題名 | レビュー | 星の数 |
用心棒 | よく練られたストーリーが面白い。2転3転して、こっちの予測を良い意味で裏切ってくれるのが心地良いです。三船敏郎が演じる浪人のキャラクターがかなり良い味出してます。大人が”にやり”としそうな、気の利いたセリフが最高です。 | ★★★★★★ |
隠し砦の三悪人 | 気楽に楽しめる娯楽作品。黒澤監督らしいスケールの大きい臨場感たっぷりの演出が光ってます。三船敏郎のアクション、雪姫さまのお色気、スターウォーズの元ネタにもなった凸凹コンビ等々、見所たっぷりの大作です。 | ★★★★★★ |
道 | こういうシンプルに人間の内面を描写した映画は良いですね。不器用な生き方しかできず孤独なザンパノみたいな人って、けっこう現代の社会でも多いんではないだろうか。ジェルソミーナのけなげな姿にも涙を誘われました。 | ★★★★★★ |
素晴らしき哉、人生! | 2002年の最後に観た映画がコレでした。蛍の光のメロディが心に染みる・・・。 | ★★★★★★ |
キル・ビル Vol.1 | ハリウッドの女優が日本刀を振り回してアクションするっていうだけで、燃える。ゴーゴー夕張とかヘンテコなキャラも(・∀・)イイ!!。こういうダサカッコイイ映画は、ベタでやり過ぎな演出もニヤリと笑って許せれる人ならツボにはまるんじゃないかと思います。何気に劇中に使われている音楽がカッコイイのもタランティーノ作品ならではかと。子供の頃の思い出を歌った唄が悲しくも心に残ります。 | ★★★★★ |
トレジャー・プラネット | ディズニー映画によくある単純な勧善懲悪モノでなかった所がよかった。主人公が繊細でひねてる感じなのも良い。レンタルしても損は無い作品かと思います。 | ★★★★★ |
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン | 実在した詐欺師を元ネタにしたコメディドラマかと思いきや、意外や意外と家族愛を描いたちょっと切ない話でした。デカプリオはこういう繊細で、ちょっと訳ありな男の子の役をやらせると上手い。こういう良作・良い役を選んで映画に出て欲しいなぁ。とても才能があると思うから。 | ★★★★★ |
スパイダーマン | アメコミはあまり好きじゃないのですが、これは楽しく観ることができました。内気な主人公と気丈で心やさしいヒロインとのもどかしいロマンスが良いです。ああいうダメな自分にもやさしくしてくれる女のコに男は弱いのです。ハイ。 | ★★★★★ |
ミスター・ルーキー | 確かに、映画としてのクォリティはお粗末なものかもしれない。しかしながら阪神だからこそ、このおバカな話が許されてしまう部分があるのではないだろうか。現実のプロ野球の方がずっとドラマチックではあるが、これはこれで楽しめちゃうのは阪神という球団が持つ不思議な愛嬌ゆえんであろう。1年世に出るのが早過ぎたかもしれないが、この作品も2003年の優勝と一緒に人々の記憶に残って欲しいものです。 | ★★★★★ |
アイ・アム・サム | サムが知的障害者だから、同情して泣けるという単純な話じゃないのが良いなーと。純粋に親が子供を想う気持ちが観ている人に伝わるお話です。ビートルズの歌もノスタルジーをかき立ててくれて効果的でした。子役のルーシーちゃんは天使並みの可愛さです。 | ★★★★★ |
マジェスティック | 映像が綺麗で印象的でした。ストーリーは中盤がダルイけど、後半から終盤にかけては面白かったです。でも最後の大円団はちょっとクサ過ぎ。ショーシャンクの監督だけに期待は大きかったんだけどなぁ・・・。 | ★★★★★ |
モンスターズ・インク | ピクサーの作品はどれも好きなんだけど、この作品はいまいちピンと来ませんでした。良い話なんだけど、狙い過ぎで素直に感動できなかった感じです。ただ映像や音楽を含めての全体的なクォリティの高さはさすがで、甘めの採点で星5個にしておきます。 | ★★★★★ |
