はるのぶさん
ブロンズレビュア 
得票数：20
プロフィール：
今年は楽しそうな映画が豊作で嬉しいです。シリアスな映画もいいけど、やっぱり映画の基本は娯楽。バランスよくみたいです。
前の50件
| 題名 | レビュー | 星の数 |
| 乱 | 何もわざわざシェイクスピアから題材を取り、架空の戦国大名を作らなくても・・・、という思いが先にたちました。誰だよ一文字って・・・。似たような話なら戦国時代に腐るほどあるだろうに。けど、内容はさすがに黒澤。一こま一こまが美麗な絵を見ているかのように計算されつくしている。最後は少し展開が早すぎたかな・・・。 | ★★★★★ |
| ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメ ・・ |  | ★★★★★ |
| インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 | ハリソン・フォードとケイト・キャプショーのかけ合いが最高にコミカルで楽しい。映像のほうも、グロテスクなシーンが結構多かったりとなかなか楽しめますね。程好い刺激をくれるこのシリーズは本当に名作ですね。 | ★★★★★ |
| ターミネーター | この映画は何度見ても面白いですね。どれだけ攻撃を受けてもひるまず標的に向かっていくシュワルツネッガーが心底怖い。「３」が出るそうですが、そっちも別の意味で心底怖い。・・・大丈夫なのでしょうか？？ | ★★★★★ |
| 南極物語 | 実話であるけど、犬の死に様は完全に想像。そう分かっていても泣いてしまう。犬好きにはたまりませんよ。ラストに犬と抱き合う高倉健の姿には涙します。犬と人間との間の「情」が世の中全部でこれほど強ければ、不幸な動物も減るのになあ・・・。 | ★★★★★ |
| 転校生 | 男女の入れ替わり、というよくあるＳＦもののはしり。内容はモロ青春映画で見てると切なさに胸が痛くなる。こういうのに弱いのか、と新たな自分を発見して驚く（笑）小林聡美の演技には他の評価してる方々同様に正直脱帽。全体的に面白かったです。あと、冒頭の殺虫剤をふっかけるシーンは爆笑しました。 | ★★★★★ |
| ガンジー | その辺の歴史の教科書よりも遥かに詳しくガンジーの生涯について解説してくれます。現地の人々があまりの酷似にさに驚いたというベン氏のガンジーっぷりもなかなかグッド。決してイギリス寄りではなく、公正な態度で当時の帝国主義を描いているのは好感が持てます。ラストもまた良い演出でしたね～。 | ★★★★★ |
| E.T. | もう今までに何度も見てる作品です。宇宙人を助けようと奮闘する少年たちのピュアな姿に、子供の頃は強く共感したものです。ここ数年は全く見ていないのですが、やはり今見ると感覚の違いから全然違う感想を持つのか・・・、少し心配です。 | ★★★★★ |
| ブレードランナー | あまりに暗い未来観と世界観に最初に見たときは暗澹とした気分となりました。特に追い詰められていくレプリカントの鬼気迫る反撃には慄然とさせられた。最近のＳＦの一つの潮流を形成した作品だと思います。 | ★★★★★ |
| レイダース 失われたアーク（聖櫃） | 何度見てもやっぱりいいなあ、と思わせてくれる作品だと思います。やっぱり冒険活劇はいい！このシリーズも夢を与えてくれる大好きな作品ですね。 | ★★★★★ |
| ドラえもん のび太の恐竜 | やや、懐かしいですね。ピー助と別れるシーンは妹と一緒に本当に感動したものです。ドラえもんはやはり永遠に日本の子供達に語り継がれるんでしょうね。この作品を作られた大人達のやさしい心が感じられます。 | ★★★★★ |
| アルカトラズからの脱出 | 「ショーシャンクの空に」とクリソツなシーンが驚くほど頻出。この作品の方が早いですよね～。刑務所では有名なエピソードなのですかね。しかし、監守の横暴に屈しないで真っ向から挑むイーストウッドの姿には憧れます。ほんとに囚人？などと突っ込んではいけません。男のロマンです、はい（＾＾；しかもこれ、実話が元になってるとか。 | ★★★★★ |
| スター・ウォーズ | 大人のフリをした少年が作った作品。そうとしか言えない。自分の夢の世界を映像に出来るんだからルーカスは世界一の幸せ者ですよ。今見ると三部作の内、一番進行速度が遅い作品。この後何作作るつもりだったんだろう・・・。 | ★★★★★ |
