題名 | レビュー | 星の数 |
北北西に進路を取れ | 間がね、ギリギリなんですよ。例えばバス停のシーン。ひっぱって、ひっぱって、ひっぱって、「もう、いいかげんにしろ〜!」と思う直前にストーリーが動くんです。で、ほっと一安心。全体的にじれったいかなぁ。崖のシーンは何度観ても笑える。(笑うところじゃないけれど) | ★★★★ |
十二人の怒れる男 | 外国の出来事なんで、そんなに現実味を帯びて感じられないのが良かったが、陪審員制度の限界がみえる映画。裁判ってのはなかなか難しいねぇ〜。この間ビリー・ワイルダーの『情婦』を観たんだけど、裁判ってのはホント難しい。 | ★★★★ |
ピーターパン | 『白雪姫』『シンデレラ』と並んで、ディズニーアニメの基本です。前者2作はおなじみのプリンセスものですが、『ピーターパン』は冒険活劇の王道といったところ。あまりにも有名な話なので、子供がいない限りあえて観ようとは思わないでしょうが、すでに知っているストーリーでもドキドキワクワクできるんですよね。 | ★★★★ |
シェーン | けっこう好きなんですがね。でも音楽に騙されているところも多々あるような気がします。シェーンは確かにヒーローなんでしょう。去る者はどうしても美化されますから。ただ、立ち居振る舞いがイマイチかっこよくない。いや、かっこいいんだけれど、華がない。西部劇ってもっとかっこいい男が出てくる映画がいっぱいあるし。う〜ん、評が難しいですね。 | ★★★★ |
サンセット大通り | ノーマが『雨に唄えば』のリサに重なった。サイレントからトーキーへの移り変わりに取り残された人の悲しみが怖かった。それにしても、ウィリアム・ホールデンのめかし込んだ姿はかっこいいな。売れない脚本を映画製作会社に売り込むよりも、俳優として売り込んだ方が見込みありそう。 | ★★★★ |
素晴らしき哉、人生! | ジョージのダメ男ぶり・・・まぁ、人間らしいといえば人間らしいけど。だいたいメアリーの家に行って、「来るつもりはない」と言って、男らしくないよねぇ〜。思わず「ダメじゃん!」って思ってしまった。たった1つのミスが命取りになるような会社経営って、うまくいっているときはいいけど、ちょっと歯車が狂うととたんに迷惑になってしまうような、まっ、映画だからいいけどね。ハッピーエンドは嫌いじゃないです。基本的に。 | ★★★★ |
風と共に去りぬ | いやぁ〜すごいね。当時これだけの映画が作れるんだから。日本も戦争に負けるわけだわ。ストーリーは面白いんだけど、大袈裟すぎる演出&長いってことで疲れたな。ただねぇ、クラーク・ケーブルのにやけ顔が気持ち悪くていただけない。顔の系統としてはジーン・ケリーと同じだね。 | ★★★★ |
チャップリンの黄金狂時代 | 純粋なサイレントで観ていたら、わけわかんなかったろうな。補足説明ありがとう。山小屋で靴を食べるのを見たとき、靴の食感が伝わってきて寒気がしました。大晦日のシーンでは、チャップリンの表情があまりにも切なくて。喜(怒)哀楽の波が印象深かったです。 | ★★★★ |
ハリー・ポッターと秘密の部屋 | ある程度期待していたんだけどな。めっちゃ中だるみ。その場シノギのご都合主義ってのもキライじゃないんだけれどね、いろんな出来事が唐突すぎて、うさん臭さが漂っていたような。前作のような、あの三人組がそれぞれ力量を発揮して謎を解いていくってのが好きだったんだけれど、それもなし。あーーー残念。でも校長先生とハーマイオニーはやっぱり好き。 | ★★★ |
ロード・トゥ・パーディション | すんごい期待していたのにぃ〜。面白かったのはピアノ弾くところまでだった。あんなにダメなポール・ニューマンなんか見たくない。 | ★★★ |
インソムニア | 全然恐くなかったです。はじめから犯人わかっているので、ジャンルはサスペンスなのかわからない。だから謎ときを期待してもダメ。アル・パチーノの心の葛藤というか、善と悪、光と陰の対比を描いているものです。 | ★★★ |
