題名 | レビュー | 星の数 |
ハイ・フィデリティ | ケーブルテレビでやっててたまたま見たんですが、面白くてびっくりしました。軽い作品なんで、嫌う人も多いかと思いますが。ラストのジャック・ブラックには思わず笑ってしまった。 | ★★★★★★★ |
バッファロー'66 | この作品に対する評価は、だめって人と、最高って人に分かれますね。私は後者でした。イエスのハート・オブ・サンライズが使われたあのシーンも最高でした。 | ★★★★★★★ |
2001年宇宙の旅 | キューブリックは狂気を描かせたら右に出るものはいませんね。確かに長すぎるカメラ回しには退屈を感じるけど、監督に敬意を表して7点。 | ★★★★★★★ |
博士の異常な愛情 または私は如何にして ・・ | ブラック・ユーモアが最高に利いてる。ピーター・セラーズの怪演も面白い。いやぁ、キューブリックはいいですね。 | ★★★★★★★ |
椿三十郎 | 用心棒のような脚本のあらがなく、最高にしびれますね。偉大なエンターテイメント作品。 | ★★★★★★★ |
羅生門 | 芥川の「藪の中」をベースにしたサスペンス。人間の記憶のあいまいさと矛盾を描いていておもしろい。リメイク版は最悪でしたが。 | ★★★★★★★ |
バーバー | コーエン兄弟得意の犯罪ドラマ。円熟味を感じさせる質の高い作品でした。ベートーヴェンの悲愴第二楽章のゆったりとして哀愁漂う旋律がストーリーと合っていて良かったです。 | ★★★★★★ |
スナッチ | 登場人物が多くストーリー展開も早いのでわかりづらいのだけど、やはり面白い。ブラピもいい味だしてると思う。 | ★★★★★★ |
アイズ ワイド シャット | ストーリーの訴求力には少々欠けるものの、遺作として恥じない作品。あまりに秘密主義な撮影とセクシャルな内容が、トム夫妻に不仲をもたらしたそうで、離婚の一因にもなったのでしょうか。 | ★★★★★★ |
ビッグ・リボウスキ | コーエン兄弟らしい誘拐劇をコメディ化した映画。私はアホさ加減にはまってしまいました。 | ★★★★★★ |
ブギーナイツ | この監督好きなんですよね。マグノリアもそうだけどストーリー構成がうまく、緊迫感が最高潮に達する盛り上がり部分を必ず持ってくる。ラストはおまけみたいなもの。あれって本物なのかなあ。 | ★★★★★★ |
フルメタル・ジャケット | 前半部の緊迫さといったら。人間の狂気が如実にあらわわれている。後半やや弛緩した感があるので6点。 | ★★★★★★ |
パリ、テキサス | 心温まる映画です。ロードムービーって話は作りやすそうだけど、いろいろと仕掛けがちりばめられていて観客を飽きさせないですね。 | ★★★★★★ |
アマデウス | 映画としては非常に面白い。しかしモーツァルトをここまで変人として描いてしまった思い切りのよさにはちょっと…。 | ★★★★★★ |
ガープの世界 | ストーリーテリングの妙に含まれるグロテスクなユーモアを楽しめるなら高評価でしょう。アーヴィングの原作も読んでみたいです。 | ★★★★★★ |
エレファント・マン | 奇形好きのリンチが撮った傑作。人間社会のエグさを描くと同時に、見る者に人間存在の醜さを思わせる。しかしメリックが大騒ぎの見物人にかつがれる状況の異常さには、思わず笑ってしまった。 | ★★★★★★ |
タクシードライバー | 鬱屈した狂気に陥ってゆくさまが興味深い。事件後も普通に運ちゃんやってるのにはびっくりしたけど。 | ★★★★★★ |
赤ひげ | 狂女の美しさと緊迫した演技に圧倒された。リメイクされたテレビドラマのともさかりえじゃいまいちですな。 | ★★★★★★ |
天国と地獄 | 時代物以外に初めてみた黒沢作品でしたが、質の高い出来に感嘆しました。 | ★★★★★★ |
生きる | 報われない人生のなかで最後の情熱を燃やす姿に思わず涙してしまいました。自分がこのような運命に立たされたとしたら一体何をするだろうかと考えてしまいます。 | ★★★★★★ |
リバー・ランズ・スルー・イット | ゆったりとした映像に魅せられました。ラストは無鉄砲な青春といったところかな? | ★★★★★ |
普通の人々 | こういった苦悩の人間ドラマ好きです。ただ優秀な兄の死に悩む弟っていうのはちょっと紋切り型。 | ★★★★★ |
惑星ソラリス | タルコフスキーの中では分かりやすいです。一番初めにみるといいかも。 | ★★★★★ |
ベニスに死す | 貴族出身のヴィスコンティらしい美しく格調高い映像。ただ美の追求といっても中年おやじの美少年に対するそれでは、ただの変態に思えてしまいますな。 | ★★★★★ |
鳥 | 鳥が襲ってくるシーンに思わずのけぞってしまいました。じっさいに起こった話だそうですが、なんなんですかね。この鳥たちは。 | ★★★★★ |
かくも長き不在 | 結末は今見るとそれほど衝撃的ではないが、当時は斬新だったのでしょう。多くの影響を与えた偉大な作品。 | ★★★★★ |
欲望という名の電車 | 強烈な印象を残す映画でした。ただ後味はよくないです。日本でも何度か舞台化されてますね。 | ★★★★★ |
バートン・フィンク | なんだかよくわからなかったけど、ラストシーンは印象に残っています。国際映画祭って、ちょっと前衛気味の作品が受賞することが多いですね。 | ★★★★ |
8 1/2 | 初めてみたフェリーニ作品がこれだったんで、まったく意味不明でした。記憶と現実が渾然となっているストーリーにはついていけなかった。フェリーニ作品を結構見た今、再び見るならば違うかもしれません。 | ★★★★ |
突然炎のごとく | 正直言って退屈でした。登場人物の考えがよくわからない奇妙な三角関係に、不自然さを感じてしまいました。 | ★★★★ |
東京物語 | 日本映画史上に燦然と輝く作品、ということなんですが、かなり眠くなりました。今見たらまた違うのかも。まあ批判的な意見があってもいいですよね。 | ★★★ |
チョコレート | ストーリー展開が穴だらけで、見ていて集中できなかった。あれほど濃厚なセックスシーンに意味があるのかも疑問。まあハル・ベリーが熱演していたことは認めるけど。 | ★★ |