題名 | レビュー | 星の数 |
スパイキッズ2 失われた夢の島 | 前回と同様かなりお子様向けな感じがした。CG技術だけに頼った中途半端な印象しか残らなかった。 | ★★★ |
めぐりあう時間たち | なんのこっちゃさっぱり分かりません。「2001年宇宙の旅」同様、映画だけでは難解すぎる。3つの時間軸をベースに物語が展開されていくのだけれど、お互いにどうリンクさせたいのか製作者の意図が読めない。さらに一貫したテーマも見えてこない。「生」とか「死」っていう漠然としたものを強調したいのかな、っていうのがかろうじて分かるだけ。ところでニコール・キッドマンはいつ出てたんだ? | ★★★ |
呪怨 劇場版 | 最初の数分間は怖かったが、それ以降はワンパターンな演出方法によりある程度慣れてしまい、全然怖くなかった。ストーリー性は皆無と言っていいほどで、物語の肝心なところの説明不足が目立った。「結果」が怖ければいい作品で、「原因」を追求したい人にはお薦めできない。 | ★★★ |
ピンポン | いわゆるスポ根映画だが、強くなる過程の描写が曖昧な気がした。映画の冒頭部分で完膚なきまでに叩き潰されて、あの短期間でそこまで上達するのか?という点が気になった。中村獅童の存在感が抜群で、この映画で一気に彼の名前を覚えてしまった。 | ★★★ |
模倣犯 | 結局何が言いたかったのか今一伝わらない映画。原作を読んでないので、ストーリーを完全に把握できなかった。 | ★★★ |
ギャング・オブ・ニューヨーク | 最初のうちは父親の復讐を理由に物語が展開していっていったけど、後半になるにつれてその影が薄まったことは否めない。悪役を徹底して悪い奴に描ききれていないところや、中途半端な恋愛の要素を入れたことによって、結局何が言いたかったのか分からず、最後の語りも虚しく聞こえた。 | ★★★ |
バーバー | 淡々としすぎていて面白くない。ビリー・ボブ・ソーントンの台詞が少ないのを渋いと感じることができず、キャラに全く魅力を感じることないまま見終ってしまった。スリルも緊張感も全くないし、何を見る側に与えたかったのかが自分には見えてこなかった。 | ★★★ |
チョコレート | 決して悪くはなかったが、期待して見ただけにハル・ベリーのアカデミー主演女優賞に?マークだった。邦題の「チョコレート」は色々な意味が考えられるが、映画内で人種差別をテーマに取り扱っているところから見ると、黒人の黒とチョコレートの黒を掛けたのかな、と自分には思えてきた。 | ★★★ |
穴 | 前半は物語の展開が早くて惹き込まれるが、真相を語る中盤辺りからは、もうどうでもよくなってきた。犯人を推理する楽しみもないし、見終わった後に残るのは猛烈な不快感だけ。後半のストーリーの捻りを期待していただけに、あっけなく終わったラストにがっかり。 | ★★★ |
キリング・ミー・ソフトリー | この映画は、官能サスペンスというジャンルに属すると思われるが、どちらとも中途半端な描写で、官能ともサスペンスとも言われても、いまいちピンと来ない。なにより主演二人の感情面での描写に落差がありすぎて、あれだけ劇的に愛し合ったのに・・・なんで?みたいな感じだった。 | ★★★ |
ハリー・ポッターと賢者の石 | あまりの前評判の高さに期待して見たが、明らかに子供向けの内容にガッカリした。単なる学園ものの映画にしか過ぎず、ストーリーに急な展開がなく、ただ平坦な道のりを二時間以上進んでいるような感覚だった。演技力と感動に期待しなければ、そこそこの内容。 | ★★★ |
スパイキッズ | アクション、スパイ映画には欠かせないハラハラ・ドキドキ感が、この映画では皆無に等しい。明らかに子供向けの内容なので、仕方が無いと言えば仕方が無いが、ド派手なアクションを期待していた自分にとっては、物足りない内容だった。 | ★★★ |
ラッシュアワー2 | 前作に比べると、アクションの質も笑いの要素も大幅に減った気がした。一番見たかった、ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの凸凹コンビの奮闘ぶりが、この作品ではテンポが悪く、目新しい点が無くて、乗り切れない内容だった。 | ★★★ |
