題名 | レビュー | 星の数 |
スコア | せっかくマーロン・ブランドを使っているのだから、もっと見せ場を用意して欲しかった。これでは興行成功のために名前を利用したと思われても仕方がないのでは? それからあの金庫! いくらデ・ニーロの腕が一流だからと言ったって、あんなに簡単に破れるものでしょうか? リアリティに欠けているような気がします。観てるときは面白いと思ったけど、冷静に振り返ると大した映画じゃありませんね。 | ★★★ |
トゥームレイダー | 基本的に、下クチビルの割れた妖しい女を鑑賞するためだけに存在する映画ですね、これは。……………、許す。 | ★★★ |
パールハーバー | アメリカ映画にしては珍しく、大統領を愚か者に描いていたので驚きました。それにしても、このサイトでこれほど評価が低いとは!ストーリーが中途半端な感じはしますが、もっとヒドイ映画は死ぬほどありますぜ。ちなみに飛行機乗りの映画ならロバート・レッドフォード主演の「華麗なるヒコーキ野郎」がオススメ。くれぐれも「素晴らしきヒコーキ野郎」と間違えないように! ネ! | ★★★ |
ハンニバル | 前作もそんなにスゴイとは思いませんでしたが、本作はそれに輪をかけた感じ。つまり、ホントにホントに大変もの凄く非常にとても“そんなにスゴイとは思わない”ってことです(謎)。“謎”といえば、謎の大金持ちがレクターへの復讐のために用意した謎の生き物ですが、「ギャラクシー・クエスト」で裏返っちゃったヤツによく似てましたね。あっちは相当笑ったけど、こっちはグロさばかりでちょっと笑えなかったな。 | ★★★ |
ザ・メキシカン | キャストを見ててっきり「ダメ女とハンサム男のロマンス映画」だと思い込んでたんですが、実は「怪しい珍道中もの」だったんですな。なるほど各所で笑わせてくれます。それにしてもジーン・ハックマンの胡散臭さはさすがですね〜(笑)。僕、この人大好きなんで、採点甘くしちゃいます。はい、☆3つ。 | ★★★ |
アンブレイカブル | | ★★★ |
ミッション・トゥ・マーズ | ストーリーは単純ですが、映像の端々に、不朽の名作「2001年宇宙の旅」を思いきり意識している様子が感じられました。4人が宇宙船を乗り移ろうとする場面では、頭の中で“マイムマイム”の音楽が……。一生忘れられないシーンになりそうです。 | ★★★ |
最終絶叫計画 | ホラー映画にまるで縁のない僕が観ても普通にくだらないと思えるのだから、みんなが口を揃えてバカにするほどの駄作ではなく、ごく平凡な駄作なのでしょう。パロディに名作なしというけれど、そういう意味ではパロディ映画の真骨頂かも知れませんね。パロディ映画と言えば、僕の中では「メル・ブルックスの新・サイコ」とご存じ「ギャラクシー・クエスト」が双璧。自信を持ってオススメできますよ。 | ★★★ |
マルコヴィッチの穴 | 設定が面白いので期待したのだが、登場人物が全員、自分のことしか考えていないのには呆れた。まともなのはマルコビッチとチンパンジーだけじゃないか。話題作なので一応は押さえたが、好んで何度も観るほどの映画ではないと思うぞ。 | ★★★ |
救命士 | 映像もきれいだし音楽も良かったけど、肝心のストーリーが退屈至極。ニコラス・ケイジの役もまともすぎた。もっと“変人”じゃないと、彼を起用する意味がないのでは? | ★★★ |
エニイ・ギブン・サンデー | 僕は歴史物やスペクタクル映画があまり得意じゃありません。でも、本編を観たおかげで“「ベン・ハー」を観てみようかな”という気持ちになれました。くどくて眠くて長くて退屈な2時間半だったけど、おかげでムダにならずにすみそうです。転ばせてもタダでは起こさせない辺り、巨匠と呼ばれる監督はさすがに違いますね〜。 | ★★★ |
トゥルーマン・ショー | | ★★★ |
スネーク・アイズ | 長官が撃たれるまでの映像にはほとばしるような躍動感があり、否応にも期待が高まりましたが、見事に裏切られました。ニコラス・ケイジ演じる刑事も初めはすごく魅力的だったのに、話が展開するにつれ徐々に平凡な人物に。なんとまぁ、もったいないことで。 | ★★★ |
大いなる遺産 | 「ケープ・フィアー」と似たような印象を持ったのは、両方ともリメイク版のうえに、ロバート・デ・ニーロがいかにも彼の好きそうな役どころを嬉々として演じているからでしょうか。それ以外は非常に印象の薄い映画でした。 | ★★★ |
