題名 | レビュー | 星の数 |
アンナと王様 | お互いを尊敬する気持ちが愛情に発展していくんですね。二人とも知的で理性があるし、尊厳もある。感情に流されっぱなしのストーリーが多いなか、立場や状況を考えて行動する人たちは、とても新鮮に感じました。王子たちはアンナが来る前から王様に英語を習っていたんでしょう。子どもたちも王様も同じように単語を間違っていましたから。 | ★★★★★ |
スリーピー・ホロウ | わかりやすいお話で楽しくみることができました。伝説をまったく信じていないジョニデが、妙な器具を使って捜査らしきことをするのが、微妙におかしかったなぁ〜。ティム・バートンは美女がくるくる回りながら踊るシーンが好きなんですねぇ〜。 | ★★★★★ |
海の上のピアニスト | 降りればいいのに、降りちゃえ!と何度祈ったことか。この物語の不幸は、人生よりも船のほうが寿命が短かったということですね。個人的にはハッピーエンドのほうが好きなのですが、「とある天才の物語」だとすれば納得。 | ★★★★★ |
マトリックス | 実はCGCGしている映画は苦手。だから先駆者となったこの映画を観るのが悔しくて、ずっと避けていました。解りづらいと評判?の世界観は、我慢して観ていると次第に見えてきました。なにげに単純な話だったのねって感じです。キアヌのどこかおどおどしたような目が好き。自分の能力に目覚めたキアヌのハチャメチャさも○。予言者の言葉とその後のストーリーの流れの関係には少々考えさせられるところが。 | ★★★★★ |
シックス・センス | 前半部分、あまり山場のないストーリーで退屈だなぁ〜と思っていたのですが、コールがマルコムに告げた「僕の秘密を教えるよ」ってあたりから話の展開がみえてきて面白くなってきました。親子愛、夫婦愛の物語としてなかなか見応えのある作品でした。映像というより音響で怖さが倍増しましたねぇ〜、さすがです。 | ★★★★★ |
シュリ | キム・ユンジン、藤原紀香と一緒に日韓親善大使してましたね。映画自体に迫力があっただけに、紀香の隣で笑っている姿に違和感を覚えました。ちなみにカネボウのCMにも出てます。劇場に観にいったのですが、ラストは涙、涙でした。宿命とはいえつらい結末です。 | ★★★★★ |
グリーンマイル | グロイ場面が結構あって・・・ああスティーブン・キングだな・・・と思うと同時に、ちょっと気分が悪くなった。悪役の描き方が上手すぎる。あの人がいたおかげで、ぐい〜んと物語に入り込めた気がする。 | ★★★★★ |
スター・ウォーズ エピソード1 ファント ・・ | いや〜、面白かったですよ。映像もキレイだし、ストーリー展開も早くて飽きさせなかったし。ただ、ジャージャーたちの動きがのろくて、ちょっとイライラしたかな。もう少しテンポよく作ってくれると、笑えるところがもっと笑えたと思います。 | ★★★★★ |
リトル・ヴォイス | 窓の外にいたユアンが口笛を吹きはじめた時、なんか嬉しくなった。バックバンドの中にも、いるはずないのにユアンを探してしまった。(『ブラス!』参照)「ハトのようにいかないや」だっけ?その言葉に微笑。がんばれユアン!というかビリー!LVの父親の思い出に負けるんじゃないよ。私も終わり方がイマイチだと思いました。しりきれとんぼっぽい。惜しい! | ★★★★★ |
モンタナの風に抱かれて | レッドフォード、あの年でバリバリの恋愛ものができるなんて、すごい!すごすぎる! これは、レッドフォードのレッドフォードによる、レッドフォードのための映画ですね。モンタナの大自然が壮大で『リバー・ランズ〜』同様映像が美しく、癒し効果抜群です。 | ★★★★★ |
エネミー・オブ・アメリカ | ジーン・ハックマンとウィル・スミスのウィンクが忘れられない・・・。 | ★★★★★ |
ジョー・ブラックをよろしく | やっぱりブラピはかっこいいですね。ワイルドなブラピは王道って感じだけど、正装も決まってます。人の死とか恋、生きる意味なんかを扱っていて全体的に重たい内容なのに、全然説教くさくないのがいい。ビルのバースディ・パーティをプロデュースしている上の娘さんと旦那さんの姿・言葉に感動しました。 | ★★★★★ |