オー・ブラザー! | ずぶ濡れボーイズの音楽は最高だったが、ストーリーが意味分からん。音楽では十分に魅せられたのだが、その他の点において、及第点とまでにはいかなかった。結局古臭い感じの映画としか記憶に残らずに、ストーリーにもう一工夫欲しいところだった。 | ★★★ |
レインディア・ゲーム | 自分にはどうしても、驚くべきところであるはずのドンデン返しが蹴躓いたようにしか見えない。実際に展開が読めてしまった、というわけではないのだが、いくら最後が驚愕に値する内容でも、それまでの過程が面白くなかったのでつらいものがあった。 | ★★★ |
トラフィック | 映画評論家なりの見解を示せば名作でも、一般市民の自分にとっては、このような作りは退屈以外の何物でもない。世の中には娯楽映画のほかにもこういうメッセージ性を含んだ映画が必要だということは分かるが、面白くなかった映画に高評価はつけられない。 | ★★★ |
ダンジョン&ドラゴン | ゲームを映画にする難しさがよく分かる作品です。戦闘シーンでの迫力が、なかったのが痛かった。 | ★★★ |
ザ・ウォッチャー | サスペンスとしては致命的に犯人が弱い。存在感という意味でも薄く、何より行動が意味不明。証拠を何一つ残さないという設定を序盤でアピールしておきながら、中盤以降は派手に警察に追いかけられまくり、画面に映りすぎだな、と。背景で流れている音楽が結構怖いだけに余計に滑稽に見える。 | ★★★ |
バーティカル・リミット | 予告ではかなり面白そうだったのに、実際に見てインパクトのなさにガッカリした。 | ★★★ |
シックス・デイ | 近未来の世界観を表現しているつもりなんだろうが、クローンが簡単にできる割には、911番通報のシステムの不便さが目立つなど、バランスが悪い。クローンを批判していた割には、最後にちゃっかりと二人で居座っちゃってたのも気になる。全体的にストーリーが薄くて、アクションが目立つ内容だった。 | ★★★ |
バトル・ロワイアル | 中学生どうしが、殺し合いをするという内容は過激ではあったが、肝心の描写がそれほど過激ではなかった。これくらいの内容なら、わざわざR15指定にして世間を騒がすこともなかっただろうにと、まず見終わってから思った。 | ★★★ |
チャーリーズ・エンジェル | 人気テレビシリーズの映画化ということで、映画にアレンジした際の変化を期待していたが、二時間の枠に押し込むのは無理があったのではないかと思う。アクションに期待して見なければ、それなりに見れる作品ではある。 | ★★★ |
エンド・オブ・デイズ | 強すぎる悪魔に対して、最後はどう勝つのかと期待して見ていただけに、終わり方がしょぼかった。わざわざ最後にサタンを具現化させなくてもよかったのではないかと思う。CG技術で怖さを表現するのではなくて、むしろ前半部分にサタンの脅威を説明して欲しかった。 | ★★★ |
ボーン・コレクター | 犯人の残忍な性格や犯行のやり口などは、某有名映画の猟奇的殺人犯を思い浮かばせるが、ラストがどうすっころんであんな風になってしまったのか分からない。心理的な観点からゾクゾクさせてくれるような内容を期待していたが、見事に期待はずれ。 | ★★★ |
サイダーハウス・ルール | 確かに感動できるシーンはあるが、自分にはどうしても主人公の言動に感情移入出来なかった。結局主人公の行動は浮気以外の何物でもない、しかも雇ってくれた恩人の妻という厳しいものだった。主人公の成長がテーマであって、恋愛描写はほんのおまけに過ぎないのだろうが、そこだけが気持ちよく見れなかった。 | ★★★ |
シックス・センス | 今でも悔いが残るが、あらかじめオチを知ってからの鑑賞だったので、ラストの衝撃は味わえなかった。だがそれを差し引いても、ホラー映画として見ていた自分にとってはなんとも拍子抜けな作品だった。怖さを抑えてストーリー性を重視してきたのか知らないが、中途半端なホラーの要素が気になった。 | ★★★ |