タイムマシン | CG技術の凄さばかりが取り沙汰されていますが、音楽がすばらしいです。壮大で神秘的な旋律に、ポストジョン・ウィリアムズって言葉が頭をよぎりました。時が経過するのを表したCGのほうは、オリジナル版とさほどの違いを感じませんでした。改めてオリジナル版の凄さを感じた作品でしたね。 | ★★★ |
アトランティス 失われた帝国 | 大晦日の夜、映画館で観た。あんだけでかい潜水艦をもったいぶって作っているのに、あっけなく用済みになるのがどうも・・・。マイロが大男の医者に首のコリを治してもらうのが気持ちよさそうだったな。 | ★★★ |
シッピング・ニュース | ケビン・スペイシーは、さえない中年男役がホントにはまってますね。とかく小さな街というのは、よそから来た者には住み難いものなんだけれど、まぁ彼の場合はルーツがそこにあったんで、迎え入れられたのね。彼も漁村に溶け込もうと努力していたみたいだし。だけどやっぱり、田舎町のうわさ話(というか過去の事件・事実を知られている)というものは、私的に耐えれられないものがある。 | ★★★ |
スコア | 一言でいうなら「辛気くさい」映画。まぁ、デ・ニーロだからね。しょうがないか。危険は侵さないと言ってるけど、オープニングのショボいヤマから人に見つかってるじゃん。それに、どうして最後の大きな仕事が必要なのかもわからん。「やる」なら「やる」、「やらない」なら「やらない」とスッパリ決めて欲しかった。止めるとか言いながら未練たらたらなのが情けないし、どうして恋人とウマくいくのかも謎だった。 | ★★★ |
ソードフィッシュ | なんだかすべてが中途半端。テロに愛国心、ハッカー、悪徳政治家、アクション、親子愛、お色気、そしてプチどんでん返し……といろんな要素をつめすぎ。冒頭でトラボルタがリアリティのない映画を批判しているけれど、自作に対する皮肉なのか。リアリティの有無と映画の面白さは別ものだとは思いますが、とにかくリアリティがなかったなぁ〜(笑)。トラボルタの二丁拳銃はよかったかもね。 | ★★★ |
ブリジットジョーンズの日記 | イタっ!痛い・・・。なんてったって、ブルースープは体に悪そう・・・。 | ★★★ |
A.I. | 予告編は完璧だったんですが・・・。ここで評価が低い人たちと同じく期待しすぎたんでしょうね。はっきりいって、デイビットの勘違いの愛(インプットされたものだから仕方ないか)がかなりウザイ。それとラスト20分くらいかしら、観念的すぎてついていけないものがありました。同時期のロボットものとしては『アンドリューNDR114』のほうが好きです。 | ★★★ |
ジュラシック・パーク III | ビデオじゃあ、このシリーズは面白くないのかも・・・と思って映画館で観ました。が、つまらなかった。登場人物が恐竜を軽くみたがために、危機が迫るってパターンに飽きたのかも。 | ★★★ |
ドリヴン | とにかく配役があわない。だからかな、感情移入ができず、何か事件(事故)が起こったときにも自然とシラけてしまった。パーティに普段着で出席したスタローンは全然かっこよくないよ。 | ★★★ |
ハムナプトラ2 黄金のピラミッド | アレックス、8年間で得た知識が膨大すぎるゾ。主人公の夫婦はまるで学習能力なし。ストーリーがほとんど彼らの第六感(前世の記憶?)で進み、根拠もまるでナシ。 | ★★★ |
ザ・メキシカン | “メキシカン”・・・伝説の銃の割には、設定がチャチいぞ。なんでみんなが欲しがるのか、イマイチつかめなかった。全編、中途半端なギャグのオンパレードで、乾いた笑いしか出てこなかった。 | ★★★ |
はつ恋 | 田中麗奈と真田広之の凸凹?コンビは面白かったが、いかんせんストーリー展開が退屈。タクシー運転手のじいさんとのやりとりなんかも、いいエピソードだったんだけどなぁ〜。決して悪い映画じゃないような気がするんだけれど、期待しすぎた感はある。桜の花のところとか、制作サイドの思い入れが強すぎたのかな。きれいっちゃぁ、きれいだけど。う〜ん、ムズカシイ。 | ★★★ |
