評価点数:7
間違って、最後にジャッカルが自分の足を切ってから暗殺に向かった、と覚えている人はいないだろうか。そんな強烈なイメージを残すくらい鮮烈な映画だった。プロの殺し屋としてのジャッカルの仕事の確かさ。綿密に組み立てられたストーリー。使用される意外なアイテム。のちに作られた『ジャッカル』の、現代アメリカ映画流の騒々しさとは別格である。