題名 | レビュー | 星の数 |
聖なる嘘つき その名はジェイコブ | 人生が変化を遂げると言うのは、ほんの些細な一言、きっかけからなんだなあ、そしてその結果がどうなるかは、誰にも分からないことなんだ、ということをロビン・ウィリアムズが抑えた演技で見事に表現してくれました。素晴らしいです。ただ、私は約束を破る人と、口の軽い人が大嫌いなので、ミーシャがいなければこの映画は成り立たないと分かっていつつも彼のせいでいらいらして、減点。ゴメンナサイ。 | ★★★ |
エントラップメント | 所々印象に残るシーンはあります。でも、折角の景色や設定やメカ、何よりキャスティングを、脚本が殺してしまった感があります。「どうしてそうなるんだ?」というような安直さが見え隠れ・・・残念です。 | ★★★ |
将軍の娘 エリザベス・キャンベル | ううーん、ちょっと中途半端になっちゃった気が〜。意外と犯人はすぐに分かっちゃったし、父子の確執も、もう一つなあ・・・。残念。 | ★★★ |
ワイルド・ワイルド・ウエスト | 映像の面白さと、西部劇をおちょくっているところはすごーくいい感じで好きなのですが、映画の完成度では・・・うーん。このキャスティング、もう少し活かせたんじゃないの?という不満が残ります。 | ★★★ |
グリーンマイル | 泣かせよう、と意識し過ぎ。それが見え過ぎて逆に冷めてしまう。もう少しさりげなさが欲しい。皆が誉めるが、それほど良かったか? | ★★★ |
ポストマン | 原作をかなり以前に読んでいて、自分なりの想像の世界が出来上がっていたので‥‥。本と映画は別世界、と分かっていてもせっかくの原作の雰囲気がぶち壊しで「なんじゃこりゃ」って感じでした。原作者のブリンはメル・ギブソンに演ってほしかったらしいけど、私もメル版が観たいです〜。 | ★★★ |
RONIN | 途中までは謎がそれぞれの伏線になって後半が楽しみ・・・だったのですが、何だか尻切れトンボに終わるような、あの謎はなんだったの?と言いたくなるようなちょっと不満が残る映画かも。<浪人>の意味、本当に理解してから作ってねって感じかな。俳優陣はいいのに・・・。 | ★★★ |
リング | 原作を先に読んでいると、やっぱり、物足りないですね。映像にしてしまうと、想像の恐怖を凌駕することは出来ないし・・・。どうしても稚拙な感じが拭えなかった。 | ★★★ |
バッファロー'66 | 繊細で、独特の映像で、ギャロの持ち味(雰囲気)を十分に感じさせてくれた1本です。ただし、これは支持・不支持で分かれるだろうなあ〜とも思いました。味のある映画、とは思うけれど、私はあんまり観ていていい気分にはなりにくかったです。ビリーみたいな人、嫌いだもの。 | ★★★ |
ユー・ガット・メール | 脚本、に問題がある・・・?私が女性だからかもしれないが、終わり方には納得いかない。これが普通の女性の気持ち、ともし男性側に思われたら、癪に障る。 | ★★★ |
エビータ | 音楽はとてもよかったし、マドンナの歌唱力もなかなかのものね〜、と思いましたが、アルゼンティーナの曲は、個人的にミルバさんの歌い方が好きなので、ちょっとパンチが足りなかった気もします。バンデラスの存在感がすばらしかったです。でも、映画としては平凡でしたね、ちょっと残念。 | ★★★ |
スピード2 | 続編って、こうなってしまうのかなあ。そこそこ先が読めてしまうし、ちょっと弛れた気も・・・。悪の設定もちょいと弱い。船が港町に突っ込んできてからの展開は結構良かったけれど・・・。 | ★★★ |
ウォーターワールド | 予告で盛り上がった気分と期待程には‥‥って感じでしょうか。何も知らずに観にいけば、もう少し楽しめたかも。大人向けおとぎ話って感じで楽しかったし。ただ、ちょっと設定が安直な気もしましたが。 | ★★★ |
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア | 原作には、それなりに忠実だったと思う。でもだから映画が魅力的かというと、そうでもない・・・? キリスト教圏と違って、ヴァンパイアに対する意識の違いかもしれないけれど・・・。 | ★★★ |
