題名 | レビュー | 星の数 |
ルパン三世 カリオストロの城 | 先日、十数年ぶりに見たのですが、やっぱり良いです。懐かしい映像と共にオープニングから引寄せられました。私は哀愁漂うとっつぁんが印象的でした。原作のイメージとは違い宮崎版ルパンですが、それがまた良いと思います。 | ★★★★★★ |
燃えよドラゴン | ブルース・リーが創始した截拳道の全貌がわかる作品です。ジャッキー、ユン・ピョウ、サモ・ハンも脇役で出演してます。前作「ドラゴンへの道」の時より少し痩せているリーですがあの哀しい表情は健在。武道家でもあり俳優でもあったブルース・リー。そんな彼を知らない世代の人達に見てもらいたいです。 | ★★★★★★ |
スティング | レトロでお洒落な雰囲気が素敵です。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが男前ぶりを発揮。特にP・ニューマンは格好良いです。この映画は素直に騙されましょう。 | ★★★★★★ |
ドラゴンへの道 | 友人でもあるチャック・ノリスと共演した作品。ブルース・リー自ら製作、監督、脚本、音楽、主演を務めました。「燃えよドラゴン」の暗いイメージとは違い、ひょうきんなリーが見れます。チャック・ノリスとの格闘シーンは印象的で、今でも心に残っています。 | ★★★★★★ |
時計じかけのオレンジ | 彼らしいブラックユーモアな内容で、ヴィジュアルにもこだわりのある作品。 また、音楽の使い方も斬新。(クラシック好きには辛いかも…)そして、 社会主義・全体主義の個人の自由を奪うことへの皮肉も満載。この映画は腐ったみかんにも時計じかけのオレンジにもなりたくない若者達に見てもらいたい。 | ★★★★★★ |
猿の惑星 | SF映画の名作です。続編や他のシリーズはともかく、この1作目の完成度は高いです。同年公開の「2001年宇宙の旅」といい、'68年はSF映画が進化した年かも。もちろん、今と比べればCGや特殊メイクの技術も乏しく、物足りなく感じるかもしれませんが'68年にこのアイデア。当時の人は衝撃です。また、文明社会のつけ、人種差別、価値観の違いもこの映画から感じとれます。 | ★★★★★★ |
2001年宇宙の旅 | キューブリック監督の代表作品にしてSF映画の不朽の名作。この作品が'68年に創られたのが凄い…。2001年を越えた今でも映画関係者から賞賛される作品です。私は宇宙空間の無音の表現やHALの機械音が好きです。 | ★★★★★★ |
卒業 | 誰もが知る名作。ダスティン・ホフマン若いです。いつか本当に愛した人が他の人と結婚する時に・・・してやるぞと思っている危険な男たちに見てもらいたい・・。 | ★★★★★★ |
博士の異常な愛情 または私は如何にして ・・ | 冷戦下の核戦略競争をブラックな笑いで見せてくれます。狂気に狂った軍人達や政治家、そして博士…。この時代にこの作品、さすがキューブリック監督。 また、ピーター・セラーズが1人3役を大熱演。必見です。 | ★★★★★★ |
サイコ | 誰もが知るサイコ映画の古典です。私が小学生の頃に見て、とても恐かったのを覚えています。あまりにも有名な45秒間のシャワーシーンは必見。とにかく、一度は見ておくべき作品ではないかと思います。 | ★★★★★★ |
十二人の怒れる男 | 三谷幸喜監督の「12人の優しい日本人」のモデルとなった作品。この映画は陪審員制度について考えさせられます。法廷ドラマの原点とも言えるのでは。思い込みの恐さ、命の尊さ、正義とは・・。とにかく楽しめる作品です。 | ★★★★★★ |
ダイヤルMを廻せ! | 元が舞台劇なので、舞台がほとんど変わらず、その演出には驚かされます。また、'54年の作品にしてはカメラワークも良く出来ているなと感じました。リメイクされた「ダイアルM」は恋愛色が強いですが、こちらは王道サスペンス。推理劇が好きな人にオススメです。 | ★★★★★★ |
ローマの休日 | | ★★★★★★ |
マイノリティ・リポート | 良い意味でスピルバーグらしくない作品。サスペンスとしても楽しめ、何より、SFXが良かったです。そして、カメオ出演の二人にも御注目。サマンサ・モートンの演技も必見です。 | ★★★★★ |
es [エス] | 看守役と囚人役に分けられた彼らの変貌ぶりが印象的な作品。環境や社会的存在(役割)が、人格に与える影響の大きさ、恐さが感じ取れます。ただ、映画用に創られた部分が多いため、物足りなさも感じます。 | ★★★★★ |
ゴスフォード・パーク | 人物の名前と顔を覚えるのが困難な作品ですが、イギリスの豪華な名優達の演技が満喫できます。謎解きを期待するのではなく、多種多様な人々の心理劇を楽しむ作品。ケリー・マクドナルドも可愛いです。 | ★★★★★ |
