題名 | レビュー | 星の数 |
ショコラ | ジュリエット・ビノシュとハルストレム監督の組み合わせに初めは?と思ったけど、実際にはミステリアスな雰囲気が良く出ててなるほどなぁと。村人の心が氷のようにゆっくり溶けていくのが一貫して丁寧に描かれていたし、ジョニー・デップの役柄もはまり役だった。個人的にはレナ・オリンの演技が好き。音楽と共にしばらく余韻が残った。 | ★★★★★★★ |
ダンサー・イン・ザ・ダーク | ビョークのあの魂の叫びとでもいいたいくらい切ない声。この映画はファンタジーだ。そもそもビョークそのものがファンタジーでは?純粋に濾過された子供への愛情。それがあまりにも研ぎ澄まされていて痛いほどだ。ストーリーとして良く出来ているとは決して言えないが純度という意味では極上なストーリーでしょう。 | ★★★★★★★ |
ストレイト・ストーリー | 大好きな映画。年齢を重ねる事はこんなにも素晴らしい事なんだと教えてくれた私にとっては貴重な貴重な1本。 | ★★★★★★★ |
ライフ・イズ・ビューティフル | | ★★★★★★★ |
ギルバート・グレイプ | 何度観ても良い映画。ジョニー・デップやディカプリオが注目されるけど、ジュリエット・ルイスの風のような演技が私は大好き。ありきたりな毎日がいとおしく思えるそんな作品。 | ★★★★★★★ |
レザボア・ドッグス | 最初から最後まですごい。理屈抜きで面白い!!いろんな要素が詰まってて、それでいて一番シンプルな(これで!)タランティーノ作品って感じがする。 | ★★★★★★★ |
グラン・ブルー | 音、映像、ストーリー全てが完璧に調和していて、いつまでも記憶に残る。この映画の中の時間の流れ方がしっくりくるので何度も観てしまう。 | ★★★★★★★ |
バグダッド・カフェ | 何の派手さもないのに、どうしてこんなにも引き込まれてしまうのか。あの砂漠の赤土、空の色。荒涼とした「コーリング・ユー」もう15年も前の映画になるなんて信じられない。 | ★★★★★★★ |
タクシードライバー | デ・ニーロはこの映画がとにかく一番カッコイイ。スコセッシとのコンビ映画は数多くあれど、これを凌ぐのはちょっと無理では?とても一言では言い尽くせない。 | ★★★★★★★ |
スティング | この映画で私は映画に目覚めた。こんな風に驚かされるなら何度驚かされてもいいと思った。子供心に本当に「凄いっ」と唸った。 | ★★★★★★★ |
素晴らしき哉、人生! | この映画!泣ける!こんなに幸せに溢れた上質な映画ってない。ギスギスしている時に観たら絶対に人に優しくなれる、そんなお話です。 | ★★★★★★★ |
マルホランド・ドライブ | すごい映画を観ちゃったなぁというのが率直な感想。でも、こういう世界を期待していたので満足度は◎。全てのシーンが謎解きのように意味があるようで、意味がないような・・・。野暮な感想はやめときます。 | ★★★★★★ |
アメリ | 「デリカテッセン」からは想像も出来ないくらいキュートで、明るい。風変わりでとことん我が道を行く女の子が伸び伸びと生きられるフランスという国に感嘆する。(まぁ映画の話なんだけど、フランスではシラク大統領も観るくらいの社会現象だったらしいから)何回観ても新しい驚きがある女の子にとって宝石箱のような映画。 | ★★★★★★ |
スパイ・ゲーム | 文句無し!レッドフォードの映画です。とにかく最後までカッコ良すぎ。ストーリーも丁寧に作られていてグイグイ引き込まれました。久々にしびれた映画でした。 | ★★★★★★ |
スナッチ | と〜っても楽しめた。もう1回観たくて2回連続で観た。それにしても良く出来た脚本。どっかでこんがらがっちゃいそうなのに!ブラッド・ピットはこの映画が一番生き生きしてると思ったのは私だけ? | ★★★★★★ |
エリン・ブロコビッチ | 何がなんでも生きてかなきゃいけないっていう、真摯に生きてる母親だからこそ、ここまで熱血になれたんだろうなぁ。自分だったらどうしただろう?って何度も考えた。 | ★★★★★★ |
彼女を見ればわかること | もの凄く切なかった。強く生きてるように見えても実際に完全に強く生きてる人なんていない。誰もが孤独や不安を抱えて人の温もりを欲している。自分を虚構に強くしている張り詰めたものが切れる生々しい瞬間を垣間見た気がした。 | ★★★★★★ |
