題名 | レビュー | 星の数 |
カイロの紫のバラ | 映画人にとって夢みたいな事を映画化してくれました。ぱっとしなく、夫運も仕事運もない女性に夢のような時間が訪れる。テンポが快調で飽きがないのもいい。ウッディ・アレンの作品の中でもお気に入りの作品です。 | ★★★★★ |
U・ボート | いい感じのおもしろさだった。潜水艦での緊迫状態がうまく使えている。すごく男臭い映画かもしれませんが楽しめる映画ですよ。「クリムゾン・タイド」みたいな演技合戦とはいきませんが、他の魅力がたくさんありますよ。 | ★★★★★ |
影武者 | 黒澤監督の作品はスケールが大きいから好き。でも、ただスケールが大きいだけではなくしっかりとした話しも魅力的。影武者をやる苦悩がよくわかる。歴史が好きな人が見ると楽しめますよ。 | ★★★★★ |
地獄の黙示録 | まさに狂気。完全版もみましたがなかなかでしたよ。カーツ大佐のキャラがすごく濃い。大佐が登場するシーンは、そんなに多くはないのですが頭に残ります。最後のあたりで少し混乱しましたが、その辺がこの映画の魅力的な部分と私は思った。 | ★★★★★ |
ロッキー | アクションシーンがたくさんあると思ってたので肩透かしをくらった。だが、エイドリアンとロッキーとの交流がうまく描かれていた。エイドリアンは内気な子ですねぇ。 | ★★★★★ |
スティング | なかなかいいと思いますよ。うまく30年代を再現できてるし、なんといっても脚本のできがいい。展開が読めないのにもやられたし、まんまと騙された感じがして楽しい。作曲なんかとても有名ですよね。 | ★★★★★ |
ポセイドン・アドベンチャー | なかなか楽しめた。映像の迫力もすごかったが乗客の葛藤もすごくよくわかった。乗客の個性を上手く表現した役者さんたちは、上手かった。監督の演出も冴えてたし、テンポもよかった。私は良作だと思うよ。 | ★★★★★ |
猿の惑星 | メイクの技術が飛びぬけて素晴らしい。話しもなかなかおもしろいし、現代文明に皮肉を利かせたラストが良かった。猿が支配する星なんて在っても行きたくないなぁ。動物園だけで充分。 | ★★★★★ |
2001年宇宙の旅 | はっきり言って難しい。発想の斬新さには度肝を抜かれるが、理解に苦しむ。信頼していた機械が人間に反乱するあたりは、キューブリック皮肉をこめたところがあるとわかった。だけど、本当に難しかった。 | ★★★★★ |
マイ・フェア・レディ | この映画のO・ヘップバーンはとにかく美人でした。脚本が、これまた見事な出来で細部に至るまで凝っている。衣装も彩り鮮やかで役者さん達の演技もいい。ミュージカル好きの人は一度は見ときたいですね。 | ★★★★★ |
ナバロンの要塞 | たくさんの要素が含まれて楽しかった。基本的にはスペクタクル。その上に、謎解きなどが入っていて楽しく見られる。ラストの緊張感が好き。 | ★★★★★ |
ウエスト・サイド物語 | ロミオとジュリエットを入れた部分はあんまり気にいらなかった。でも、その他は合格点。ミュージカルが初めて町に出た映画で、冒頭から引き寄せられた。ダンスと歌が大好き。町に出たと言う事で上空からのショットなどなどがお気に入り。やっぱ、この映画はいつまでもかっこいい、映画です。 | ★★★★★ |
北北西に進路を取れ | まぁまぁだった。刑事と謎の集団の双方から追われる部分は好き。盛り上げの音楽やラストシーンの崖の部分も良かった。ヒッチコックの冒頭巻き込まれは、自然な感じがして好印象を持てます。 | ★★★★★ |
理由なき反抗 | なかなかの作品だと思った。後半が思ったよりスピードダウンしたのが玉に傷。他は良かった。特にJ・ディーンが魅力的だったのと、チキン・レースの時の緊張感も伝わってきた。若い者の内面をうまく描写してあると感じました。 | ★★★★★ |