| 犬神家の一族 | さすがは文豪、横溝正史。ストーリーは無駄がなく、文句のつけようがない。俳優も演出もレベル高し。一族の内輪揉めのどろどろとした人間関係と欲望がこの作品全体に暗く怪しい雰囲気を盛り上げてくれます。けど、やはり復員兵とか戦傷者とか、時代を感じてしまう。できればもっと親近感を感じることが出来る時代に生まれたかったです（＾＾； | ★★★★★ |
| カッコーの巣の上で | 精神病院という自由の限られた空間の中でも自由闊達に生きようとするマクマーフィと彼に徐々に感化され、生き生きとしていく患者たちの姿がすがすがしいですね。しかし、いくら患者が自由になろうとしてもあの周りの無機質な病院と、精神をかみ殺すラッチェッド婦長の不気味さは変わらず、そこに凄みを感じてしまいました。しかし、奥が深い・・・。 | ★★★★★ |
| オリエント急行殺人事件 | この映画にはものの見事にだまされました。そしてだまされたと悟った後に悔しくて無性に腹が立ちました。そういう映画です。それ以上説明すると・・・、駄目なんですよねぇ（＾＾；是非ご賞味あれ。 | ★★★★★ |
| エクソシスト | うう・・・、これは怖い作品でした。どういった時に人は恐怖を感じるのか、ということを分析した上で作ったと聞きましたが、確かにその通り。特別なモンスターではなく、ローマ法王公認の悪魔祓い師、「エクソシスト」が実在するということもまたじわじわと恐怖が湧きあがってきますね。特に寝ているリンダ・ブレアが静かに浮かび上がるシーンは圧巻。この後リンダに仕事が来ないはずだよ。 | ★★★★★ |
| 燃えよドラゴン | 単なる中身の余りないアクション映画と言えばそれまでなんですが、とにかく功夫アクションがスゴイ。あの甲高い怪鳥音を鳴り響かせて踊りかかってくる人が現実にいればホントに怖いですよ（＾＾；しかし、鬼のように強いなあ。 | ★★★★★ |
| ポセイドン・アドベンチャー | これはかなりいいですね。古典的な災害パニック物は他に「タワーリングインフェルノ」がありますが、私はこっちの方が好きですね。ジーン・ハックマン演じる神父や、彼に逆らって死んでしまう人々など、極限状態の人間にスポットを当てているところが○。特に神父の言うことを信じず、列をなして沈む部分へと歩いていく集団には涙を催しました。 | ★★★★★ |
| フレンチ・コネクション | アカデミー賞を取れるのかどうかはやや疑問に思いましたが、作品としてはかなり良作だと思います。途中まで妙に淡々と進むなあ、と思ってたらこれ、実話を元にしてるんですね。ただ、「トラフィック」とあわせ楽しむと麻薬戦争の加熱ぶりが分かって良いかも知れない、とは思いました。個人的には車から麻薬の隠し所を探すシーンが好きです。・・・見るのがちょっと怖いですが２もあるんですね（＾＾； | ★★★★★ |
| パットン大戦車軍団 | | ★★★★★ |
| 暗くなるまで待って | 骨太なサスペンス。題名の意味は映画を最後まで見てみるとよくわかる。題名とその邦訳はまさに見事の一言。前半はやや冗長な感じを受けるが、後半の急激な展開にはかなり引き込まれるものがあった。 | ★★★★★ |
| マイ・フェア・レディ | 随分と長かったですが飽きないで楽しめました。特に最初にオードリーが登場するシーンではオードリーと信じられずに驚き、歌を歌うシーンでは聞き惚れるなど、もう製作者の思う壺になっている自分に気がつきます。発声練習のシーンなど、オードリーファンにはたまらない一品です♪ | ★★★★★ |
| ウエスト・サイド物語 | こんな表現もあるんだなあ、と新鮮な気持ちになりました。ただ、ストーリーの流れ自体は「ロミオとジュリエット」なのでそこまで感動はできなかったです。しかし、「静かにして」というセリフの直後に二人で大声で歌い始める理不尽さにはパワーを感じましたね（＾＾； | ★★★★★ |
| ローマの休日 | ヘプバーンファンとしてはあのかわいらしさで７点をあげたいのですが、やはりこの点数が私としては限界です。作品も好きなんですが、やはりもう一捻りくらいは欲しい、とおもう。ラストシーンはしんみりきて最高だと思います。 | ★★★★★ |
| サンセット大通り | ビリー・ワイルダーの手法が光りますね。いきなり死体が自分の記憶を語り始めるというのは当時は新鮮だったのでは？ラストもブラックユーモアと皮肉たっぷりでなんとも言えない気分に。人間のプラスとマイナスの感情、更に人間の犯す勘違いが入り乱れて居心地の悪い空間を展開したことに起因すると思うのですが・・・む～、すごいですよ。 | ★★★★★ |
