評価点数:5
アカデミー賞業界はユダヤ系アメリカ人が力を持ってるので、複雑な気分で観ました。はっきり言って最後の最後「これが私の父の物語」という字幕が出るまでは、ベニーニの演技もちょっと鼻につく部分があって見づらかったです。でもなー、この最後で堰を切って流れてしまう涙はなんなんだろ。ユダヤ人迫害のリアリティーを求める方は観ないほうがいい。これはただただ自分に注がれた父の愛がテーマだから。