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カンドレさん
ブロンズレビュア
Update:2009/2/5
cyocyosofy@hotmail.com
得票数:19
プロフィール:
ランド・オブ・ザ・デッドで見事復活を果たしたロメロ様。やっぱりゾンビはロメロに限る!でも、ショーン・オブ・ザ・デッドがそれ以上に面白いのでびっくり。
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題名レビュー星の数
フレンチ・コネクション刑事達が、それこそ犬のように嗅ぎ回り、走り回って犯人を追い詰めていく。面白い!っていう話ではないけど、ドイルの、何かに取り憑かれたかのようなしつこさには圧倒される。パート2でも彼のしつこさは健在。★★★★★
ある愛の詩アメリカ版「神田川」とでもいえるのかな。何ともベタな話だけど、冬のニューヨークの景色を見ていると、何となく寂しくて感傷的な気持ちになる。★★★★★
ひまわりドラマチックな音楽が泣かせる。ソフィアローレンの、ムスッとした怒ってるんだか悲しんでいるんだか分からないような顔がまたいい。誰かが死ぬといった映画ではないけれど、これもまた戦争の悲惨な一面を見せてくれる。★★★★★
男はつらいよ晩年の、お人好しのおじさんになってしまった寅さんしか知らない人にこそ観てもらいたい一作。一作目の彼は、まだまだヤクザもの、といった雰囲気が強く、気性がやたらと荒くて、周囲も煙たがるというか怖がっている雰囲気さえ感じられる。そして何より格好いい。流れ者としてしか生きられない男の哀愁まで感じさせてくれる。シリーズ化も納得である。★★★★★
真夜中のカーボーイ都会のネズミと田舎のネズミ、どちらも行き着く先は破滅なのか・・アメリカンドリームの影に、彼等のような名も無き敗北者が数多くいたことを、冷酷に描き出す。決して観ていて面白い作品ではないが、心の中に何かが残る作品。★★★★★
明日に向って撃て!印象に残っているのは、ポールニューマンとキャサリンロスが自転車の二人乗りするシーンで流れる、「雨にぬれても」。名シーンです。★★★★★
猿の惑星周りでオチが、オチが、って言うから想像通りのオチで拍子抜けした。内容としては、ちょっと人種差別を皮肉っているような感じのストーリーに感じた。★★★★★
博士の異常な愛情 または私は如何にして ・・いい具合に狂ってます。ストーリーも、出演者も。日本の隣国には、いつこんなことが起こってもおかしくない所があるから、笑いながらもいろいろと考えてしまいますね。★★★★★
大脱走当時のスター勢ぞろい、って感じですね。でも、オレが個人的におお!て思ったのは、マックィーンでもブロンソンでもなく、「ハロウィン」のドナルド・プレザンスが出てたことなんだよね〜。★★★★★
悪い奴ほどよく眠る往年の黒澤映画はやはり泥臭く、そして脂ぎって、演出に力がみなぎっている。観ていてこっちが汗をだらだらかいてしまうような暑苦しさを感じる。そして何より面白い。決して後味のいい映画ではないけれども、画面から目を離すことのできない引力を感じる。★★★★★
地下鉄のザジ映画というか、スラップスティックなアニメを観ているようだった。ストーリーはないけど、ぼーっと観ている分にはそれなりに楽しめる。こういう子が大きくなったらアメリみたくなるんだろうか。★★★★★
北北西に進路を取れ確かにジェットコースタームービーの元祖だけあって、見せ場を盛り上げるツボはしっかり押さえてあると思う。ただ、個人的にはこれの元になった「39夜」の方が好きだったりする。★★★★★
蜘蛛巣城 黒澤明が撮った唯一のホラー映画。とにかく全編を通して不気味な空気が漂っている。三船が「シャイニング」のジャック・ニコルソンばりに狂っていく姿が凄まじい。★★★★★
ハリーの災難鮮やかなバーモントの紅葉が目に眩しい。その中を右往左往する村人達の滑稽さに思わずニヤッと笑ってしまう。ハラハラドキドキする様な映画ではないけれど、不思議な味わいのある作品。★★★★★
生きる黒沢明のヒューマニズム全開です。その主張はシンプルかつストレート。僕は、こういう真正面から来る映画は苦手だけど、この映画の完成度の高さはそういった好みを超えた次元にある。★★★★★
サンセット大通り いやいや、怖い映画ですよ。内容もさることながら、グロリア・スワンソンの鬼気迫る演技・・。本人がその当時すでに落ち目だったからか、真に迫ってます。ていうか、よくそんな役を引き受けた。その他にも、執事役も実際ハリウッドを追放された人物だったり、何だか裏を知れば知るほど凄い映画だと思います。★★★★★