がんばっていきまっしょい | 学生時代を松山で過ごしたため、なつかしさいっぱいの映画でした。神社の階段とかうどんやとか・・・。中高時代の思い出ってほとんどが部活に占められています。ちょっとしたことに一生懸命になって、泣いたりもしましたよね。そんな思いを甦らせてくれて、心がちょっと温かくなりました。 | ★★★★★ |
メリーに首ったけ | 明るいシモネタって言うんでしょうか。全然いやらしくない。すっごく単純なんだけど、「なるほど、そうきたか」という場面が多くて楽しかったな。カメラ目線の歌うたいが要所要所でいい味出してたね。きっとあのばあさんにとっての犬が、メリーにとって弟だったんでしょう。「パフィ(=犬)が気に入ればいい人」とか言ってたけど、「弟が気に入ればいい人」みたいな。 | ★★★★★ |
恋におちたシェイクスピア | 「シェイクスピア劇ってあんまり知らないから・・・」「歴史物って苦手なんだよね」と思って、ずっと敬遠していたんだけど、これがこれが・・・面白かったなぁ。シェイクスピアわかんなくても大丈夫(いろいろ知ってるともっと楽しめたのかもしれないけど)、歴史物って感じの重苦しさもない。・・・あっコレってフィクションだったのね。どうりで。このサイト見るまで気づかなかった。 | ★★★★★ |
陰謀のセオリー | 当初はストーカーにみえたメル・ギブソン。前半部分は話が見えず、とても辛かったんですが、次第にひきこまれていきました。本当に淋しかったよね、辛かったよね、怖かったよね、アリスに出会えてよかったよね、と言ってあげたい。メル・ギブソンの熱演がちと怖かったけれど(『身代金』同様)まぁそれが彼の持ち味だからな、と最近になって思えるようになりました。 | ★★★★★ |
ベスト・フレンズ・ウェディング | マイケルからの電話で「キムと結婚する」とか言ったとき、アホな私は韓国人と結婚するのか、と思った。大間違いだと2秒後には気付いたけど。なんでまた、こんなかわいいキム(キミー)がマイケルなんてしょうもない男を好きになっちゃったんだろうね。しょうもなさで言ったら、ジュリア・ロバーツ演じるジュリアンのほうが数段うえをいくけど。私はキャメロンの運転と、ゲイのジミーの作り話にメロメロになった。 | ★★★★★ |
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 | ヘマもやるけれど軽快に戦うバットマンとその仲間たち。そうよ、これを待っていたのよ。シャーって天文台まで上がっていくシーンは何度も繰り返して観たいくらいカッコイイ。ポイズン・アイビーもミスター・フリーズも私好みの悪役です。シュワちゃんのほうはあんま評判よくないけどね。でも雰囲気出てた。元インテリってところもグッドです。どこかふっきれたバットマン、今後の活躍に期待って感じです。望続編。 | ★★★★★ |
フィフス・エレメント | 人々の衣装や髪型が未来風なのに、正装は今と変わらずオーソドックスなところに妙な安心感を覚えました。礼服はもっとも進化しにくいデザインなのかもしれません。飛行機の睡眠導入マシーンの威力にビックリ。一瞬の技なのでお見逃しなく(笑)。 | ★★★★★ |
コン・エアー | 大袈裟な演出のエンターテイメント映画。強引な設定がけっこう好きかも。謎なのは、たった一人だけ出所する人が同乗していることです。でも、それを謎だと思ったらこの映画は楽しめません。とある囚人の一人が女の子を見つめるシーンが一番ドキドキしました。 | ★★★★★ |
TAXi | 署長の作戦名、サイコー。エミリアンは本当におバカ。その母の料理、食べた〜い。そして、ダニエルのタクシー乗ってみたい(もちろん遊園地かなんかのアトラクションとしてだけど)。ヘンなキャラがたくさん出てきますね。面白い! | ★★★★★ |
ラヂオの時間 | 観賞後に壮快感がありました(セリフが多いからかな?ちょっと疲れたけど)。渡辺謙のトラック運転手、いい味出してます。それから守衛さんの技なんか拍手ものです。 | ★★★★★ |
ガタカ | 石で体をこするシーンが痛々しかった。ジュード・ロウがオリジナルという意味では、『リプリー』と同じですね。ただ、主人公の覚悟が全然違う。やっぱり痛々しい話です。 | ★★★★★ |