ビューティフル・マインド | 長尺が気にならないくらいストーリーに牽引力があると思います。台詞も気が利いていてセンスが良い。天才の苦悩・狂気は凡人の自分にはわかりにくかったけど、最後のシーンではジーンとしました。 | ★★★★★ |
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ | ”愛の起源”の歌とアニメーションはすごくセンスが良い。中盤までの回想シーンも良く期待が膨らんだのですが、後半が少しダレて退屈でした。前半のテンションを最後まで保っていたら、お気に入りの映画になっていたかもしれません。惜しい! | ★★★★★ |
アメリ | どっちかというと女の子向けな内容かもしれませんが、男のボクが観ても普通に楽しめました。ボクみたいに恋愛に奥手な人なら、誰しもがアメリに共感できるのではないでしょうか。それにしても、フランス人は出会いからセッ○スまでが早過ぎ。 | ★★★★★ |
トレーニング デイ | デンゼル・ワシントン演じる悪徳警官がリアルで良かった。警官に限らず、ああいう雰囲気の人間って普通の会社に居たりするよなぁ。アクドイ先輩に振り回されて仕事が嫌になったりしながらも、自分の仕事を真っ当したイーサン・ホークも良かった。疲れた背中を見せながら、家に帰ってくシーンはとても他人事のようには思えなかった。 | ★★★★★ |
あの頃ペニー・レインと | 洋楽が好きなので全体的な雰囲気は気に入ったんだけど、共感を持てる感じでは無かったなぁ。ペニー・レインとウィリアムの関係も、いまいち感情移入が出来なかったし。でもロックが好きなボクとしては、雰囲気を味わえただけでも良かったかなと。 | ★★★★★ |
キャスト・アウェイ | 余計なセリフや説明を省いて、映像とトムハンクスの演技だけで見せる作りがリアリティたっぷりです。監督のゼメキスには、また「バックトゥザフューチャー」みたいなのを作って欲しいな。 | ★★★★★ |
オーロラの彼方へ | 公開当時ネット上での評判が良くて、劇場で観ました。タイムパラドックスの話なんだけど、SFっぽさが全く無いところが逆に良い。ご近所同士が集まってワールドシリーズを観戦したりする、古き良きアメリカの姿がなんとも印象的でした。なかなかの佳作だと思う。 | ★★★★★ |
13デイズ | 密室の中で繰り広げられる政治的な駆け引きをネタに、2時間ひっぱっても退屈しない展開が見事です。空中での戦闘機のシーンは短いながらも、かなり臨場感のある見せ方でうまいなぁと思います。 | ★★★★★ |
海の上のピアニスト | | ★★★★★ |
バグズ・ライフ | 「七人の侍」を観たことがある人は、ニヤニヤできるシーンがいっぱいです。いまいち地味な印象を与えるのは、アリが主役というのとキャラの弱さでしょうか。しかしながら肩の力を抜いて楽しめる佳作であることは間違いナシ。 | ★★★★★ |
バッファロー'66 | クリスティーナ・リッチの太い足が強烈に印象に残ってます。主人公は共感できるというよりかは、同情したくなるタイプでした。 | ★★★★★ |
がんばっていきまっしょい | 学生時代、スポーツの部活に所属しつつも中途半端に挫折した自分にとっては羨ましくも美しい映画でした。自分にもこういう年頃があったんだなぁという郷愁を感じつつ、頑張る女の子たちの姿にじんわり感動させられました。 | ★★★★★ |
運動靴と赤い金魚 | 貧乏がかわいそうというより、大人(特に教師)にお兄ちゃんの気持ちがわかってもらえない所がかわいそうでした。ああいうのって、子供はすごく傷つくんだよねー。子供にもいろいろあるのに、わかろうとしない大人の姿は万国共通だなって思いました。 | ★★★★★ |