第三の男光と影が醸し出す独特の恐怖。暗闇に突如現われるハリーライムのギョロっとした目玉。そして、今や「エビスビール」のCM曲になってしまったテーマ曲。強烈に印象に残っています。★★★★★
素晴らしき哉、人生!古き良き時代のアメリカ映画。今でもアメリカではクリスマス映画の定番なんですね。家族全員で観ましょう。★★★★★
チャップリンの独裁者後期のチャップリン作品は、笑えるシーンもあるのだが、それ以上に毒気が強いので観終わった後に後味の悪さを感じる事が多い。コメディはやっぱり、観終わった後に明るい気分にさせてもらいたいなあ。★★★★★
モダン・タイムス相変わらず名シーンの多いチャップリンの作品だが、このころから彼の作品には素直に笑う事が出来なくなってきたような気がする。それは、彼の作品の中に、明らかに風刺という名の「毒」が入ってきた事。永遠の子供だったはずのチャーリーが大人になり始めた作品なのだろうか。案の定、放浪の紳士チャーリーの登場はこの作品が最後となった。★★★★★
チャップリンの黄金狂時代このギャグどっかで見た事ある!の連続。ドリフを始め、いろんなコメディアンに影響を与えてきたチャップリンのギャグ。今観ても新鮮な感じがしないのは仕方ない。しかし、今のコメディアンには、ギャグの為に本物の靴を食べ過ぎて病気になるっていう根性はないだろうな。★★★★★
キッド笑えて泣ける、チャップリン映画の真骨頂。何より子役が可愛い。チャ−リーと男の子で作るパンケーキのおいしそうな様子は、画面を通しても十分伝わってきます。★★★★★
21グラムとにかく話が細切れすぎ!普通に並べられればたいしたことない話を、変わった見せ方をすることで面白くなると思ったのだろうか。それにしてもデル・トロのあの渋さは何なのだろう。それだけでも観る価値はある映画だ。★★★★
ビッグ・フィッシュ期待しすぎた・・。父と息子の親子愛の物語、ということで自分的にもかなり感動できるタイプのストーリーのはずなのにいまいち乗れなかったのは、おそらく父の話の内容があまり面白くなかったからかも知れない。ただ単に風変わりなだけで特に笑えも泣けもしないその話にそんな夢中になれるものなのか、と疑問をもった。★★★★
アイデン&ティティキャストは原作のイメージそのままだし、時折登場する懐かしのイカ天バンドたちも嬉しいんだけど、いかんせんストーリーが貧乏臭い。青春ものなのにはじけてないところがなあ。まあ、この悶々としたところが原作どおりではあるんだけど。決して面白いとはいえない作品ですね。★★★★
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル前作が良かっただけに・・期待はずれでした。というか内容も今となってはよく覚えていません。デミ・ムーアの体がサイボーグみたいだったのは覚えてるけど。★★★★
キル・ビル Vol.1うーむ・・期待しすぎたのか。タランティーノの作品はいつも、次はどうなるんだ、どうなっていくんだ、っていうワクワク感があって好きなんだけど、これはなかったなあ。場面場面で面白いところはあるんだけど、ストーリーが単純で、ただ辿っていく感じだったかな。★★★★
アカルイミライ相変わらず訳の分からない映画を撮り続ける黒沢監督。彼の撮るノンジャンル映画には、意味があるようで、その実は大して意味がないようにも感じる。怖がらせるわけでも、笑わせるわけでも、感動させるわけでもない。ただ、この映画にはどんな意味があるのか考えさせられるだけだった。★★★★
アバウト・シュミットあの狂人ニコルソンもとうとうこんなじい様になってしまったか・・。役柄としてもそうだが、リアルなニコルソンと重なってより一層寂しさを感じてしまった。★★★★
死ぬまでにしたい10のこと主人公のやっていることは、一見家族のことを思いやってやっているようにも見えるが、実は相当自分勝手で、他人の気持ちを無視したやり方のように自分には思えた。しかもかなり運に左右されているところがある。ややご都合主義に感じた。★★★★
HERO 英雄確かに映像は美しかったのですが・・監督がチャン・イーモウという事で期待し過ぎたのかな。もっとストーリーにも面白さを追求してほしかった・・。★★★★
黄泉がえり「今、会いにいきます」を観た後これを観ると、いかにこの映画が薄っぺらい内容だったかがわかってしまう・・。塩田監督わりと好きだったのになあ。結局は柴崎コウのPVだったのか・・。★★★★
突入せよ!「あさま山荘」事件結局警察内部のゴタゴタを描くだけならば、わざわざこの題材を選ぶ必要性は全くなし!どうしてこのような事態が起こったのか、という犯人側の事情を説明しなければ意味がない。まあそれを描いてたら事件に辿り着くまでに1本映画が出来そうだが。「突入せよ!佐々敦行」でよかったのでは?★★★★
