題名 | レビュー | 星の数 |
招かれざる客 | 愛し合う二人とは対照的な互いの両親の戸惑い。立場も違えば考え方も違う親たちが人種問題に直面し揺れ動く様子が表現されている。内容は至ってシンプルであるが人間の心境の変化をとらえた奥の深い作品。 | ★★★★★ |
ジョゼと虎と魚たち | ジョゼの障害者でありながらそれを感じさせない独特のキャラは不思議な魅力があった。テンポも良く終盤までとても楽しい。ただ、ラストに関してはあっさりしすぎというか何か物足りなさを感じた。現実の悲愴感は感じられるが、映画のラストとしてもう少し丁寧に描いて欲しかった。 | ★★★★ |
the EYE 【アイ】 | 手術を受けたマンが、通常見えないものまで見えていることにだんだん気付いていく。設定としてはリアルでなかなかおもしろいと思う。ホラー映画としては特別怖いわけではないが、単にそれだけで評価してしまうには惜しい作品。 | ★★★★ |
バースデイ・ガール | 唯一良かったのは、ニコール・キッドマンの色々な面が見られたところ。ただし映画そのものの評価はかなり微妙…。全体的に作りが雑で安っぽい雰囲気が漂ってます。 | ★★★★ |
トリプルX | 派手なアクションシーンが盛りだくさんで見応えがある。現実にはありえないことばかりでだが、テンポが良くラストまで勢いを保ったまま飽きさせない。 | ★★★★ |
サイン | 姿の見えない敵から伝わってくる恐怖感はすばらしかったのに、最後になってあの程度のものを出すのなら辞めたほうが良かった。また「物事は偶然に起きるのではなくそこには必ず意味がある」この映画で表現したいテーマは理解できても、妻の事故や息子の喘息まで引き合いに出すのは少し強引すぎる。 | ★★★★ |
ワンス・アンド・フォーエバー | この映画は、戦場の兵士だけでなく家族や戦地カメラマンも描くことによって、悲惨な戦場と戦争の愚かさを伝えたかったのだろう。とくに兵士の妻たちが訃報を届けに行くシーンは印象的だ。しかし、途中から敵・味方の戦況が入り乱れて、ただの地獄絵図にしか見えない。 | ★★★★ |
サウンド・オブ・サイレンス | 映画としては悪くないと思うが、次の展開が予想できてしまうあたり、もう少し意外性が欲しかったです。ただ、エリザベスが心を開いていく場面や、過去の記憶をたどるシーンはなかなか良かったです。今回もショーン・ビーンの悪役は流石でした。最後は少しあっさりしてましたが、安心して(?)見ることができました。 | ★★★★ |
ニューヨークの恋人 | 全体としては軽快で楽しい作品。途中まではおもしろい設定だと思うが、あの最後はかなり無理を感じる。ヒュー・ジャックマンの公爵役はなかなか似合っていた。 | ★★★★ |
友へ チング | この映画のテーマである友情をもっと上手く描いてほしかった。友情を表現するシーンは多いのに特別な絆の強さというものが見る者に伝わってこない。またジュンソクとドンスの関係ばかりに重点が置かれ、他のメンバーの存在感が薄れてしまっている。残念ながら全体的な盛り上がりにも欠ける。 | ★★★★ |
マルホランド・ドライブ | 前半は不気味な恐怖感が漂っていて不思議な魅力を感じたが、後半に入ってからの展開には全くついて行けなかった。作品が理解できない以上評価のしようが無いが、仮にこの点数を付けておく。再度観る機会があれば評価し直したい。 | ★★★★ |
トゥームレイダー | いろいろな要素を詰め込みすぎたためか、ストーリーがバラバラでまとまりがない。しかも次から次へと話が強引に進んで行くので落ち着いて見ることができなかった。題材はおもしろいと思うのだが・・・ただしアンジェリーナのアクションシーンは良かった。 | ★★★★ |
ブリジットジョーンズの日記 | 恋の行方というか、話の方向があまりにも頻繁に変わりすぎてついて行けなかった。ラブ・コメ映画にしては、コメディ部分もあまり笑えなかったですし。残念ながら最後まで主人公の彼女に感情移入することができなかった。 | ★★★★ |
ジュラシック・パーク III | 今作のストーリーはシリーズ中で最悪。始まり方も終わり方も強引すぎる。ただ、恐竜の迫力ある映像を楽しむための映画だと割り切って見るのなら十分に楽しめる水準ではある。 | ★★★★ |
