題名 | レビュー | 星の数 |
もののけ姫 | CGというのはややもすると映画を軽く見せてしまうものですが、この作品のCGの使い方はうまい。ナウシカとの比較ですが、私はそもそもこの二つの作品はかなり趣が違うと思います。自分はナウシカは環境破壊というよりも人間が生命をコントロールすることの可否が主題で、もののけ姫は単純に環境破壊について警鐘を鳴らしていると解釈したんですが…まぁ二つとも似たようなことだと仰られるなら、その通りなんですがね。 | ★★★★★★★ |
タイタニック | 恋愛ものの王道ストーリーと最高のパニック映画の素材の組み合わせか。脚本はよく出来てるし、何回見ても飽きません。ディカプリオを起用した意図は不明ですが、ケイトウインスレットの演技が良かったので気になりませんでした。人々の最期の迎え方はそれぞれ真に迫っていて醜くも美しくもあります。悪は結局逃げ延びるというのも嬉しいことではないですが、自分の身に置き換えて考えると、悲しいかな、簡単には非難できません。 | ★★★★★★★ |
天使にラブ・ソングを… | デロリスが聖歌を指導するシーンをや、マクゴナガル先生が心変わりする過程を増やして欲しかった。歌は本当に素晴らしいし感動ものだが、それもナン達の生き生きした顔や身振り手振りがあってこそのもの。歌だけ聞くとただの上手な合唱団になってしまう。 | ★★★★★★★ |
ターミネーター2 | 最後の予想は簡単についてしまうのだが、それでも感動してしまう私はジェームズキャメロンの仕掛けた罠にどっぷりなのだろう。しかしT-800の最後の涙についての台詞はどう解釈しますか、皆さん?サラが語るような解釈が妥当なのか、あくまでプログラムの一部の言わせた台詞なのか… | ★★★★★★★ |
ダイ・ハード | 今まで見たアクション映画の中で最高の作品です。ストーリーは単純で王道ですが観客を飽きさせない脚本は秀逸。 | ★★★★★★★ |
アンタッチャブル | 最も面白かった映画のうちの1つ。これだけの内容をよくまとめたなというのが正直な感想。短い時間でメリハリも効いていて、観客の心をぐいぐい引き寄せるパワーがあります。音楽も秀逸。何度観ても飽きない名作中の名作。 | ★★★★★★★ |
ルパン三世 カリオストロの城 | 本来のルパンからはかけ離れているのを承知で満点。軽快なのりで素直に楽しめる娯楽性の高い映画。昨今の少し重苦しい宮崎監督の映画も嫌いではないですが、氏の才能はこういった純粋な娯楽映画のほうに向いている気がします。 | ★★★★★★★ |
ローマの休日 | あまりの高評価に今まで避けてきたが、巷の評価通りの素晴らしい作品だった。映画から染み出るローマの街の雰囲気、天真爛漫なPrincess AnnとBradleyの白黒画面から織り成す"Holiday"は観客があたかも彼らと一緒に散策してるように感じこそさせ、嫉妬させるものではない。それとともにこの映画にまつわる政治的な因縁話も興味深い。 | ★★★★★★★ |
素晴らしき哉、人生! | 涙が勝手にあふれてきて止まらなかった。この映画を語るのに他に説明はいらないと思った。 | ★★★★★★★ |
シックス・センス | 詮索しながら映画を観る性質ではないので結末には素直にビックリ。ダイハードといいブルース・ウィルスは雰囲気がいいなぁ。 | ★★★★★★ |
紅の豚 | 宮崎監督のアニメではカリオストロの城と並んで好きな映画。最近はあからさまにメッセージのこめられた作品ばかり作られてるようなので、息抜き代わりにこういう純粋な娯楽映画を作って欲しいですね。もちろん豚になった理由など考えさせられるテーマはいくつかありますが。フィオは原作の方がよかった。 | ★★★★★★ |
ダンス・ウィズ・ウルブズ | 全体を通してケビンコスナーの体をはった演技がよかった。他の人種を描く時の難しさでもある偏見の排除もよく出来ていて、ネイティブアメリカンの描写はいい。交流の過程もよく描写されていて心温まるが(主人公言葉覚えるの早いなと思ったくらい)終わり方が腑に落ちないので1点減点。 | ★★★★★★ |
