題名 | レビュー | 星の数 |
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 | 大好きな指輪物語を映画化してくれたことに敬意を表してこの点数。原作との細かい相違点は、文字表現と映像表現の違いってことで目をつぶるが、ファラミアの人物設定が原作とかけ離れているのは残念だった。そして、前言と相反して、ファラミア役のデビット・ウェンハムはカッコイイ!!彼見たさに3回も映画館に行ってしまった。 | ★★★★★★★ |
ロード・オブ・ザ・リング | 原作のファンなので、裏切られるんじゃないかとドキドキしながら見ましたが、サイコーでした。本を読んだだけで掴み切れなかったイメージ(特に建造物)をビジュアルで補完してくれたことに大感謝です。 | ★★★★★★★ |
エリザベス | なんと言ってもケイト・ブランシェットに★100コ!!歴史ドラマとしてもよくできている。今後の歴史映画の発展を願って、最高点をつけさせていただきます。 | ★★★★★★★ |
ダイ・ハード | 【スミマセン、レビューになってないことは百も承知しつつ】亡き父がお気に入りだった映画。存命の母は社会派映画党でこの手の映画は見ない。私は(こと映画の趣味に関しては)100%父の子供。父はこの映画を見るとき「うっひょ〜っ♪」「やっほ〜っ♪」と雄叫びをあげ、ノリノリで見てました。だから私も、父を偲んで「うっひょ〜っ♪」と叫びながらこの映画を見るのだ。 | ★★★★★★★ |
風の谷のナウシカ | 空を飛ぶことに憧れ、真面目に「メーヴェが欲しい!」と思う少女がいた。そして現在、メーヴェへの憧れ止まず、単車を乗り回すオバサンになった。これが小型飛行機の免許でも持っているならカッコいいんだが、あいにく私は閉所恐怖症なのだった…。 | ★★★★★★★ |
十二人の怒れる男 | 密室劇の洗練の極致。日本の安手サスペンスドラマにありがちな、興ざめな殺人場面の挿入シーンはもちろん無しで、すべて12人の発言の中から現場の情景を想像する。見ている側の想像力がかきたてられてそれも楽しい。 | ★★★★★★★ |
風と共に去りぬ | 私の映画鑑賞の出発点となった作品。初めて見たのは中学生のときだった。当時はどうしても、どうしても、どうしてもハッピーエンドじゃないのが納得できなかった。頭の中で、ハッピーエンドにするための後日談をいろいろ考えた。今にしてみれば、こうして映画を見ることの面白さを覚えたんだと思う。 | ★★★★★★★ |
キャスト・アウェイ | 「しょせんFedExの広告映画でしょ?」と思っていたが、あらびっくり意外に良かったので驚いた。エンディングの十字路も好き。ひとつだけ気になった点。「水」を得るための苦労をさらっと書きすぎていること。湧き水も川も無い無人島では、もっと水の確保に苦労するはず。海に漕ぎ出すときも、どこに水を貯蔵してたのかわからない。そのへん、もうちょっとリアリティが欲しかったなー。 | ★★★★★★ |
グラディエーター | この作品に満点をつけられないのは、どうしても「ベン・ハー」と比較してしまうせい。すっごい好きな映画なんだが、「ベン・ハー」の実写であそこまで見せるスゴさを思い出すと、どうしても満点はつけられない…。言うなれば「すっごく愛しているんだけど、アナタのその整形した鼻が苦手なの。鼻を見るたび、ああこれは作り物なのね、って思っちゃうのよ」みたいな。(ちょっと違うか?) | ★★★★★★ |
愛を乞う人 | | ★★★★★★ |
紅の豚 | ジーナは私の理想の女性像です。現実には、待って待って待ちつづけて、そんでもってフられるんですけどね。(もしくは振り向いてくれたとたんにこっち冷める) | ★★★★★★ |
道 | 大学生のとき、年下の友人に全ストーリーと解説を延々1時間にわたって聞かされた。この映画を見て感動のあまり誰かに語りたくてしょうがなかったらしい。そんでまぁ、今度は自分が見たわけだ。あまりに友人の話どおりで、細部にわたってよく覚えていたなと友人の記憶力に驚愕した。しみじみと「映画は人の話を聞いてから見ちゃダメだな」と思った。私にとっては、友人が情熱を込めて話してくれた「道」のほうが感動的だった…。 | ★★★★★★ |