ブレイド | 大量の血のシャワー、その背後で流れるBGM、そしてブレイドがかっこよく登場と、オープニングがとても鮮烈で最初はかなり期待が持てた。しかし物語が進むにつれて、何故力では劣っている人間を征服しようとしないのか?何故純粋種のくせにあっさりと殺されるのか?何故主人公の前半の強さと後半の強さがああも違うのか?など疑問だらけになってきた。アクションもCGの多用がだったし自分好みではなかった。 | ★★★ |
RONIN | こう思っている人はたくさんいると思うが、まずこれはタイトルが間違っている。「YOHEI」か「YOJINBO」の方がまだしっくり来るというものだ。中身を見てみても、せっかく二大スター共演なのに、それぞれの持ち味が出せていなかった。 | ★★★ |
リング | ホラー映画と銘打ってるけど全然怖くはなかった。そもそも怖がらせる要素が少なすぎなように感じた。心理的に怖がらせるでもなく、効果音の強弱や、急に画面に現れる演出などを使ってビックリさせるわけでもないので、このようなジワジワ系の恐怖は自分には合わなかった。 | ★★★ |
ボルケーノ | 自然災害系の映画は好きな筈なのだが、この映画は今一だった。スピード感溢れる展開がなくてスリルが楽しめなかった。 | ★★★ |
ツイスター | わざわざ自分の方から竜巻に向かっていく、という設定の時点で脅威を感じにくい。 | ★★★ |
ウォーターワールド | お金をかけているのは一目で分かる。なのになんでストーリーがこんなにも子供っぽいのか。独特のメイク、派手なアクション、斬新な世界観などは評価しても良いかもれないが、先述どおりストーリーの流れがよろしくない。ありきたりな流れが最後まで続き、見ていて飽きてくる。 | ★★★ |
ネル | ジョディ・フォスターの演技が一人相撲していて、肝心の中身が薄いような気がした。ネルはインパクト抜群なんだが、他の出演者が普通すぎて、余計にネル一人が目立っているように見える。やはりどれだけ主演の演技が上手くても、ストーリーと脇役がしっかりしていないと駄目なんだなあと思った。 | ★★★ |
激流 | メリル・ストリープに劣らず、悪役顔のケビン・ベーコンの演技が光っている。ただ、話の内容が面白くない。 | ★★★ |
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア | これほど見終わった後の印象が薄い映画は珍しい。結局何が言いたかったのか分からないまま終わってしまったし、ラストのオチも意味不明だった。人間が想像の上で創り出した怪物の物語だからしっくり来ないのかもしれない。覚えているのは映像美がそこそこ綺麗だったというところと、キャストが豪華だったということぐらいである。 | ★★★ |
許されざる者 | いかにも賞を受賞しそうな作品。従来の西部劇のように凄腕のガンマンが悪党を撃って撃って撃ちまくるというような内容ではなくて、命の尊さを全面に押し出した内容だった。邦題の「許されざる者」の真意や、善と悪の区別など考えさせられる内容ではあったが、面白さはない。 | ★★★ |
アダムス・ファミリー | コメディにしては、それほど笑える要素が少なくて、見ていて飽きてくる。ホラーとして見ることは難しく、アメリカ流のブラックユーモアが大好きだという人ならばいざ知らず、自分はこの程度では笑ってやろうという気にはなれない。 | ★★★ |
いまを生きる | キーティングの人柄に、いまいち魅力を感じなかったことが面白くなく感動しなかった原因だと思う。生徒達についても、この年代で集まってすることが詩の朗読?個人の趣味を批判するつもりは毛頭ないが、詩の朗読など自分にとっては無用の長物に過ぎないので、見ていて退屈だった。 | ★★★ |
