トップページ メインページ はじめに

Lestatさん
ブロンズレビュア
Update:2021/12/9
得票数:21
プロフィール:
Lestatさんに一票!
ID:
PASS:
1 >2 >3 >4 >5 >6 >7 >8 >9 >10 > 前の50件次の50件
題名レビュー星の数
マイ・ドッグ・スキップ結構この映画は掘り出し物だと思う。なんかいかにも「ただの少年と犬の(糞ツマラナイ)映画」のように見えるが、その実、大人が見ても感動できる作品に仕上がっていると思う。この映画全体が既に大人になった主人公の回想録であり、それゆえにノスタルジックな気持ち、かつての少年だった自分が想起させられ、そこがこの映画の良さに繋がっている。★★★★★★
キッドこれは意外や意外。面白い!子供が出てくるが、あくまでも大人の目線で語られている映画だと思います。ディズニーらしいコメディセンスも気に入っています。ブルース・ウィルスの演技も今までで一番良かった。エミリー・モーティマーもとてもキュート。子役も本当の子供らしさがある。しかられている小さな自分を見つめるウィルスが切なく、自分で自分を抱きしめる姿が感動的でした。エンドロールも最高。★★★★★★
U-571非常に丁寧なパニック映画という感じです。パニックそのものを少なくし、一つ一つを時間をかけて解決している。登場人物達も下手なギャグを言う事もなく、みんな必死に生きようとしているところなどに好感が持てます。後、音響が効いててその部分がかなり怖いですね。「潜水艦物にハズレなし」と言われますが、これも例外ではなかったようです。★★★★★★
エリン・ブロコビッチシーンの切り方が最高ですね。シーンを途中で切ることによって新たな意味が生まれる編集の仕方は実に上手いと思いました。後カメラの置き場所も上手い。それと裁判映画というとすぐ法廷シーンをクライマックスに持っていくんですが、この映画はそれがなかった。実に巧みですね。この作品がアカデミー賞でもおかしくなかった。ジュリア・ロバーツも好演してました。★★★★★★
トイ・ストーリー2 ★★★★★★
処刑人かなりキレた映画なのに何故か上品さを感じる映画。何か今までとちょっと違うものを感じました。二人の兄弟は当然かっこいいが、デフォーのキレてるのにまともというキャラが素敵(笑)。犯行現場で何が起こったかを後で見せる手法がこの映画の醍醐味ですね。デフォーが跪いて拳銃撃つ真似をしているシーンはしびれます。ただ、残念なのは兄弟の動機、過去の描写などが薄いこと。これがあればもっと物語に重みを感じられたのに。★★★★★★
アンジェラの灰悲惨な映画です。アイルランド=貧しさという図式がこの映画にも当てはまる。どうにもならない貧困が家族を静かに確実にそして容赦無く襲う。何よりも今の我々日本人に衝撃なのは、子供が死ぬことが日常的過ぎて彼らの神経が麻痺してしまっているということだ。どこかの国で今尚現実にあり得る事で、その事を深く考えさせられた映画です。ワトソンとカーライルの演技は言うまでもなく。★★★★★★
カルシュリがつまらなかったのでどうしようかと思ったが、これはかなり良かった。大金をかけたという死体も良く出来ていて、さすがタブーを破っただけのことはある。謎解き物としても良く出来ている。チョがスヨンを自分のマンションに泊めるのはどうかと思うが・・・。それはそれとして、韓国映画も侮れないと思いました。★★★★★★
御法度男が観ても面白いホモ映画・・という感じがします。妖しくドロドロした雰囲気が堪らない。男なら誰でもいやーな共感を覚えるのではないでしょうか。また非常に黒が鮮やかでした。難を言えば配役・・。ビートたけしとトミーズ雅、浅野忠信はあっていないような・・。戦場のメリークリスマスの坂本龍一といい、大島渚の映画はどうもそこが・・。★★★★★★
ゴースト・ドッグかなり個性的な殺し屋の姿に興味を持って観てしまう。拳銃の扱い方、CDの入れ方等、ディテールが楽しいですね。不細工な男がかっこよく見えてしまう設定が面白い。音楽が妙に耳に残ります。★★★★★★