K-19 | 悪くはない。悪くはないのだが、ハリソン・フォードがどうしてもCIAの大物スパイかなんかに見えてしまう(っつーかみんなヘンテコリンな英語だし…)のが苦しい。それと、全体的に音楽のセンスがイマイチだが、特に原子炉のシーンのBGMがすっごい悪趣味。あれなら無音のほうがまだマシ。 | ★★★★★ |
戦場のピアニスト | 驚くほど予想どおりの映画だった。テーマがテーマだけに、奇をてらった演出している場合じゃないというところか。それと監督の、例えば「シンドラーのリスト」に対するアンチ・テーゼというか、「絶対にお涙ちょうだい映画にはしないぜ!」という意思を強く感じた。だからだろうが、おっそろしく淡々とストーリーが展開する。見終わった直後は、正直言って拍子抜けするが、後からじわじわ来る。不必要なCG使用でマイナス2点。 | ★★★★★ |
トリプルX | ド派手なバイクアクションに大喜び♪スーパークロスへの憧れがまた復活してしまった。(自分じゃコブひとつ飛べないけど…)減点の理由は、悪役がちっともカッコよくなかったこと。あれだけ主人公をカッコよく描いたんだから、悪役ももっとカッコよくしてくれないと。子供向け特撮ヒーローものの悪役程度の思想しか持ち合わせておらず、最終兵器はおもちゃにしか見えず、せっかくの潜水艇は潜水せず、カッコ悪すぎ。 | ★★★★★ |
アザーズ | シックス・センスを見る前に見ておけば良かった…。死人をグロく描かないで怖がらせる表現力が気に入った。死んだ人が死んだときの姿のままで現れるなんて、夢も希望もなくてイヤだもん。母が狂気に至ったあたりのことをもうちょっと描き込んでくれていたら完璧だったのだが…(狂気に至る理由は想像つくのだが、錯乱したキッドマンの演技が見たかった!) | ★★★★★ |
マジェスティック | ジム・キャリーのヘタウマな演技(けなしているのではない。「コミカルな」と言い換えてもいい)と、話のありえなさ加減が絶妙にマッチして、おとぎ話仕立てになっているあたり、これはキャスティングの成功だ!と思った。この映画、ジム・キャリーでなければ成功しなかったに違いない。でも、赤狩りをからめちゃったところでマイナス2点。おとぎ話と社会性との食いあわせが悪い。 | ★★★★★ |
U-571 | 好きなんだな、潜水艦映画♪閉所恐怖症なもんで、普通の人の3倍くらいスリルを味わえる。潜水艦内部や実物大の潜水艦のレプリカなど、セットへのお金のかけかたがスゴかったそうで、なるほど潜水艦が大海原を進むシーンなどは迫力満点なんだが、いかんせん脚本がご都合主義丸出しでチャチくさい。セットであそこまでリアリティを追求するなら、もうちょっと脚本もリアリティを持たせて欲しかった。 | ★★★★★ |
ブレア・ウィッチ・プロジェクト | すっごい怖がりな私が唯一、最後まで見ることのできたホラー映画ってことで…。つまりあんまり怖くないってことかも?! | ★★★★★ |
シックス・センス | "秘密"って言うから、ずーっとダークなオチを連想してばかりいた。実はコール少年が殺人鬼だったとか、コールのかぁちゃんがばぁちゃんを殺していたとか、コールがマルコムを殺しちゃうとか。(←私の発想って貧困…)良くも悪しくも裏切られた。胸がほんわかしつつ、ちょっと物足りない、みたいな。最後の最後にもうひとつ何かオチがあるんじゃないかと期待してしまい、エンドクレジットが終わるまでずーっと見ちゃった。 | ★★★★★ |
ディープ・インパクト | 昔、この映画そっくりの夢を見てうなされたことがある。映画との相違点は、なぜかシェルターの中が巨大水槽になっていて(なぜ水槽なのかは謎。なにせ夢なんで…)、深い水が怖い私は入るのも嫌、入らないと死ぬという究極の選択を迫られる…ということ。この映画は、自分の夢とそっくりで驚いたと同時に、夢を見たときの恐怖を思い出させてくれた。パニック映画としては普通の出来だが、私にとってはリアルに怖かった。 | ★★★★★ |
