・肉体とも全力で取り組むアクターですね。レイジングもすごかった。やはりこの映画の圧巻はラストでの銃撃シーン。こめかみに指をあて「プシュー」とつぶやくシーンは鳥肌ものです。 | ★★★★★★ |
鮫肌男と桃尻女 | 今までの日本映画にないようなロードムービーです。バイオレンスあり、しみじみありの、特に岸部、鶴見のキレ具合は最高です。しかし、ヒロインの描き方がもっとドロドロしてて良かったのではないか?所属事務所の関係か?原作は、もっと開放的に描かれています。映画を見て、原作をみるのもおもしろかも。ドラゴンヘッドも映画化してくれないだろうか?誰か? | ★★★★★ |
トゥルー・ロマンス | 主役の二人が完全に食われるほど脇役の個性が光っている作品です。とくに、カイテルとウオーケンのやり取りなどは、このシーンだけでも必見の価値あり。パルプの軍人役といい、スリーピーの騎士役といい、何か印象が残る俳優さんです。 | ★★★★★ |
七人の侍 | 登場人物の個性が見事なまでに描かれていました。特に宮口精二さんの役は、その後のおじいちゃん役のあの人とは到底思えませんでした。ラストの有名なセリフとは裏腹に、お百姓さんの描き方は、徹底的に弱者の視点でとらえられています。群上一揆とは180度視点が逆で、それだけでも論争になりそう・・ | ★★★★★ |