題名 | レビュー | 星の数 |
シンドラーのリスト | リーアム・ニーソン、ベン・キングスレーの演技、ストーリー、映像から果てしない哀しみが伝わってくるかのようでした。モノクロの映像が当時の陰鬱さを示し、同時に命の儚さや尊さを感じさせます。ジョン・ウィリアムズの音楽に余計涙を誘われます。ラストシーンも強烈です。是非一回でもいいから観てほしい作品です。面白いつまらないとかそういう次元ではなく、受け止めるべきか受け止めたくないかの次元という印象でした。 | ★★★★★★★ |
リバー・ランズ・スルー・イット | この映画のブラピの影響を受けて、フライ・フィッシングに興味を持ちました。ロケ地の自然を余すことなく優美に映し出し、何度も観たくなる魅力溢れる映画にしてくれたロバート・レッドフォードはすごい。役者としてでなく、監督としても一流だと思いました。 | ★★★★★★★ |
ナイト・オン・ザ・プラネット | 自分が60億分の1であること、生命あるものが1秒1秒の時間を過ごしている奇跡を実感できます。束の間の時をユーモアを交えた会話で描くことで幸せを感じるのです。ジャームッシュに感謝したい! | ★★★★★★★ |
レザボア・ドッグス | 低予算チックでいいですね。倉庫での撮影がほとんどですが、合間に入る個人個人のエピソードや、仲間同士の朝食のシーンも大好きです。私が一番お気に入りのキャラクターは、「Mr.PINK」ですね。 | ★★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 | 文句なし!最高の完結編!!ロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルにひたすら感謝感謝です!シリーズ中一番好き。最後のドクのセリフには涙してしまいました。そしてドクの二人の子供の名前はもちろんあの名前!(これにはニヤリ)ラストシーンまで画面から一瞬でも目をそらしたくない史上最強のエンタテイメント!!!監督曰く「4」は作るつもりないらしいから、今から観ようとしている人は心してみよ!!!!!! | ★★★★★★★ |
シザーハンズ | 触るもの皆傷つけるギザギザ/バートンの子守唄。社会から疎外された存在でありながらも、ここまで独創的なキャラクターをつくりあげ、映像化してしまったバートンには感心するしかないですね。「ナイトビフォアクリスマス」然り、こういうブラックな寓話を撮らせたらバートンの右に出るものはいないと思います。セットの色使いも非常に優れていました(カラフルな家など) | ★★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 | 2,3と同時進行で撮ってただけあって、都合良く物語の中心を1と同じ時代にしたんだろうけど、やっぱ好きなんだよね。老人ビフなんか爆笑もんのキャラでしょう。それからマーティが金儲けしようという卑しい部分も1より人間味があって面白いです。 | ★★★★★★★ |
いまを生きる | 詩に興味がもてたのは、この映画のおかげ。ラストシーンはやっぱ何度観ても良い。キーティングみたいな先生がいたら登校拒否とかなくなるだろうに。この映画観た日には「I am a boy.」なんてつまんねえ授業きいてられるか?教科書を窓から投げ捨てたくなる。 | ★★★★★★★ |
ぼくらの七日間戦争 | 子供たち8人だけで工場にたてこもり、大人たちをやっつけた七日間の思い出。こういうムチャした青春を味わいたかったなあ。8人の戦士たちの一人一人の個性豊かなキャラクターもまた魅力的。戦争が終わってしまうときは何かさびしかったです。ちなみに2も映画化されましたが、これは観る必要ないかと思われます。1の価値を下げかねない恐ろしいほどの駄作だったので・・・。 | ★★★★★★★ |
ベルリン・天使の詩 | 前半で人々の独白が延々と続きましたけど、次々と出てくる美しい言葉に心を奪われました。言葉だけでなく、映像も美しい。詩的表現が非常に多いので、「女性向けの作品かな?」という感もありますが、詩を楽しむ心があれば、私のように男であっても十分楽しめると思います。人によっては眠くなる作品であることは間違いないでしょう。ちなみに、友人にもこの作品をみせたところ、3人中2人が寝るという結果に(笑)。 | ★★★★★★★ |
アンタッチャブル | | ★★★★★★★ |
バグダッド・カフェ | | ★★★★★★★ |
スタンド・バイ・ミー | 今は亡きリバー・フェニックスに、『24』でお馴染みのキーファーのおっちゃんの若い頃の姿はお宝物。主題歌のサビは誰もが知ってるナンバー。何度この曲を口ずさみ、何度この映画をみて感動したことだろう。彼らと自分自身が昔もっていた「何か」が一致したからこそ、線路を歩く4人の旅人に不思議と共感できたんだろうなあ。 | ★★★★★★★ |
