題名 | レビュー | 星の数 |
ショーシャンクの空に | 感動作かと思ったら娯楽映画じゃん。っと思ったんだけど感動してしまった痛快作。伏線が驚くほどしっかりしていて感心させられること然り。テーマもしっかりしてるんだけど娯楽性も完璧。ラストが蛇足なのが残念。 | ★★★★★★ |
クール・ランニング | 観ていてすっきりさせられました。変に悪役も出さず、なおかつ少しは人種差別を受けたりする脚本もよかった。ラストは完全にチームがひとつになり、観ているこっちも感情移入させられました。オススメ! | ★★★★★★ |
許されざる者 | 過去を引きずって生きることの辛さが、全編にわたって溢れ出ていますね。老体に鞭打って動くイーストウッドの切ない演技は脱帽モノ。二重構造で『許されざる者』を描いた脚本、緊張感たっぷりのラストの演出&編集はまさに見事。スコアがまた泣けるんだわ。 | ★★★★★★ |
羊たちの沈黙 | なんと言ってもアンソニー・ホプキンス。素晴らしい演技力です。残念なのはホプキンスが存在感たっぷりで、ジョディ・フォスターがやや負けている気がすることです。 | ★★★★★★ |
グッドフェローズ | 元々マフィア映画はあんま好きじゃないんですけど、これは別。だって演出がすごいんだもん! 特に後半完全に追い込まれていく主人公の心情を、カメラワークと編集で表現している。これぞマーティン・スコセッシ!! ストーリーもヘヴィだぜ!! | ★★★★★★ |
バットマン | 好きです。バットマンシリーズで一番じゃないでしょうか。バットマンて、バットマンそのものより悪役のほうが魅力的だったりするんですよね。ジャック・ニコルソンなしには成立しない作品です。 | ★★★★★★ |
その男、凶暴につき | やっぱりゾクッと来ましたね。びびりましたわ、雰囲気に。俺が我妻だったら・・・ って考えると怖いです。初めて使ったと言われる薬莢音が功を奏していたのでプラス1。 | ★★★★★★ |
AKIRA | 説明不足で納得いかない展開と、膨らまそうと思えばもっと大規模な社会批判になったのにというところが残念だけど、過激な暴力描写によってアニメ特有のダサさを軽減したのは見事。とにかく理屈じゃないパワーに溢れた作品。観た後変な夢見ました。 | ★★★★★★ |
アンタッチャブル | スリリング! それに尽きると思います。ただ、死者が出たのがちょっとかな。もうちょっと軽い映画でもよかったかも(実話だっけ?コレ) ケビン・コスナーかっこいい!! | ★★★★★★ |
プロジェクトA | ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウと、文句なしのキャスト。香港映画にありがちな、アクション一本作品とは大きく異なり、脚本時点から面白い! 大笑いして観てられるジャッキーのベスト。 | ★★★★★★ |
ターミネーター | 正直怖かったです。何のためらいもなく、サラを殺すためだけに罪のない一般の人々も殺しまくる、ターミネ―ターという設定が良く活きていると思います。スローモーションや音楽の使い方もよかった。目をいじるシーンはちょっと失笑しちゃうけど、シュワちゃんのサングラスがカッコよかった。 | ★★★★★★ |
蒲田行進曲 | あまり大した話ではないが、「深作はこんなこともできるんだ!」と驚かされる作品。人情を描いた作品としては素晴らしいが、それによって過剰に日本風になり、万人受けはしないかもしれない。階段落ちで撮影が単純なのは何かの意図だと思うが、せっかくなので迫力ある演出にしてほしかった。最大の問題はオチ。反則だとも思うが、自分が映画ファンであることを再認識したようで嬉しかったりするw | ★★★★★★ |
スター・ウォーズ 帝国の逆襲 | シリーズ最高傑作(レベルの低い話ではありますが)。一番よくできてますね。なんかしらんがわくわくしました。監督替えて正解だと思います。ハン・ソロかっこいいわ〜。 | ★★★★★★ |
