題名 | レビュー | 星の数 |
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ | ドキュメント映画の出来どうこうよりも、出てくるアーティスト達みんなの愛すべきキャラクターを評価したい!キューバってあんまり情報が入ってこないのでどんな国か知らないのだけれど、おばあちゃんもしっかり女で、男は年をとっても男で、みんな自然に歌ったり弾いたりしている。素敵だなー。 | ★★★★★ |
ファイトクラブ | 捻ってあるストーリーも十分に楽しめるけど、なんというか、こういう風に揺さぶりをかけられると、自分の中にある暴力性というか単純な破壊衝動!みたいなものがちらっと顔を出すのがちょっと怖くもあり、それがこの映画のおもしろいところ。誰だってタイラーが傍にいれば引きずられていくに違いない!私は女だけれど、もう、絶対に、確信があるなタイラーと一緒にファイトクラブ作っちゃう確信が! | ★★★★★ |
メン・イン・ブラック | トミーリージョーンズが!トミーが!こんな愉快なことになっちゃって!(笑)最高デス。秘密組織って、もうそれだけでわくわくしちゃう響きがあるなァ〜!ぞろぞろ出てくる宇宙人もおもしろくて好き。アメリカはいつだって、悪いヤツの手から全世界を救ってくれるんだね!ワァオ!すごいや!…とか皮肉を言うのもつまらないので、MIB日本支部とか想像すると楽しめそうだ。つまり、この設定を考えたのがすごい、と。 | ★★★★★ |
魔女の宅急便 | キキとウルスラ、二役を完璧にこなした高山みなみに★5つ!魔女が魔女たる所以が飛べるコトだけになってしまってるのがちょっと物足りない。 | ★★★★★ |
天空の城ラピュタ | 終わり方に、地に足のつかない解放感とそれゆえの不安が同時にあって、目の前がサァッと拓けていくようなすごくいいエンディングだと思います。宮崎映画の中でも名台詞満載!相変わらず小娘とオバサンしか出て来ないのはどうかと思うが。 | ★★★★★ |
ロッキー・ホラー・ショー | わかんないぞこれ!笑っていいのかどうなのか?最初は戸惑う突然の展開。しかしすごいぞ筋肉と異性装者とセクシャルマイノリティたちが歌いまくり踊りまくり悪のりしまくりそして……そして切ない。、執事とメイドがすんごぃセクシーで可愛い! | ★★★★★ |
ゴッドファーザー PART II | 前作より立場がどんどん複雑になっていって過去と現在も飛びまくりなので、追うのが大変なんですが、としかくカットがひとつひとつ、まったく気を抜いていない!というところがすごいと思います。どのシーンも端から端まできちっと決まってる!これこれ。コレが映画の醍醐味じゃないっすか? | ★★★★★ |
ゴッドファーザー | ラストシーンの対比が上手い!ちょっと涙腺緩みますね。家族とか一族とか、そういう身内の利益、メンツ、プライドにどれだけ体を張れるかっていう男たちの、いわば家族愛なんだよなぁコレも。その方法が暴力というだけで。これだけ長いのにどのシーンもダレずに見られるってことがすごい。 | ★★★★★ |
ベニスに死す | ストーり云々より美少年とその家族を見るだけで、上流階級の衣装や立ち居振る舞いを見ているだけで幸せです。画面がいちいち美し過ぎる!しかし正直なトコロ主人公の心情を理解するには如何せん私がヒヨッコ過ぎる…… | ★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | 暴力とは何ぞやー!と考えさせられる。特に昨今、犯罪者の再教育が声高に叫ばれている中にあって、それはそれで問題はないのか?!とこの映画を見ていると思ってしまう。そしてその主題をこんなにスタイリッシュにかくなんて!すごいバランス感覚じゃない?! | ★★★★★ |
ホテル ビーナス | 映像も綺麗で、無国籍感も良くて、人物もわりと良くて……だったのに最後で大コケした。作っている人の善良さ、が悪い意味で出てしまったと思う。善良な終わり方をする映画が必ずしもいい作品ではない。でも役者はみんなチャーミング。 | ★★★★ |
