評価点数:5
ポーラを抱き上げたとき、ザックの脳裏にはシドを抱えた悪夢の瞬間がちょっぴりもたげたはず。映画はハッピーエンドで幕を閉じますが、あまのじゃくの僕は行く末に多少の不安を感じてしまいました。だってシドが! あんなことになって! いいヤツだったのに!! 一度あの状況に直面した男が、果たして心底から女を愛せるものでしょうか? 僕にはきっとムリだと思う。だからこそ、ザックの男らしさに敬服するのであります。