題名 | レビュー | 星の数 |
キリング・フィールド | 公開当時にイマジンが賛否両論を巻き起こしたのを思い出します。私も、当時劇場にて鑑賞しました。前半のサイゴン脱出の緊迫感は絶品です…後半も、実話だけにリアリティがあり、映画に引き込まれてしまいました。私は、イマジンが凄く合っていると思えました。 | ★★★★★★ |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメ ・・ | ちょっと時間が長い事意外は文句無しな作品です…私は時間を感じずに楽しめましたが。モリコーネの音楽もグッドです。監督が編集した「完全版」を観る事を薦めます。監督が亡くなる前に初期構想の4時間半の完全版を出しておいて欲しかったですね。 | ★★★★★★ |
ターミネーター | B級ホラーの名作。見出しのジャンル分けに「ホラー」が入ってないのはおかしくない?「ジェームズ・キャメロン」も「ジョン・カーペンター」みたいな映画が作れるんだと、感心した作品です。 | ★★★★★★ |
家族ゲーム | 雰囲気が独特で、観ていて吸い込まれていきます。昔、TVで放送する時に数分のカットを森田監督に依頼したら、一秒たりともカットできないと断られて…無理に頼んだので(怒って)クライマックスをカットしてしまい、TV局もそのまま放映したので、TVで初めて観た人は意味不明の尻切れトンボだったのを思い出します。ちなみにTVシリーズ版の長渕剛バージョンはクソです。 | ★★★★★★ |
南極物語 | 蔵原惟繕監督も、死去されたときはショックでした。再会のシーンも良いのですが、犬達のドラマも感動的でしたね。同時期の「スター・ウォーズ−ジェダイの復讐」よりも売れてたのを思い出します。 | ★★★★★★ |
機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 | 3部作の中では一番クォリティが高いですね。タイトル通り様々な「めぐりあい」…そして「別れ」があります。ニュータイプとは超能力じゃ無く「100匹の猿現象」みたいなものだと監督が発言してたのを思い出します。…ところで、今回は殆どシャアが主役みたいな感じでした。これから観る方は特別版は観ないでオリジナル版をみるように薦めます。 | ★★★★★★ |
遊星からの物体X | | ★★★★★★ |
ブレードランナー | とにかく映像が凄い。フィルムの隅々まで完璧に未来世界を創造しています。多分、現代のCG以上でしょう。SFハードボイルドの金字塔です。でも「最終版」は観ないように!…「完全版」を観て下さい。 | ★★★★★★ |
ニューヨーク1997 | 古き良きB級SFの傑作ですね。「悪には悪をぶつける」って単純な設定が最高に好きです。菊池秀行の魔界都市新宿なんかもこの映画の影響を多大にうけていますし、この映画が後に与えた影響は凄く大きいですね。 | ★★★★★★ |
機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 | 3部作の中では一番ダイジェスト感が強いです。…それだけ内容も濃いと言えますが。主人公が、精神的に成長していくエピソードが数々あリ「自分の力で勝ったのではないぞ!〜性能のおかげだと言う事を忘れるな!」とか「うぬぼれるんじゃない!〜ガンダム1機の働きでマチルダが助けられたり、戦争が勝てるなどというほど、甘いものではないんだぞ」と精神論を説くセリフが目立ちます。 | ★★★★★★ |
機動戦士ガンダム I | 当時中学生だった私の、最初の印象を言うと、TVシリーズを完璧にまとめていると思いました。この作品は、それまでの勧善懲悪の流れのロボットアニメを覆してくれましたね。ダサい主人公に渋い敵、インテリのお坊ちゃんと思われた(恋人に…場合によっては国を捨てるとも言っていた)ガルマが、死の直前に「恋人」の名を叫ばずに「ジオン公国に栄光あれー!」と叫んだシーンは衝撃的でした。 | ★★★★★★ |