アルマゲドン | 確かにいろいろツッコミどころはあるんだけど、なぁんも考えずにぼややぁ〜んと見てるとけっこうのれます。こういう映画は頭の中にエアロスミスの曲だけをガンガンまわして、ノーミソ空っぽにして楽しんで見ちゃうのが正解。 | ★★★★★ |
もののけ姫 | 悪くはない。悪くはないのだが、テーマが強すぎて娯楽性が薄れすぎ。「ナウシカ」は、テーマも強かったが娯楽作品としても楽しめたのに…。どうでもいいのだが、エボシ御前の田中裕子の声が「ナウシカ」のクシャナの榊原良子の声とソックリなのに驚いた。二人の元の声が似ていないので、田中さんがクシャナをイメージして声を作ったんだろうが、いくらキャラクターが被るからって、悪趣味じゃないか? | ★★★★★ |
インデペンデンス・デイ | B級映画として見ればかなり楽しめる。私は「そんなんありかーっ?!」「そこまでやるかーっ?!」「なんだこの日本人ーっ?!」とか絶叫しながら、大笑いして楽しんだ。ただ、これをアメリカ人がA級映画として見ているとしたらめまいがする。エイリアンがちっとも怖くない(視覚的に)のでマイナス3点。ジェフ・ゴールドブラムの大きなおめめにヤラレてプラス1点。 | ★★★★★ |
トゥルーライズ | 映画館で見ようとは思わなかったのだが、TVでやっているとついつい最後まで見てしまうのは何故だろう?タダで見るぶんには、悪くない映画。アクションと笑い、どちらも中途半端といえばそうなんだが、融合させたセンスは悪くない。 | ★★★★★ |
ジュラシック・パーク | パニック映画好きだが、家のTVで見たせいか、あんまり怖くなかった…。この映画は映画館で見ないと臨場感が味わえないようだ。ジェフ・ゴールドブラムはカッコ良かった♪ | ★★★★★ |
プリティ・ウーマン | 二人が惹かれていく過程がさっぱりわからないのがイタいけど、元ネタ(?)のシンデレラが子供向けのおとぎ話だからしょうがないのかなー?おとぎ話はあくまでおとぎ話で、現実を見てはいけないのかも♪ジュリア・ロバーツがお風呂で鼻歌を歌っているシーンか可愛らしくて好き。自分でも何度も真似しました。リチャード・ギアのクサい演技もこの話にうまくマッチしている。 | ★★★★★ |
少林サッカー | おバカ映画を最後まで見とおすことができたのははじめて。しかし、面白かったかと問われると疑問符が5コくらい。太極拳で饅頭作りのシーンは面白かった。 | ★★★★ |
マトリックス | 仮想現実という設定は面白い。ストーリーもそこそこ。CGもたっぷり堪能した。問題は、アクションムービーなのに、主人公に魅力を感じなかったこと。やっぱアクションムービーは主人公に共感して「そこだっ!いけっ!やっちまえーっ!」とか絶叫しながら見たいもんだ。キアヌファンなのに…。 | ★★★★ |
トゥルーマン・ショー | ジム・キャリーのコミカルな演技と、作り物の世界という設定がベストマッチでワクワクしながら見た。トゥルーマンが徐々に気が付いていくあたりまでは★7つ。…なんだが、気が付いてから〜ラストがどうも納得いかない。もう一回、ラストを替えて撮りなおして欲しいくらい納得いかない。途中まで良かっただけに、すごくもったいなくて、胃がキリキリする。納得いかないあまり、すごく印象に残る映画だった。 | ★★★★ |
トータル・リコール | 当時の彼氏がSFXが大好きだったため、付き合いで映画館で見た。「夢か現実か?」という設定は面白いのだが、とにかく全編通じて気色悪くて、映画館を飛び出したくなった。シュワちゃんの目玉が飛び出すシーンはベラボーに長い!長くて気色悪くて「どうせ助かるんだろ、早く終わらせてくれー!さもなきゃさっさと殺してくれー!」と思った。もしかして、それが監督のねらいか? | ★★★★ |
