題名 | レビュー | 星の数 |
クリフハンガー | 何度見ても冒頭のシーンしか印象に残らない作品。山ならしっかりと山の厳しさを根本のテーマに据えた山岳小説風の硬派な作品にすれば良いのに(例えば「八甲田山」とか)、何でテロリストが出てくるのか意味不明。ようするにドンパチする舞台に困った末に辿り着いた映画という感じか。 | ★★★ |
ペリカン文書 | 期待してたほどじゃなかったです。サスペンスというのは生きるか死ぬかの緊張感が命だと思うのですが、これはどちらかというと「文書」の謎の方に力を入れているように感じますね。そのせいか中途半端に感じました。もっと緊張感が欲しかったです。 | ★★★ |
スター・ウォーズ ジェダイの復讐 | 突然始まって、それまでの経緯とかが説明されないので困りました。お約束の大団円を迎えますが、少し進行が早すぎる。三部作もあったんだからもうちょっとペース配分を考えればよかったのに・・・。 | ★★★ |
ランボー | 社会に戻れぬベトナム帰還兵の悲しさが描かれていて一作目はかなり良いと思います。あの警察のおっさんはむかつく。ランボーでなくとも怒りを爆発させます。とは言え、いくらなんでもランボーやり過ぎ(^^;そういった点で少しマイナス。まあ、アクション映画でそんなこと言っては何も始まらないんですが、自ら進んで重い社会的なテーマを取り上げたんだからしょうがないですよね。 | ★★★ |
48時間 | 白人と黒人のでこぼこコンビは「夜の大走査線」を連想しましたが、内容は全然違いますね。「夜の〜」とこの作品と「ラッシュアワー」を並べて比べて見てみるととても同じ国の映画作品とは思えないところがすごいと思います。ただ、この作品単体の魅力となると、やたらリアルな人の死に様くらいしかないですね。エディ・マーフィがこれから後の演技の片鱗を見せているところにも注目。 | ★★★ |
タイムマシン | 途中から突然「猿の惑星」になってしまったのには驚いた。エマはどうなったんじゃい。CGがすごいと聞いていたのに結構しょぼいし、いいとこない。物語の展開も早くていかにも急ぎました〜という感じですか。 | ★★ |
メン・イン・ブラック2 | 面白いとも楽しいとも感じられず。ただ観客をバカにしてるとしか思えない・・・。スタッフは内輪で喜んでたのかなあ。もう続編作らないことを祈る。マイケル・ジャクソンはやたら似てたけど本物なのかな・・・? | ★★ |
火山高 | なんだかなあ。あんまり面白くないですね。アイディアは日本の小川雅史さんの漫画、『風林火嶄』に似てます。あとはドラゴンボールやAKIRAかな。けど、こういう漫画を切った貼ったしてもね・・・。ストーリーも冒頭から意味分からないし、どのシーンを見ても笑えないし。こんな変な映画があったと語り継がれればいい方だと思います。 | ★★ |
フロム・ヘル | 何の迷いも無くエロ・グロ・ナンセンスをひた走る映画。暗闇の中でナイフの光が乱舞するシーンや当時のロンドンの雰囲気は良かったと思うけどそれだけ。超能力を持つ刑事が出たりするのも推理の意味が無くなりダメダメだと思う・・・。 | ★★ |
スパイキッズ | 子供をストーリーの必要上ではなく、子供のウケ狙いにわざと主役にする映画は好きじゃないんですよね(まあ、子供のころは自分も喜んで見てたんですけど)。ヒゲをつけたアントニオ・バンデランスが「ゾロ」の時と全く進歩してないのには笑った(^^) | ★★ |
トゥームレイダー | ジョリーは奇麗だったけど、映画全体がいかがわしすぎると思います。第一主人公が二丁拳銃でばかばか撃ちまくり、ピョンピョン飛び跳ねるのが気にくわないです。ゲームがベースになっているのは分かりますが、だからと言ってこれはひどすぎる。続いて冒険活劇の醍醐味である謎や遺跡もいい加減。説明も足りないし、ただのゲームのファンのための映画ですね。 | ★★ |
ジュラシック・パーク III | 前作より絶対ダメになってる。しかし、「落ちるとこまで落ちた」というのが正直な感想。もう続編作るべきじゃないっすね。やはり惰性で作られる映画はダメダメです。 | ★★ |
五条霊戦記 | 日本はアクションやるには時代劇が最適だし外国にも受けると思うのですが、これはアクションシーンが訳が分からない(^^;特に最後の決闘シーン。もう少し頑張って欲しかったですね。ただ、歴史に束縛されず、ラストに意外性を持たせたのは良かったですね。それから武蔵坊弁慶に髑蜑というキャスティングも良かった。名作になり損ねたという感じの映画。 | ★★ |
