評価点数:5
一に暮らしぶりの色彩がいい。二に旦那がいい。三に恋人がいい。潔い生き方「わたしのいない私の人生」というタイトルがいい。急ぎ来た青春過程の最っ只中で、生き残した日々の「あるいは出来たかもしれなかったこと」リストのトップとして、名残り惜しさを凝縮して送った恋人への涙が、いい。泣きではなく雨に打たれた静かな感慨。