グローリー | アメリカがアメリカの暗い歴史に触れた作品。人種差別に関する作品を見て思うのは人間を一くくりにすることの難しさです。同じ白人でも差別的な人間と差別的でない人間がいるように、人をグループとしてではなく、それぞれ異なる個人として考えることが出来れば、世界中で流れる血は少なくなるのに…と考えさせられました。 | ★★★★★★ |
天空の城ラピュタ | ジブリの作品に興味を持つようになったきっかけとなった作品。子供心に面白い映画だと思ったことを鮮明に覚えています。ただ大人が観るにはきついかなぁ。 | ★★★★★★ |
ターミネーター | 脚本に辻褄の合わないところは数箇所あるが、そもそもSFとはそういうものなので仕方が無い。煮ても焼いても追っかけてくるシュワルツネッガーは本当に怖い。7点の価値のある映画だが、2に敬意を込めて6点。 | ★★★★★★ |
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 | 第一作、第二作と完璧に裏切られたので、惰性のみで全く期待せずに観た本作。前の二作よりは遥かにましです。特に最後のシーンなど相変わらず無駄に長いですが、クライマックスだけあってそこそこ緊張感が持てるシーンが続くので前作よりは長さを感じませんでした。本当は4点くらいですが、サムの男気に免じて一点おまけの5点です。 | ★★★★★ |
ラスト サムライ | これが邦画だったら3点くらいですが、ハリウッドが真面目に侍を描こうとした姿勢が嬉しかったので5点。トムクルーズと監督さんのインタビューを聞く限りかなりしっかり調査もして日本文化に対する敬意が感じられました。ただ"Dances with Wolves" のような終わり方に違和感を感じました。でも映画の終わり方の方が正しい気もします…どっちなんでしょう。 | ★★★★★ |
シティ・オブ・ゴッド | 面白い作品だといったら嘘になりますが、一瞬も目を離すことの出来ない作品でした。カメラワークは良かったり悪かったりでした。映画本編より、映像特典のインタヴューが興味深かったです。 | ★★★★★ |
アルマゲドン | まぁ、色々突っ込みどころは満載ですが、気にしなければそれなりに楽しめる映画だと思います。題材は面白いのを扱っているので、もう一頑張り欲しいですが… | ★★★★★ |
プライベート・ライアン | かれこれ3回観ましたが、全体の雰囲気はそんなに悪くないし、戦闘シーンは素晴らしいのですが、いかんせん設定が無茶で理不尽すぎて映画に入り込めません。もう少しまともな理由は考えられなかったのでしょうか?それともこの理由で何かを訴えたかったのでしょうか?私は何を訴えたかったのかが分かりませんでした… | ★★★★★ |
ダイ・ハード2 | アクション映画としては面白いのだが、やはり1に比べるとやや物足りない。理由としては1で見られたような知能戦が少ないこと。それに1のガラスが足に刺さるシーンのように思わず感情移入してしまうような場面が無かった。 | ★★★★★ |
天国から来たチャンピオン | | ★★★★★ |
椿三十郎 | 脚本は単純明快でまさに映画のお手本とも言うべき作品。駄目駄目な郎党を率いる三十郎はカッコよし、理詰め理詰めで追い詰めていくのは何とも言えず心地よい。しかし、ゆとりのない私にはあの母娘はじれった過ぎる。 | ★★★★★ |
スミス都へ行く | 高校の授業で観た映画。Smithは若いな〜勢いがあっていいな〜一途さが眩しいよ!、と高校生だったにも関わらず感じてしまった私はきっと駄目なのだろう。 | ★★★★★ |
千と千尋の神隠し | 少し色々なものを詰め込みすぎて、ぐちゃぐちゃになってしまった映画だと思う。もう少しトピックを絞ってシナリオに力を入れて欲しかったです。久石氏の音楽は相変わらず素晴らしいですが、声優はぐだぐだですね。映像も一部手抜きしてるだろーっていう場面がちらほら。外部発注の影響で千尋の顔が途中で変化するという情けないシーンも… | ★★★★ |
ショーシャンクの空に | 映画のレビューサイトで評価の高いこの作品、残念ながらというべきか自分には感じるものが無かった。 | ★★★★ |
