評価点数:3
宗教、習慣の違いだろうけれど、西洋、特にアメリカでは、日本と霊というものの捕らえ方が異なるようだ。「ダーク・キャッスル」製作の作品に共通するのは「ゴースト」だけれど、どうも「モンスター」くさい。肉体がない替わりに、少しばかりの感情がある「ゾンビ」といった扱いに思えるのだ。本作でも、キーとなる少女の霊の存在が曖昧でご都合主義。これだけのメンバー、霊抜きのサイコ・サスペンスにできなかったものか。