マルコヴィッチの穴アイディアに脱帽!マルコヴィッチをみんなでオモチャにしていく感覚が楽しい。観る側もマルコビッチに夢中にならずにはいられない。ストーリーも不条理ではあるが、破綻はしていない。個人的には三角関係よりも、もっとマルコヴィッチを見せて欲しかった。そうすれば7点だったかな。★★★★★★
ボーイズ・ドント・クライやはり実話は直球で来るので良い。観終わった後胸をえぐられた。最初、ヒラリー・スワンクで大丈夫だろうかと心配しながら観ていたが、ラストに近づくにつれ彼女の演技に圧倒されるようになった。男性というよりは生身の青年がそこにいて、スクリーンの中に実在しているかのようなリアルさを感じた。★★★★★★
ストレイト・ストーリーデビッド・リンチの珍しく(?)ノーマルな映画。リチャード・ファーンズワースの本当にボケてきているような演技が良かったです。心温まる作品。★★★★★★
グリーンマイル御伽噺にしては変なところ実話っぽい変わった映画です。奇跡を起こす男というファンタジーを死刑囚舎房という極限の舞台設定で描いた点が面白く、ファンタジーでありながら非常にリアルな人物描写。ダラボンの押さえた演出が光ります。★★★★★★
マグノリアショートカッツのような群集劇。クライマックスは賛否両論だと思うが、ラストまで何が起こるか分からない展開にこれはこれで楽しめた。トム・クルーズの役どころが面白い。また音楽とカメラワークが良かった。★★★★★★
グッドナイト・ムーン地味な映画ですが、良く出来ています。人物がしっかり描かれてますね。ジュリア・ロバーツ、スーザン・サランドン、エド・ハリス、それぞれの演技も好感が持てます。★★★★★★
愛を乞う人出色の日本映画。とにかく原田美枝子の演技がいい。二役を演じきっている。大人になっても消えない照恵の心の傷、母との再会、娘との交流。遠回りしなくてはならなかった一人の人生の旅路を淡々と描いている。静かな涙を誘う素晴らしい映画だと思います。タイトルもいい。★★★★★★
エネミー・オブ・アメリカトニー・スコットの手腕が光る。テンポの速い映像で、最新鋭の通信技術を堪能させてくれ、プロフェッショナルおたく集団の冷淡な活動っぷりが最高に楽しいです。怖い世の中になったなと考えさせられますね。ただウィル・スミスがキャラ的にちょっと強すぎる。もう少し一般人っぽい人にして欲しかった。★★★★★★
アメリカン・ヒストリーX兄弟愛が素敵でした。また徹底した差別主義がリアルで良かったです。デレクの描き方が結局は普通の人間と大差ないというところが共感を呼べると思います。残酷さは同時に悲しさでもあると思いました。黒人の人はこの映画を観てどう思うのか非常に興味があります。★★★★★★
交渉人ストーリーがどうこうと言うより、とにかく2大スター対決が楽しいです。お互い相手の手のうちを知っているという設定が巧みな心理戦を展開している。やはりS・ジャクソンはシャウトしてこそ。ビルに立て篭もってからのS・ジャクソンは生き生きしてとても嬉しそうでした。★★★★★★
恋におちたシェイクスピア脚本が秀逸。グィネス・パルトロウの演技も光る。残念なのは主人公シェイクスピアの感情等が伝わりづらかったところ。舞台稽古のやりとりが楽しめた。★★★★★★
ゲームどこ行っても酷評の嵐のこの映画なんですが、私は大好きです。特にストーリーも申し分なく、最後まで引き込まれました。至る所にCRSのマークが出てくるのも面白いし、あのマイケル・ダグラスのオロオロする姿ははまり役だと思いました。痛快な映画です。★★★★★★
ブギーナイツポルノ業界の裏側が見れた感じがして面白かった。やはり人間模様の面白さがメインだが、観客が見たいと思うようなところをちゃんと映してくれていたような気がする。ジュリアン・ムーアとヘザー・グラハムが魅力的だったし他の役者の個性もそれぞれ光っていた。マーク・ウォールバーグは後にも先にもこれ一発だが・・・。最後のシーンは爆笑。こうでないと映画は面白くない。★★★★★★