15ミニッツ | | ★★★★ |
バーティカル・リミット | 死と常に隣り合わせというスリル感は十分に感じられた。だがそういう場面があまりにも続きすぎるのでさすがに途中から飽きてくる。また、見せ場を作るための犠牲者としか思えない余計な登場人物も多すぎる。せっかく生き残った兄と妹の関係も中途半端な描き方だ。 | ★★★★ |
プルーフ・オブ・ライフ | はじめのうちは地味な人質交渉で終わる映画かと思ったが、後半は敵地へ乗り込んでの救出作戦など以外に楽しめる内容だった。どんな局面でもうまく演じてしまうラッセル・クロウはすごい。それに比べて主役?のメグ・ライアンは正直あまり冴えない。ストーリーの上でも必要とは思えない。 | ★★★★ |
ホワット・ライズ・ビニース | ハリソン・フォードが役に合っていない。見せ場である終盤は特に違和感を感じます。ノーマン役を別な俳優にしていれば、もっと怖い映画になっていたかも知れません。ミシェル・ファイファーの演技が唯一この作品の救いです。 | ★★★★ |
60セカンズ | 名車の数々をよくぞこれだけ揃えたと思いますね。カーアクションもスピード感があり、かなりもったいないですが派手に見せてくれます。楽しく爽快な作品。 | ★★★★ |
M:I-2 | スパイ映画のはずなのに、気が付くと違う映画になっているような・・・。決して悪くはないのだが、やや格好良く見せようと意識しすぎ。アクションシーンが上手く行き過ぎて、逆にワザとらしく思える。 | ★★★★ |
インビジブル | 人体のCG映像や、人間の欲望と凶暴性が発揮されていく過程は驚くほどリアルだ。ただ、話のスケールが小さく、狭い空間の中だけで終わってしまっている。また先が読めてしまうところも残念。せっかく透明人間になれたのだから、もっと驚くような展開を期待したかった。 | ★★★★ |
X-MEN | ミュータントの特殊能力やキャラの個性が発揮されていてなかなか良くできた作品。仲間が協力して互いの弱点を補いながら悪に立ち向かうという、とてもわかりやすいストーリー。ただし、あまりにもストレートすぎてちょっと物足りないかも知れない。 | ★★★★ |
ディープ・ブルー | 恐さの演出が単調で、見せ方に工夫が足りない。途中から慣れてしまい、最後の頃には鮫の恐怖を感じられなくなった。また登場人物の描き方も薄く、話もありふれている。 | ★★★★ |
エントラップメント | 驚くような展開が無く小さくまとまってしまった感じ。最後も平凡な終わり方だ。ショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、この二人を使ってこの程度の映画しか作れないようでは制作側の力不足としか思えない。 | ★★★★ |
マイ・フレンド メモリー | 気の弱い主人公が、病気と闘う少年との友情を通して勇気をもらう。悪くない話ではあるが、中盤あたりから間延びしているように感じる。時々出てくるアーサー王と騎士達も、かなり唐突で無理を感じる。夢のある映画ではあるがやはり子供向け。 | ★★★★ |
ワイルドシングス | | ★★★★ |
デビル | ハリソンとピットがうまくかみ合っていない気がした。前半はまるで別々の映画を見ているかのようだ。二人の関係は薄く、ストーリーは最後まで淡々と進んでいく。展開に意外性は無く普通の映画。 | ★★★★ |
ロング・キス・グッドナイト | サマンサが記憶を取り戻していくまでの過程はなかなか良かったが、後半に入ってからがいまひとつ。派手さはあるものの展開が強引すぎてつながりが悪い。あまり緊迫感も感じることができなかった。 | ★★★★ |
評決のとき | 出演している役者達は豪華ですばらしいのに、肝心の主役に存在感が足りない。そのせいか全体的な盛りあがりに欠け、人種差別という重大問題がテーマなのに緊張感が伝わってこない。最後の判決に至る経緯もやや強引で疑問が残る。 | ★★★★ |
コーラスライン | 誰が見てもそれなりに楽しめるミュージカル映画。厳しい競争の世界であることはよくわかるが、映画としてそれ以上に訴えてくるものが感じられなかった。質問により一人一人の個性を出すまでは良いがどれも繋がりがない。 | ★★★★ |