メメント | 難解・・・。パズルとか好きな人は、この映画が好きなんじゃないかな(←思い込みだけど)。教訓じみたことを断片的にメモするのはホントに危険だ。人間、カーッてするときあるじゃない。気分によっていろんな判断するじゃない。それが、さも冷静であったときの記録のように残されている。記録だって記憶同様に思い違いがあるのに。恐い話だ。 | ★★★ |
プルーフ・オブ・ライフ | メグ・ライアンは、アメリカかヨーロッパあたりにいて欲しいと思う。中南米やアフリカ、ましてやアジアなんかはちょっとイメージにあわない。夫と言い争いをした直後にいきなり誘拐されるなんて、つらいなぁ〜とは思うけど、一人で情緒不安定になっていて、主役のはずなのにストーリーの中で浮いていたな、と感じた。もっと毅然とした妻を演じて欲しかった気がする。 | ★★★ |
チャーリーズ・エンジェル | いや、いいんだけれどね、この映画も。エンジェルたちの「私たちいい女よぉ〜ん」モードに少々疲れてしまった。 | ★★★ |
ミッション・トゥ・マーズ | ちょっと話が深刻になりすぎてしまった。制作サイドの思い入れは凄いんでしょうが、私的には逆にひいてしまったかな。オープニングのガーデンパーティの長回しが楽しげで好き。 | ★★★ |
ホワイトアウト | タイム・リミットのある映画のはずなのに軽快感がなかったのがマイナス要因。時間が経つごとにドタバタしてくるのもつらい。さらに、松嶋奈々子が何故必要なのかわからなかった。ただ、佐藤浩市の悪役はいけてます。 | ★★★ |
エニイ・ギブン・サンデー | う〜ん、スポーツを通じて人と人が触れあうことでお互いに大切なことを学んでいくってのはいいんだけれど、いかんせんクドすぎるかなぁ。最終的に魅力的になるにしても、それまでの長〜い時間人間的に問題を抱えている人を見続けるのは辛かった。キャメロンは終始渋い顔だし、アル・パチーノはなにかと「君の親父さんは・・・」だしね。もうちょっとステキなキャメロン&アル・パチーノを見たかったかな。 | ★★★ |
ドクター・ドリトル | 動物たちが図々しすぎます。治してもらう(しかも無料で)んだから礼儀をわきまえて欲しいと思うのは私だけでしょうか? | ★★★ |
グッドナイト・ムーン | ジュリア・ロバーツはかわいかったです。こんなにかわいい彼女はまだ見たことのないくらい。ただ、家族の絆みたいなのがクドくて重かったかな。家族の写真が並んでいたり、キルトに家族の思い出を縫い合わせたりするのはアメリカ的といえばアメリカ的なんだけれど、気持ち悪さが先に立って、感情移入するのが空恐ろしいような。子供を使ったり、病気宣告されたりするのは苦手です。でも、いい作品だとは思いますよ。 | ★★★ |
ダイヤルM | 殺害動機がイマイチ。オリジナルのほうは楽しく観れたのにな。計画への念入りさが欠けているような気がします。キーワードは「電話」(コナンくん風に)。←当たり前か・・・。 | ★★★ |
ラッシュアワー | クリス・タッカーの甲高い声に疲れた。それからジャッキーの田舎臭い雰囲気もちょっと・・・・ | ★★★ |
スネーク・アイズ | ニコラス・ケイジがだんだん普通のいい人になってしまった。残念・・・。後半以降に入ってきた恋愛ストーリーは、ちょっとムリヤリっぽくていただけない。 | ★★★ |
プライベート・ライアン | 戦闘シーン、長すぎます。あと、何故に末っ子ライアンを救出しなくてはいけないのか最後までわかりませんでした。 | ★★★ |
ジャッカル | 「ジャッカルの日」のコネタを多用していたけれど、パロディ映画として見る分には○。ただしツジツマはあってないのでご用心を。ブルース・ウィリスの七変化も見られる熱烈なファンにはたまらない作品だろうが、彼のファンって決して七変化を見たいわけじゃないんだろうな。 | ★★★ |