L.A.コンフィデンシャル | 登場人物がけっこう多いんだけれど、みんながみんなハマリ役に思えた。ということは、ストーリーもうまく流れているってことか。せっかくだから「キミのお父さんを殺したのも私だ」くらい白状してくれれば良かったのに。はい、それは別の映画ですね。 | ★★★★★ |
恋愛小説家 | 言葉、言葉、言葉の嵐。実際、無言の場面も多いのですが、それでも言葉がスゴイ。毒舌も悪態もそして“褒め言葉”も・・・とても洗練されています。子供じみた2人の大人のラブストーリーは、肩すかしが多かった分「くるぞ、くるぞ、くるぞ〜!ホラやったぁ!」って思わず笑みがこぼれてしまいました。やっぱりお約束って大好きです。 | ★★★★★ |
フェイス/オフ | ゾクゾクした。ある意味、ホラーですよ、これは。アクションシーンがしつこすぎたので減点。でも、ニコラス・ケイジの目がスゴかったので加点。 | ★★★★★ |
ブラス! | ユアンの中途半端なダメっぽさがナイス。期待に応えてくれました。ビデオで観たんだけれど、予告編集に「サックスの吹き方講座」系の広告が入っていたのに失笑。音楽やりたくなる気持ちはわかるけど、このバンドにサックス入ってないんだけど・・・。 | ★★★★★ |
スリーパーズ | タイトルの雰囲気だけで、アクションサスペンスをイメージしていた私は本当におバカさんです。少年院での生々しい虐待行為にギョッとしてしまいました。彼らには同情しますが、できればホットドック屋も一生懸命生きているんだってコトにもっと早く気付いてほしかったような。でもそれだと、この物語自体が成立しないんですが……。ちなみに私はスターがいっぱい出ている映画、好きです。お得感満載だし。 | ★★★★★ |
Shall we ダンス? | ダンス教室の入口でドアを開けようか迷う気持ち、よ〜くわかります。何でも一歩を踏み出すのが大変なんですよね。たった一歩だけどそれが大きな歩みのはじまり。ステキですね。夢があります。私も何かはじめたくなりました。Shall we something?って何やるか決まってないけど。はなこ先生みたいな柔らかな大人になりたいなぁ。 | ★★★★★ |
ミッション:インポッシブル | んなバカな!ってことが堂々となされているので、ビデオ観ながら拍手&大笑いしちゃいました。いいですねぇ大袈裟で。あらすじも何も知らずに観たので、はじめの連続殺人はショッキングでした。 | ★★★★★ |
トレインスポッティング | 類友・・・。コホン、それはともかく、あと1回、あと1回とクスリをやり続けるユアンに、「明日からダイエット」という言葉が重なった。やめるとなったら、今すぐやめないと、ネ。 | ★★★★★ |
ジュマンジ | 結構マジで恐かった。後で考えるとどこが恐いんだろうと不思議なんだけど、観ている時はドキドキしっぱなし。あの謎のハンター、恐かったよぉ〜。 | ★★★★★ |
耳をすませば | こっぱずかしくなるようなメルヘンなんだけど、あの年代しか持ち得ない純粋な気持ちに触れたいときもあるんです。図書館で本を借りたときに、図書カードに名前を書き込むのってなんだか嬉しかったんですよ。今じゃあ、そんなアナログなことしてませんよね。 | ★★★★★ |
スモーク | ヒーローはいない、ヒロインもいない。でも登場人物の生活の中にある小さな想いや善良な心、心に負った傷が見え隠れする作品。タバコ屋のある街角を毎朝定刻に撮影してアルバムを作る主人は、このエピソードだけで自分の店を愛しているんだと感じることができる。4000日欠かさずってのは、本当にスゴイ。些細なことなんだけれど継続は力なりってか。雑談でいろんなエピソードを話せる人ってのは魅力的だね。 | ★★★★★ |
アポロ13 | 知識としては知っていたのですが、「13」という数字はキリスト教圏では本当に不吉なんですね。最後まで手に汗握る展開で、目が離せなかった。宇宙船とNASAの二元中継で臨場感アップ。 | ★★★★★ |
