題名 | レビュー | 星の数 |
E.T. | スピルバーグ監督の描く“愛”には違和感を覚えます。子どもの頃に観た「E.T.」しかり、大人になってから観た「A.I.」しかり。 | ★★ |
バンデットQ | この映画のいちばんの見せ場は、寝室にいきなり白馬を駆った騎士が現れるところかなぁ? あとはあんまり覚えてなかったりします。歴史や伝説の知識があれば楽しめたのかも知れませんが、無知の私めには面白さがわかりませんでした。勉強しなきゃ……(汗)。 | ★★ |
2001年宇宙の旅 | キューブリックが偉大だとも、この映画が歴史に残る名作だとも、僕には十分に理解できる。だがしかし、芸術性の極めて高いこの映画を、果たして娯楽作品として認めてよいものだろうか。何しろ世の中の大半の人が――ひょっとすると監督自身さえも――意味がわからないという代物なのである。僕は映画を一部の人のための“芸術”ではなく、大衆のための“娯楽”だと信じているので、ここではあえて低評価とさせていただく。 | ★★ |
地下鉄のザジ | これは映画ではなく、天才ルイ・マルによるある種の実験映像。40年前に制作したことは、評価に値すると思います。ただ、いまだにこのような技法をマネしようとする監督がいるのは、ちょっといただけません。後進に与えた悪影響を加味して、あえて低評価とさせていただきます。 | ★★ |
天井棧敷の人々 | 中学時代に観て、面白さがわからなかった僕。高校生になれば、大学生になれば、大人になればきっとわかると信じて、幾度となく挑戦してきました。30代の折り返し地点が見えはじめた今は、40代になったらわかるはず!と信じています。ホンマに大丈夫なんかいな? | ★★ |
7月4日に生まれて | 政治や思想をエンタテインメントに反映させるのは難しい。それにあえて挑戦したと言えば聞こえはよいが、「プラトーン」に続く二匹目のドジョウ狙いは見え見え。オリバー・ストーンの自己満足には、もう辟易でございます。 | ★ |
ウエスト・サイド物語 | この映画をうっかり観てしまったせいで、ミュージカル映画の魅力に気づくのが10年遅れました。そういう意味をこめての最低点でございます。ミュージカル映画は楽しくてナンボ。「ロミオとジュリエット」などという辛気くさいストーリーを題材にする意味など、まるでないのです。でももう一度観たら、そのギャップが苦しすぎて逆に笑えるかも……。 | ★ |