ガタカスタイリッシュな映画ですね。あまりSFっぽくしないところがいい。あまり嫌なところがない映画でした。ジュード・ロウも好演。★★★★★★
フル・モンティこれぞイギリス映画という感じ。コメディセンスが素晴らしい。これが日本映画だったら、多分失敗しているだろうなと思います。発想だけで溺れることなく、堅実なドラマに仕上げていく手腕。最後の観客席でのお客さんの喜びよう(特におばちゃん連中が拍手しながら大爆笑してましたが)。その表情がとても暖かく、みんなの優しく観守っている姿がとても印象的でした。★★★★★★
CUBEまず話のアイディアがいいですね。また何もないところからあれだけの小道具を揃えてくるところはお見事。ただ難点を言えば俳優の演技が・・・。★★★★★★
恋愛小説家この映画は主人公の個性の強さ。これに尽きますね。ジャック・ニコルソンがはまってました。主人公が変化していくところの描写が巧みです。上質なコメディでした。★★★★★★
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち「アルジャーノンに花束を」にも共通する知性が高いが故の孤独というテーマが良かったです。彼らの友情関係もジーンと来ますし、ロビン・ウィリアムズが変にいい人じゃなく、マット・デーモンとのやり取りも感動的でした。★★★★★★
タイタニックなかなか良く出来てる映画だと思います。長時間を飽きさせないで見せる力量はさすが。音楽の使い方、何時何処を見せるかなど、計算し尽くされている。ジャックとローズが最初から舳先に行かないようにかなり苦心しているのがわかります(笑)。船内部の細部に渡る映像、あらゆる角度から映された沈没する巨大客船などまさに圧巻。★★★★★★
フェティッシュこの映画のダークなセンスにはしびれさせられた!ラストにやられたって感じですね(「バーディ」のような感じ)。ラテンの香りがプンプン漂っていて、最高に洒落た作品。アンジェラ・ジョーンズが怪演(?)しています。★★★★★★
白い嵐リドリー・スコットにしては珍しく、太陽光バリバリの映画。それでも随所に光と影を見ることが出来る。期待しないで観たが、思いがけず良かった。実話を元にしているということもあるが、誰が死ぬか分からないという筋書きは非常に緊張感を与える。それゆえに命を失う悲しさもひとしおに大きい。誰が死ぬか前もって分かるような映画は糞だ。★★★★★★
秘密と嘘じっくりと腰を据えて人間ドラマを堪能できる映画。重い過去を背負っているに関わらず、気丈で優しさを持つホーステンのキャラクターに心打たれます。余談ですが綺麗な英語話す黒人を見るとホッとしますね(笑)。★★★★★★
マイ・フレンド・フォーエバー地味ながらも、いい映画だと思います。子供がゆえの愚かさが良く表現されている。昔はなんであんな馬鹿だったんだろうって、この映画観て自分も思い返しました。この映画、クライマックスが泣けました。友達の母親と実の母親、この矛盾が本当に切ない。★★★★★★
カジノ濃い人間関係がドラマとして楽しい。この映画はなんと言ってもシャロン・ストーンのヒステリックな演技に尽きると思います。マジで素晴らしい!ジェームズ・ウッズの駄目そうなキャラも良かったですね。★★★★★★
スモーク大した物語がある訳ではないのに、味のある作品でした。ハーベイ・カイテルの役どころがとてもいい。あのラストのポールに向かってする笑顔がなんとも堪らないですね。★★★★★★
イル・ポスティーノいい映画ですね。優しい気持ちになれます。マッシモ・トロイージの素朴な郵便配達人がなんとも言えずいい味を出している。病苦に耐えながらの演技だそうで。それだけに撮影後、亡くなられて非常に残念です。★★★★★★
クリムゾン・タイドこの作品は脚本(原作)が秀逸ですね。緊張感があり、見ごたえありました。艦長と副官の対立が微妙なバランスの上で成り立っていて、最後まで飽きさせない。★★★★★★