7月4日に生まれて | 愛国心がまったく持てないのもイタいけど、愛国心のかたまりで、国のやることになぁんにも疑いを持たないロン青年のノーテンキぶりが好かん。アメリカじゃ中流階級の、健全な家庭に育った青年が最も良い兵士になるそうだ。う〜ん。それと、メキシコで堕落してたロンが反戦運動家として立ち直っていったのか、よくわからん。「Fuck You!」のシーンは、自分の反抗期の頃を思い出して共感したなー。 | ★★★★ |
突入せよ!「あさま山荘」事件 | 登場人物が多い上に整理して描ききってないから、原作読んでから見ないと何が何だかわからない。セリフが聞き取りづらい。予算の都合だろうが、山荘の3階屋根部分しか作ってない。そんなチャチな装置でこの事件を映画化してはいけない。警察庁、警視庁側からしか描かれていないってのは、原作が原作だからどうしようもない。映画の消化不良のせいで、十六の墓標を読んだ。映画のお陰といえばお陰だから、評点少しおまけ。 | ★★★ |
陰陽師 | 風俗考証は"千年の恋"の千倍はマシ。原作は面白いんだからキャラ設定は完璧。なのに、なんでこんなつまらない映画になっちゃったんだろう…。CGがどうのこうのっていうより、脚本が悪いんだと思うんだけど、違うかなぁ〜?ただし、野村萬斎は最高のハマリ役だと思った。まるで清明本人が出てきたみたい。野村さんが狐顔なのも、清明の誕生にまつわる伝説が連想される。どうしようもない映画だけど、野村さんに★3つ。 | ★★★ |
JSA | | ★★★ |
英雄の条件 | | ★★★ |
グリーンマイル | 超能力モノだとは知らずに見ていたんで、例のシーンで「…へっ?!」となってしまい、残念ながら感情移入できませんでした。最初からわかっていたら、それなりに楽しんで見れたかもなー。それと、電気椅子のシーンが怖くて怖くて、その日の夢に出てきてうなされました。 | ★★★ |
プライベート・ライアン | 冒頭30分は見ておいて損はない。オマハ・ビーチに上陸した兵士の視点はああだったんだろうな、と痛感させてくれる。ただ、私にとって戦争映画はすべからく群像劇であってほしく、スター俳優をヒーローに仕立てた戦争映画は好きくないのだ。この映画を見た人には、「バンド・オブ・ブラザース」をお勧めしたい。こっちのほうが誠実な作りになっている。(長いけど…) | ★★★ |
バットマン | アメコミ原作だから気楽に楽しめると思っていたのだが、世界観が暗い!暗くて怖い!ツレにそう言ったら「これはダークヒーローだから、これでいいんじゃ!」と言われたが、お気楽ムービーと思って見ていたので、なんか違和感があった。それと、口裂けが怖いっす。夢に出てきました。 | ★★★ |
ギャング・オブ・ニューヨーク | テーマは悪くないし、映像は素晴らしいのだが…。私の感じた問題点は、アムステルダムが復讐を誓ってビルに近づいたように見えず、ただ成り行きで刃を向けたように見えたこと。また、アムステルダムにギャングのボスとしての風格を感じず、ギャング達が集結するのが嘘臭いため、映画全体が嘘臭くなっていること。更に、妙な恋愛話を盛り込んだせいで、嫉妬心から行動しているようにも見えること。う〜ん、まだあるんだが…。 | ★★ |
ネバーエンディング・ストーリー | 小学生の頃から筋金入りのファンタジストで、「はてしない物語」も熟読していた。映画化されると聞いたときはうれしくてうれしくて、公開が待ちきれない気分だった。公開時、私は中学一年生だった。そして…あまりの原作のぶっ壊されっぷりに子供心に泣いた。今にして思えば、原作を読む前で、小学生くらいだったらけっこう楽しんで見れたのかも。ファンタジーの面白さを世に知らしめた功績だけは買って、この評点。 | ★★ |
千年の恋 ひかる源氏物語 | 何度も何度も映画館の椅子からずり落ちそうになった。史実も風俗考証もクソ食らえで、外国映画で描写される日本を見るような気色悪さを感じるばかり…。映画見て激怒したのは生まれて初めて。天海祐希の所作の美しさにだけは感心した。さすがモト宝塚。松田聖子はご愛嬌として、細川ふみえがぶっさいくでビックリした。おすべらかしってごまかしがきかないから、ホントに顔立ちの整った人じゃなきゃダメなのねぇ。 | ★ |