地上(ここ)より永遠(とわ)に | 問題作という臭いがぷんぷんですね。軍の内部を描いた映画はこれが初なんでは。役者陣では、M・クリフトが目立ってた。営倉内での出来事をうまく描いある脚本も良かった。やっぱ、あの不倫のシーンは見とくべきでしょう。 | ★★★★★ |
荒野の決闘 | タイトルから派手に撃ち合うかと勝手に想像していたが、いい意味で裏切られた。兄弟を思う気持ちがよく、伝わって来た。私は西部劇が大好きですが、やっぱりこの作品はなかなかの見応えだと思います。 | ★★★★★ |
風と共に去りぬ | 歴史に残る大作ですね。壮大かつ細やかに、隙を作らなかった映画ですね。時間は長いけどそれなりのテンポで快調にラストまで進みます。B・リーは南部人を見事に演じて見せた。なかなかの見応えでした。 | ★★★★★ |
西部戦線異状なし | 現代も色あせない反戦映画。愛国主義のもと、期待に胸躍らせやって来た所は「動」が「静」に変わってしまう地獄だった。間接的な反戦映画よりも直接戦場を再現して見せた今作のメッセージは強力。ラストシーンなんか圧巻でした。 | ★★★★★ |
バックドラフト | あまり印象に残んない作品でした。一時的にはおもしろかったけど、あとあとに考えると普通の作品。炎と戦う男達は良かったけど、ドラマの方に興味を持てなく退屈だった。有名な作品なので見ても損はしないと思いますよ。 | ★★★★ |
7月4日に生まれて | 後半は良かった。前半の元気なトム・クルーズのところは、もう少し削って欲しかったな。それで、全体的な感想はすごくシリアスだった。見てるのが嫌になってくるぐらい。O・ストーン監督は「プラトーン」では戦場を、この作品では帰還後の兵士を描きましたね。その辺に意義があると思います。しかし、二回目は見たくありません。 | ★★★★ |
恋人たちの予感 | あまり印象に残らない普通の映画でした。期待が大き過ぎたということもあります。本当に5年も会わずにいられるのかなぁ、と疑いを持ってしまった。同じラブコメの秀作「アニー・ホール」の方がおもしろかった。 | ★★★★ |
アビス | 完全版見ちゃいました。でも、内容は普通でした。深海は謎に包まれている。そんな深海を美しい映像で神秘的に見せている。この作品、ファンタジー色が濃いものでした。つまらなくはなかったよ。 | ★★★★ |
スタンド・バイ・ミー | 期待が大きすぎた。てっきり、かなりの涙ものだと思っていたら、後味すっきりの青春映画だったんですね。でも、なんとなく4人に共感を持てます。こんな好奇心持っていたなぁ、なんて懐かしめます。ただ、いまいち盛り上がりにかけたかな。 | ★★★★ |
コマンドー | シュワちゃんのアクションなら平均点でしょ。無敵なシュワちゃんはいつもどおりでいいのだが、周りにいる人が粘り強く戦わないのと、もうすこしだけ体を使ったアクションを見せてはしかったな。 | ★★★★ |
愛と哀しみの果て | 普通だったかな。アフリカの自然は良かったけど、M・ストリープとR・レッドフォードのメロドラマがダメだった。しかも、M・ストリープはすごく不幸な女の人を演じているので、ほんとに可哀想になってくる。でも、つまらないと言うわけじゃないから安心して下さい。 | ★★★★ |
愛と追憶の日々 | S・マクレーンの演技の良さが目立った。妙に落ち着いたJ・ニコルソンには少し驚き。完全な女性映画であるので男性が見ていて理解できない箇所があっても不思議ではない。でも、やはり女性がこの作品を見たら胸に響くかもしれませんよ。 | ★★★★ |
