評価点数:7
邦画で初めて大泣きしたのがこれ。暑い部屋でランニングとシミーズ姿の父母とバニラアイスを頬張る小さな幸福。何より,永遠にその時を留めた両親に彼等より老け込んだ主人公が最後の最後にすき焼きやでごちそうをするシーン。両親を前に「有難うございます」と深々と頭を垂れるその姿…正直名取裕子の女の幽霊は蛇足です。陳腐です。いらないです。はい。