風の谷のナウシカ | 2時間によくまとめられてるとは思うのですが、いかんせん先に原作を読んでしまったので終わり方が中途半端に思えて仕方がありません。映画であの広大な世界観を表現するよりは、コナンのようにテレビアニメ化して書き込んで欲しかった作品です。 | ★★★★ |
ドラえもん のび太の大魔境 | 昔のドラえもんは面白かった…多少くさいシーンはあるけど、最近のお涙頂戴というのが見え見えな作品に比べたら遥かにまし。ただストーリーそのものは三文小説みたいで、これがドラえもんに関係ない作品だったらおそらく観なかった、というかこういうあらすじの映画はそもそも撮られないか、撮られても本作ほど注目されることは無かっただろう。 | ★★★★ |
ロミオとジュリエット | キャスト、衣装、撮影、脚本が原作の雰囲気を忠実に再現しているのは勿論、シェークスピア語とも言える難解な英語を違和感無く自然に見せる演技は素晴らしいです。脚本とは言ってもほぼ原作のままですが…映画としての完成度には満点をあげたいレベルですが、いかんせんストーリー自体を好きではないのでこの点数。原作が超大作だけに仕方がない気もしなくは無いですが…現代ニューヨーク版のものよりは好きです。 | ★★★★ |
北北西に進路を取れ | 最後までどんでん返しが続き観客を飽きさせない手腕は凄いが、なんか小ばかにされた気分。 | ★★★★ |
戦場のピアニスト | 邦題のセンスはない(邦題を知らずに英語版で見たのでなおさらそう思った)、長い、盛り上がりに欠けると、とにかく観ててつまらない。実話ベースで仕方が無かった点もあったであろうし、ドイツ人将校の話が妙に生々しく、下手に勧善懲悪に流れなかったのは良かった。 | ★★★ |
マトリックス | CGアクションは素晴らしかった。が、いまいち世界観がつかめなかった。アクションムービーだと割り切って観れば違うのでしょうが… | ★★★ |
ゴッドファーザー | アンタッチャブルが好きな私は大変な期待を抱いてこの映画を観た...がどうも駄目だった。まず登場人物が多すぎて何がなんだか分からなくなった。対警察のカッコいいシーンも期待したがそれもなし。これは自分の力不足のせいなのだが、おまけにDon Corleonenoの声がしわがれてて何言っるのか分からない。もう一回じっくり観ることにします。 | ★★★ |
鳥 | 当時は斬新だった映像も今となっては… 見渡す限りの鳥には少し恐怖を感じましたが。何よりあの終わり方は消化不良です。取り残された人はどうなったの!? | ★★★ |
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 | 第一作は見事に期待を裏切られたので、前作よりはましであるように…と祈りつつ観たらあっけなく裏切られました。とにかく脚本の練り直しの不足に起因される緊張感の無さ、無駄に長い時間が気に入りません。映画館で見れば映像だけ見てても面白いかもしれないでしょうが、家で観た限りではCGの嘘っぽさに目がいってしまいました。 | ★★ |
ロード・オブ・ザ・リング | ファンタジーものの映画化作品は面白くないという先入観を打破するべく観たのですが…ますます固定観念が強くなる結果に。ストーリーは平凡でおまけに長いと…アカデミー賞もいい加減だなぁ… | ★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | 戦場のピアニスト然り、ホロコーストを主題にした映画は淡々と物語が進んでしまいすぎて、エンターテイメント性を重視する自分には合わないようです。 | ★★ |
イングリッシュ・ペイシェント | あまりのストーリーの弛みっぷりに2時間ほどで見るのを止めてしまったので、感動できるらしいシーンまで到達しなかった。延々と不倫の話が続く映画のどこが面白いのかさっぱり理解できないどころか、不倫という不徳、犯罪の話をロマンティックに語られるのは苦痛以外の何者でもない。何が凄くてアカデミー賞を取ったのか全く分からなかった。 | ★ |