シャロウ・グレイブ | 天井裏の不思議空間……なんで水が入った木箱があるの?なんでハトが??? なんで〜っの連続だったし、金の前で友情が壊れていく様はあんまりいい印象はないんですが、これはこれでアリかも。ただ私がユアン好きなだけです。アパートの調度品とかオシャレだし、音楽も効果的。らせん階段のショットは軽く『めまい』っぽくて、アパートの映像もプチヒッチコックのような印象でした。 | ★★★★★ |
パルプ・フィクション | | ★★★★★ |
ショーシャンクの空に | 好きなシーンは図書館を作っていくところ。一番心はずみました。そのあたり、アンディが自分のできることを実践して、周りの人々に一目置かれていく部分が気に入った。 | ★★★★★ |
クリフハンガー | 嵐の雪山を半袖Tシャツで進んでいく!ってのがいかにもスタローンらしくていい感じ。これが夏山でそでぐりがくびれたタイプのタンクトップだと、トム・クルーズなんだよなぁ〜。 | ★★★★★ |
めぐり逢えたら | アニー=新聞記者というのに大きな違和感が・・・。経費流用していいのか?おいおい婚約者は?なんて思いながら観ていたんだけれど、だんだんストーリーに引き込まれてしまった。ただ、サムの告白を聞いて興味を持った女性が2000人というのは、あまりにも無理があるのではないだろうか。子は鎹・・・あっ、全然違うな。 | ★★★★★ |
天使にラブ・ソングを2 | このシリーズの分かりやすさが好き。やっぱり歌メインの映画って単純に楽しめるからいいですねぇ〜。裏も表も知り尽くしたデロリスだからこそ子どもたちの教育もできるってもの。きっと正論だけでは世の中成り立たないんでしょうね。 | ★★★★★ |
ジュラシック・パーク | 映画館で観るとすっごい迫力&雄大な景色にむっちゃ圧倒された・・・が、ビデオで観ると案外たいしたことなかった。よって1点減。こういう映画の場合、いやいや付いていった人が大活躍するんですよね。ただやっぱり職業・数学者ってのはナゾかも。 | ★★★★★ |
クール・ランニング | テンポよく駆け抜ける映画。笑いの中に、ホロリとさせられる部分あり、ハラハラしたり、熱くなったりと、本当によくできたドラマだ。自分的にはノンフィクションってそれだけで減点1なんだけど、これはフィクションっぽくて好きだなぁ。オリンピックの舞台で差別にあうけど、まぁこれはしょうがない。そのスポーツ一本で明けても暮れても練習してきた人から見ると、ふざけてるって思われてもしょうがないもん。 | ★★★★★ |
天使にラブ・ソングを… | マッジメ〜な修道院だからこそ、修道女たちの個性がキラリと光りますね。彼女たちがマジメにイソイソと集団になって動いている姿がコミカルで楽しかった。ウーピーの「してやったり!」顔を見ると、こっちもニンマリしてしまいます。 | ★★★★★ |
バックドラフト | 兄弟ものに弱いかも。炎と闘う消防士がえらくかっこよく思えた。 | ★★★★★ |
ターミネーター2 | 「2」の方が面白い。どんな攻撃を受けてもたちまち体を再生してしまう、液体ターミネーターに鳥肌が立った。 | ★★★★★ |
シザーハンズ | 寓話といってしまえばそれまでなんだけれど、街の住人たちがあまりにも幼稚すぎて目を覆いたくなってしまいました。ステレオタイプの生活スタイルには苦笑してしまいました。ティム・バートン独特のパステルカラーの街並みもちょっと・・・。ただ、エドワードの切なさがじわじわと迫ってきて胸が痛かったです。見入ってしまったのですが、心が重くなってしまったので何度も観たいとは思いません。 | ★★★★★ |
オールウェイズ | 飛行機野郎と書いてバカと読む。映画で描かれている飛行機乗りはみ〜んなバカですね。『華麗なるヒコーキ野郎』とか『紅の豚』とか。まったく・・・。でも結構好きだったりして。 | ★★★★★ |
ダイ・ハード | 靴がなくなって、ガラスとか踏んで・・・ボロボロになっていくブルース・ウィリスに「頑張れ!負けるな!」と応援しながら観ました。とても応援しがいのある映画です。 | ★★★★★ |
マルサの女 | 面白いよ、コレ。伊丹十三ものでは一番好き。突入するときなんか、拍手ものだもんなぁ。痛快!でもちょっと宮本信子の目が怖いかな。 | ★★★★★ |