題名 | レビュー | 星の数 |
インファナル・アフェア | LAコンフィデンシャルやフェイスオフに似てますが、ドラマ性はこちらの方が数枚上です(私はゴッドファーザーを思い出してしまいましたが)。2大スターの競演はトニー・レオンに軍配です。結構伏線を引いてますが、最初から3部作の予定だったのでしょうか?「2」は”過去”で「3」は”その後”が描かれる様ですが…私的にはこの作品だけを3部作に分けて掘り下げてほしいですね。 | ★★★★★★★ |
VERSUS ヴァーサス | 楽しければ細かい事などどうでもいいでしょう。ツッコミどころはいくらでもあるのですが監督はそれを承知で撮っていますね。あらゆるB級映画へのオマージュがこめられていて、あえて真似て撮っていると判るシーンもありました。セリフによる解説も殆ど無く、限りなく続くアクションが快感でした。 | ★★★★★★★ |
ブラック・レイン | 私は松田優作が亡くなる前に見に行きました。もちろんLDでも十数回見てます。優作の存在感はこの映画に限っては高倉健より上でしょう。 | ★★★★★★★ |
スカーフェイス | 成り上がり系のハードボイルド。「ゴッド・ファーザー」と並び名作でしょう。私は数十回見ています。もう1度劇場で見たい! | ★★★★★★★ |
地獄の黙示録 | ジョン・ウェインの「グリーン・ベレー」とは、同じグリーン・ベレーの映画とは思えない対極的な空気を持っています。当時劇場で観て衝撃を受けました。もちろんLDでも50回は観ていると思います。もう1度劇場で観たい!…追記、特別編。劇場にて鑑賞しました。次は監督所有の6時間バージョンが観たい。 | ★★★★★★★ |
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち | 当時小学校高学年だった私は、劇場で涙ボロボロ状態で鑑賞しました(特に、古代が島を退艦するように説得する場面)。敵はスグに爆発するのにヤマトは爆発しない…なんてつまらない事が気になる人にはお勧めできませんが、作品のテーマが凄く明確に伝わってくるので、最近のテーマ不明のアニメよりはずっと心に残ります。後のTVシリーズを見て軟弱な展開にガクッときたのを思い出します。 | ★★★★★★★ |
ゴッドファーザー | ラストシーンのインパクトは「猿の惑星」以上・・・別の意味ですが、男の世界という感じが最高です。 | ★★★★★★★ |
キル・ビル Vol.2 | 午前中に手持ちのDVD版キル・ビルVOL.1を観て午後から劇場鑑賞してきました。2本に分けて公開した事は大正解だと感じましたね。全てのシーンが印象的なので、もし1本にまとめてたらカットも増えると思うので、少しでも長い時間を楽しめてファンは大喜びだと思います。今度は、やりのこした事を「キル・ビル外伝」にして見せて欲しいところです。 | ★★★★★★ |
デイ・アフター・トゥモロー | ディザスター映画は過去にいくつかの名作がありますが、結局は舞台や状況がちがうだけで基本ストーリーは変わりませんね。監督の過去作品も未見です。私は映像や音響を楽しみたかったのでビデオでなく劇場で見ようと思い見に行きました。結局ツッコミ所は無限にありますが映像はすばらしいと思います。…昔なら「音が出る」とか「色が付いた」で感動したようなものですね。 | ★★★★★★ |
シルミド | 過去にも似たような映画は多々ありましたが実話がベースという事で重みが違いますね。逆に言うと映画のような事が現実にあったって事ですね。所々で当時は無い時計をはめてる兵士なんかが気になりましたが…演出も、一昔前の日本映画を見ているようで好感が持てました。銃撃の一発一発の重みをズシリと感じ、また、作品の中にグイグイ引き込まれる映画でした。 | ★★★★★★ |
ドラゴンヘッド | 「沙粧妙子〜最後の事件」が好きで飯田監督の作品は全て観ています。原作は殆ど知らずに(それが良かった)レンタルで見ましたが「大風呂敷を広げてしまってまとめられるのか?」と思いながら観て、それなりに納得できる結末に仕上がっていました。期待してなかった分出来上がりの良さに驚きDVDを購入してしまいました…私は根っからB級映画が大好きです。 | ★★★★★★ |
キル・ビル Vol.1 | シリアスなのかコメディーなのか評価が分かれているようですが、私はシリアスだと感じました。まぁ昔は大真面目で作った映画も今見れば笑える、というようなまわりくどい表現でシリアス映画を作りつつファンを笑わせるという監督の神業的集大成の作品としか言いようが無いですが^^; また10年くらい経ったら、こんな集大成を作って欲しいですね。 | ★★★★★★ |
壬生義士伝 | 渡辺謙のTV版の方が出来が良かったのですが新選組ファンなので映画版も劇場にて鑑賞しました。新選組ファンなら大抵知っているだろう吉村貫一郎の(良くない)イメージを見事に変えさせた名作ですね。劇場ならではの壮大な風景なども見所でした。 | ★★★★★★ |