野獣死すべし | 普段は魂が抜けたような生気の無い優作が、夜は鬼気迫る野獣となり殺人の快楽を説く。ラスト近く、電車の中でリップ・ヴァン・ウィンクルの話をするシーンは映画史に残りますね。亡き松田優作も室田日出男もすばらしい演技でした。 | ★★★★★★ |
レイジング・ブル | スコセッシ監督の傑作ですね。どうにもならない性格ゆえに破滅していくジェイクをデ・ニーロが最高の演技で見せてくれる映画です。私の場合最初観た時はいまいちだったのですが、2度目以降に凄く(見る度に)良くなりました。 | ★★★★★★ |
影武者 | 黒澤映画の集大成でしょう。個人的には「椿三十朗」の頃の作品が好きですが、この作品もLDを所持してるので何度でも見る度に感動しています。CGではない本物の馬がばたばたと倒れていくクライマックスシーンは圧巻です。 | ★★★★★★ |
シャイニング | 超一級ホラーです。特に演出、カメラワークが凄くいいです。スティーブン・キング自ら監督したバージョンもこれを越えることは出来ませんでしたね。小説と映画は恐怖の演出が違うという事がよく判ります。(2つを見比べると) | ★★★★★★ |
蘇える金狼 | 大藪春彦の小説は大きく復讐物と成り上がり物に分かれますが、こちらは成り上がりものの代表作ですね。名コンビの村川透監督の演出で松田優作の魅力が発揮されています。ストーリーはちょっと説明不足で且つラストが今ひとつ(「白昼の死角」みたいにしてほしかったな〜)ですが日本映画史に残る作品ですね。後の北野武監督なんかもかなりこの映画の影響を受けてますよね。 | ★★★★★★ |
アルカトラズからの脱出 | 黄金コンビの代表作の一つですね。これぞ映画って感じで、脚本も演出もピカイチです。何回見たか判らないぐらい見ています。 | ★★★★★★ |
戦国自衛隊 | 真珠湾攻撃の直前にタイム・スリップする「ファイナル・カウントダウン」と比べると、こちらが上ですよね。この映画は男性にしか理解出来ないと思います。武士(もののふ)どもの夢の跡…とゆう感じ。タイム・スリップを取り上げた映画は沢山あるけど中途半端が多いです、が、この映画は完全燃焼します。 | ★★★★★★ |
銀河鉄道999 | 手塚治虫の「火の鳥」と同じく、命(永遠の)をテーマにした名作です。長編のコミックを原作にしているのでダイジェスト感は否めませんがTV版とも違う結末で楽しめます。登場する全てのキャラに魅力があります。ゴダイゴの歌うテーマ曲は名曲ですね。 | ★★★★★★ |
マッドマックス | 3作の中では最高でした。LDにて何度観ても飽きない映画です。もしもビデオで観るならワイド版で観ないと、良さが半減します。 | ★★★★★★ |
エイリアン | 余りにも有名過ぎて書くことが無いですが、もしもビデオで観るならシネスコサイズを強くお勧めします。まったく印象が違ってきますので。私は「2」よりも、こちらが好きです…「3」・「4」は論外。 | ★★★★★★ |
ルパン三世 ルパンVS複製人間 | 文句なしにカッコいいです。007シリーズやスピルバーグの「激突!」等など名作へのオマージュがびっしり詰まってていて、全編スタイリッシュな作り…「カリオストロの城」よりもこちらの方が好きです(ってカリ城は嫌いですが)。ベルモントやイーストウッドの吹き替えをしていた山田康雄もすばらしいですが「長いことモンローとハンフリーボガードのファンだったけど、今日限りだ」なんて小林清志が渋い!! | ★★★★★★ |
ゾンビ | ホラー映画に社会派と言うジャンルを確立させたのはこの映画です。ただ怖がらせる映画じゃなく、人の内面をえぐるような作りで色々と考えさせる映画でした。当時小学生の私にはかなり衝撃的でした。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「死霊のえじき」と3部作を続けて見ると、さらにGOOD! | ★★★★★★ |