クレイマー、クレイマー | 温かさと同時にエグさを持った作品。深いです、すごく。だからこそ、子供を思うダスティン・ホフマンがいい。有名な音楽もすばらしい。 | ★★★★★★ |
ジャッカルの日 | すばらしかったです。ジャッカルかっこいい。静かな演出だけど、底知れぬハラハラ感が漂っていますね。ラストの一言もいい。 | ★★★★★★ |
用心棒 | 最高の娯楽映画。とにかくテンポが良い。三船敏郎が渋い。『椿三十郎』と並んで、黒澤映画入門には丁度良い。肉を斬る音がしないのが最大の欠点。 | ★★★★★★ |
情婦 | まさに息もつかせぬ法廷劇。圧倒的不利な状況からの逆転劇を、いかにも純粋な容疑者といかにも裏のありそうな妻の関係をバランスよく描いたワイルダーは見事。そして口外厳禁のラストは衝撃。少し反則な気もするが、タイロン・パワーの一言で許せてしまう。 | ★★★★★★ |
道 | ラブストーリー、に入るのかな? ザンパノという男の、非道な面と素晴らしい面が、理屈じゃなく感覚で描き分けられてるというか。泣きますよ、ホント。ジュリエッタ・マシーナが大好演。 | ★★★★★★ |
ローマの休日 | すごくいい映画ですね。映画初出演のヘプバーンもさることながら、ペックとアルバートがいい味出してます。ワイラー監督の演出もよく、微笑ましい中にも悲しさがあってとてもいいです。 | ★★★★★★ |
駅馬車 | 作劇のお手本ですね。いろいろな人がいろいろな事情を抱えて一台の馬車に乗る。簡単にできそうでできない完成度の高い脚本はさすがです。ジョン・ウェイン始めキャストも好演。インディアンが偏見的に描かれてるってのは時代だから仕方ないでしょう。 | ★★★★★★ |
ハリー・ポッターと賢者の石 | この映画、序盤で童心に帰れるか否かが評価の割れ目でしょう。序盤でひたすらハリーに感情移入させ、あとは子供だましを連発するだけ。それでもすげぇと思っちゃうんだから面白いもんです。ただし“賢者の石”が何なのかはっきりしないため、話が賢者の石に関係してくると一気につまらなくなるのは残念。原作どおりでオリジナリティがないので、続編が売れ続けるかは心配なところ。 | ★★★★★ |
ジュラシック・パーク III | ただのCG発表会を無理やり社会批判にした前二作と比べると、B級テイストたっぷりの本作の潔いこと! やっぱ娯楽作るなら、脚本から娯楽用にしないとね。主人公を襲う必然性のない危機が最高です。学生の青年を通して見えてくる、制作者の思想にちょっと反感。 | ★★★★★ |
スナッチ | 面白いんですけどね〜。やっぱリッチー監督の前作『ロック、ストック〜』の2番煎じみたいな感じも無きにしも非ず。特に同じ演出の使い回しはちょいと減点です。よく練れた脚本も、やっぱり前作ほどじゃないし。でも一番の欠点は、本来脇役であるべきブラピが、主人公を食っちゃってるところでしょう。残念! | ★★★★★ |
チャーリーズ・エンジェル | くだらない・・・くだらなすぎる・・・ あまりのバカさににやけっぱなしでした。エンジェルたちはかわいいしアクションもかっこいい(格闘に限定すればマトリックスより上) 観て損なし・・・ かな? McG(マックジーだっけ?)の演出もけっこう良いです。 | ★★★★★ |
海の上のピアニスト | いい映画ではあるんだけど、全体的にリアリティがない気がします。もうちょっとで6だったけどあえて5。 | ★★★★★ |
ジョー・ブラックをよろしく | たいした話じゃないし、たいした見せ場もない。だけどブラピが出てるっていうそれだけでいいんじゃないっすか? あの歳でピーナッツバター嘗めて様になるのはあの人だけでしょ。 | ★★★★★ |
