Ｋ＆Ｍさん
km6009jp@yahoo.co.jp
得票数：2
プロフィール：
古い映画が好きです。従ってレビューも
そのジャンルに偏ると思います。恐縮です。
そのジャンルに偏ると思います。恐縮です。
前の50件
| 題名 | レビュー | 星の数 |
| 史上最大の作戦 | 米・英・仏・独、国際色豊かな、戦争映画では桁外れの超大作。キャストの豪華さも空前絶後。それぞれの役者が母国語を喋っている点もリアリティーがあり、長い海岸を兵士がへばりつき、その兵士達を戦闘機が銃撃する。その空撮の迫力等、戦闘シーンも見事。でもこの映画基本的にはやはりアメリカ映画だと思う。 | ★★★★★ |
| 北北西に進路を取れ | 息もつかせぬｽﾘﾙの連続、ｴﾝﾀｰﾃｲﾝﾒﾝﾄ性ﾀｯﾌﾟﾘの映画。所謂巻き込まれ型のｻｽﾍﾟﾝｽだが、ｻｽﾍﾟﾝｽと共に冒険の要素も採り入れた作品だと思う。特にあの有名なとうもろこし畑で飛行機に襲われるｼｰﾝが印象に残る。普通に日常を送っていて突然あんな目に遭ったらどんなふうになるだろうと考える。 | ★★★★★ |
| めまい | ﾋｯﾁｺｯｸにしては、珍しく恋愛映画的なﾆｭｱﾝｽの強い映画であり、全編に哀切な雰囲気があふれている。それでも、主人公が高所恐怖症であることから利用されるという罠とｻｽﾍﾟﾝｽはしっかりと描かれている。それにしてもｷﾑ・ﾉｳﾞｧｸは美しい。髪をﾌﾞﾙﾈｯﾄにすると随分雰囲気変わるけど。 | ★★★★★ |
| ラスト サムライ | とかくﾊﾘｳｯﾄﾞが日本を描くと「ﾌﾞﾗｯｸ・ﾚｲﾝ」のように変なふうになりがちだが、この映画はあまりそういったところのない作品だ。しかしこの作品、真田広之の出演ｼｰﾝを大幅に割愛した節がある。真田の役どころから言えば、もっとﾄﾑ・ｸﾙｰｽﾞとの絡みがあっていいはず。ﾄﾑ・ｸﾙｰｽﾞが霞んじゃったのかなあ。深読みしすぎかなあ。 | ★★★★ |
| 遠すぎた橋 | 同じ原作者の戦争映画ということで、どうしても「史上最大の作戦」と比較してしまうが、あらゆる点で「史上〜」の方が勝っている。どちらも戦闘ｼｰﾝには金をかけている様だが、撮影技術の差なのか写実性とｽｹｰﾙ感が全く違う。又、この作品もｷｬｽﾃｨﾝｸﾞがかなり豪華だが何だか役者の顔見せ感が強い。特に当時人気絶頂だったR・ﾚｯﾄﾞﾌｫｰﾄﾞの登場ｼｰﾝなどは無理矢理的である。 | ★★★★ |
| 明日に向って撃て！ | ｱﾒﾘｶﾝ・ﾆｭｰ・ｼﾈﾏを象徴する西部劇、ｵｰﾙﾄﾞ西部劇ﾌｧﾝの私としては「ｱﾒﾘｶﾝ・ﾆｭｰ・ｼﾈﾏになると西部劇もこんな風になっちゃうんだ。」と少し寂しい気がした。 | ★★★★ |
| アラビアのロレンス | 実在のﾋｰﾛｰをﾋｰﾛｰらしく描いていないところが、この作品の特徴かな。でもこの映画、私の頭では難しくてついてゆけない。映像も雄大で素晴らしく本当は良い作品なんだろうけどな。 | ★★★★ |
| 大いなる西部 | 確かにｽｹｰﾙはでかいが、何かご都合主義的な部分が多分に見え隠れする映画。冗長な所も多く、ﾀｲﾄﾙのような「大いなる西部劇」ではない。 | ★★★★ |
| 戦場にかける橋 | 所謂反戦映画だが、あまり心を揺さぶられることはなかった。ｱﾚｯｸ・ｷﾞﾈｽ一人が目立っていた感があり、W・ﾎｰﾙﾃﾞﾝはいつになく影が薄く、早川雪州もあまりにも無表情。橋を架ける男、それに協力する男、それを阻止しようとする男、三者三様、もっと丹念に描いてもよかったのではないか。ﾗｽﾄｼｰﾝも一見衝撃的であるが見ようによっては少し陳腐な気がする。 | ★★★★ |
| 真昼の決闘 | ｹﾞｰﾘｰ・ｸｰﾊﾟｰは素晴らしい演技だったが、西部劇としてはあまり好きになれない。４人を相手に町中を歩き回り加勢を頼むﾋｰﾛｰ(むしろﾋｰﾛｰではない)なんてはっきり言ってつまらない。似たようなｼﾁｭｴｰｼｮﾝで言えば、後年ﾊﾜｰﾄﾞ･ﾎｰｸｽ監督が撮った「ﾘｵ・ﾌﾞﾗﾎﾞｰ」の方が数段面白く、映画としても優れていると思う。ﾘｱﾘｽﾞﾑにこだわったｽﾀﾝﾘｰ・ｸﾚｲﾏｰの意図は解るが、西部劇にﾘｱﾘﾃｨｰを追求したら限がないのでは･･･ | ★★★★ |
| カサブランカ | あらすじは素晴らしいが、ﾊﾝﾌﾘｰ･ﾎﾞｶﾞｰﾄﾞがやたら"きざ゛で鼻につく、ｾﾘﾌといい。こんなことを書くとそこが良いというﾌｧﾝもいるので反感を買うかもしれなが、ﾎﾞｶﾞｰﾄﾞは「黄金」とか「ｱﾌﾘｶの女王」のようなもっとｱｸが強く、個性的な役の方が似合うと思う。ﾊﾞｰｸﾞﾏﾝは文句なく美しい。 | ★★★★ |
| 風と共に去りぬ | むしろ、女性が共感する映画ではなかろうか、主人公は紛れもなくｽｶｰﾚｯﾄ・ｵﾊﾗでありその逞しい精神と生き様を描いている。それにしてもとにかく長い、大学の映写会で観たが、会場が教室で椅子は木の椅子、休憩なしの4時間ぶっとおしで観たため、かなりおしりが痛かったのを思い出す。 | ★★★★ |
| 海の上のピアニスト | 「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品ということで期待して観にいったが、残念ながら失望した。音楽も良く、見せ場も沢山あったが、主人公が最後に一度も船を下りなかった理由を友人（トランペッターだったと思う）にとうとうと語るラストシーンのセリフがやたら長く理屈っぽかったのには辟易した。トルナトーレ監督なら映像で見せて欲しかった。 | ★★★ |
| アマデウス | どうやら、天才ﾓｰﾂｧﾙﾄは凡才ｻﾘｴﾘによって殺されたらしいというのは解ったが、全体的には何が良いのかよく分からない映画だった。ﾓｰﾂｱﾙﾄのあの下品な鼻につく笑い方がいまだに耳に残る。 | ★★★ |
| 2001年宇宙の旅 | これも理解不能な映画。こんなに評価の高い作品なのにその良さが解らないなんて、むしろ自分の頭を疑ってしまう。 | ★★★ |