評価点数:7なんでもないシーンにいくつも感動した。朋江が子供と遊びながら清兵衛に微笑むシーン。朋江が子供を「〜ちゃん」と本気でなく叱るシーン。上司が子供にふざけて「ばあ-」と言うシーンでさえ。子供の健気さ。朋江の兄と清兵衛との雰囲気もいい。朋江が清兵衛の帯を締めるシーンは頬がふるえた。一場面、一場面を大切に観た。見終わって言葉にできない哀感をこれほど感じた映画はない。