リリイ・シュシュのすべて | 哀しいぐらいに美しすぎる映像とリアルな日常を描いている岩井監督の問題作。十代の人達に一度は見てもらいたい作品です。 | ★★★★★ |
猟奇的な彼女 | ある意味やり過ぎな感じだが、チョン・ジヒョンが可愛いから許す…な作品。映画用に創っている部分もあると思いますが、それなりに楽しめる作品です。 | ★★★★★ |
バイオハザード | ミラ・ジョヴォヴィッチが綺麗です。赤いドレスにレザージャケットが良く似合っています。「CUBE」を想わせてくれたレーザーのシーンや、あの"犬"との戦闘シーンは印象的でした。様々なゲームが映画化される中、個人的にはこの映画は当たりだと思います。 | ★★★★★ |
アリ | 登場人物の背景等を全く知らない人が見ると退屈する可能性もある男臭い作品。ただ、体重を増やしトレーニングもしたウィル・スミスの演技は凄いです。アリを知らない方に見てもらいたい作品。 | ★★★★★ |
友へ チング | 日本のやくざ映画のような気がしてしまうのですが、ラストシーンの2人の会話はとても良かったと思います。あと水泳選手とウミガメの話の場面は重要です。(玩具屋の場面も)…いろんな意味が込められています。期待せずに見るといいかも。 | ★★★★★ |
ロード・オブ・ザ・リング | ただのファンタジーではなく、それぞれの人間模様も描かれて、大人が楽しめるファンタジー作品だと思います。美しく壮大なニュージーランドの風景も印象的。そして、「グーニーズ」のショーン・アスティンが出演しているので嬉しかったです。 | ★★★★★ |
フロム・ヘル | 当時の街並をうまく再現してあると思います。雰囲気のある霧の多い重い映像がいい。ランプの灯りも。けれど豪華な俳優陣の割には…。ジョニー・デップは男前ですけど。また、他の映画では主演の実在した人物が出演しています。 | ★★★★★ |
マレーナ | シチリアの映像と音楽が印象的な哀しくも優しく、そして、強さのある美しい作品です。何より、"イタリアの宝石"と呼ばれたモニカ・ベルッチが美しいのです。モリコーネの音楽も楽しめます。 | ★★★★★ |
RED SHADOW 赤影 | この監督は緑と水を撮らせたら凄いです。(今回は雪と夕日もよかった)アメリカン・ナイトという技法(昼に撮影してそれを夜にする)を多用してます。私は村上淳の「泣き顔」や麻生久美子の「油断禁物の術」が好き…。とにかく、いろんな意味で楽しめる作品ではないかと思います。原作と比べたら駄目です。別物と考えて見ましょう。 | ★★★★★ |
ショコラ | 「シザーハンズ」や「海の上のピアニスト」のような大人の御伽話。甘いチョコレートで人々の心を溶かす女性にオススメの作品です。 | ★★★★★ |
スナッチ | とにかくテンポが良い作品です。ブラッド・ピットも良いですが周りのキャラクターの方が見ていて面白いです。この作品はまぬけな男達にみてもらいたい・・。 | ★★★★★ |
PARTY7 | この作品は「鮫肌男と桃尻女」よりちっちゃな笑いが所々にあって笑えます。我修院達也が少し物足りなかったのですが岡田と堀部の掛合いが個人的には良かったです。それと冒頭のアニメは格好良かった。覗きはダメ。・・そんな映画です・・。 | ★★★★★ |
バトル・ロワイアル | あまり期待をしないで観たのですが、いい意味で私の期待を裏切ってくれました。安藤政信&柴咲コウのキレた演技も必見。ビデオでは特別編と外伝もあるのですが、原作を知っている人にとっては一人一人の描写が2時間ぐらいの映画では表現しきれないとの声もあります。まぁ、小中学生が見ると単なる暴力映画になっちゃうかも・・。とにかく見ていただきたい作品の一つです。 | ★★★★★ |
八月のクリスマス | この映画はほのぼのとしてて、でもどこか哀しくて・・。病気ゆえに長く続かない恋・・な話。シム・ウナが綺麗です。カンヌで大絶賛の作品。 | ★★★★★ |
初恋のきた道 | チャン・ツィイーの笑顔が印象的な作品。中国の美しい風景が心を浄化してくれます。また、ただのチャン・ツィイー映画ではなく、家族についての映画でもあります。 | ★★★★★ |
ストーリー・オブ・ラブ | ラストシーンとクラプトンの音楽が印象的な作品。また、M・ファイファーの泣き笑い、B・ウィリスの髪の毛、ダンスは必見。 期待せずに見ると楽しめます。倦怠期の夫婦や恋人達が見ると、何か変わるかもしれない。…そんな映画です。 | ★★★★★ |
金融腐蝕列島・呪縛 | タイトルが難しそうな分、損しているかもしれない作品です。でも何度も見るとしんどいかも・・。椎名桔平の演技が本当に良いです。かっこ良いです。こんなサラリーマンが現実の世界に大勢いたら日本も変わるかも・・と思います。 | ★★★★★ |
ブレア・ウィッチ・プロジェクト | 「CUBE」同様、低予算で作られ大ヒットしたこの作品。電気を消しては見れないです。変に人気が出て続編もでましたがこの作品の方がいいです。内容よりも映像の捉え方を評価してみました。 | ★★★★★ |