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち | マッド・デイモンはどう見ても街でケンカをするようなタフな男に見えないのが痛かったが、彼女との関係で傷ついたり仲間に後押しされたりして生き方を模索する若い主人公の姿は誰しもが共感できるのではないだろうか。静かで美しい映像も印象的でした。 | ★★★★★ |
フェイス/オフ | この手のアクションムービーに夢中になるような歳でもなかろうと観る前は思っていたのですが、予想外に良かったです。互いに入れ替わってからのジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ2人の演技はさすがだなぁと感心しました。 | ★★★★★ |
12モンキーズ | 映画の後半で「あーっ、こういうことだったのか!」と、ひざを叩きたくなるような伏線の張り方の上手さがあります。ブラピのキレた演技も見物。ぐるぐる回る時間軸の中に閉じ込められたような後味の悪いラストも、個人的には嫌いではありません。 | ★★★★★ |
デッドマン・ウォーキング | 死刑制度反対の意見を押し付けられている感じがしなくもないが、誰しもが興味惹かれる内容ではないでしょうか。死刑囚とその家族・支援者の視点から描かれていて、逆の立場である犯罪被害者の描写にやや物足りなさが残りました。 | ★★★★★ |
クール・ランニング | レゲエのリズムそのままに、映画全体の気楽で軽〜いノリが心地良いです。ジミー・クリフの主題歌も良い! | ★★★★★ |
ホット・ショット | 80年代の名作映画のパロディを散りばめつつ、笑わしてくれる一粒で二度おいしい映画ですね。仕事を選ばないチャーリー・シーンは好感が持てます。 | ★★★★★ |
ゴッドファーザー PART III | はっきりいって凡作。随所にらしさは感じられるものの、前作・前々作のような深みが無くなってしまった。新キャラのビンセントもインパクトが弱い。しかしながら、シリーズのファンとしてはマイケルの最期はやっぱり感涙ものでした。 | ★★★★★ |
メジャーリーグ | 野球はあんまり好きじゃないけど、この映画は好き。落ちこぼれの集団が、だんだん成長して強くなっていくプロセスが面白い。 | ★★★★★ |
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 | 前作を観たことが無いとつらい作品かもしれませんね。未来のマーティの上司が日本人に描かれているのが、時代を感じます。脇キャラの立ちっぷりが楽しいこのシリーズですが、今作もビフとのやりとりに笑わせてもらいました。 | ★★★★★ |
いまを生きる | 初めて観たのが中学生の時で、受験を控えていたこともありストーリーにとても共感したものです。長い中盤がややダレるものの、最後の最後で泣かせてくれます。大人になっていろんな映画を観るようになるまでは、長い間ボクの中での1番の作品でした。 | ★★★★★ |
ブラック・レイン | 大人の為の映画ですな。日本のヤクザが英語しゃべっていても、中国みたいに朝の自転車ラッシュの場面があっても許せるくらい、アメリカ映画にしては日本人をちゃんと描いてくれていると思う。松田優作さんの映画もっと観たかったです。合掌。 | ★★★★★ |
星の王子ニューヨークへ行く | エディ・マーフィの作品では、これが一番好きかも。童話を連想させるベタベタなストーリーですが、だからこそ安心して観れます。王子の歩く所にバラの花を蒔く召し使いがツボでした。 | ★★★★★ |
火垂るの墓 | この映画を観ると、いつも暗く重い気分になってしまう。そもそも戦争というものが、人の気持ちを暗く重いものにさせるからでしょうか。観るたびに涙してしまいますが、それは爽やかな感動の涙ではない。出来ることなら流したくない涙です。 | ★★★★★ |
レインマン | 大学の心理学の授業で見せられました。弟チャーリーの最初は金目当てだった兄との再会が、一緒に行動するにつれ次第に兄弟愛に目覚めていく過程が感動的です。授業で何を勉強したのかは、もうすっかり忘れました。 | ★★★★★ |