ディスクロージャー | 観ている間は、それなりに展開にドキドキできるのだけど、終わってみると、それ程印象に残らない・・・?セクハラのありようについて考えさせられるけれど、出世とか、欲望とかぎらぎらし過ぎて疲れます。それよりも人間性を磨けよ、と言いたい・・・(映画に言っても仕方ないけど)。 | ★★★ |
バットマン・リターンズ | ペンギンが・・・。結構それなりに作られていますが、でも全体の出来を考えると、前作の方が好きですね。続編作りは難しいもんだなあ、と改めて感じさせられます。 | ★★★ |
ボディガード | ちょっと先が読めるというか、ありきたりというか・・・。話題先行型の映画の象徴のような・・・。それなりに役者も音楽もいいのだけど、とりたててすごくもない・・・? | ★★★ |
美しき諍(いさか)い女 | 芸術の何たるかを、分かったような分からないような気分にさせてくれる作品でした。とにかく長い!そして私にはどこが素晴らしかったのか、良く理解できない・・・。 | ★★★ |
ロッキー4 炎の友情 | もう、惰性で観た(笑)。ボクシングの苦手な私が惰性で観る程には気になったけど、ここまで続編を作らなくても良かったかも。 | ★★★ |
ロッキー3 | 負けちゃうところが、映画としてはいい。でも、ま、普通の映画に成り下がった感じ。映画館で観る程ではなかったかな〜、でも映画館で観ないと気が散って、もっと評価が悪かったかな? | ★★★ |
48時間 | スジはともかく(一応ハラハラして面白いけど)、ニック・ノルティとエディ・マーフィの取り合わせは妙に斬新な感じがして、とても面白かった。 | ★★★ |
ライアンの娘 | 私の中ではデビット・リーン作品中、あんまり面白くないなーと感じた作品。言わんとすることは分かるような、人々の心理も分かるんだけどもう一つ移入できないし・・・。当時の現地の事情を知らないとダメなのかな〜と感じました。 | ★★★ |
世界の中心で、愛をさけぶ | すみません。同世代の私としては、むず痒いような、穴があったら入りたいような恥ずかしさとテレが邪魔して、入り込めませんでした。ものすごーくベタな話も・・・ごめんなさい。 | ★★ |
CASSHERN | ううーん。作った人は楽しかったんだろうなあ、自分の好きなように出来て・・・。ただ、人に見せるんだ、という映画の原点を忘れてしまっただけなのかもしれないが、冗長なものになってしまい途中でダレましたね。残念。 | ★★ |
マトリックス リローデッド | タダ券があったので観に行きましたが、お金払ってたら腹立ててたかも・・・(笑)。それなりに映像も迫力あるし、それなりに話も練れてるけど、本当にそれなり・・・。最近の映画のスピード感を考えると、この映画のアクションは<殺陣>が見え見えだし、話もどんでん返しを狙ってたとしたら、もう一つ盛り上がらないし・・・。多分3はもっと面白くないんだろうなあ、と感じてしまった映画でした。 | ★★ |
模倣犯 | 映像?脚本?に凝りたかったのかな、と勘繰りたくなるような、ちょっと疲れる展開の映画。もう少しスジを素直に流しても良かったのでは?俳優達の熱演があるだけに、妙な凝り方が残念です。 | ★★ |
YAMAKASI ヤマカシ | 最初はテンポ良く、おおっ!と思ったのですが、彼らの行動が安直というか、頭悪いというか・・・、にがっかり。その才能(技術?)があれば、それを売り込んで手術台を稼げ、と思いました。 | ★★ |
千年の恋 ひかる源氏物語 | これだけそうそうたる俳優陣を揃えて、どうしてこうもつまらない映画になってしまうのか?豪華な演技力ある俳優さん達に失礼すぎる、と思わずにはいられません。とにかく脚本がダメダメ!お話になりません。衣装と光源氏はかくあるべし、と思えた天海祐希さんに敬意を表した星,だけです。 | ★★ |
PLANET OF THE APES 猿の惑星 | 原作は超えられまい、と思っていましたがその通り。バートン監督どうしちゃったの、と思わずにはいられない出来でした。皮肉っているつもりなのかもしれないけど・・・エンディングもなんだかなあ。滑ってません? ティム・ロスはじめ、お猿さん達を演じる人達の演技力が光るだけに・・・切ない。 | ★★ |
オータム・イン・ニューヨーク | お話にならな〜い!脚本もダメ、設定もダメ。陳腐で甘甘〜っ。NYの秋の映像の美しさだけが救いです。 | ★★ |