青い春 | 松田龍平の出演している作品の中ではピカイチだと思います。ラストの評価が分かれるところだと思いますが、私は評価したいと思います。 | ★★★★★★ |
修羅雪姫 | 釈由美子がいい味を出していました。セリフによる状況説明も少なく、ひたすらアクションにこだわったところが良かったですね。北野版「座頭市」も、このくらい旧作と違ってればよかったのに。 | ★★★★★★ |
ノー・マンズ・ランド | 「戦争の愚かさを描きたかった」「戦争は、それを生きる人間の心の中にあり、戦いが終わった後も消し去ることは出来ません」との、監督の言葉通りの印象です。とにかく一見の価値ある映画だと思います。パール・ハーバーの数倍、心に残る映画でしょう。 | ★★★★★★ |
火山高 | スケバン刑事や花のあすか組をワイヤーアクションで作った…て感じかな。それに北斗の拳とか聖闘士星矢を足した?…香港映画の東方三侠なんかが好きな私は、こういった単純明快な映画って好きです。深く考えずに気楽に観ましょう。(おまけで6点です) | ★★★★★★ |
チョコレート | 人種差別の問題を扱ったこの作品で、有色人女優初のアカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得したハル・ベリー、それだけでも凄く一見の意義があると思いますが…低予算の映画で、派手な演出も演技もないのですが、その辺がかえって押しつけがましく無くて良かったです。原題の意味は「看守が死刑執行の前夜に行うパーティー」らしいですが邦題も「黒人を表わす俗語」らしいですね。 | ★★★★★★ |
バイオハザード | 原作ゲームの世界を壊さずに上手く映画に仕上げてましたね。でも、ゲームを知らなくてもアクションホラーが好きならば、充分楽しめると思います。サム・ペキンパー監督の影響が顕著に見られましたが、その辺は愛嬌という事で。全体にテンポ良く観れました。 | ★★★★★★ |
少林サッカー | 単純に面白かったですね。私は、懐かしい感じがしました…巨人の星…侍ジャイアンツ…アパッチ野球軍…ゲームセンター嵐…等など、を思い出しました。是非シリーズ化してほしいですね。…少林バレー・少林野球・少林ホッケー・少林マラソン…等など。 | ★★★★★★ |
トゥームレイダー | ゲームからのファンで楽しみにして見に行きました。インディー・ジョーンズとの違いは主人公が強いとゆうことですね。遊び心いっぱいのアクションシーンの連続、CGは殆ど無しで撮影されているのがGOOD! | ★★★★★★ |
アナザヘヴン | 原田芳雄がかっこいい。下手な理屈を付けていない分テンポが良いですね。これもR−15指定でしたね。 | ★★★★★★ |
プルーフ・オブ・ライフ | ラッセル・クロウが渋い!特にラストシーン。この渋さは男にしか判らないのでは?アクションも派手過ぎず、メリハリが効いてて好感が持てた。 | ★★★★★★ |
バトル・ロワイアル | カナダ映画の「CUBE」と似ていると思います。現代社会の縮図と言えばそれまでですが、他人を信用することは殺すよりも難しいと痛感しました。俳優の演技力に頼らない監督の演出と、自分で自分を演じている子供世代が光ってます。ただ、もう少し時間を取って欲しかったです。 | ★★★★★★ |
チャーリーズ・エンジェル | TVシリーズを観てた人にしか判らないサービスが満載で楽しめました。楽しければ細かい事などどうでもいいですよね。 | ★★★★★★ |
グラディエーター | かつて「三銃士・四銃士」でアトスを演じていたオリバー・リードが、グラディエーターの元締め役で出てきたので、何か見せ場があるかな?…と思いつつ観ていたら、やっぱり! 所々で使うCGが折角の良い雰囲気を悪くしていますが、全体的には良かったです。騎馬戦のシーンがカッコ良かったです。 | ★★★★★★ |
マトリックス | サイバーパンクな映画です。何故ヒットしたか不思議…、こんなマニアックな映画が。「ネメシス」以来のサイバー系で楽しめた映画でした。評価5に近い6です。 | ★★★★★★ |
リング | 心理的に追い詰められていく辺りが素晴らしいですね。映画版よりも高橋克典のビデオ版の方が、心理描写などは上手いと思いますが、貞子はコッチが怖いかな。ま、ハリウッドでは表現できない所ですね。 | ★★★★★★ |
隣人は静かに笑う | 徐々に真実が明らかになってくる、心理的な緊張感・緊迫感がすばらしいです。予定調和的なサスペンスを描いていると見せ…最後にひっくり返す。ある意味衝撃を受けた作品です。 | ★★★★★★ |
フェイク | ドニー・ブラスコを信じ切っているレフティ。そのレフティを騙して葛藤しているドニー・ブラスコ。最高に男臭い作品です。 | ★★★★★★ |
CUBE | まず発想に驚きました。無駄な説明も無しで、でも脚本の基本はしっかりと守られていてパーフェクトな作品です。後で「バトル・ロワイアル」を観てこの「CUBE」を思い出しました。 | ★★★★★★ |