アマデウス | 数々の迫力ある音楽や映像の豪華さはすばらしい。天才モーツァルトの才能だけでなくその変人ぶり、またサリエリの不気味さと人間の持つ嫉妬が、サリエリ側の視点からうまく描かれている。終盤のモーツァルトが転落していく様子や、サリエリが絡んでくる展開は良かった。ただし、3時間という大作でありながら、映画として十分楽しめる内容であったかというとやや疑問が残る。 | ★★★★ |
リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた ・・ | 疑問?な部分は数え切れず。設定自体が架空なので娯楽作品として割り切って見るならそれなりに楽しめる。ただし評価はできないが。 | ★★★ |
トゥームレイダー2 | 前作と同じく落ち着きのない映画。いまひとつだったアクションアドベンチャー映画に、今回は恋愛も加わりすべてが中途半端に終わっている。 | ★★★ |
スコーピオン・キング | 何ひとつひねりが無く予想どおりに話が進んで行く。大昔のアクション映画といったところ。今の時代にこの程度では駄作としか言いようがない。 | ★★★ |
模倣犯 | 原作を読んでいないためなのか、内容がとても分かりにくかった。話の展開は演出に凝り過ぎて終始まとまりがない。映画を通して何かを伝えたいという気持ちは感じるが、そのメッセージはどれも中途半端。結局のところ何が言いたかったのかはっきりしない。ラストは酷すぎる。 | ★★★ |
シュレック | (浜田の)吹き替えが最悪。夢のある映画かと思ったが内容も想像と違っていた。 | ★★★ |
ポワゾン | 前半のだらだらした展開をはじめ、映画の内容ももう少し何とかして欲しい。役者達はそれなりにがんばっていたのに残念です。主役二人とも嫌いではないがこの評価です。 | ★★★ |
ジョー・ブラックをよろしく | ゆっくりていねいに見せるのは良いが、だからと言ってこれほど長い必要はあるのか?話自体は個人的に悪くないと思ったがあまりにも間延びしすぎ。しかもこれだけ時間をかけておきながら、あのラストの終わり方はすべてを台無しにした。 | ★★★ |
スピード2 | 前作の面影が全く無い。なぜこれがスピードの続編なのか?場当たり的な展開で、最後までバタバタしていた。結局のところ、見ても疲れるだけ。 | ★★★ |
普通じゃない | この手の映画はストーリーがまず理解できないので、あまり好きになれない。それなりに面白いとは思うが、見終わってしまうと脱力感を感じる。普通のラブコメで終わればまだ良かったのだが、気味の悪い天使たち?は余計な存在で、さらに減点。 | ★★★ |
ラヂオの時間 | 個性的な出演者達は笑えるし、おもしろかったとは思う。行き当りばったりで番組が進んでいく展開も最初のうちは良かった。しかし、この方向感のない展開が最後まで続くとさすがに飽きてくる。内容的にも映画にする必要は感じられない。 | ★★★ |
タイムマシン | エマの死は何だったのか?当初の目的はどこに行ってしまったのか?方向感の定まらない強引な展開には全くついて行けなかった。ここまで意味不明でつまらない映画も珍しい。 | ★★ |
千年の恋 ひかる源氏物語 | とにかく映像は美しい。そしてこの上ないキャスト陣の豪華さ。ただしそれだけです。内容の方はかなり退屈で評価に値しません。 | ★★ |
コラテラル・ダメージ | お決まりのパターンで、特にコメントなし。期待しないほうがいいです。暇つぶしにどうぞ。 | ★★ |
エンド・オブ・デイズ | これだけ大掛かりに作っているのに、中身の全く無い映画。最後まで単調な流れで怖さや面白みが感じられない。 | ★★ |
ドラキュラ | これは視覚効果の実験か?ただ気味が悪いだけで全く怖くない。話の展開は滅茶苦茶でテンポも最悪。はっきり言ってストレスを感じた。この映画で何がしたかったのか?最後までわからずに終わってしまった・・・。 | ★★ |
WASABI | 見終わったあとに何も心に残らない無意味な映画です。本当につまらない。 | ★ |