ディア・ハンター | 少し時間が長く感じますが1度は観ておくべき名作でしょう。この映画もグリーン・ベレーでしたね。とにかく、最後のロシアン・ルーレットのシーンは涙です。 | ★★★★★★ |
遠すぎた橋 | 戦争の無意味さを描いているのですが、ある意味「プライベート・ライアン」とは全く逆の展開ですね。上層部は前線の兵士の事など考えずに無謀な作戦を実行する…連合軍側が敗北した、数少ない映画の一つです。一度観るより二度三度と繰り返して観てもらえば、そのつど評価が上がっていくさくひんだと思います。 | ★★★★★★ |
人間の証明 | はっきり言って原作者は嫌いなんですが、この映画は大好きです。細かいところを突っ込んでいたらキリがないのですが…最後は泣けましたね。 | ★★★★★★ |
ジョーイ | この作品も実話の映画化でしたね。兄のジョンが、死を待つだけになったジョーイに誕生日のプレゼントは?と聞くと「1試合に4つのタッチダウン」と答え、それに応えようと、何かに憑かれたように走るジョンは、素晴らしい記録を残し…実際にNFLのプロになったんですよね。何度観ても泣ける映画です。 | ★★★★★★ |
タクシードライバー | 同年のPANTA(ここでは知らない人が多い?)のレコード・アルバムに収録の「マラーズ・パーラー」はこの映画の影響でしょうね(多分)。キレていくトラヴィスが実は一番純粋な心を持っている。デ・ニーロの演技の原点でしょうね、自毛をモヒカンにしたりと。 | ★★★★★★ |
カッコーの巣の上で | 精神病院に、普通の人が入ったら精神病になってしまう…危険な作品ゆえに、アカデミー作品賞を取りながら、地上波では放送されないといわれてますよね。ジャック・ニコルソンの演技力だけでも見る価値有りでしょう。テーマが重いので、そちらが好きな人は必見です。 | ★★★★★★ |
タワーリング・インフェルノ | 当時劇場で観た時の記憶が鮮明に残っています。極限状態での人間の心理描写が凄く良いです。 | ★★★★★★ |
燃えよドラゴン | 死亡遊戯の撮影を保留して撮ったので、ブルース・リーのアクションでも最も熟しているでしょうね。もう、何回観たか判らないぐらい観ましたが、全く色褪せませんね。 | ★★★★★★ |
ジャッカルの日 | 地味な映画ですが、全編に渡り緊迫感が持続し、どんどん引き込まれます。ルドル刑事がジャッカルの正体の捜査に一進一退している姿は非常に人間的で、逆に一切の無駄の無い計算された行動をするジャッカルはマシン的…その対比が良かった。最後までその正体を明かさなかったジャッカルと、ラストのルドル刑事が印象的。 | ★★★★★★ |
スティング | とにかくポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがかっこ良かったです。音楽も、物語りのテンポも良く、最後にはだまされました。これぞ本当の娯楽映画です。 | ★★★★★★ |
ゲッタウェイ | 硬派なアクション映画でしたね。バイオレンスの巨匠、ペキンパーの傑作の一つです。最近リメイクされたみたいですけど、そっちは見ていません。…見る気もしませんし。 | ★★★★★★ |
ポセイドン・アドベンチャー | いわゆる「グランドホテル形式」の映画ですね。この作品の完成度は素晴らしくて、特に人間ドラマの部分が逸品です。後のパニック・アドベンチャー系の映画に、多大な影響を残してます。 | ★★★★★★ |
ダーティハリー | 昔、TV放送で見て以来…LDボックスも購入して何度も見ている作品です。初めて、ホット・ドッグを食べながらマグナムを撃つシーンを観たときは感動しました。…銃を無駄撃ちしないガン・アクションが魅力ですね。 | ★★★★★★ |
ワイルドバンチ | 他のレビュアーの方達も指摘されてるように「ボニー&クライド」と共通する部分もありますが、「ボニー&クライド」が若者なのに対して「ワイルドバンチ」では年寄りが、時代の流れに逆らっても自分たちが信じたことを貫いて、破滅への道へ向かっていく…まさに、美学ですよね。LDを持っているので、4〜5回は観ました。 | ★★★★★★ |