仄暗い水の底から恐いというより、とにかく不快感を感じてしまった。霊の存在だけでなく、映画全体がどよよーんとしてて、登場人物の行動もなんだか気色悪い。ストーリーなんかあってないようなもの。とにかく早く終わってくれ、と思いながら観ていた。★★★★
ノー・マンズ・ランド言いたい事はよくわかるが、映画よりも舞台にした方が面白いと思える一幕もの。映画的広がりは感じられない。展開が少ないので、途中でちょっとだれてくるし、終わり方もあっと驚くようなものではなかった。★★★★
バーバーこういう間の悪い人っているんだよなーって、思いながら観てました・・。なんだか可哀想で笑えなかった。★★★★
少林サッカー周星馳の映画は前から観てたけど、いまいち爆笑ってのがないんだよなあ・・。この映画も、部分部分でおかしい所はあったけど、ストーリーがありきたりだからどうも映画にのめり込まなかった。しっかし、この映画からCGを取ったら何も残らないな・・。★★★★
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ歌はいいよ!歌詞も素晴らしい。キャラクターも魅力的。でも、映画として面白かったかと言われれば???だった。★★★★
ラットレースいや、気軽に観るには丁度いいんだけど、ザッカーって、こんな笑いじゃなかったような・・・。ファンとしては、もっと無意味なギャグを連発して欲しかった・・・。★★★★
ハリー・ポッターと賢者の石 原作がその通りなら仕方ないけど、主人公が最初から優等生、って感じがして魅力を感じない。まあ、あんだけ虐げられた生活してたんだからいい子ちゃんになってるのはしょうがないか。普通あんなおもちゃ(魔法)もってるなら、子供はもっといたずらしまくってると思うけどなあ。★★★★
ウォーターボーイズ正直、突っ込み所満載のこの映画。スポ根モノのはずなのに感動できないのは、練習の大変さが全く描かれてないからなのか?確かにシンクロシーンは凄かったけど、それだけなら撮影のドキュメントで十分。ギャグも、ズルッ、ズルッとすべる音が聞こえてくるようだった。★★★★
はつ恋料理しようによってはもっと面白くなりそうな題材なのに…もったいない感じ。力を入れるべき描写が間違っているような気がする。もっと母親の心理描写を多くしてもいいと思うけど。★★★★
僕たちのアナ・バナナ作風に、エドワード・ノートンの人柄の良さが滲み出ています。ただ、ユダヤ教に関してあまり馴染みのない僕は、それ関連のギャグが出ても、素直に笑えなかった。★★★★
JSA同じ民族なのに憎しみ合うことが悲しい、というのだったらただの民族主義で、違う民族同士であっても戦争はいけないことであるのには変わりない。別に南北だからどうではなく、国家間の争いが個人の友情を破壊する悲しさを描いたドラマとして観た。何だか出演者の顔が覚えにくく、感情移入しにくかった。★★★★
スターリングラードアメリカ人はこの映画に出て来るロシア人達がロシア語を一言も喋らず、英語しか話さないことに違和感を感じないのだろうか。感じないんだろうなあ。これが日本と中国だったら違和感感じまくりなんだろうけど。★★★★
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS作り手の、いい映画を作りたい、ていう心意気は感じられる。肝心のストーリーについて行けなかった。大体、この年くらいの男なんて、ろくな事考えてないぞ。それこそ、放送禁止用語連発だろうな。あと、ラスト引っ張りすぎ。しつこい。★★★★
クリムゾン・リバーハリウッドを意識して撮った感じがするフランス映画。カンフーアクションやら、バディムービー的展開やらを、いまはやりのサイコサスペンスに盛り込んでいるんだろうけど、どれも中途半端に感じられる。挙げ句の果てに今さらそのオチはないでしょって感じでした。★★★★
BROTHERいいんじゃないしょうか。北野監督版「スカーフェイス」て所でしょう。つまらなくはないけど、何でもかんでも久石譲の音楽使えばいいってもんじゃないと思うけど。★★★★
バトル・ロワイアル原作読んでないから比較しようがないけど、、。前提として、BR法てどうして制定されたのか、きちんと説明されてないから、全然映画に入り込めない。サバイバル自体は好きなんだけど、死に方がリアリティなさ過ぎ。途中の仲間割れなんて、コメディかと思った。★★★★
アモーレス・ペロス痛々しい話を、パルプフィクション風に切り貼りしてつなげた感じ。確かに映像は引き込まれそうになるところもないではないが、ストーリーがいまいち魅力的ではない。★★★★

Fayreal

Cinema Review Ver 3.0
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