グリーン・デスティニー | そりゃアクションの素晴らしさは認めますが、ストーリーとワイヤー技術はあまり認められません。台湾の『臥虎蔵龍』の映画版なんでしょうが、どうも「武侠小説モノ」にはなじめません。特にワイヤー技術は体が浮いた後、すぐに下半身が落ちるのでワイヤーということがバレバレ。少しは隠して欲しかった。 | ★★ |
ファイナル・デスティネーション | 展開が早すぎるし強引過ぎる気がしました。スプラッターなだけの映画。あまり好きじゃないっすね。 | ★★ |
リプリー | なんか同性同士のドロドロとした確執がたまらなく嫌です。ストーリーそのものは正統派サスペンスで面白いんですが、生理的に受け付けないものがあります。個人的な感想なのであしからず。 | ★★ |
エントラップメント | ショーン・コネリーの大ファンですが、これはまずかった。第一大どんでん返しが起こっても「ああ、そう」という反応しか示せない、小手先の罠とストーリ設定がいただけない。これじゃあダメですよ。極論すればキャサリン・ゼタ・ジョーンズを見るためだけに存在する映画ということですか・・・。 | ★★ |
ダブル・ジョパディー | そのまんまの女版『逃亡者』。『逃亡者』は好きですが、これはいただけません。トミー・リー・ジョーンズももう少し考えて映画に出て欲しいです。 | ★★ |
13ウォーリアーズ | まんま「七人の侍」ですね(^^;。一体何を考えてこんなもの作ったのか、理解に苦しみます。敵も多すぎ・・・。 | ★★ |
エンド・オブ・デイズ | ガブリエル・バーンは相変わらずかっこいい。「スティグマータ」と同じく宗教色が濃い作品に出演されております。彼ほど黒コートが似合う人も珍しい。けど、シュワちゃんはもうやめた方がいいよ・・・。 | ★★ |
スター・ウォーズ エピソード1 ファント ・・ | 最早あのストーリーが許された時代は終わりを告げました。無理して続編を作らなくても、持ち味の想像力を駆使しして全く新しい宇宙戦争を作って欲しい。ファンもそれを望んでるはずです。 | ★★ |
ポストマン | ほんと、『ダンス・ウィズ・ウルブス』の時の勢いは何処に行ったのでしょうか?しっかりしてよ、ケビン。未来の空間で西部劇をしたかったのでしょうか?どちらにせよダメダメです。『ダンス〜』の時のような映画をまた作って下さい。期待してます。 | ★★ |
RONIN | 期待していた分、落胆もひどかったです。出演者はすごいし、カーチェイスのシーンも目を見張るものがあったけど、ストーリーが薄すぎる。下手に日本語をタイトルに使うのもマイナスです。 | ★★ |
GODZILLA ゴジラ | | ★★ |
マーシャル・ロー | 複雑な中東問題を娯楽映画に取り入れようとしたことにそもそも無理があるような気がします(−−;。なによりも中東問題のバックボーンを多少詳しく知らないとどうしようもない。本編の内容もも押井守監督のアニメ「パトレイバー2the movie」にそっくりでげんなり。期待が大きかっただけにこの反動はどうしようもないですね。 | ★★ |
トゥモロー・ネバー・ダイ | 007もここまで来るとマンネリですね。相変わらずスパイらしからぬ暴れっぷりをみせてくれますが、評価はこの程度が関の山でしょう。 | ★★ |
オースティン・パワーズ | 正直、私のセンスの無さなのかどこで笑って良いのか分からなかったです。まだ「裸の銃を持つ男」の方が笑えるような気が・・・。 | ★★ |
氷の微笑 | 何が面白いのか分からないです。評価できるのはラストシーンのみ。単にお色気がやりたかっただけの映画なのでしょうか? | ★★ |
ラスト・オブ・モヒカン | 見た後に感動があまりなかった。強烈なインパクトに欠けますね。もう少し登場人物の個性が激しければあるいは・・・。 | ★★ |
アダムス・ファミリー | 生理的に受け付けません。要するに妖怪一家なんですよね?こういうギャグは分かりません。 | ★★ |
ホーム・アローン | 子供の頃は主人公の子供に感情移入できたけど、今だと小生意気なガキにしか見えないのが悲しいところ。内容も子供がバカな大人を確実に三回は殺してると思われる手口でいたぶるっていうだけ。固いこと言いますが、変にリアルな分だけ余計に教育に悪い気がします。最後、家族が本気でケビンを心配していた、というところだけは納得できます。 | ★★ |
ランボー 怒りの脱出 | バンバン撃ってバカバカ爆発してバタバタ死んで・・・、と最近ではもう陳腐すぎてあまり見なくなった形式のアクション映画のはしりですね。スタローンの肉体美はさすが。ゲリラ戦も見てて楽しいけどそれだけ・・・。っていうかあんなに火器が充実してるなら最初から勝てるじゃん(^^; | ★★ |