初恋のきた道 | 意外な事に、この映画って圧倒的に男性の評価が多いですね。チャン・ツィイーのアップが必要以上に多かった気がしたけど可愛いので許します。ラストのモノクロの数分間がこの映画の全てだと思った。年齢を重ねてからもう一度夫婦で観れたらいいなぁ。 | ★★★★★★ |
遠い空の向こうに | 青春っていいなぁ。向こう見ずな情熱がとっても爽やかで、よぉーし私もっ!って気分にしてくれる。壁にぶち当たってへこんでる人にはもってこいの映画です。 | ★★★★★★ |
サイダーハウス・ルール | ハルストレム監督の映画はいつも決まって静かだ。静かに優しく人を描く。多くの言葉がなくても愛が溢れていてそれぞれに苦悩をかかえている。それから何と言っても子供!この監督の映画にはたくさんの子供がでてくるけれど、いつも本当に可愛い。ドキュメンタリーでは?と思うほどだ。きっと映画にかかわる全ての人が愛に溢れていて誰も傷つけあわず、みんなが尊重し合っているから、それが子供の表情に出るのだろう。 | ★★★★★★ |
アメリカン・ビューティー | この映画はおよそアカデミー賞にはふさわしくない気がする。アメリカ映画は決まって‘万歳アメリカ’だけれど、この映画は‘くたばれアメリカ’でシニカルに日常を浮かび上がらせる。そしてこの映画がアカデミー賞に選ばれた事はやはりスゴイ事だと思うのだった。 | ★★★★★★ |
グッドナイト・ムーン | 何気なく何の先入観もなく観たのが良かったのかもしれません。この映画でジュリア・ロバーツが好きになりました。とてもナチュラルに懸命に生きる姿に知らず知らずのうちに共感していて、ジュリア・ロバーツはこういう映画にも出演するのかと意外に思った映画でした。 | ★★★★★★ |
妹の恋人 | もう10年も前の映画になってしまったけど、ジョニー・デップの眼の演技に優しさが溢れていて感動。静かに強く皆から愛されるジューンを羨ましく観ていました。淀川長治氏も絶賛していた1本です。 | ★★★★★★ |
シンドラーのリスト | やはり、観ておく映画だと思う。暗くつらい映画だけど、見て見ぬ振りするよりも勇気を恐れず行動することに「はっ」とするし、人間の尊厳というのはいつの時代も確かにあって、素晴らしいものだから。 | ★★★★★★ |
リバー・ランズ・スルー・イット | 好きです。純粋にうつくしい。レッドフォード監督の作品って映像的に期待を裏切らないですよね。派手さではなく自然の豊かさで心が癒されます。それにその中で悩む家族の物語が心に染みます。 | ★★★★★★ |
セント・オブ・ウーマン 夢の香り | とにかくフランクの印象が強烈すぎて忘れることが出来ません。心が震える素晴らしい作品だと思います。孤独や寂しさの中の優しさって一番響いてくるものの1つです。 | ★★★★★★ |
フライド・グリーン・トマト | 大好きな映画です。女性のための映画って感じで、本当の意味での勇気が湧いてくる。今から思えばいい俳優さんがたくさん出ていますね。 | ★★★★★★ |
ポンヌフの恋人 | 誰が何と言おうとこのラブストーリーは美しい。ギリギリの恋人達が生々しく胸に迫ってくる。胃が痛む感じで。(この映画を観て私はパリまでポンヌフの橋を見に行った。) | ★★★★★★ |
テルマ&ルイーズ | もう何回も観てるけど、その度きっちり最後まで観てしまうのは二人が魅力的だから。どこまでも細部も何もかもアメリカ一色です。アメリカを満喫したい女性にお薦めかも?ラストはあれが一番良い気がします。 | ★★★★★★ |
ナイト・オン・ザ・プラネット | ジム・ジャームッシュ監督はこういうフツーの日常を独特のテンポでしかも飽きることなく見せてくれる。どのエピソードもニヤリとしてしまうが、特にローマのベニーニが好きだなぁ。 | ★★★★★★ |
ワイルド・アット・ハート | 上手く言えないけどこの世界が好きです。デヴィッド・リンチの世界。何となく、この手の映画の元祖になってるような気がする。(タランティーノ系の・・・。) | ★★★★★★ |
フォーエバー・フレンズ | ベット・ミドラーには大好きないい映画がたくさんあります。上手いんだかどうだか分からないけどグッとくる歌を聴きたいなら「ローズ」や「フォー・ザ・ボーイズ」。感動して泣けるのは「ステラ」。この映画に共感したらぜひ♪ | ★★★★★★ |
キリング・フィールド | 戦争映画の中で傑作の部類に入る作品だと思います。人間の尊厳を深く問いかけるハイン・S・ニョールの演技が胸に迫りました。 | ★★★★★★ |