メン・イン・ブラック | バグの気を引きつけるためには仕方がなかったのかも知れません。でも、虫を踏み潰すという行為はいかがなものか。そのシーンまでは結構楽しんで観ていたのですが、「グシャッ」という音を聞いて一気に引いてしまいました。“目的”を果たすためとは言え、ヒーローには“手段”を選んで欲しい。それが僕のささやかな映画観です。 | ★★★ |
エアフォース・ワン | | ★★★ |
ファーゴ | 寒々とした舞台で展開する寒々としたストーリー。短絡的な犯罪を淡々と見せていくタッチがいかにも実話っぽく、観ているだけで寒気を喚起させる演出はさすがです。でも、だけど、だから? 「おかしくも哀しい〜」とかいうキャッチフレーズだそうですが、どこが「おかしい」のか僕には理解できませんでした。もっとも、いちばん感情移入できた登場人物が女署長の旦那なのだから、ストーリーに入り込めないのも当然か(汗)。 | ★★★ |
バットマン フォーエヴァー | 今回はカラフルな新キャラも登場し、前作より楽しく観ることができた。それでもなお不満が残るのは、ロビンにまつわるエピソードやリドラーのなぞなぞが、ストーリーの中であまり活かされてないからだろうか? マイケル・キートンからヴァル・キルマーになったところで、相変わらず陰気なヒーローだし。悩むなとは言わないけれど、もっと素直に楽しませて欲しかった。僕の大好きな「スーパーマン」みたいに――。 | ★★★ |
フォー・ルームス | fuck'in タランティーノの fuck'in 第4話にはだいぶ fuck'in 影響を受けてしまったぞ〜 fuck'in 。でも、ただ fuck'in それだけの fuck'in ムービー。何でこんなに fuck'in 好評? この fuck'in ビデオをこれ見よがしに fuck'in 陳列して貸し出すなんて、 fuck'in ビデオショ〜ップ!(by fuck'in ダニー・ボイル) | ★★★ |
トゥルー・ロマンス | 決してマネできない“トゥルー・ロマンス”。二人の愛が純粋過ぎるあまり、周りの人々がどんどん傷ついていく展開は、あまり後味がよくありませんでした。随分と思い切った映画を作ったなぁ〜とは思うけど、ちょっと思い切り過ぎたような気も(苦笑)。クリスチャン・スレーター主演の犯罪モノなら、ティム・アレンがいい味出してる「クライム&ダイヤモンド」の方が、観終わった後に幸せな気分になれる分、僕は好きです。 | ★★★ |
プリティ・ウーマン | ホテルでジュリア・ロバーツが観ているのが「シャレード」。おっ、シャレード観てる!ってのがいちばん印象に残っているようでは、その程度の映画としか言いようがない。リチャード・ギアはお金持ちより青年将校の方が似合ってると思うが、せっかくだから最後はグルグル回して欲しかった。梯子じゃ無理か……。 | ★★★ |
ランボー3 怒りのアフガン | バズーカで戦闘用ヘリと闘うシーンを観て、ヨーヨーでヘリを撃ち落としたスケバン刑事ユイを思い出したのは、俺だけではないはず。ちょうど時代も時代だったしね。 | ★★★ |
グラン・ブルー | <完全版>で観たのがマズかったか――単調な海中シーンがやたら多く、後半は眠気に襲われました。地上のエピソードは基本的に面白かったのですが、恋愛シーンはちと重かったかも。いちばん印象に残ったのは子供時代のエンゾがジャン・レノそっくりだったこと。あと、日本チームのシーンでは「素晴らしきヒコーキ野郎」の裕次郎を思い出しました(またかいな)。でも「華麗なる〜」の方はホントに面白いんですよ。念のため。 | ★★★ |
セント・エルモス・ファイアー | かつてフ●テレビがこの映画をパクッてドラマにしましたが、オリジナルの方が出来は上だと感じたものです。それにしてもデミムーアが洞口依子とは、少々驚きましたね。 | ★★★ |
お葬式 | 監督としても日本映画界に衝撃を与えた奇才であることに違いはない。しかしそのタレントは、やはり俳優としてこそ最大限に発揮されたのではなかろうか。僕にとっての伊丹十三とは、いまだに「憎たらしくて憎たらしくて、ホンットに憎たらしくてしようがない吉良上野介!」のままなのである。そして、今後もその考えが変わることは、きっとないだろう。 | ★★★ |