乱 | シェイクスピアのリア王や三本の矢がベースになって作られた話らしいですが、とにかくこの黒澤作品の濃厚なストーリーに圧倒されてしまいました。映像がめちゃくちゃ綺麗です。どうすればあんなに綺麗に撮れるのか。仲代達矢の名演もすばらしかった。フィルムメーカーの教科書的存在ですね、「乱」は。そして黒澤監督は。 | ★★★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャー | オレは信じてます。きっとマイケル・J・フォックスが、マーティを演じていたあの頃のようにビンビンに元気な姿で再びスクリーンに戻ってきてくれることを。それまでオレはこの作品を観つづけます。 | ★★★★★★★ |
ブラッド・シンプル | これがデビュー作?ちょっとレベル高すぎですよ、コーエンさんら。頭のテッペンから足のつま先までブルブル震えてしまうほどの上質なサスペンス。巧みなカメラワークや心理的な描写の原点はこの作品にあったのですね。フランシス・マクドーマンドの若さも必見です。 | ★★★★★★★ |
幻魔大戦 | ドラゴンボールよりも早く出会いたかった作品でした。クライマックスとなる戦いは今観ても最高。個人的にはゴクウよりサイボーグ戦士のがカッチョイイです。 | ★★★★★★★ |
普通の人々 | 「普通って何?」、「普通って基準はどこにあんの?」。そんなことを考えさせられる映画でした。この映画に出てくる家族が「普通」という基準なら、われわれは何? | ★★★★★★★ |
イレイザーヘッド | | ★★★★★★★ |
燃えよドラゴン | | ★★★★★★★ |
ドラゴンへの道 | | ★★★★★★★ |
激突! | | ★★★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | 今観てもこの映画の世界で描かれる暴力的な描写、ナッドサッド語は新鮮です。確実に今では地上波でもCSでもBSでも放送されない作品となってますね。観終わったあとに残るのは「狂気」や「興奮」か、「モラルを貫く精神」か。観る人の倫理観、道徳観が問われる映画でもあると思います。 | ★★★★★★★ |
ひまわり | ラストのジョバンナとアントニオの表情みましたか?もう序盤から早くも感情移入した私は涙をこらえきれませんでした。「不朽の名作」というのは、こういう映画のためにあるような言葉でしょう。二人が愛し合ったシーン、美しいひまわりをはじめとする数々の名場面を哀愁漂う名曲とともに私はきっと忘れることはできませぬ! | ★★★★★★★ |
明日に向って撃て! | | ★★★★★★★ |
2001年宇宙の旅 | セリフを極力減らし、長回しを多用することで、キューブリックが魅せてくれた宇宙空間を十分堪能できた。フィクションとはいえども、「人類の意味がきっと隠されている」と思わせられるほどの説得力がある。すばらしいアーサー・C・クラークの想像力と、それを見事映像化したキューブリックには舌を巻くしかない。 | ★★★★★★★ |
気狂いピエロ | 疾走感が全体的感じられ、芸術的かつ斬新な展開。「気狂いピエロ」っていうタイトルもいいですな。ラストは「そう来ましたか!」という何とも予想外な演出。ただ一つ思ったんですが、この映画って一歩間違えれば、コメディじゃないですか?そう感じたのは私だけでしょうか?もちろんドラマ色が強めに感じられるのは事実だと思いますが、コメディと紙一重のギリギリの微妙なライン(テンポとか)がたまらなく心地よかったです。 | ★★★★★★★ |
砂の女 | 冒頭はホラーのような不気味さ、砂の女の不可解な言葉が頭にこびりつく。日常生活の裏に潜む、砂のように簡単に崩れやすそうな脆弱性に気づかない人たち、そして社会への警鐘とも思えた。まるで虫のように生きている、あるいは生かされている。そんなことさえも自分の頭の中をよぎる。 | ★★★★★★★ |
椿三十郎 | | ★★★★★★★ |
勝手にしやがれ | 初鑑賞時には、ただ無抵抗にTVの画面を観てワケのわからぬまま終わってしまったわけですが、何年かかけて繰り返し観ていくとポンポン飛ぶジャンプカットが心地よいです。第一印象は「勝手にしやがれ」っていうタイトルは、「この作品の良さがわからねーやつは、それでいいいよ。勝手にしやがれ」みたいなゴダールの捻くれたメッセージがこめられてるのかと思ったぐらい気に入らなかったのに、今じゃ大絶賛ですよ。 | ★★★★★★★ |
隠し砦の三悪人 | 百姓二人のキャラは、のちにSWのC3POとR2D2の元ネタとなったそうですが、断然、口の減らないこの映画の百姓二人のキャラクターのが好きです。それから祭りのシーンなんか、武の「座頭市」のタップシーンの原型がある気がしますね。姫の妙な色っぽさに、ドッシリしてて且つ濃すぎるといってもいいぐらいの三船の存在感、ユーモア、アクション。最高の作品じゃあ〜りませんか! | ★★★★★★★ |
情婦 | ビリー・ワイルダーってのはやっぱり最高のエンタティナーであり、最高のアーティストなのでしょうか。人を楽しませせる、あるいは引き付ける魅力的なプロット、演出がどこをとっても抜け目ないと感じます。この映画ではやはりマレーネ・ディートリッヒの演技も保存版といえるでしょう。 | ★★★★★★★ |