バトルフィールド・アース | えーと。映画にする必要が・・・?映画化しようと考えた人は、どんな作品になるのを期待したんでしょうね? | ★★ |
ミッション・トゥ・マーズ | かなり期待していたんです!キャストもいいし、予告も良かったし!・・・もうがっかり。無駄死にあり、問題解決はあっさりし過ぎだし、最後に出てきた姿は一体何!?脚本がだめでしょう。音楽は良かったけど・・・。 | ★★ |
エンド・オブ・デイズ | 期待が大きかっただけに・・・。折角のガブリエル・バーンが気の毒・・・。おどろおどろしさを追及したかったのかもしれないけれど、脚本にも無理が・・・。 | ★★ |
8mm | スナッフ、という、アンダーグラウンドな物があるのだよと世間に知らしめる意味では、成功した映画かも知れません。でも、所詮アンダーはアンダーの世界。これがメジャーな世界に出てくるのは恐ろしいことだし、日常に現れてはいけないものだと思うので、問題作だとは思います。個人的には観なければ良かった・・・うげー、でした。 | ★★ |
アルマゲドン | 脚本に無理があり過ぎ。これで感動できるとは思えない・・・(感動した人もいるらしい?)アメリカ的といえばアメリカ的な映画かもしれないが・・・。 | ★★ |
トゥモロー・ネバー・ダイ | 多分、凡作中の凡作。数年後には、タイトルからでは内容も思い出せなくなると思います。この映画の楽しみは、ボンドの持つ(持たされる)メカの多機能性と意外性の小物だけ〜。 | ★★ |
ゲーム | これをアメリカ人は、<ゲーム>(・・・というかどっきり?)だからと、許すのか!?本当に許すのか!?と、何度も確認したくなります。日本人には計り知れません。 | ★★ |
スターシップ・トゥルーパーズ | 原作がとても好きで、自分なりのイメージが出来ていたので・・・。それにしてもなんだかなあ、ハインラインの最も言いたかったことは、映画では伝わらなかったんじゃないのかなあ。セリフが響いてこなかった。彼が生きていた間に、映画にしてたらバーホーベン監督コテンパンだったかも・・・。 | ★★ |
マディソン郡の橋 | 原作自体、何が純愛だよ、と思っていたので映画化も余り期待していませんでした。ただイーストウッドの映画だったので観てしまいましたが、なんて言うか・・・。年齢があと10歳若い時に撮ってほしかった映画です。ちょっと老齢に入っているので、魅力が半減。映像はきれいだけど、話のスジはかなりつまらないです。 | ★★ |
ロッキー5 | 4から更に惰性で観た(笑)。でも観て後悔した・・・(笑)。これは<ロッキー>としてのタイトルを付けなければ、スタローンがやらなければ、それなりの映画になってたかもしれないんですが・・・。 | ★★ |
ランボー3 怒りのアフガン | 続編を作らされ、駄作に成り下がった、哀しい例となった映画。スジに無理があり過ぎ。幾らランボーが無敵でも、これは無理。移入も理解も突き抜けて「はあ、そうですか」としか観られませんでした。 | ★★ |
ナインハーフ | うーん、何が言いたかったの・・・?分かる方には分かるのでしょうが、私には理解の出来ない愛の世界でした・・・。 | ★★ |
カサブランカ | 子供の頃観た時は、「オシャレだな〜、ロマンだな〜、哀しいな〜」と感じたのだが・・・。大人になって観たら「こんなつまらない映画だったのか!?」とがっかり・・・。こちらが大人になって、いろいろな人間を見て成長したからかもしれないけれど、自分の魅力を知りつつかつての恋人を利用するイルザも、それを許してしまう男達にもチョット・・・ねえ。この時代設定だと仕方ないのかなあ、観直すんじゃなかった・・・! | ★★ |
ペイバック | もう全然ダメ!せっかくのいい役者達がまるで活かされていない。お話も全くつまらない。捻りもない、出てくる人達は暴力的で頭が空っぽすぎ。途中で怒りがこみ上げてきました。なんでこんな映画になっちゃったんだろ。 | ★ |
ジャッカル | ・・・・・・・。この映画を<ジャッカル>とする必要がどこにあったのだ?と言いたくなるような・・・。<ジャッカルの日>を意識せずに、全然違うモノにしてしまった方がよかったでしょうに。 | ★ |