ディープ・インパクト | 面白かったです。主人公を定めない脚本もこういう映画ならいいと思うし、下手にラストで出会わせたりしなかったので安心しました。ただ津波のCGが迫力ありすぎて、次の泣かせシーンが明らかに死んでます。 | ★★★★★ |
もののけ姫 | ちょっと訳が分からなかったけど、劇場で5回観たと言う知り合いに解釈を教えてもらったら、すごく深い話だったので驚きました。ただかなり解りづらいのでその辺は減点。宮崎駿の演出は良かったけど、石田ゆり子の演技は酷い。久石譲のスコアは良かったよ。 | ★★★★★ |
バットマン フォーエヴァー | ジム・キャリーの映画です。これだけのキャストの中で、完全に自分の芝居をした彼はエライ! 脚本評価とかはこのシリーズには不要でしょう。 | ★★★★★ |
アポロ13 | 面白かったですね。飽きさせない演出もよかった。無重力撮影もうまいとおもいましたよ。ただ、物語の中心がアポロ13号ではなくNASAの司令室に行っちゃったのが残念。存在感ありすぎだって、ゲイリー・シニーズとエド・ハリス。 | ★★★★★ |
レオン | 派手なアクションといい、ジャン・レノの静かな演技といい、オールドマンのキレっぷりといい、ツボはしっかり抑えてあるんじゃないでしょうか。植木鉢で表現されたレオンの心情、マルチダとの微妙な関係はフランステイスト。ナタリーの演技は文句の付けようないね。これでもうちっと展開に新味があればなぁ・・・ | ★★★★★ |
打ち上げ花火、下から見るか?横から見る ・・ | 主人公の生き生きした描写が魅力ですが、よく言えばそれで十分、悪く言えばそれだけの話。せっかくの二部構成も、前半の展開はなくてもいいし、祐介の真意が変わってるし。役者が小学生どころか同い年にすら見えないのも大きな減点。でも面白いけどね。当時小学生だった人間としては、なんか嬉しかったりします(スラダン読んだな)。 | ★★★★★ |
ターミネーター2 | 1に負けず劣らずの出来は大したもの。テーマが機械との共存にかわっても、特に問題なくストーリーが進んでよかった。惜しいのは液体金属。発想はすごいけど、リアリティ無さすぎで怖くなかったのが残念。 | ★★★★★ |
魔女の宅急便 | 宮崎映画って全体的にキャラがいきいきしてないと思うんですけど、これは別。とても面白くていい映画です。ただ、キキのパンチラが連発して、当時小学生だったオレはかなり赤面した覚えが・・・。 | ★★★★★ |
ブルース・ブラザース | ロックがマジでかっこいいと思いました。あの黒ずくめのスーツもまたね。声もダンスも最高です。ライブシーンでお客さんの反応が見えないのがちょっと残念。ラストは爆笑。 | ★★★★★ |
スター・ウォーズ | 魅力はたくさんありますが、その逆もたくさんあります。一番評価したいのはルーカスの“勢い”ですね。エピ1にはそれがなかった。だから嫌いなんです。 | ★★★★★ |
ジョーズ | 圧巻は前半の演出。まだサメが出てきていない部分。音楽と編集とカメラだけでサメの脅威を遺憾なく発揮する演出は強烈。実際にサメと闘う後半も演出は上出来だが、半悪玉のクイントの行動動機がはっきりしていないのは残念。 | ★★★★★ |
エクソシスト | 前半の1時間までが、ただ説明のシーン並べただけで退屈。それでも後半は確かに怖かったです。とり憑かれたリーガンの顔は本人の顔ですかね? コワイっス。(今日の朝照明がだめとか書いたけど、かなりいいですね。取り消しますw) | ★★★★★ |
燃えよドラゴン | リーが生きてるうちに完成された作品中じゃ、彼の内面には一番遠い作品じゃないかと思うけど、、、やっぱかっこいいわブルース・リー!! アメリカ映画とは思えないほどしょっぱい脚本。それだけは認めるけど、他は否定したくないです。 | ★★★★★ |