コマンドー | 好きにしてって感じです(^^;まあ、この映画に何を期待するのかと聞かれても困りますが。どうして敵の銃弾がシュワちゃんをまるで避けてるがごとくことごとく外れるのか。あそこには宇宙の真理が隠されているんだろうなぁ、きっと。 | ★★ |
ゴーストバスターズ | 日本の「幽霊」の観念から外れすぎているせいなのかあまり楽しめませんでした。これなら純粋なコメディーを見た方が楽しめる。 | ★★ |
ラスト サムライ | 侍=武士はあくまでも社会的な身分階級なのに、人種的な争いであったアメリカ先住民族闘争とパラレルに扱われているのが我慢ならなかった。時代考証もメチャクチャ。西南戦争は両軍ともに銃を主体とした戦争であり、薩軍の抜刀突貫は末期の弾薬不足になった時のみ。あれじゃ戦国自衛隊だよ。許せないほど最悪。これで日本が誤解されるのではたまらない。 | ★ |
コラテラル・ダメージ | 例の事件で劇場公開が遅れた、という逸話から期待していたのですが、所詮はテロリストは悪、というスタンスを貫いたアメリカ中心の映画ですね。勿論、一概に論じるのことは出来ないテーマや訴えかけを持ってはいるのですが、それだったらテロリストを主人公にしてその内面を描いた方がよっぽど良い映画になったのではないでしょうか? | ★ |
キャッツ&ドッグス | 最初は大笑いしましたが、その笑いはだんだん下火に・・・。バカ映画はバカ映画で最後まで通せばいいのに、中盤からよけいな真面目さを挿入し始めて、あえ無く失敗、って感じでしょうか。フェリーの中で時間をつぶしたくて見ましたが、はっきりいって時間の無駄だった。 | ★ |
M:I-2 | どこをどうしたら「1」からこうなるのか分かりません。二丁拳銃に白い鳩はもういいです。いい加減にして欲しいです。 | ★ |
英雄の条件 | 勝手すぎる理屈。どうしてアメリカが嫌われるのか。どうしてその憎しみの対象が軍人だけじゃなく、大使館にまで向けられるのか。その点をもっと無心に考えて欲しい。ほんと近年のアメリカの自国意識は最低だと思う。俳優は豪華だけど、のこのことこの映画に出ている俳優たちは軽蔑の対象になりかねないですよ。 | ★ |
ペイバック | 何にも面白くない・・・。山場という山場もなく、歯牙ない小悪党が自分の取り分を取り返そうと要らない意地を張るだけのつまんない話。ああいう行動原理は理解できない。やるならもっと派手に復讐しないと映画にならない。最低映画の典型。 | ★ |
梟の城 | 司馬遼太郎大ファンの私としては最悪の出来、としか言いようがないですね。どうして無理に忍者モノを撮り、外国に売り込もうとするのか?まずその姿勢から正すべきでしょう(‐‐;また、安っぽいCGと良いCGをごっちゃにしてはまずいでしょう。どちらか一方にしましょうよ。それからちゃんと原作通りに進めて欲しい。これでは忍びを否定した内容になってしまったのでは?ちゃんと作ってよ。 | ★ |
6デイズ/7ナイツ | 何と言ったらいいのかわかりません。強いて言えば支離滅裂。一体製作者が何を言いたかったのかが良く分かりません。ハッキリ言ってつまらなかったです。 | ★ |
リング | 何故に原作をあそこまで変える必要があるのか?さっぱり分かりません。もちろん、何でも原作通りにしては面白味はないのでしょうが、これは明らかに失敗。私は原作を読んで背後に得体の知れないモノが居る気がして本当に後ろを見るのが怖くなりましたが、これには皆無。得体の知れない恐怖だったはずが、テレビから実体が出るとは何事か?がっかりしました。 | ★ |
アルマゲドン | あー、はいはい分かりました、と言いたくなる作品でしたね。この製作者コンビ、「クリムゾンタイド」と「ザ・ロック」は相容れない正義の衝突、というテーマ性があったように思えましたが、これには皆無。これで感動させようとはムシが良すぎるとしか言いようがない。 | ★ |
ウォーターワールド | 何これ?まあ、言いたいことは分かるんだけど。それなら別にこんなSFもどきじゃなくてもよかったはず。『ダンス・ウィズ・ウルブス』の時の勢いはどこに行ったのか・・・。がんばれ!ケビン・コスナー! | ★ |
ドラキュラ | コッポラが監督、主演にアンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーブス、ウィノナ・ライダー、ゲイリー・オールドマンという異常なまでの豪華共演。高まる期待。そして脱力とやり場の無い怒り(^^;兎に角、なんか映像が安っぽい。それにせっかく豪華な俳優陣なのに生かしきれてない気がしました。ラストの日が沈むまでの追撃戦は迫力あったけど、コッポラ監督でこれでは評価はゼロです。 | ★ |