未知との遭遇 | 私にとっては普通でした。圧倒的な光は気に入りましたが、内容としては特別おもしろいというほどでもなかった。映像が発達した今日に見るのちょっとつらいかも。 | ★★★★ |
禁じられた遊び | 映画を見てるときの読み取りが全然出来なかった。見ていて想像を膨らましていけれなかった。ミシェルと共に動物達の墓を作っていくポーレット。ここが、一番重要なシーンだと感じたんだがダメだった。唯一、B・フォセーが上手かったのが印象的だった。 | ★★★★ |
カサブランカ | ボギーはダンディで良かったけど、作品そのものとしての衝撃がなかった。ロマンチックな話しなんだが、そこが私に合わなかったと思う。戦争という絶体絶命な状況でこそロマンはなくして、一貫してシリアスを貫いて欲しかった。 | ★★★★ |
市民ケーン | 全映画の頂点と言いたいが、正直なところ普通だった。脚本には興味を抱きました。次から次へ人にケ−ンの事を聞いていく話しなのだが、思っていたよりあっけなかった。「バラのつぼみ」と言う謎の言葉を残したのだから、濃厚なミステリーに仕上がっているかと思ってしまった。終わってから気ずいたけど、これは伝記映画ですね。 | ★★★★ |
エイリアン3 | ここまでくると味気なさを感じてしまう。そもそも、このシリーズでの主役はエイリアンなのだ。あの生物がいなければ作品として成り立たないで終わっている。そんな、生物を主役にシリーズ三本目にもなると怖さが感じられなくなってくる。監督の作品は好きなんだけど、これはいまいち。 | ★★★ |
トータル・リコール | よく出来た話しだと思ったが、所詮はそこまで。アクションのキレを初め、展開や映像に興味がもてなかった。いつもの、シュワちゃんの映画と違う作品になっていた。それは、新鮮味や違うシュワちゃんが見れていいのかもしれないが、地球で人間と肉体を使って暴れる姿が恋しくなった. | ★★★ |
プレデター | グロテクス過ぎた。宇宙人がとにかく強いのに、意外な感じでラストを迎えてしまったとゆう感じ。J・マクティアナンの作品ではそれなりに、いいほうじゃないのですか。一部にカルト的な人気もあるみたいですし。 | ★★★ |
炎のランナー | オープニングの作曲で誰もが期待するはず。しかし、本当にがっかりさせられる。人種の壁を乗り越えていくストーリーらしいのですが、途中で混乱してしまい話しの主旨がうまくつかめませんでした。これは、ユダヤ人の映画だからアカデミー賞作品賞取ったのかなぁ。それにしても、印象に残らない作品でした。 | ★★★ |
パーフェクト ストーム | いったい何を考えて製作したのかわからない。全然大味に終わってしまった。男達の強さを見せたかったのかなぁ。そうだとしたら、失敗に終わっている。私から見れば不運だったなぁ、と哀れんでしまう。漁師たちのドラマとしても物足りなさが残る。唯一、CGの迫力だけが印象的だった。 | ★★ |
ザ・ビーチ | 美しい島の景色は褒めたい。だが、その他はかなり厳しい内容になっている。全然サスペンスを感じなかったし、レオの魅力も感じられなかった。それでも、前半はまだマシだった。 | ★★ |
インビジブル | 今までつまらない映画はたくさん見ましたが、これもそのひとつです。まず、気になるのは脚本のでき。話しの展開から見て誰の気持ちに入って見るべきか全くわからなかった。まぁ、どっちかというと悪役を見事に怪演して見せたk・ベーコンなんだけど、悪役に気持ち入ちゃうなんて、少し疑問を抱いてしまう。 | ★ |
ダークシティ | すごくがっかりした映画。前半はよかった。日がでない町。無実の罪。そして、謎の男達。これだけのあらすじがあって、あのオチには肩透かしを食らった。このオチには「最後をまとめきれなかったなぁ」と、言ってしまう。オチが私にとって全てだった。惜しい映画だなぁ。 | ★ |