博士の異常な愛情 または私は如何にして ・・ | キューブリックすごすぎる・・・ エメリッヒなんかが作ってる映画は軍隊かっこよく映るけど、これみたらバカにしか見えないです。国家総動員でバカ。ソ連もまたバカ。ラストはめちゃめちゃ綺麗・・・ | ★★★★★ |
チャップリンの独裁者 | ヒトラー全盛のあの時代にこんな映画作ったことはすごいとは思うんですけど、本物のヒトラーを観たことがない世代にとって彼のモノマネされてもよくわからないっていうのが本音。歴史的意義を差し引いても面白いけど、他のチャップリンに比べるとイマイチ。 | ★★★★★ |
千と千尋の神隠し | ストーリーの背骨がしっかりしていない上に何でもすぐに忘れるっていう設定のため、主人公の行動動機が二転三転。そのためか感情移入しづらい作品になっている。カオナシの存在意義も曖昧だし、使い古されたラストも大きなマイナスポイント。クリーチャーの魅力と演出の効果が見所でしょう。宮崎監督にはメッセージ色の強い『もののけ姫』で華麗に引退してほしかったです。 | ★★★★ |
シックス・センス | そこそこ面白い普通の作品。たいした事のない脚本ながら、シャラマン監督の演出で一気に観ていられる。ただ、中盤の少年が告白するあたりからやや失速。これなら精神科医が引きこもりの少年の心を解く話のほうが良かったかも。ウリのラストはただ意外なだけだし・・・。ちなみにシャラマン監督、演技も結構上手いようで。 | ★★★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | 普通に可笑しくて普通に悲しい、ただそれだけの映画。映画としての魅力は充分あるが、あくまで小品であって、“いい話”の範囲を超えてはいない。後半の演出で奥さんの比重をもっと重くすべきだったのではないかとも思える。スコアは耳に残るが、特別目を引く演出がないのが残念。ベニーニはなんだかオーバーアクトぎみ。 | ★★★★ |
タイタニック | 全体的につまらなかった。二人が会ったとたんに恋に落ちるのはどうかと・・・。やっぱり世の中顔と金なんですかねぇ・・・(T^T) でもタイタニックが沈むとことか、セリーヌ・ディオンの歌とか、見所はたっぷりなので観る価値十分。 | ★★★★ |
ライムライト | どこにでもあるような普通の話だし、コメディじゃないので浅めのチャップリンファンは戸惑うかも。しかし当時のアメリカとチャップリンの関係がわかるラストは鳥肌モノ。音楽も素晴らしいし、かの名台詞もお聞き逃しなく。ただ中盤はダレます。 | ★★★★ |
A.I. | う〜ん、ツマラナイ!! 所々にキューブリックらしい表現はあったものの、結局うまく映像化できていない。最初は安物メロドラマ、中盤はB級アドベンチャー、ラストはハリウッド超大作と、なんでこんなにタッチが違うの? スピルバーグは身の程をわきまえましょう。数少ない長所は演技。印象に残るのは大熱演のオスメント君より、脇役に徹したジュード・ロウ。 | ★★★ |
ハンニバル | 全体的にだらだらしすぎ。サスペンスだった前作をサイコ・ホラーにするのもどうかと思うけど、これじゃホプキンスが独り頑張ってるだけ。もっとまともな演出しろよって。気持ち悪い展開連続させただけの失敗作。 | ★★★ |
グリーンマイル | パッシーっていったけ?あの悪役。あいつには確かにむかついたし、その辺はダラボン監督うまいなぁとは思ったけど、果たしてそんな人間のクズみたいな悪役この映画に必要だったんでしょうか? あいつがいたから、トム・ハンクスが必要以上にいいひとになっているのでは!? 第一これ癒しの映画じゃないし。 | ★★★ |
Xファイル ザ・ムービー | 僕はX-ファイルの熱狂的なファンじゃないのであまり偉そうなこと言えませんけど、面白くない。X-ファイルらしいこともあったけど、どうやってモルダーがあそこに行って、そして帰ってきたかが描かれていないのは残念。折角の映画なんだからもうちょっと初心者への配慮がほしかった。 | ★★★ |