| 羅生門 | まず最初におもうこと。「どこが芥川龍之介の『羅生門』なんだ？」けど面白いんですよね（＾＾；黒澤映画の中では割と大人しめの映画のような気もしますが、理詰めで問題に迫ろうとする黒澤映画の手法が既に顕著に見える。人間の主観、記憶の身勝手さ。犯罪が起こった時の捜査ってやっぱこういうとこが難しいんだろうなぁ。 | ★★★★★ |
| 駅馬車 | 迫り来るインディアンの恐怖。山の上から駅馬車を見下ろすインディアン達、のシーンは映画史に残る名シーン。そして駆けつけた護衛隊がこの上なく頼もしく見える演出。九人の微妙な人間関係。やはり名作。それなのに今見ると少し物足りなく思ってしまうのは最近の派手派手映画に飼い殺されている自分が悪いのでしょう（＾＾； | ★★★★★ |
| あずみ | 邦画にしてはマシな方ではないかと・・・。仮面ライダークウガのオダギリジョーが悪役なのは驚き、心の中でいつか変身してくれるものと期待していました（＾＾；原作のどうしようもない悲劇性もよく出てたと思うし、おばか三兄弟も笑えたしそれなりに楽しめました。後はもう少しアクションがまともなら・・・。 | ★★★★ |
| 突入せよ！「あさま山荘」事件 | 良く出来た作品だと思いました。私はこの事件の時はまだ生まれてさえいないので当時の雰囲気は知りませんが、現場はともかく、実際には上層部はあんなもんだったんだろうなあ。主人公兼作者の佐々さんは最近は危機管理の本を書いてるけどこういう実体験があったらこそなのでしょうね。ただ、作中、警官千五百人もいないじゃん（＾＾；仕方ないにしてもこういうとこでケチると臨場感が減り、面白くなくなる・・・。 | ★★★★ |
| パニック・ルーム | 冒頭導入部のカメラワークにはさすがにうならされる。さすがはフィンチャー。けれど、ストーリーは日常に潜む落とし穴のような恐怖がガバッと開いて最後には閉まるというそれだけの話。アイディアは秀逸なのだからもっと「謎」を散りばめたり「心理戦」を展開して欲しかった。このままじゃ物足りなすぎる。部屋から飛び出したりするときに物凄くドキドキするのはスゴイです。 | ★★★★ |
| ロード・オブ・ザ・リング | しょうもない映画かと思ってたら意外にもそうでもなかったです（＾＾；もともとファンタジー好きなので映像を見てるだけでも結構楽しめた。指輪が人の心を狂わせるって設定もシビアでいいかも。けど、あれだけ大勢いるのに感情移入ができる登場人物がいないのはどうしてなんでしょう？？ストーリーを濃くする余り、キャラクター描写が巧くいってないのではないでしょうか？原作読めってこと？？？ | ★★★★ |
| ラッシュアワー２ | クリス・タッカーのアクションにスピードが不足するのは納得いくけど、トークの方も今回は翳りが見えるような？気のせいでしょうか？ジャッキーはアクションのスピードは早いけど、前作ほどのパワーが感じられないかな。どうしたんでしょう？まあ、面白かったけど、もっと期待してました。次回作に期待です。あと、チャン・ツィイーは魅力が生かしきれてなかった。がっかりです。 | ★★★★ |
| ハムナプトラ２ 黄金のピラミッド | はなっから前作同様の娯楽冒険活劇と割り切っているので楽しく見れました。前作を見た人には思わず笑みが出るような演出もあり、軽妙なユーモアも前作と比べて遜色せず。ただ、前作ほどのホラー的な演出（全然怖くないけど）がないし、主人公達のバカップルぶりと死者の書の効能が鼻についたかな。けど、合戦シーンは迫力あるし、点数はこのくらい。良質な娯楽でした。 | ★★★★ |
| PLANET OF THE APES 猿の惑星 | まあ、普通ですかね。別に元祖に格別な思い入れが有る訳でもないので。けど、謳い文句の「意外なラスト」があの程度ではちょっと失望。もうちょっと何とかして欲しかった。リメイクじゃ足枷がつくし、これが限界なのでしょうか？ | ★★★★ |
| ハンニバル | 前回の残酷ながらも神秘的な映像美から一転、ただの気持ち悪い映画に転落。まあ、パートⅡものにしては良作といえるでしょうが、リドリー・スコットの才能はこんなものではないでしょう。もっと頑張って欲しかったです。あと、原作者のレクターに関する考えも変わってきてるんですかね？もう続編書かないで新作書いたほうがいいかも。このままじゃ『羊たち～』を超えるのは無理。 | ★★★★ |