ガープの世界 | ロビン・ウィリアムズのいやらしさ&暑苦しさ全開! ギトギト脂っこくて、すぐにでもシャワーを浴びたくなります。最近は年齢とともに枯れてきてイイ味出してますが、この頃の彼はちょっと……遠慮したいですな。 | ★★★ |
追憶 | ロバート・レッドフォードはかっこいいんだけど、バーブラ・ストライサンドが……。主題歌「The way we were」はよかったけど、……ねぇ(笑)。 あとはNARUSEさんにお任せします(爆)。 | ★★★ |
ひまわり | マンシーニの名曲はさすがですが、映画としては少し物足りない気がしました。主人公たちを結びつけている、深い深〜い愛情をもっといっぱい描いてくれないと。 戦争によって引き裂かれた悲恋の物語なら、僕はビビアン・リーとロバート・テイラーの「哀愁」をオススメします。「別れのワルツ」のシーンなぞ、もうホントに幸せの最高潮!という感じで・・・(涙)。 | ★★★ |
ティファニーで朝食を | 高校時代、名画座のヘプバーン特集で観た際に、立ち見であったにも関わらず寝てしまいました。部活帰りで疲れていたからだろうと思い、学生時代に再度ビデオで観直したのですが、やっぱり熟睡。ヘプバーンが大好き!という人以外にはちょっと厳しいかもしれません。ヘンリー・マンシーニの名曲ムーン・リバーに免じて、辛うじて3点。 | ★★★ |
戦場にかける橋 | 史上最大のマッチポンプ! 基本的に虚しい映画ですが、ウイリアム・ホールデンはなかなかいい味出してます。ビリー・ワイルダー監督の「第十七捕虜収容所」にも出てましたが、捕虜収容所で要領よく立ち回らせたら、彼の右に出る者はいませんね。 | ★★★ |
TRICK トリック -劇場版- | 漫画『めぞん一刻』を初めて読んだとき、ヒロインの響子さんが何の脈略もなくいきなり「魚屋さんが驚いた。ぎょっ」と言ったシーンに唖然。理解不能に陥った僕に、友人が「そういうノリの漫画なんだよ」と苦笑しながら教えてくれたのを思い出しました。本編もこれと似たようなツボ。慣れてくればハマると思うけど、いきなりだとさすがにちょっと・・・厳しいかも(汗)。 | ★★ |
ハリー・ポッターと秘密の部屋 | DVDを借りて観たのだが、開始80分くらいで寝てしまった。翌日続きを観たら、そこからまた80分くらいあった。それが得なんだが損なんだか、俺にはようわからん(大汗)。ところでラストシーンを観る限り、ハーマイオニーはロンが好きなんだろうか・・・? むぅ、謎だ。さすがは人気のハリポタシリーズ。原作を読んでないと謎ばかりだ。 | ★★ |
ロード・トゥ・パーディション | 「スコア」のマーロン・ブランドを見てが〜っかりしたのと同じ気持ちを、よもや再び味わうことになろうとは! 大好きなP・ニューマン演ずる大親分の情けない姿には、マジで涙が出そうになりました。ピアノのシーンは確かにいい雰囲気でしたけど、終わりまで観たら「足で弾けよ!」てなもんです。あ、近藤正臣じゃないぞ。念のため。(答え:「ビッグ」) | ★★ |
インソムニア | アル・パチーノにロビン・ウィリアムズ。スターがふたりで☆2つ。但しこの☆2つは、やたら大きい☆が2つ、であります。あしからず。 | ★★ |
A.I. | ロボットがだんだん人間に近づいていくという映画なら他にもたくさんあるけど、このロボットは日が経つにつれて人間ぽさを失っていくように見えました。怖いを通り越しておぞましい。こんなに夢のない映画は久しぶりです。 | ★★ |
ジュラシック・パーク III | 開巻早々、パラセーリングで海の上を飛び回るシーンが最高! んで、あとは落ちて行くだけ。映像をあそこで終わりにしておけば、旅行会社のCMくらいには使えただろうに。合掌。 | ★★ |
ハムナプトラ2 黄金のピラミッド | これほどワクワクもドキドキもしない冒険活劇は珍しい。サソリが砂漠を埋め尽くすシーンで「黒い絨毯」を思い出したこと以外、特筆すべきことは何もありませんでした。まったく無駄な時間を過ごしたい、という奇特な人がいたら、いちばんにオススメしたい一本。 | ★★ |
