評価点数:6
上手な脚色によって人間として生きる上でこれほど恐ろしいことはないと気づかされた作品。それとは反対に人間だからそれでも生きていけるというパラドックス。見ている人を意識して徐々にヒントを与えていく展開、人間模様の上手な描写、最後までノンフィクションベースの映画とは気づかせないテンポのよさと内容はヒューマンドラマがあまり好きじゃない人でも楽しめる。