トイ・ストーリー大人でも楽しく観れる作品。途中まで出来あがっていたCGを全部捨ててまで、脚本を練り直したというのだから凄いです。とにかくキャラクター設定が非常に上手い。ウッディは性格良くないし、バズは洗脳されてるし、その他のオモチャもみんな一癖ある連中ばかりですが、逆にそんな彼らがとても魅力的で愛らしい。最高に楽しくてちょびっとホロリとするそんな作品。吹き替えが完璧。★★★★★★
キルトに綴る愛良くあるタイプの映画だと思って期待していなかったが、かなり面白かった。それぞれの過去を抱える女達の生き様にソウルを感じる。ハートウォーミングなんだけど、ある意味かっこいい。上手く言えないが、とにかく女達の生き様がかっこいいのです。★★★★★★
デッドマン・ウォーキング死刑というテーマを肯定もせず否定もせず、ただ淡々と多角的に描いて行く事で、深いドラマになったなと思います。普段、キツイ役が多いスーザン・サランドンですが、この映画では見事に慈悲深いシスターを演じきっていて、つくづく上手いなーと感心します。ショーン・ペンの演技も良かったです。★★★★★★
リービング・ラスベガス乾いた男女の恋がラスベガスの風土に合っていたような気がします。ニコラス・ケイジも最近偽善的な役が多かったのですが、この作品ではそれが押さえられ、好演していたと思います。エリザベス・シューもアイドルっぽさが取れて魅力的な演技でした。★★★★★★
セブンカイル・クーパーのタイトルバックが最高で、この時点からもう既に引っ張り込まれていた感じでした。クライマックスに至るまでの持続した緊迫感は「羊達の沈黙」以来。近年のサイコサスペンスの傑作だと思います。★★★★★★
ユージュアル・サスペクツ ★★★★★★
ネル隔離されて育った人間の言動や言葉、暮らしぶりに興味を持って、自分もいつしかネルを研究対象と見てしまっていたり、逆にネルに感情移入したりと色々と考えさせられた。多少のサスペンス要素もありストーリーの作りも面白い。ジョディ・フォスター役のネルが本当に良かった。ネルに心が癒されました。★★★★★★
フランケンシュタインこれはホラーというより人間ドラマでしょうね。デ・ニーロ演じるモンスターの悲しみや苦しみが非常に心に響き、胸を打ちました。普段、一人舞台で映画を台無しにするケネス・ブラナーですが、この映画はあまり気になりませんでした。★★★★★★
カリートの道かなり見応えはありました。そんなに印象には残らないが、出来は基準以上で良くまとまっていた。登場人物の設定が上手く出来ているので面白く観られます。ショーン・ペンのあくの強いキャラは見物。★★★★★★
シンドラーのリストさすがスピルバーグとあって演出と構成が手堅く、長尺でありながらテンポがあり、話も分かりやすく、最後まで飽きさせない。ただ全体的に優等生的で教科書通りの作りの為、刺が無く、ホロコーストを扱った他の映画と比較すると若干、訴えてくるテーマが弱い。ただシンドラーという男の物語ならば十分納得行く出来だと思います。全編モノクロという使い方もこの映画に合っていた。★★★★★★
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスティム・バートンの魅力が余すところなく発揮されていると思います。クリスマスを勘違いしているところが楽しいですね。発想が面白いし、ダニー・エルフマンの歌声も聴ける。全体としてはかなり完成された映画だと思います。★★★★★★
クライング・ゲーム地味ながら、かなりかっこいい映画です。一癖も二癖もある登場人物によるハードボイルドな展開にしびれます。本当に脚本がいい!「蠍と蛙」のエピソードは今も心に残ります。テーマソングも映画とマッチしていて良かった。★★★★★★
セント・オブ・ウーマン 夢の香りこの映画はまさにフランクという一人の男がドラマであり、この作品そのものであったと思う。アル・パチーノの演技は非常に素晴らしかった。全く動かない目は、本当に何も見ていないのでは無いかと思う程。彼の演技無くしてこの映画の成功は無かった。★★★★★★

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
MISSING LINK