題名 | レビュー | 星の数 |
スター・ウォーズ エピソード2 クローン ・・ | 「ターミネ―ター3」のジョン・コナー役に疑問や批判が集中したようだが、私にとっては今作におけるヘイデン・クリステンのアナキン・スカイウオ―カーの方が100倍もショックだった。エピソード1で鋼鉄のような意志を秘めた力強い瞳の少年だったアナキンが、なんでこんなナヨナヨの奴に・・・作品全体も大味に過ぎたし。”3”にはやっぱり期待しちゃうし、絶対観に行くだろうけど・・・ | ★★ |
ハリー・ポッターと賢者の石 | (単にラドクリフ君の演技力がないのかもわからんけど)こんな「お人形さん」みたいな主人公がただ”血筋が良い”、というだけでスゴイ能力を発揮することにそれほどロマンがあるだろうか?「少年ジャンプ」のヒーロー物みたく、地と汗と涙で地獄の猛特訓をくぐり抜けてからにしてもらいたい、と。 | ★★ |
BROTHER | 迫力は凄いし、デキもけして悪くはない。しかしバイオレンス映画でもタランティーノ作品や、たけしなら「その男、凶暴につき」などにはある、”痛快さ”のようなものが無いので観ていてしんどい。激辛の料理であってもいいが、その中にある種の甘味や旨みがあってほしい、といったところか。 | ★★ |
初恋のきた道 | アメリカとの合作。そのせいか映像と音楽が迫力あり過ぎ。「英雄」や「敦煌」ならともかく、こういうテーマの映画にはいかがなものか・・・。主人公の女の子(チャン・ツィイー)も私には健気を通り越して怖かったッス。チャン・イーモウ監督なら「至福のとき」の方が地味だけどずっと好きだな・・・。 | ★★ |
奇人たちの晩餐会 | タイトルから、もっとハチャメチャなモノを期待していたから意外とおとなしい映画で拍子抜け。特に晩餐会の模様をしっかりと描いていないのは手抜きだぞ・・・。そのせいでTVドラマ一話分くらいのインパクトしかない。もし劇場で観ていたら「怒るで、ホンマに!」(横山やすし風)となるところだ。同じ日に借りた「ハリーの災難」(ヒッチコック・コメディー)は対照的にスゴク面白かった。リストにないのが残念。 | ★★ |
ラストエンペラー | 東洋の大国の風景、生活、文化。欧米その他異文化圏の人達が見ればきっと面白いでしょう。でも自分にとっては退屈な映画でしかなかった。観る前に「こういう映画なんだろうな」と予想した範疇から一歩も出ていなかったので・・・。 | ★★ |
パッチ・アダムス | 私の大好きな「ライアーライアー」を作ったのと同じ監督なんですよね、うーん。コメディーならバッチリのノリも、シリアス・ドラマに流用したら悪ノリとなってしまうこともある一例。やりすぎ、というか観てて不愉快になってしまった。彼があんなにもしゃかりきに患者に深入りしようとするに至った理由、その過程が十分に描かれていたらまた違ったかもわからないですが。 | ★ |