グッバイ、レーニン! | 母親が理想としていた国は、東ドイツそのものではなく、彼女の中にある「理想の祖国」で、それは壁崩壊以前も映画の中の現在でも存在しないものなのだけれど、息子は母の心の拠り所である「理想の祖国」をなんとかして守ろうとする。コメディだけど、その中に国の分断とか東西関係ない理想の国への希求とか感じられて、熱いドラマだ!と思った。 | ★★★★ |
ミニミニ大作戦 | いやーこの題名なんで正直あんまり期待してなかったんですが、そのせいもあって、楽しめました!ベニスの水路チェイスとか、けっこうハラハラ。頭からっぽで楽しめます。ミニクーパー可愛いなぁ! | ★★★★ |
ゼブラーマン | 基本クドカン大好きなので無駄な小ネタも難無く笑って楽しめたけど、最後はちょっとついていけなかった。生身の人間にアレは無理だから!渡部アツローさんあたりがこっそり技術提供したとかにすればいいのに!鈴木京香は素晴らしかった…! | ★★★★ |
8人の女たち | 女たちが突然歌い踊る!シュール!犯人探しの筋をおもしろがる映画ではなく、女たちを楽しむ映画だと思いました。いやー、それにしてもミュージカルにした必要性はあるんでスか?そういうコトも含めてシュール! | ★★★★ |
アバウト・シュミット | シュミットさん!シュミットさん!心暖まる物語をどこかで期待している者としては、悲哀丸出しのシュミットさんがもう、いたたまれない!見てられない!こんなもんなのかなー、親子とか、わかりあえない価値観とか溝とか確かに存在していて、しかたのないことなのか。でも、人は一人じゃないってことを最後、ニクイまでにちらっとのぞかせるところが、チクショウ!やるな! | ★★★★ |
アメリ | 可愛いしテンポもいいんだけど、もう一歩、登場人物の心理に踏み込んでほしかった。軽さはそれなりに評価するけれど。あと、アメリの犯罪スレスレのいたずらには、ハラハラしっぱなしで、正直じっと画面を見ていられなかったです!犯罪ダメ!ゼッタイ! | ★★★★ |
ラマになった王様 | ディズニーっぽくないところがいい!悪役がこれでもか!とばかりに悪いのも最高です!子供向けと割り切れば楽しめる! | ★★★★ |
アタック・ナンバーハーフ | 設定とキャラクタはものすごくおもしろいと思うんだけど、脚本はもっとおもしろくなったはず!個人的には続編のアタックナンバーハーフ2全員集合!の方が、おもしろいと思うな!ただ、オカマちゃんたちの可愛らしさだけは必見だ!可愛いよ、ほんとー。 | ★★★★ |
トラフィック | 複雑なストーリーだけど、それを青と黄色の映像でさりげなく分かり易くしてあって、そういう演出のうまさが光っていた。それにしてもベニチオデルトロ!渋い!かっこいいですなぁ…。女としては、身重の体を張って、亭主のために国境超えるキャサリンゼタジョーンズを、尊敬してしまいます。やっていることはアレですが、あの必死さが自分にはあるか?!(ないヨ!)すごいなぁ。とにかく圧倒的です。 | ★★★★ |
リトル・ダンサー | うーん可愛い!男の子たちは可愛い!そして親父の姿がネ、泣かせるんでスよー。オーディション受けに付いてったときの、いたたまれなさとか。悲哀。 | ★★★★ |
アナライズ・ミー | おもしろい!精神科医ミーツマフィア!異文化コミュニケーションのズレが笑えるうえに、デニーロの軽さが最高! | ★★★★ |
ボーイズ・ドント・クライ | | ★★★★ |
ブエノスアイレス | どうしようもない関係が、濃い映像で綴られていて、ああ、こういうどうしようもないカンジあるよなーと思ってぼんやり見ました。男同士だからそのどうしようもなさ、が余計に増すのかなぁ。地球のはしっこで。なんか、友達になってあげたいなぁ。登場人物、みんな、0か100かの人たちばかりで、普通の友達ってのがいなそうなところが切ない。 | ★★★★ |
G.I.ジェーン | 上層部の思惑同行は抜きにして、デミムーアの頑張りを見ていると元気が出る!筋トレしたくなる!カンフル剤代わりの一本。痛快だと思うなー。 | ★★★★ |