| 小説家を見つけたら | 要するに「グッド・ウィル・ハンティング」の文系版。監督も同じだし、柳の下の泥鰌を狙ったのか？けど、ショーンは出てるし、自分自身が文系なので、映画の出来は「グッド～」の方が断然上ですが、こっちの方を贔屓したくなります。あと、「グッド～」より主人公方が軽い性格なので物語自体も主人公の苦悩がスポットされることは少ない。最後はさわやかに感動です。＆友情出演でマット・デイモンが出てるのには思わずニヤリ。 | ★★★★ |
| アナザヘヴン | 「ハンニバル」＋「悪魔を憐れむ歌」って感じでしょうか？洋画だったら評価しませんが、邦画では善戦した方だと思います。しかし、パクるならもっと面白い映画を作って欲しいです。これからに期待。 | ★★★★ |
| クリムゾン・リバー | 結構いいかも。旧態依然とした閉鎖的空間の中での事件、という辺り、「薔薇の名前」に似てる気がしました。二つの事件が錯綜し、一つの筋に集約するのは見事。けど、ラストは簡単に読めますね。もう一ひねり欲しい。あと格闘シーンはアホらしく感じました。格ゲーのやりすぎでは？ | ★★★★ |
| バーティカル・リミット | ニトログリセリンねえ（＾＾；内容は「クリフハンガー」よりは面白かった気がしますし、結構スリルがある映画でしたが、いかんせんめちゃくちゃすぎる。一方でリアルに描き、他方でめちゃくちゃっていうのもバランスが悪い気がします。もう少し現実的にすればもっと良かったと思う。 | ★★★★ |
| チャーリーズ・エンジェル | おバカ映画ですがおもろかったですね。ＣＧとアクションの合成、そしてアメリカ人好みのケレン味のある演出がいかにもなんですが、それがまたいいんですよね（＾＾； | ★★★★ |
| パトリオット | 訂正します。以前、「南北戦争」と書きましたが見事に勘違い。「あらすじ」にしっかり「独立戦争」と書いてますね。どうも「ダンス・ウィズ・ウルブス」の画面が記憶に混じっていたようで・・・。内容の方はアメリカ万歳主義が鼻につきますが「良作」です。戦闘シーンも力が入っていて◎これで「愛国者」とか関係なければなあ・・・。 | ★★★★ |
| ミッション・トゥ・マーズ | 分かりやすい「２００１年宇宙の旅」というのが第一印象でした（ファンには怒られそうですが）。デ・パルマが「ミッション・インポッシブル２」を蹴ってまで撮って、それであの俳優陣。個人的にすごい期待度だったもので、結構反動が凄かった。内容自体は悪くないのですが、反動でこの点数です。 | ★★★★ |
| アンドリューNDR114 | 「攻殻機動隊」と同様、「生命」とは何ぞや、ということを真摯に問い掛けてくる作品。そのテーマ性から考えるとかなり重い作品だと思えます。ただ、この作品に出てくるように「生命」が「無」から作り出せる、ということには生理的嫌悪を感じました。何度もテープを止めようかと思ったほど。最後はかなしかった。 | ★★★★ |
| 救命士 | ソフトな「タクシードライバー」というのが率直な感想。ただ、「タクシードライバー」とは一味違った神秘的な映像が随所に見られる点が違うきがします。また、救命士に無線で流される異常な事件の情報が当然のように流され、そしてそれに全く動揺しない救命士、というシーンが多いのには少し考えさせられました。 | ★★★★ |
| 8mm | 見た後にすごく暗くなりました。人間の心の奥底にある黒い欲望を描いているのですが、やはり嫌悪感を抱いてしまいますね。そのため、少し点数が低めです。 | ★★★★ |
| 鉄道員（ぽっぽや） | 一番良かったのが小林さんと高倉さん、志村さんのかけあいでしたね。仕事に一途で責任感が強い古いタイプの男を健さんが好演してます。ただ、広末・・・。「主演」としてもいいのでしょうか？？ | ★★★★ |
| ボーン・コレクター | 「羊たち～」には到底及ばない。もうひとひねりないとサスペンスとしても良くないと思いました。要するに俳優のみの作品と考えてよいのではないかと・・・。 | ★★★★ |
| マトリックス | 押井守のアニメ「攻殻機動隊」のアクションシーンを実写で再現する、というこの作品のコンセプトは見事にクリアしていると思いました。ただ、銃撃戦よりも肉弾戦がメインなのに銃撃戦の方が印象に残るはちょっと・・・。 | ★★★★ |
| シュリ | 女スパイのバレバレの正体にはげんなりさせられましたが、アクション映画としては韓国・北朝鮮ということで非常にリアリティがあり、見ごたえは有ります。少し血を見せるシーンが多いのが気になりましたが、こんなものなのでしょうか？？これを気にもっと日韓の映画交流が深まるといいですが・・・。 | ★★★★ |