火垂るの墓 | 戦争の悲惨さ、恐ろしさを伝える上ではこの作りは正解なのかもしれないけど、これを見て楽しめるかとなるとまた話は別。戦争映画なので必然的に暗くなるのかもしれないが、見ているこっちまで気が滅入ってくる。これ以上ないメッセージ性を含んだ映画だけど、感動もしなかったし、もう一度見たいとも思わなかった。 | ★★★ |
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 | 前作でもその傾向は少しあったが、今回は異文化の宗教やら伝統やらが、作品の中に組み込まれていて、簡単に見れる作品とは程遠くなっていっているような気がした。終盤までアクションの見所がないのも痛かった。 | ★★★ |
E.T. | なるべく若いうちに見とくべき映画。評判が高いからといって、大人になってから見ると、期待してた割には・・・、という展開になるかも。 | ★★★ |
U・ボート | アクションとしては迫力が無いし、潜水艦の内部を重点的に描いていたので、見えない敵に対する恐怖感が皆無。しかも登場人物の設定が詳しく描かれていない上に、画面が暗いので誰が誰だか把握しにくい。リアルと言えばそうなのだが、スリルが無かったのが痛かった。 | ★★★ |
レイダース 失われたアーク(聖櫃) | このシリーズは見ていていつも思うのだが、子供時代に見て、夢を時めかせてくれる作品ではあるが、アクション、アドベンチャーといった点から見ると、やや物足らずな気がする。娯楽作品として見れば、楽しめるとは思うが・・・。 | ★★★ |
ルパン三世 ルパンVS複製人間 | ルパンシリーズではいつも期待して見る、仲間同士の絡み合いがこの映画ではあまり面白くなかった。最後も単純明快な落とし方で、ストーリー自体も一回見ただけでは記憶に残りづらいほど、インパクトの薄い内容だった。 | ★★★ |
タクシードライバー | まったくもって謎な思考回路の主人公です。デート中にポルノ映画を見にいったり、ストーカーまがいの行動をとったり、大統領候補の暗殺を計画したり、突然モヒカンにしたり・・・もうわけが分かりません。自分にとっては異常犯罪者を描いた映画にしか映りませんでした。 | ★★★ |
エクソシスト | 実話を元にして作られた割には、話が飛躍しすぎているような感じがした。悪魔が本当に実在するという設定なのか、本当は悪魔に取り付かれたと思い込んでいるだけの病気なのか、というどちらの設定なのかが、どっちつかずの状態でヤキモキさせられた。それに怖いと言うよりは、グロイと言った方が正しいような気もした。 | ★★★ |
鳥 | こういうパニックものの映画は今では珍しくないし、逆によく見かけるのでどうしても比較してしまう。まず中途半端な男女の絡みはいらない、そしてメインの鳥が登場するまでの前振りが長いと思う。身近な鳥を題材にしたのは良かったし、ラストも個人的にはあれで良かったと思うが、決定的な条件として迫力がいまひとつだった。 | ★★★ |
アラバマ物語 | 主に兄妹の視点からいろいろな物語が描かれていたのだが、最終的にそれらがすっきりと一つにまとまった感じがしなかった。父親の世の不条理さに正面から立ち向かった姿は確かに立派だと思うが、それなら最後シーンの意味がよく分からない。謎の隣人や夏だけ訪れる友人なども存在理由がよく分からないまま終わってしまった。 | ★★★ |
アラビアのロレンス | やたらと一つのシーンが長いので見ていてだれてくる。オープニングにラストシーンを持ってくる手法が嫌いなわけではないが、この映画に関して言えばあまり意味が無いように思える。ロレンスの悩みや葛藤といったものをテーマとして扱っているというのは感じられたが、歴史的背景を含む事実を知らなければ今一ピンと来ない内容だった。 | ★★★ |
ウエスト・サイド物語 | あの怪しげなオープニングが今でも鮮明に記憶に残っている。不良グループ同士のいざこざを描きながらのミュージカル映画なんだが、いまひとつパッとこない。あの一目惚れで恋に落ちるシーンに使われるモザイクも、アイデアは面白いが、完全に二人だけの空間を表現しきれていなかったと思う。 | ★★★ |