もののけ姫 | その名通りアニミズムに満ち溢れた素晴しい設定に、奇抜なストーリーだと思うのだけれど、その分娯楽性に欠ける。説教臭い。サンの声はミスキャスト。他の役者さんたちが好演しているだけに。カヤからもらった物をサンにあげてしまう主人公に、ハヤオさんは所詮女心の分からないガキだなぁ…と永遠の少年の姿を見ました。 | ★★★★ |
ジュマンジ | この荒唐無稽さ!ジャングル、猛獣、ハンターなんでもありのスペクタクル!オーモーシロイじゃん!おまけに、縦軸にはタイムトラベル!それがかみあっちゃうんだからん、もう!うまいなぁ! | ★★★★ |
平成狸合戦ぽんぽこ | メッセージ性を押し出し過ぎるのはどうかな、と思うのだけれど、タヌキのキャラクター(リアル→カリカチュア→人タイプ)とか百鬼夜行のシーンが素晴らしい!!!リアルに即したファンタジー、あるかもな、って思わせるところはすごい。 | ★★★★ |
ライオン・キング | 敵が悪ければ悪いほど主役が輝く!そういう意味でスカーは最高!こんなにかっこ良く狡猾く、そして実の兄と甥を手にかけクーデターを起こす非道な悪役はそういない!…のはこれがシェイクスピア劇だから。苦悩するハムレットは定番。おかげで筋がわかり易い。歌もすごく良い出来。吹き替えの子役も歌がすごくうまくって、そういうのって重要だと思う。 | ★★★★ |
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア | 最後に、レスタトが自分の袖口からレースを引っ張り出すところ。レースの袖口。それを整える指。もうそのディテールが全てを物語っている!ウ゛ァンパイヤというだけで心トキメいてしまうものがあるのに、それが現代に!という、素敵としか言いようがないヨー!でもブラピはぴらぴらしたお綺麗な衣装が似合わないのでわりとミスキャスト?演技も女の子に負けてたよ!ドンマイ! | ★★★★ |
12人の優しい日本人 | よく練られた脚本。手堅い出来です!本家を逆手に取ってる感が素晴らしい。 | ★★★★ |
レザボア・ドッグス | カッコ良過ぎてつらいです。もうちょっと甘さがあっても良かったんじゃないかと思ってしまう。ドライジンオンリーのマティーニみたいな、ドライ過ぎる! | ★★★★ |
アンタッチャブル | おもしろいし、痛快なんだけど…最後の小市民的発言をどう評価するかで意見が別れるなー。私は嫌いでした。なんか狙い過ぎている気がして。衣装はかっこいいよね。あの時代のスーツは全ての男をかっこ良く見せるわー | ★★★★ |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメ ・・ | 子供の頃の悪戯がエスカレートしていく様。大人になって思惑や利害や、いろんなことが絡んできて、そこから思うと少年時代のエピソードの一つ一つがとても可愛らしい。切なく悲しい終わり方だなー暴いて欲しくなかった…!のは主人公も一緒か… | ★★★★ |
風の谷のナウシカ | メカとか銃とか、有機的な匂いがしてそういうデザインが出来るこの監督のセンスは独特ですごいと思う。世界観も普通の人には考えつかない。ただ、原作マンガを読んでいる者として言わせてもらうならば、この映画はナウシカの紹介程度にしかなっていないので、今はまだストーリーには言及したくない!だから是非!風の谷のナウシカ完全映画化をお願いしますよ監督!切実!元気のあるうちにお願いします(笑) | ★★★★ |
南極物語 | まず、どうやって撮ったの?!って思ってしまう時点で、映画としては成功じゃないかと思うんですけど、事実は小説より奇なりというか。犬。とにかく犬たちに完敗。 | ★★★★ |
ペーパー・ムーン | なんかこう、ダメ男とちょっと小生意気な女の子って組み合わせだけでもうすごい可愛い!可愛いーテータムオニール可愛いー。すごくあったかい、素敵な、映画。映画って感じ。 | ★★★★ |