オータム・イン・ニューヨーク | オータム・イン・ニューヨーク …… ニューヨークの秋ってことですな。この映画の中に出てくるセントラルパークの紅葉は、赤、黄、赤茶と多くの色彩が入り交じっていて、とても絵になる情景でした。実に素晴らしい! 大都市の中にあんな美しい環境が残されているというのもスゴイことです。多くの表情を持つ世界都市ニューヨークと、秋というはかなくも美しい季節に☆一つずつ捧げます。 | ★★ |
電話で抱きしめて | メグ・ライアンは相変わらずかわいい……が、それだけ。ウォルター・マッソーのボケぶりもかわいい?けど、男の中の男ジョン・ウェインをからかうようなセリフを許すわけにはいかない! | ★★ |
バーティカル・リミット | 妹ひとりを助けるために何人死なせれば気が済むんだろう?自分勝手にもほどがある。誰かあのバカ兄貴を止めてくれ。 | ★★ |
リプリー | ジュード・ロウはまさに“太陽”だったが、真夏の地中海とは思えない空模様がいかにも情けなかった。ギラギラ照りつけてマット・ディモンの白肌を真っ黒焦げにするくらいでないと。それにグゥィネス・パルトロウの魅力ももっと引き出して欲しかった。これではマット・ディモンの辛気くさい一人芝居じゃないか。これで彼の名作の“リメイク”を名乗るとは、失礼にもほどがあると思うぞ。 | ★★ |
ベルベット・ゴールドマイン | とりあえず、世の中には理解できないものが間違いなく存在している――ということですな。最後まで眠らなかった自分に対して、☆2つを捧げます(爆)。 | ★★ |
ベリー・バッド・ウェディング | | ★★ |
ラン・ローラ・ラン | ルイ・マルの「地下鉄のザジ」やトルナトーレの「みんな元気」を思い出しました。残念ながら3本とも僕には溶け込めない世界です。ヨーロッパ映画って映像はキレイなんだけど、いろいろ考え過ぎちゃうから苦手なんでございます。個人的には一本棒のわかりやすい展開が好きなもので。 | ★★ |
ジャッカル | 「真昼の決闘」を観た ハワード・ホークスが「けしからん!」と言って「リオ・ブラボー」を撮ったのは有名な話。本作もきっと、「ジャッカルの日」を観て「暗殺者のくせにカッコよすぎ!」と考えた映画関係者が、前作へのアンチテーゼとして作ったのでしょう(笑)。リメイクとしてではなく、パロディだと思って観れば、結構笑えますぞ。 | ★★ |
スピード2 | ラスト30分はあまりのハズし方に笑い通し。三流コメディ映画になってました。評判の悪い続編は多々あれど、これほどヒドイのはあまり記憶にありません。 | ★★ |
もののけ姫 | 好き嫌いを別にして考えてみても、どうしてこの映画があんなに客を集めたのか、その理由がさっぱりわかりません。宮崎監督の撮った他のどんな映画を持ってきても、これに見劣りする作品はないでしょう。少なくとも、私が観た宮崎アニメの中では文句なく最低評価。そういう意味ではスピルバーグの「A.I.」と一緒であります。 | ★★ |
コピーキャット | う〜む・・・やはり、シガニー・ウィーバーに無理があったのでしょうか(汗)。あるときはゴリラと暮らし、またあるときはエイリアンと戦い、おまけにゴーストに乗り移られたこともまである――そんな女性(しかも身長180センチ)が、この程度の殺人犯を恐れるようにはとても見えないんですけど。ていうか、今度は連続殺人犯の役をやって欲しいかも。金髪で青い目の白人男性ばかりを襲う狂気の連続強姦殺人鬼なんてどう? | ★★ |
バットマン・リターンズ | 暗〜い世界の中に、黒装束のバットマン&キャットウーマン。暗〜い過去を背負ったペンギンことオズワルド。暗〜い映像で展開する暗〜いストーリー。一体どこが面白いんでしょう? アニメが原作の映画では、ウォーレン・ビーティの「ディック・トレイシー」が、キャストの顔ぶれも色彩も豊かで楽しかった印象がありますが、バットマンは僕には合わなかったようです。ていうか、ティム・バートンがダメなのかも……。 | ★★ |
薔薇の名前 | 「ハリー・ポッター 賢者の石」を観て思い出したのがこの映画。古めかしい建物に奇妙な部屋(階段?)が続いていて、謎を解きながら進むという展開が似ています。でも仰々しい割にオチはしょうもない、というのが正直な感想。ショーン・コネリー・ファンの友人は絶賛していましたが、僕にはどこが面白いのかさっぱりわかりませんでした。 | ★★ |