現金に体を張れ | やっぱキューブリックってのは昔から凄い監督さんだったんですね。巧みなストーリー、構成、カメラワーク、そして映画史上最もクール(私はそう思っています)なラストシーン。最高にタフでスリリングな85分のクライム・サスペンスでした。 | ★★★★★★★ |
裏窓 | | ★★★★★★★ |
東京物語 | やはりこれが名匠の力なんでしょうか。演出力ありすぎます。まるで自分の家庭をみているかのように錯覚してしまうほどでした。日常をこれほどまでに完璧にカメラにおさえてしまうとは。それから役者の喋り方(ちょっと無表情に喋るところ?)なんか、結構今の日本のアート系フィルムでもよくみますよね??かなりフィルムメイカーたちは、小津監督の影響受けてるんだろうなと思いましたね。 | ★★★★★★★ |
雨に唄えば | 自殺しようと考えている人、この映画観れば死のうだなんて気はブッ飛ぶよ。 | ★★★★★★★ |
生きる | | ★★★★★★★ |
サンセット大通り | こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい。とにかくグロリア・スワンソンが、いやこの映画事態が怖い。時に葬られた女優の姿がこの映画にはいる。 | ★★★★★★★ |
花とアリス | 蒼井優、音楽、映像が抜群に良いですね。特に映像はカメラマンの篠田さんが撮っているだけあって非常に美しいですし、ところどころ「Love Letter」や「四月物語」に通じるものがあってストーリーも好きです。ハイライトとなるアリスのバレエのシーンも美しいです。岩井監督の蒼井優へのラブコールともとれそうなちょっと恐くもあるシーンですが、非常によく撮れていますし、音楽も優雅です。広末さん、うつりすぎです。 | ★★★★★★ |
ファインディング・ニモ | 映像良し。カクレクマノミ良し。声優陣良し・・・と子供向けのストーリーとはいえ、大人であっても楽しめる映画でした。個人的には、トーマス・ニューマンの音楽が素晴らしくて、アカデミー作曲賞をあげてもよかったのではないかと思ったほどです。 | ★★★★★★ |
座頭市 | たけしの作品にはめずらしい超娯楽映画ですが、フツーに楽しめました。勝新には劣るものの、殺陣のすばらしさはかなり武なりに練りに練った演出になっていたと思います。金髪に、朱塗りの杖、このへんなんか武のスパイスがきいてていいですね。 | ★★★★★★ |
青の炎 | 松浦亜弥はとりあえず置いとくとして、二宮和也がなかなか。青春時代を殺人で埋める青年、実に暗い映画ですが、思春期ならではの繊細さが伝わってきます。ラストは・・・・・・自分の目でどうぞ。私は納得できました。 | ★★★★★★ |
リベリオン | ヒュッヒュッていうアクション(表現が稚拙ですが・笑)が、マトリックスっぽさが感じられるんですけど、結構これも好きですね。薬を投与して民を制しようとする近い将来確実にないとはいえないシステムに少しゾッとさせられましたね。 | ★★★★★★ |
ピンポン | 初めて観た時は金返せと激怒した映画でしたが、その後原作と出会い、もう一度この映画を観てからは、不快なシーンも不快に思えなくなり、かなりの好印象。ストーリーが原作に忠実ではあるんだけど、キャスティングが功を奏して、うまく映画用に化けたと思われます。スマイルの「ヒーロー」の定義も好きです。それから、中村獅童。眉毛まで剃っちゃって、あなた恐すぎ(笑) | ★★★★★★ |
YAMAKASI ヤマカシ | カッコイイ。センスが光る音楽のセレクト(ブン・ブン・サテライツという日本のアーティストの曲も使用されれている)、ヤマカシをクールな視点でとらえたカメラワーク、最高のアクションに酔った。 | ★★★★★★ |
回路 | | ★★★★★★ |
メリーに首ったけ | いいっすね〜、こういうバカコメディ。卑怯なぐらいあざといシーンや、「お前、アホやろ」っていうシーンも結構ありましたが、最後まで楽しんで観れました。キャメロン・ディアスの魅力もたっぷり詰まっています。当時のキャメロンみたいな人が彼女に欲しいですな。 | ★★★★★★ |
恋愛小説家 | | ★★★★★★ |
誘う女 | ニコール・キッドマンの色気に終始ドッキドッキでした。彼女は色んな顔を持ってますね。彼女は美女であり、悪女であり、魔女だ!私がこの映画の高校生であったなら、間違いなく彼女の手に落ちたことでしょう。おそろしや。 | ★★★★★★ |
アンダーグラウンド | 喜劇的悲劇ですね。一応三部構成になってますが、第一部「戦争」と第三部「戦争」と同じ章のタイトルでありながら、全くガラリと世界観が変わっています。パルムドールに選ばれるべくして選ばれた最高傑作でしょうね。クストリッツァ自身の思いいれもハンパじゃなかったのでしょうな、きっと。 | ★★★★★★ |