評価点数:5
実は味方の裏切りで罠に嵌められ、目前に死が迫っているというのに、彼らは白い砂浜で無邪気に遊びに興じている。その描写があまりにも緊張感とかけ離れているので、その後のエレベータの中の銃撃戦が衝撃的なまでに活きてくる。本当に上手い。しかし、最後はどうだ?一人生き残った主人公が取った行動は、あまりにもカッコつけすぎていて拍子抜けしてしまう。他の作品にも感じることだが、何か映画を誤解してはいないか?