シュリ | 統一のシンボルである”シュリ”。北朝鮮と韓国、サッカーW杯・・・現実味があります。不審船も多いし、物騒な世の中です。この映画も戦争の被害者が・・悲しいです。映画としてはアクションあり(ワイヤーはないですよ)ラブストーリーありと楽しめます。 | ★★★★★ |
アイズ ワイド シャット | 肉体的なものだけが浮気なのか…?妄想と現実にはそれほど違いはないのかもしれない…などど思わせてくれるこの作品は人間の、そして夫婦ののぞいてはいけないものを映し出しています。そして、トムに抱かれている時のニコール・キッドマンの目が恐いキューブリック監督の12年ぶりの新作にして遺作です。 | ★★★★★ |
ファイトクラブ | 内容は読めましたが楽しめました。エドワード・ノートンの表情がいい映画です。 | ★★★★★ |
不夜城 | 新宿、歌舞伎町の暗黒社会を舞台に金城武、椎名桔平、山本未来が熱演。脚本は今は亡き野沢尚氏。また、劇中で流れるB'zの「The Wild Wind」がすごくこの作品と合ってていいと思いました。歌舞伎町に住む哀しい男と女の物語です。 | ★★★★★ |
ダイヤルM | マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロウの配役がいい。ヒッチコックを知らない世代はこちらの方が入りやすいかも…。それにしてもマイケル・ダグラスは大富豪の役が多いね。 | ★★★★★ |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング ・・ | いかにもイギリス臭い作品。これを見てから「スナッチ」を見ればよかったなと思います。出演者がかなりかぶってるので、この続編が「スナッチ」のような錯覚を起こしました。タランティーノの作品にイギリスのスマートさをスパイスした作品。イギリス映画好きにはたまらないかも。 | ★★★★★ |
鮫肌男と桃尻女 | 石井克人監督独特の感覚で映し出す逃走劇、いいリズムの映画だと思います。個人的には我修院達也の演技が面白いです。 | ★★★★★ |
ディープ・インパクト | ノアの箱舟のような話。私は「アルマゲドン」のようなパニックアクションものだと思っていましたがこちらは人間ドラマがもりこまれていて(アルマゲドンにもあるけど…)ちょっと泣いてしまいました。泣くつもりはなかったのですが…。 | ★★★★★ |
プライベート・ライアン | 先は読めましたが、それでもそれなりに楽しかったです。でも、同じスピルバーグの作品なら「シンドラーのリスト」の方が好きです。 | ★★★★★ |
スクリーム | 良い意味で期待を裏切られた作品です。続編よりもこの作品が一番面白いと思います。過去のホラー映画の定石をパロディーにしているところ、謎解きのおもしろさなどは楽しませてくれました。 | ★★★★★ |
ミッション:インポッシブル | M:I-2はともかくこの作品は楽しめました。人気TVシリーズ「スパイ大作戦」ファンには物足りないらしいですが・・。 | ★★★★★ |
ファーゴ | 実際に起こった事件に基づいて描かれたコーエン兄弟のクライムサスペンス。犯人の間抜けさや警察署長役のフランシス・マクドーマンドの表情がとてもいい。どこまでも白い銀世界の中の赤い血が印象的。女性の強さ、前向きな生き方も感じられる作品。 | ★★★★★ |
バスケットボール・ダイアリーズ | バスケットに夢中な少年の転落と更生を描いた、原作者ジム・キャロルをモデルとしている作品。ディカプリオが「ロミオ&ジュリエット」で有名になる前の作品でもあります。悪ガキっぽいディカプリオが好きな方は是非。何かに夢中になっていたあの頃を取り戻せそうな一本です。 | ★★★★★ |
エド・ウッド | モノクロ映像でC級映画を映し出すこの作品はC級ではないです。エド・ウッドの女装クセ、異様な雰囲気の撮影現場など思わず笑ってしまう場面もあります。 この映画を見終わった後に駄作でもいいからエド・ウッドの作品が見たくなります。映画製作に携わった事がある人には特におすすめ。 | ★★★★★ |
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア | トム・クルーズが役作りのために減量(10-20kg?)をして挑んだ作品。ヴァンパイアらしく(見たこと無いけど)、頬がこけています。今考えると豪華なキャストですのでお薦めです。(続編はキャストが違うけど) | ★★★★★ |
打ち上げ花火、下から見るか?横から見る ・・ | もともとTV用に作った作品が日本映画監督協会新人賞を受賞。短い放映時間の中にも岩井俊二氏の世界観が存在します。もしあの時違う選択をしていたら・・というテーマに一粒で二度おいしい映画です。 | ★★★★★ |