キャバレー | ライザミネリ、可愛いなぁ!ちょっと今の感覚からするとダラっとしてるようにも思うのデスが。そこかしこに漂ってくるナチス台頭の影が、監督の小さなトゲなような気がします。 | ★★★★ |
チキ・チキ・バン・バン | 悪役が最高だ!良くも悪くもお約束なのですが、風景が素敵なので、ぼーっと眺めていると楽しくなれます。好き〜可愛い〜パパ素敵〜 | ★★★★ |
2001年宇宙の旅 | はらはらドキドキ。手に汗握りました。人工頭脳が切なくもあり怖くもあり。知識とは何か、考えることとはなんなのか、生存するということはどういうことなのか。そういったことをSFで描けるというコトがすごい。 | ★★★★ |
黒いオルフェ | お祭り前の熱気とサンバのリズムとすごい体を惜し気もなくさらして踊る兄さん姉さんたちの前半から、だんだんと暗い黄泉からの空気が忍び寄ってくるところが怖い!後半のわからなさ!それが怖い!熱い夜の空気が感じられる。 | ★★★★ |
ファインディング・ニモ | あの女の子、怖過ぎですね…!ウィレムデフォーの声を聞きたいがために字幕で見る、するとちっともおもしろくないのでやっぱり吹き替えで……ジレンマ! | ★★★ |
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル | デミムーアの腹筋拝むためだけにノコノコ見に行きました。うん。女優さんたちみんなステキでした!それだけ! | ★★★ |
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた ・・ | ジョニーデップのキャラクタ造詣の見事さにしてやられる!敵かな?味方かな?っていうよくわからないけれど愛すべき海賊を作り上げた、彼という役者のすごさがよくわかる作品!…あとは、さらったりさらわれたりのヒロインの座争奪戦?みたいな。よくわからないストーリー。随所で笑えはしたけれど。オーランドブルームはいいとこナシ! | ★★★ |
キル・ビル Vol.1 | ノリノリの設定と、笑っちゃうけどわかってやってるジャポニズム、マンガみたいでオカシ過ぎです。ただ血のりがベッタベタでちょっと量が多くて耐えられないなーと思う。個人的に梶芽衣子好きなので「恨み節」最高ッス!なんでこんなの知ってるんだタランティーノ?!(笑) | ★★★ |
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン | タイトルの軽さを期待すると拍子抜けですが、詐欺の手口なんかはそこそこ楽しめました。オープニングが信じられないくらいセンスいいですよね。 | ★★★ |
リターナー | 杏ちゃんが可愛いのー!うーん、汚いかっこしてても可愛いなぁ!金城武のボンヤリさが好きです彼にはぼんやりした役が良く似合う、なので今回のようなシリアスな過去を持つ男にはイマイチですネ!あー、ストーリーはもう良く覚えていないのだが、最後は二人が一緒に暮らせばいいなァとぼんやり考えていたので、ちょっと悲しかった。 | ★★★ |
モンスターズ・インク | わりと声優陣が好演してたので、そこそこ楽しめたんですが。モンスターがそんなに怖くないのが致命的。日本でいったらぬいぐるみレベルの可愛らしさじゃん?それでモンスターなんて釈然としないのデス。モンスターのキャラクタデザインが気持ち悪さとグロさと陰湿さがないまぜになったデザインだったら、もっと楽しめた!なんか、こう、たとえば井戸仙人(水木しげる)が子供のところへ行ってみるとかさ!そういう感じ! | ★★★ |
マルホランド・ドライブ | わからな過ぎるので誰か解説して下さい切実!謎にどんどん引き込まれて行くのに決定的な証拠がないから狐につままれたまんま!わーかーらーなーいー。でも、おもしろいのはなぜ? | ★★★ |
WASABI | 広末が可愛くて、ジャンレノが日本を楽しんでいるように見えたのでいいんじゃないでしょうか?!重くもなく、かといってスットコでもなく。広末のフランス語は頑張っててすごい!しかしやっぱり日本に対する勘違いがシリアスなシーンにうっかり笑いをもたらしていて残念。笑っちゃった。 | ★★★ |