評価点数:5全編を通して、伏線の張り方・理由付け・観客心理の誘導など巧みな演出。ギャング達がアジトに現れる際、裏切りの可能性が低い人間程、後に登場させているのには、見事な演出だなと感じた。見せ方も上手で無駄と思われるシーンをバッサリ切る編集力。タランティーノが評価される所以が判った作品(この作品で彼への評価が変りました)。何気ない会話の場面に監督の哲学が語られていて、なるほどと感じた。2005.2/1