ロスト・ワールド ジュラシック・パーク | ちょろっとだけど、生命の神秘みたいなものは感じた。だけどね・・・ビデオになってから観たからか、面白味に欠けた。続編が出るなら、次は映画館に行こう、と思った。そして・・・。 | ★★★ |
メン・イン・ブラック | う〜ん、イマイチ。笑いのタイミングがちょいとズレてましたね、私とは。でもタイミングの問題だから、合う人には合うんじゃないかな。気軽に見れるので、おもしろくないとか決めつけずに、一度試してみてもいいかも。視力検査が笑えました。 | ★★★ |
イン&アウト | あらすじを見ると面白そうだったんだけどな。ホラ、今もあらすじだけ見ると面白そう。 | ★★★ |
セブン・イヤーズ・イン・チベット | まぁ、山男というのはたいがい自分勝手なものです。じゃないと山なんか登らないって。山男までもを改心させる悲惨な現実を考えると・・・実話系の重たさがきつすぎた。映像の雰囲気は好きなんですが。 | ★★★ |
真実の行方 | 同じ敏腕弁護士役でも『シカゴ』のリチャード・ギアのほうがはちきれてて好き。俺は金と女が好きなのさ!って割り切っているくらいの彼のほうが楽しいと思う。観ながら「こうはなってくれるなよぉ〜」と思っている方向に話が進んでいってしまいました。やっぱり後味が悪い映画って、あんまり好きじゃないかも。くよくよするんじゃないよ、リチャードっ! | ★★★ |
身代金 | すご〜く長く感じた。退屈だったのかなぁ。登場人物は迫力あったんだけど、迫力ありすぎて恐い。けど退屈だったんだよな、むにゃぁ〜。まぁ、好みの問題でしょうか、子どもを出すのはやっぱ反則かな。 | ★★★ |
ツイスター | 大陸の竜巻は凄いねぇ〜。通ったあとは何にも残らないというか。ある意味、『千と千尋〜』の“かおなし”が通った後みたいな。 | ★★★ |
ファーゴ | 『バットマン』(←黒の世界)の後に観たからか、画面の白さが目に痛かった。この映画を二言で言うなら、“it's creazy!”“Jesus Christ!”って感じ。んなバカな・・・と絶句してしまう。ところで謎(でもないけれど)の東洋人マイクは何者?出てこなくても良かったのでは? | ★★★ |
コピーキャット | ホリー・ハンターが一生懸命なのはわかる。でも、彼女が銃を構えてもサマにならないんだよな。ちょうど薬師丸ひろこが機関銃を持っているようなものか。あれはあれでいいんだけれどね。ストーリーのほうは、いろんなエピソードが単発的に起こっていて、繋がりも何もなかったところが難。いろんな連続殺人事件をマネしているだけなんだろうけれど、だったら最初の2つが同じ手口だったのがナゾ。 | ★★★ |
バットマン フォーエヴァー | できればロビンには、自分で整備・改良したバイク(バットバイクなんてネーミングはいかが?)に乗ってさっそうと再登場して欲しかった。 | ★★★ |
トイ・ストーリー | 話うんぬんよりも、おもちゃたちがかわいくなかったのがイケナイ。 | ★★★ |
ユージュアル・サスペクツ | | ★★★ |
フォレスト・ガンプ 一期一会 | どうよ?障害者がピュアな心の持ち主で・・・云々・・・ってのは。しかも戦争?フットボール?ランニング? ハテナ、ハテナの連続でした。みんながついて走るのも『ロッキー』ならボクサーだし、ヒーローだからわかるんですがねぇ。 | ★★★ |
フック | 場面場面で面白いところはあったんですが、全体をわーっつて巻き込んでいくような盛り上がりに欠けていたような気がします。空を飛ぶようになるまでが、だらだらと長すぎたのかも。やっぱり少々肥満気味のロビン・ウィリアムズがピーターパンをするのに無理があったのではないでしょうか。あっ、そうそう、ベースボールの盗塁シーンが笑えました。 | ★★★ |