風と共に去りぬ | 60数年経った今観てもこれだけ引き込まれてしまうことに素直に感動します。当時の人にとっては夢のような映画だったんでしょうね。昔の映画のほうが観客を楽しませようという心意気みたいなものがあったような気がする。 | ★★★★★★ |
スウィート・ノベンバー | この映画は飛行機の中で観ました。旅の余韻のせいかエンヤの曲のせいかとても素直に涙が出ました。ありがちなストーリーだけど、シャーリーズ・セロンがめちゃ可愛いかった☆ | ★★★★★ |
PLANET OF THE APES 猿の惑星 | 面白かった。コメディのようなオチがラスト含めて2回あって爆笑してしまった。マーズ・アタックと同じくおちゃめなSF映画としては十分楽しめました。 | ★★★★★ |
ハンニバル | 「羊たちの沈黙」と比較するとどうしてもただのエンターテイメントっていう感じが拭えないが、映像はすごく美しかった。ゲイリー・オールドマンやジャンカルロ・ジャンニーニなど脇役も強烈な個性で、意外にも私は楽しめた。賛否両論だとは思うけど。 | ★★★★★ |
メメント | | ★★★★★ |
マレーナ | 少年の目を通じて見る一人の女性の人生が、ストレートに胸にきました。少年の官能をピュアに描こうというのには多少の無理を感じたけど、マレーナの美しさの中の強さは何よりも際立っていたと思います。シチリア島の乾いた美しさ(特にあの白い岩の海岸!)に目を奪われる。 | ★★★★★ |
リトル・ダンサー | | ★★★★★ |
ストーリー・オブ・ラブ | 主演の2人が自然体でコミカルで感情移入しやすかった。夫婦って本当に厄介!それでもラストは…感動…でした。 | ★★★★★ |
ヴァージン・スーサイズ | 曖昧な思春期の儚さがとても良く表現されていた。大人になれば「なぁ〜んだこんな事」と笑える事も思春期では絶望的に先の見えない迷宮になるんだと思い出した。切ないノスタルジーって感じだった。キルスティン・ダンストってあんなに可愛かったっけ?? | ★★★★★ |
ボーイズ・ドント・クライ | 難しいテーマ。人を何を持っているか何を着ているかで少なからず判断してしまう自分を反省した。人の本質を見極める事の難しさ、人の価値の尊さを考えた。今も偏見によって人権を奪われている人がいると思うと…。敢えてこのテーマを社会に投げかけたピアース監督に拍手。もちろんヒラリー・スワンクにも。 | ★★★★★ |
フレンチ・キス | メグ・ライアンの数あるドタバタラブコメディーの中ではこれが一番すきかな?フランスにはすごい沢山チーズの種類があるんだと驚いた事が印象に残ってる…。 | ★★★★★ |
マディソン郡の橋 | こういう話があってもいいと思う。原作を読んでから映画を観たけど、めずらしく裏切られなかった。人生のパートナーが絶対に今の人だって言い切れない。時が遅くてもやり直す事ってそんなにいけない事なのかな?いろんな事考えました。 | ★★★★★ |
クライング・ゲーム | 新鮮な驚きがあった。脚本が丁寧で感情移入できた。特にフォレスト・ウィテカーの演技が光ってた。この映画で彼の存在が気になったのを覚えている。 | ★★★★★ |
ケープ・フィアー | こ、怖かったぁ〜。最後の最後まで怖かった。何故か真夜中にたった1人で観たので、その後本当に身動きが出来なかった。あの恐怖感はキャストが見事だったからでしょう。 | ★★★★★ |
クレイマー、クレイマー | 初めて父親と観た映画。そして初めて隣りで号泣する父親を見てしまった映画。ダスティン・ホフマンのあの情けなくも頑張る父親が自分の父親とだぶり、今思い出しても切なくなる。 | ★★★★★ |
勝手にしやがれ | ジーン・セバーグのボーダーのファッションや髪形が可愛くてそればっかり見てしまった。それから煙草がアクセントになっているんだろうけど「灰が灰が・・落ちるよー」とそれも気になって・・・。でもこういう軟弱な危なっかしい?話は割と好きです。 | ★★★★★ |
パニック・ルーム | 確かにオープニングは斬新だし、アイデアも面白いんだけど観ていくうちに「おいおい」と突っ込みたくなる所が多々あって、引き込まれなかった。3人組の強盗がなんとも・・・。私だったらもっと早く助かってるかも??!!「雨」とか「暗さ」とかはフィンチャーらしかったし、ジョディー・フォスターもとてもきれいだったので★3つです。 | ★★★ |