ダイ・ハード | マクレーンの奥さんの日本企業での出世を、ビジネスでの成功と描かれているのに時代を感じずにはいられません。初めて観た当時はビルの爆破シーンに驚いたもんですが、現実世界でNY同時多発テロを見てしまった今では驚きも何も無いです。日本経済がまだ元気で、世界に平和が残っていた美しい時代の思い出が詰まった映画かも。 | ★★★★★ |
摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に | ハリウッド映画らしいご都合主義的サクセスストーリーなのに、鼻につくことなく軽い気分で楽しめてしまうのは主演マイケルの憎めないキャラクターゆえんだろうか。80年代らしい都会的で軽やかな空気感も心地良い。マイケル・J・フォックスほど好感の持てる俳優は、他にいなかった。 | ★★★★★ |
ザ・フライ | 見た目のグロテスクさもさることながら、徐々に人間としての自分を失っていくという心理的恐怖のあおり方がうまいなーと思う。主演の役者を他の映画で見る度に、この映画を思い出すのはボクだけではないハズ。何度も見たくなる映画ではないけど、一度観たら忘れられない映画であるのは確かです。 | ★★★★★ |
ハスラー2 | 昔から好きな映画だったんだけど、スコセッシが監督だったのを最近になって知りました。トム・クルーズ主演の映画って、どーもあまり良くないイメージがあるのですが、これだけは別。若い頃を知らないのですが、ポール・ニューマンがめちゃ渋くってかっこいいです。 | ★★★★★ |
エイリアン2 | シリーズ中、この作品が一番おもしろい。シガニー・ウィーバー演じる強い女性像が、女性の社会進出が盛んになった当時の時代を象徴していると思う。口の中からまた口が出てくるエイリアンは、映画史に残る傑作キャラクターかも。 | ★★★★★ |
うる星やつら2 ビューティフル・ドリー ・・ | SF的センスオブワンダーの詰まった隠れた名作アニメです。序盤の謎かけから謎が明かされていくまでの過程が良い意味で観る者の予想を裏切ってスリリングです。あたるや脇役のタクシーの運ちゃんの印象に残るセリフもあり。終盤の失速が惜しいが、それでも一見の価値ありの作品です。 | ★★★★★ |
ベスト・キッド | 少年漫画ちっくなわかりやすい展開に評価が分かれてしまいそうですが、こういうノリが好きな人ならいい大人が観てもきっと楽しめるはず。アメリカ映画には珍しく日本人や日本の文化を好意的に描かれているのも、この映画の好きなところのひとつですね。 | ★★★★★ |
ゴーストバスターズ | 初めて観た時のテレビの吹き替え放送が今でも思い出になってます。少年時代のお気に入り映画でした。主演のビル・マーレーが好きで、「チャーリーズ・エンジェル」で久しぶりに彼の姿を見た時はうれしかったですねー。 | ★★★★★ |
48時間 | 個人的に好きな映画なんですけど、みんな評価が低いのね。(苦笑) ビバリーヒルズコップのルーツともいえるエディ・マーフィーお得意のはったりトークが楽しめます。映画全体に流れるアンニュイな空気も良い。 | ★★★★★ |
ブレードランナー | 炎を吹き上げる煙突、降りしきる酸性雨、飛行船の横っ腹に流れる芸者の映像、無国籍で混沌とした未来の世界の描写がカッコイイ。原作を2度読んで、映画まで観たのに、話のラストがどうしても思い出せないのはボクが年を取ったからでしょうか。まぁ、今度観る時に新鮮に観れていいかな。 | ★★★★★ |
ブルース・ブラザース | 黒で統一したクールな衣装や、ハチャメチャなカーアクション、いかした歌とダンス。この作品が後の映画に残した影響ははかり知れない。ダン・エイクロイドはゴーストバスターズのイメージが強くって、初めてこの作品を観て同じ人と知った時は驚きでした。 | ★★★★★ |