L.A.コンフィデンシャル | 少々雑な作りの映画ではあるけれど、そこがまた良いです。ケビン・スペイシーとラッセル・クロウも、当時はさほど有名ではなかったですが、この頃の演技の方がピュアだと思います。何度でも見たい映画の一つです。 | ★★★★★★ |
フェイス/オフ | ストーリーは、どうって事無いのにアクションだけで十分楽しめる作品です。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジがカッコ良くアートな感じの演出が凄く良い。 | ★★★★★★ |
フロム・ダスク・ティル・ドーン | 「一粒で二度おいしい」とはこの映画の事でしょう。私はDVD版で持ってるので、野沢那智と広川太一郎の吹き替えで観なおして三度おいしかったです。 | ★★★★★★ |
セブン | 主演はモーガン・フリーマンでしょ。とにかく渋い。久々にハード・ボイルドを観た気がしました。ラストが読めるとか、そういうのは関係なく観ましょう。 | ★★★★★★ |
カリートの道 | 「スカー・フェイス」には及ばないものの名作には違い無いでしょう。最高に男臭い映画です。私はパ・チーノの声も好きです。 | ★★★★★★ |
ブレインデッド | ブラック・ユーモア、B級ホラーの金字塔。ただ、レンタルビデオのパッケージ(リバースの表側)は嘘っぱちです。 | ★★★★★★ |
セント・オブ・ウーマン 夢の香り | 盲目の障害者という設定は、感動とは全く関係無いってのが良かったですね。この映画は記憶に残るいいシーンがたくさんあります…フェラーリで暴走する場面や、見事なダンスの場面、そして、最後の演説の場面…「人生の岐路に立ったときに、私は正しい道には進まなかった。正しい道は困難な道だからだ。」という言葉は深く印象に残ります。とにかく、今回もアル・パチーノの演技は素晴らしいです。 | ★★★★★★ |
許されざる者 | クリント・イーストウッドのこだわりが感じられ、これぞ男の映画だ!と思った。イーストウッドの西部劇の集大成でしょうね。 | ★★★★★★ |
マイ・プライベート・アイダホ | 突発性睡眠病(現実にある病気)のため流されて行くしかないという…投げやりなようで誇りを失っていない、リバーフェニックスが難しい役を見事に演じきってます。切ない中に希望が見えてくる、心に残るロードムービーです。 | ★★★★★★ |
フライド・グリーン・トマト | どこが、と言うのは無いのですが良い映画です。ハリウツドでもこんな映画を撮る監督がいたことに驚きました。さりげなく心に残る映画です。 | ★★★★★★ |
羊たちの沈黙 | レクター博士とクラリス、映画史上に残るキャラクターですね。私個人的には大好きな作品ですが、アカデミー作品賞はうなずけません…。 | ★★★★★★ |
ニキータ | フランス映画の良いところが出ていて、アンヌ・パリローの演技も素晴らしかったです。冷たい感じの映像が雰囲気を良くしてます。余談ですが「ニキータ」の香港版の「BLACK CAT」も良かったです。 | ★★★★★★ |
レナードの朝 | 感動できる映画は?と聞かれると、真っ先に思い出す作品です。デ・ニーロの演技は最高ですよね。「ケープ・フィアー」なんかと比べると正反対のキャラなのにね。 | ★★★★★★ |
ニュー・シネマ・パラダイス | 2時間版、3時間版の両方共見ました。3時間版の方が断然良いです。とにかく名作ですね。 | ★★★★★★ |
ゼイリブ | ミニチュアのUFO、ゾンビ顔の宇宙人、マカロニウェスタン調な格闘シーンと、全編カーペンター監督のB級映画に対する愛情が溢れている作品です。当時不況の真っ只中だったアメリカの…中流なき貧富の差が広がっているあたりを風刺した社会派作品で、カーペンター監督の作品中では隠れ名作だと思います。 | ★★★★★★ |
火垂るの墓 | 戦争の悲しさをこれほど哀しく表現した映画は、実写も含めて他には無いのでは?…と思えるぐらいの傑作ですね。アメリカ人にも自分達がした事を知ってもらいたいですね。余談ですが「おもちゃのチャチャチャ」って野坂昭如さんの作詞なんですよね。 | ★★★★★★ |
アンタッチャブル | TV版の方が面白かったですが、こちらも良かった。デ・パルマはリメイク作品を作らせたらピカイチですね。「ゲッタウェイ」とか「ジャッカル」とか大体リメイク版は落ちるのですが…。 | ★★★★★★ |
サルバドル 遥かなる日々 | 公開当時、劇場にて鑑賞しました。特にジャーナリストとしての使命感をもたない主人公…でもそれが逆にリアルな人間味を感じさせました…ジェームズウッズ素晴らしいです。アメリカの海外での反共政策を糾弾した、オリバー・ストーン監督らしい作品で、虐殺や人権蹂躙などとドロドロしたものの緊張感の中で人間ドラマが展開されています。 | ★★★★★★ |
エイリアン2 | SFホラーからSFアクションへ変わってしまいました。「1」とは切り離して観ても、全く問題無く楽しめるでしょう。シガニー・ウィーバーがかっこいい。 | ★★★★★★ |