猿の惑星 | 私も当時、ラストシーンには衝撃を受けました。とにかく脚本が良いですね。「シックス・センス」みたいに無理に騙そうとしてないように思えるのですが、騙されました。ただ、続・続々・新、はクソですね、無視して下さい。 | ★★★★★★ |
俺たちに明日はない | 映画ファンなら必見でしょう。「太く短く生きる」とは正にこのこと。ただ、時間が短いのでいまいち説明不足な感じがします。実話なので、個人的にはカットして欲しくないエピソードがカットされてたり…。逆に言えばテンポはいいですが。 | ★★★★★★ |
続・夕陽のガンマン | タイトル通り「善・悪・汚」の三つ巴の決闘が、最高にカッコいいです。今回は少々コメディタッチなのですが…相変わらず、嫌煙家のイーストウッドがタバコに火を付けても、シーンが切り替わると消えてるところもグッド!で、(TV放映用の為)178分のうち94分だけ存在する山田康雄の吹き替えが入っているDVDが発売だと聞き、即予約でゲットしました。 | ★★★★★★ |
夕陽のガンマン | タイトルを見れば判るのですが「荒野の用心棒(一握りのドルの為に)」「夕陽のガンマン(もっと多くのドルの為に)」と「荒野の用心棒」の続編です。したがって「続・荒野の〜」ではなくこちらが本当の「続」です。それはさておき、この映画はとにかくカッコいい!主役の二人も音楽も、日本語版の山田康雄、納谷悟郎も。この二人の吹き替え入りのDVDを出して欲しい!! | ★★★★★★ |
大脱走 | 3時間近くの長編なのに、ハイテンポでアッと言う間にエンディングです。全体主義と個人主義のコントラストが面白い。独房王万歳! | ★★★★★★ |
椿三十郎 | 単純明快なストーリーで、とにかく面白い。主人公のライバル(仲代達矢)がかっこいい。黒澤作品を観た事が無い人に、まず最初に観てもらいたい作品ですね。 | ★★★★★★ |
用心棒 | 桑畑三十朗・・・「椿三十朗」と並び名作です。黒澤映画を見る度に日本に生まれて良かったと思います。 | ★★★★★★ |
荒野の七人 | どうしても「七人の侍」と比べると落ちてしまいますが、単純なウェスタン・ガンアクションと割り切って観れば、かなり面白い作品だと思います。配役とテーマ曲だけで満足です…私は。 | ★★★★★★ |
太陽がいっぱい | 最近「リプリー」というタイトルでリメイクされましたよね。実際、アラン・ドロンの出身は下層階級らしく…結構、不遇な少年時代を送ったみたいなので、このトム・リプリー役はまさにはまり役だったのでは…。今の生活から抜け出そうとする男の野心や悲しさをこの映画は見事に描いていると思います。フランス映画に若干の抵抗がある私も、これは名作だと思います(音楽もいい)。 | ★★★★★★ |
七人の侍 | この映画を観ていない人は損をしていますよ。セリフが聞き取りにくいとの評価もありましたが全然気になりません。昔は「セリフを話さず、雰囲気で話せ」といわれたようですよ。 | ★★★★★★ |
ターミネーター3 | 全く期待していなかったからか?楽しめました。ラストの意外な展開も好きです。女性型ターミネーターが中途半端で「見た目が怖くないのに強い」という怖さを狙ったのか?理解できません。いっそ、間寛平とか池乃めだかがターミネーターだったら怖いかも??? | ★★★★★ |
CUBE2 | あのキューブの続編だと思わないで観れば、そこそこ楽しめる映画だと思われます。が…トラップや、キャラの個性、等々全ての面で印象が薄くなってますね。でも私は結構好きなんですが… | ★★★★★ |
呪怨 劇場版 | 「学校の怪談G」からの伽耶子&俊雄君のファンでして、最初「呪怨ビデオ版」が全然受けてなく、大手のレンタルビデオ店には置いていなかったですね。周りの人に薦めまくりました。で、ビデオ版が良い出来だったので特には期待してなかったのですが思ったより良く…結構怖かったです。 | ★★★★★ |